谷川真理

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谷川 真理 Portal:陸上競技
選手情報
フルネーム たにがわ まり
ラテン文字 Mari Tanigawa
国籍 日本の旗 日本
種目 マラソン
所属 資生堂良品計画アミノバイタル(味の素)AC
生年月日 1962年10月27日(51歳)
生誕地 福岡県
居住地 東京都荒川区
身長 160cm
体重 44Kg
自己ベスト
ハーフマラソン 1時間09分37秒 (1995年)
マラソン 2時間27分55秒 (1994年)
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谷川 真理(たにがわ まり、1962年10月27日 - )は、現役の女子マラソン選手で、現在ではタレント活動を積極的に行っている。福岡県出身、東京都荒川区在住。

来歴・人物[編集]

東京・武蔵野中学校・高等学校時代は陸上部に所属していたが、練習嫌いだったため南関東大会どまりで精一杯だった(同学年で谷川と同じく南関東大会に出場していた選手の中には、女子マラソン元日本記録保持者で1988年ソウル五輪代表の宮原美佐子、さらに当時高校生の1学年下で日本陸上競技界で活躍していた選手に、1984年ロサンゼルス五輪代表の増田明美がいる)。

高校卒業後、一橋スクールオブビジネスから都内の一般企業でOLとして働いていたが、皇居近くを走る市民ランナー達を見て、谷川自身も昼休みに走り始めた。ジョガー時代から中島進の指導を受ける。市民マラソンでの優勝を契機に注目を浴び、1990年資生堂入社。実業団入りしてからの谷川は、着実に平凡な市民ランナーから一躍日本女子マラソン界のトップアスリートへと飛躍していった。なお資生堂の後輩には、オリンピックに3回連続出場を果たした弘山晴美らがいる。

1991年の東京国際女子マラソンでは、後にバルセロナ五輪金メダリストとなるワレンティナ・エゴロワロシア・当時ソ連)らをレース終盤に逆転して、2時間31分27秒でマラソン初優勝を飾る。東京では1983年佐々木七恵以来、8年ぶりに日本女子選手の覇者となり、大きな話題となった。翌1992年名古屋国際女子マラソンで再び優勝を目指して出場したが、初マラソンの大江光子にわずか5秒差の2時間31分09秒で敗れて惜しくも準優勝に敗れた。

そのシーズンはバルセロナ五輪代表選考レースであったが、1991年世界陸上東京大会女子マラソンで猛暑の中、山下佐知子が銀メダルで五輪代表内定、有森裕子が4位入賞(いずれも谷川の東京優勝タイムを上回る)の好成績を挙げる。1992年の大阪国際女子マラソンでは小鴨由水松野明美が日本記録を更新するなど、谷川を上回る好記録を収める選手が続出した為、東京で優勝しながら谷川は大江と共に、バルセロナ五輪代表の最終候補の選手には挙げられなかった。[1](バルセロナ五輪女子マラソン日本代表は山下の他2番手に小鴨、最後の三番手の椅子を有森と松野が争い、結果有森が代表選出された)。

その後も同1992年のゴールドコーストマラソンでは、途中トイレに駆け込むロスタイム発生が有りながらも優勝。1993年の東京国際女子マラソンでは、ワレンティナ・エゴロワに競り負けたが2時間28分22秒で初のサブ30を果たし日本人トップの2位に。1994年パリマラソンでは、後にアトランタ五輪金メダリストとなるファツマ・ロバエチオピア)らを破って優勝を果たし、自己ベスト記録である2時間27分55秒(当時日本女子歴代9位)をマークした。

谷川はオリンピック代表候補の選手の一人でもあったが、1992年のバルセロナ五輪へは補欠代表に留まり、1996年のアトランタ五輪へは選考レースでケガのために力を出し切れず、念願の五輪出場は叶わなかった。それでも谷川本人は「もしオリンピックに出場出来ていたら、もうそこで私は燃え尽きてしまって、きっと走るのを辞めていたと思います。でも五輪落選の後、『これからも辞めないで走り続けて』と、私を励まして下さった沢山のファンの声に、もの凄く感動しました。五輪に出られなかったからこそ、今でもマラソンランナーとして走り続ける事が出来るのだ、と思っています」と語っている。

