シマウマ
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シマウマ(縞馬、英: Zebra)は哺乳綱ウマ目ウマ科ウマ属 (Equus) のうち、白黒の縞模様を持つ数種の総称。
食性は植物食で、概して草を食す。繁殖形態は胎生。大きな耳、先端がふさ状になった尾など、その姿は野生のロバとよく似ており、現地でも「縞模様のロバ」と言う。鳴き声もロバに近いそれである。
毛の縞模様は白地に黒だが、まれに黒地に白の個体もいる。ただし、地肌はグレーや茶褐色であるといわれている。霊長類以外の哺乳類は色の識別能力が低いため、白黒でも遠くから見ると草原の模様に埋もれて判別しにくいとされる。また、縞模様は身体の部位ごとに向きが異なり、群れをなすと各個体の縞模様が混ざって視覚的に同化してしまうため、捕食者が狩りのに獲物とする個体を識別しにくくする効果があるといわれている。
背中の構造が重みに弱いことから、荷物運搬・農耕・競馬には適さない。年をとると気性が荒くなり、人間になつく事はほとんど無いと言われている。なぜ年を取ると気性が荒くなるのかはわかっていない。
[編集] 分類
- ウマ属
- ウマ亜属 Equus
- ロバ亜属 Asinus
- Dolichohippus 亜属
- グレービーシマウマ Equus grevyi
- Hippotigris 亜属
- サバンナシマウマ Equus quagga
- †クアッガ Equus quagga quagga
- バーチェルサバンナシマウマ Equus quagga burchellii
- グラントシマウマ Equus quagga boehmi
- セルーシマウマ Equus quagga borensis
- チャップマンシマウマ Equus quagga chapmani
- クロウシェイズシマウマ Equus quagga crawshayi
- ケープヤマシマウマ Equus zebra
- ハートマンヤマシマウマ Equus hartmannae
- サバンナシマウマ Equus quagga
かつてはクアッガは他のサバンナシマウマと別種とされており、サバンナシマウマの種名は Equus burchelli だった。
ケープヤマシマウマとハートマンヤマシマウマは、かつては同一種ヤマシマウマ E. zebra の亜種 E. z. zebra とE. z. hartmannae に分類されていた。
- グレビーシマウマ
- 最大のシマウマ。ケニア北部からエチオピア、ソマリアにかけて生息している。他のシマウマに比べ、細かい縞がたくさんある。
- クアッガ
- 近代の絶滅種。頭部、首および肩だけに縞のあるシマウマだったが、乱獲により1880年ごろ野生では絶滅した。アムステルダム動物園で飼育されていた最後の一頭も1883年に死亡し、剥製でしかその姿を見ることはできない。
- バーチェルサバンナシマウマ
- 1918年に絶滅したと考えられていたが、2004年に再発見された。
- ケープヤマシマウマ
- シマウマの中では最も小型の種。南アフリカの山地に生息している。腰から尾にかけてハシゴ状の縞模様がある。
[編集] その他
- 横断歩道を、その縞模様から「ゼブラゾーン」と呼ぶことがある。ボールペンなどを製造するゼブラでは、コマーシャルで「ゼブラゾーンを渡りましょう」という台詞を流していたことがある。
- NHK教育『おかあさんといっしょ』では、シマウマを題材とした『しまうまグルグル』(作詞:遠藤幸三 作曲:乾裕樹)という童謡が放送された。
- 牧場で拾われたシマウマが、競走馬として走ることを夢見るアニメーション映画『レーシング・ストライプス』(2005年、日本での配給:松竹・ギャガ・ヒューマックス)がある。
- テレビ東京『おねがい♪マイメロディ きららっ★』(2009年2月1日放送分)の中で、ソララ王子によりシマウマの白黒は表面温度の差を生じさせ空気の対流を起こし体温を調節していると言う説が紹介され、広く知られることとなった。
[編集] ギャラリー

