ロンドンタクシー
ロンドンタクシーは、イギリス・ロンドンを走っている事に由来する英国のタクシーの名称及び商標である。実際には英国の多くの主要都市で見られる。旧タイプの車両は黒塗装のものしかなかったため、「Black Cab」が通称となっているが、新型車に変わってからは赤、青など様々な色のものが見られる。
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概要 [編集]
ウェスト・ミッドランズ州コヴェントリーにあるロンドンタクシーインターナショナル(LTI)社が生産していたが、LTIの株式を保有していたマンガニーズ・ブロンズが、吉利汽車に経営権を委譲すると共に、コスト削減のため車体の製造も依頼し、イギリス国内では最終組み立てのみを行うことを決定した[1]。
もともとはオースティンFX4という車名だった。
屋根の高い車体は山高帽をかぶったままでの乗降と着座が可能であり、現行モデルは全高が1800mmとミニバン級の高さとなり、車椅子のままでの乗車も可能となっている。
運転席と客席は隔壁で仕切られており、後部座席に3人座れるほか、隔壁に折りたたみ式の座席が2席付いていて後部座席に対面して座れ、最大5人乗れる。
エンジンは FX4 以降、歴代のほとんどがディーゼルエンジンで、FX4 の当初はオースティン製 2.2 L、1971年に 2.5 L に拡大、1981年の FX4R からランドローバー製 2.2 L、末期の1989年には日産製TD27型に代わり、TX1 (1997年 ~ 2002年)と TX II (2002年 ~ 2006年)ではフォード製のデュラトルクZSD424型 2.4 L、TX4 (2007年以降)ではVMモトーリ製 2.5 L となっている。FX4 の中には、パーキンス / マツダ製の 3.0 L ディーゼル(2トントラック用)に換装されたものがあり、非常にパワフルで信頼性に富んでいるが、アイドリング振動と発生トルクの大きさで、シャシに亀裂が入ることがあった。1962年にオースチン製ガソリンエンジンが設定されたが、ロンドンタクシーのほとんどはディーゼルエンジンとオートマチックトランスミッションの組み合わせである。
日本では当初は藤城商店が輸入し、その後エンジンが日産製になったのに伴い、日産の関連会社「日産トレーデイング」が輸入し、日産ディーゼル(当時、現「UDトラックス」)のディーラー網で販売していたことがあった。後に光岡自動車が輸入していたが、ディーゼル車の排ガス規制等を理由に輸入を中止。しかし更にその後2011年に岩本モータースが三菱製ガソリンエンジンを搭載したモデルを輸入した。
画像 [編集]
- 歴代の車両と他国での使用例
脚注 [編集]
関連項目 [編集]
- オースチン (自動車)
- 光岡自動車
- 日産自動車
- Austin/Carbodies/LTI FX4 and Fairway(オースチンFX-4)
- ハックニー・キャリッジ
- Manganese Bronze (英語)
外部リンク [編集]
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