斜視

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斜視(しゃし)とは、片方のは視線が正しく目標とする方向に向いているが、もう片方の目が内側や外側、あるいは上や下に向いている状態のことをいう。

俗に(すがめ)、ひんがら目(ひんがらめ)、藪睨み(やぶにらみ)、ガチャ目ロンパリと言う。

眇は、片目が細い、あるいは潰れているさまを表すこともある。ひんがら目は「僻目(ひがらめ。僻眼とも)」が転訛した語。またロンパリは、一方の目でロンドンを見つつ、もう一方の目でパリを見ているさまに喩えた語であるとされるが[1]、「ロンドンとパリくらい離れている」が原意である。ただしこれらの語は差別用語とされることがある。

目次

[編集] 分類

[編集] 目の位置による分類

  1. 内斜視
  2. 外斜視
  3. 上下斜視

[編集] 状態による分類

恒常性斜視
常に斜視の状態であるもの
間歇(かんけつ)性斜視
普段は正常だが時々斜視の状態になるもの。

[編集] 斜視眼での分類

交代斜視
左右の目が交代に斜視の状態になるもの
片眼斜視
斜視になる目が、どちらか片方の目に決まっているもの

[編集] その他の分類

廃用性外斜視
失明した眼は外転筋の作用により外を向く傾向があるため起きるもの。
固定内斜視

[編集] 原因

乳幼児期の弱視、強度の近視や遠視などで目の筋肉バランスが崩れてしまうことによる。また、外傷による場合もある。

[編集] 治療

斜視の原因により、基本的には異なる。

調節性内斜視に代表される斜視では、眼鏡コンタクトレンズなどで屈折矯正を行うことにより、斜視を治療することができる。 また物を見る力をつけさせることにより斜視を治療できる場合がある。 プリズム眼鏡等を用いる方法もある。

また手術による治療法もある。眼を動かす外眼筋の位置をずらし、斜視を治療する方法である。小児においては全身麻酔下で行い、大人は局所麻酔で行う場合が多い。

[編集] 手術の合併症・危険性

手術中

  • 筋肉の処置をする際に脈が落ちたり、止まったりする人が稀にいる。
  • 筋の縫合の際に眼球に穴が空くことがある。

手術後

  • 術前の斜視が強く、一回の手術では治らない場合がある。

[編集] 脚注

  1. ^ 米川明彦編『日本俗語大辞典(第3版)』東京堂出版 2006年 675頁

[編集] 斜視を抱えている・抱えていた著名人