大越健介

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おおこし けんすけ
大越 健介
生誕 1961年8月25日(53歳)
日本の旗 日本・新潟県
出身校 東京大学文学部
職業 NHK 政治部記者

大越 健介(おおこし けんすけ、1961年8月25日 - )は、日本放送協会(以下、NHK)本部報道局政治部記者、『ニュースウオッチ9』アンカー。

経歴[編集]

新潟県三島郡寺泊町(現・長岡市)に生まれる。3歳の時、新潟県職員をしていた父の転勤で新潟市へ移る[1]

学生時代[編集]

新潟市立石山中学校を経て新潟県立新潟高等学校卒業。新潟高校では2年次に強肩の捕手として甲子園を目指した。翌3年次に投手へ転向し、春の県大会で準優勝したが、夏の県大会はベスト8で終わり、結局は甲子園出場の夢はかなわなかった。東京大学(文科3類)進学後は野球部に所属し、右アンダースローの投手として活動。エースとして東京六大学リーグで通算50試合登板、8勝27敗、防御率3.52、142奪三振。8勝は東大の投手では5位タイ。「東大だったんだから頭脳派だったんでしょう」とよく言われるというが、むしろその逆で力と気迫を前面に押し出す投球が身上だったという。本人は「8勝も東大としてはまずまずだと思うけど、それよりも27敗を誇りに思う。よくここまで使ってもらえたと思うし、よくここまで投げぬいたな、と思う」と語っている[2]1982年の新人戦では3連投し、立大に5-1、法大に2-0で勝利し、決勝で早稲田に0-1で惜敗。東大新人戦最高の準優勝に貢献した。1983年には太田誠駒澤大学野球部監督)によって、日米大学野球選手権大会の大学日本代表メンバーに史上初めて東大から選出された。その時の大学日本代表メンバーには明治大学広澤克実竹田光訓日本大学和田豊法政大学小早川毅彦らがいた。大越は第三戦で二番手投手として登板している[3]。大リーグのセントルイス・カージナルスで活躍したマーク・マグワイアとの対戦経験もある。

NHK[編集]

東大文学部国文学科卒業後、1985年NHK入局[4]。同期入局に安住淳がいる。初任地は岡山局[5]で、以後国内各放送局での勤務を経て本部報道局政治部に配属。政治記者として、橋本龍太郎(第82代内閣総理大臣)の番記者や、自由民主党竹下派経世会担当記者などを務める傍ら、NHKのニュース番組での国会のレポート及び『クローズアップ現代』などに出演するようになる[1]

アメリカ総局ワシントン支局長を2005年6月より4年間務め、滞在中はジョージ・W・ブッシュ大統領への直接単独取材や、バラク・オバマの大統領就任式取材総指揮などを行った。2009年6月帰国し政治部復帰、2010年3月29日、『news Watch 9』アンカーとなった。ニュース内でまとめとして政治色を絡めつつ自分の意見を表明することが多々あり、NHKの歴代ニュースとしては異例の構成となっている。

その他[編集]

  • 野球選手として実績があったということで、2010年4月発売の『週刊ベースボール』で特集が組まれ、2011年には週刊ベースボールにて隔週連載で『Baseball Watch』という題名のコラムも執筆していた。
  • 『ニュースウオッチ9』では、上記の様な経緯もあり、前任田口五朗の時までは行わなかったスポーツコーナーへのコメントもする。特に野球については試合内容について詳しい解説を行うことがある他、自らも高校野球関係の取材に行ったりプロ・アマ野球関係者に直接インタビューを行うことがある。
  • FUNKY MONKEY BABYSDJケミカルのパフォーマンスの意味が理解できず三男に聞いたところ、「彼がいるから盛り上がる」と言われたとのことである(参照)。
  • 2014年7月17日放送の『ニュースウオッチ9』内で、「在日コリアンの1世の方たちというのは、1910年の韓国併合後に強制的に連れて来られたり、職を求めて移り住んできた人たちで、大変な苦労を重ねて生活の基盤を築いてきたという経緯があります」と自身の見解を述べたことが議論を呼んだ[6]

家族[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c ニュースウオッチ9のキャスターに寺泊人が登場 東京寺泊会だより 2010年8月11日付
  2. ^ NHKニュースウオッチ9 大越健介ブログ
  3. ^ 第12回日米大学野球選手権大会記録 全日本大学野球連盟 日米大学野球選手権大会コーナー
  4. ^ 同期入社のアナに岸本多万重柴田厚曾田孝野地俊二松井治伸松本浩司宮崎修一山田亜樹
  5. ^ 当時の上司だった兼本伸樹は、2009年局長として帰ってきた。
  6. ^ 朝日新聞VS百田氏の放送法抵触論争 根底には在日コリアン強制連行の有無が存在 J-CASTニュース 2014年7月25日

外部リンク[編集]