高成田亨

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

高成田 享(たかなりた とおる、1948年2月19日 - )は、日本ジャーナリストコラムニスト。元朝日新聞論説委員・ニュースキャスター仙台大学教授[1][2]

来歴・人物[編集]

岡山県岡山市出身。1971年に東京大学経済学部卒業と同時に朝日新聞に入社。山形静岡支局を経て経済部記者。アメリカワシントン総局員、経済部次長、論説委員等を経験。1996年4月より「ニュースステーション」コメンテーターに就任。1998年にはアメリカワシントン総局に戻り総局長を4年務め、帰国後、論説委員に戻り米州や国際経済を担当。定年を機にシニア記者として2008年1月から2011年2月まで石巻支局長を務める。

東日本大震災のあと、同年4月より仙台大学教授を務める傍ら2012年2月まで、政府の東日本大震災復興構想会議の委員。また、震災で親をなくした児童・生徒を支援する「東日本大震災こども未来基金」を2011年4月に立ち上げ、同年8月に宮城県から特定非営利活動法人(NPO法人)の認証を受け、理事長に就任。2014年、石巻と東北地方の学生とその家族の支援を目的として設立された「テイラー・アンダーソン記念基金」の専務理事に就任[2]

ネットメディア「情報屋台」では、月2回「ニュースDrag」という時事コラムを執筆しており、「JBpress」では水産業食文化などで持論を展開し、「イーウーマン」の円卓会議の議長陣にも加わる。YouTube番組であるデモクラシータイムスの「ウィークエンドニュース」にも出演している。

著書[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 高成田享 情報屋台”. 2018年8月27日閲覧。
  2. ^ a b プロフィール コラムニスト 高成田享の部屋”. 2018年8月27日閲覧。

外部リンク[編集]