1994年に資生堂から良品計画に移籍、現在はアミノバイタル(味の素)ACに所属。マラソンの実況解説や、スポーツコメンテーター等としても活動しているが、テレビ番組の冒頭では大抵「マラソンランナー 谷川真理」として紹介されている。資生堂時代から2000年頃まではショーツ形の「ブルマー」、現在は下腹部にぴったりと密着した「スパッツ」か「ショートパンツ」を着用してレースに出場している。

例年春と秋に行われる「オールスター感謝祭」(TBS系)の企画「赤坂5丁目ミニマラソン」(他「赤坂5丁目ミニ駅伝」等にも出場)には、足の故障等が無い限り1997年頃からほぼ毎回出走している。但し、谷川に対しては毎回大きなハンデが課されているためか、「赤坂5丁目ミニマラソン」での優勝は2001年・秋の1回のみである。

毎年正月明け頃には、ハーフマラソンのイベント「谷川真理ハーフマラソン」の主宰を務める。市民ランナーの出場者は毎回ほぼ1万人を超えており、大変人気の有るマラソン大会の一つとなっている。また、毎年5月に、「谷川真理駅伝」を主宰する。両イベントとも地雷廃絶チャリティ大会となっている。ほか、全国各地の市民マラソンに招待されることが多く、滋賀県長浜市(旧浅井町)で開催される『お市マラソン』、宮城県気仙沼市の『気仙沼つばきマラソン』などからも招待され活躍をしている。また長野オリンピック記念 長野マラソンでは、谷川自身も出走しマイクを持ちながら、市民ランナーに対してインタビューを行うリポーターを務めている。

なお、谷川真理のいとこにあたる陸上競技選手には、アテネ五輪で男子110mハードルの日本新記録を樹立した、現筑波大学講師の谷川聡がいる[2]

主なマラソン順位・記録[編集]

マラソン戦績
大会 開催国 成績 タイム 備考
1988 名古屋国際女子マラソン 日本の旗 日本 36位 3:00:58 初マラソン
1989 大阪国際女子マラソン 日本の旗 日本 22位 2:49:02
1989 ボストンマラソン(女子の部) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 14位 2:46:11
1989 東京国際女子マラソン 日本の旗 日本 11位 2:43:04
1990 名古屋国際女子マラソン 日本の旗 日本 5位 2:37:30
1990 東京国際女子マラソン 日本の旗 日本 3位 2:34:10
1991 東京国際女子マラソン 日本の旗 日本 優勝 2:31:27 マラソン初優勝
1992 名古屋国際女子マラソン 日本の旗 日本 2位 2:31:09
1992 ゴールドコーストマラソン(女子の部) オーストラリアの旗 オーストラリア 優勝 2:35:45 2度目の優勝
1992 東京国際女子マラソン 日本の旗 日本 6位 2:33:57
1993 名古屋国際女子マラソン 日本の旗 日本 14位 2:34:15
1993 東京国際女子マラソン 日本の旗 日本 2位 2:28:22
1994 パリマラソン フランスの旗 フランス 優勝 2:27:55 自己ベスト記録、3度目の優勝
1994 東京国際女子マラソン 日本の旗 日本 7位 2:34:31
1995 ボストンマラソン(女子の部) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 7位 2:31:48
1996 名古屋国際女子マラソン 日本の旗 日本 23位 2:35:36
1996 東京国際女子マラソン 日本の旗 日本 12位 2:40:22
1996 ホノルルマラソン(女子の部) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 3位 2:36:20
1997 東京国際女子マラソン 日本の旗 日本 16位 2:37:49
1998 マウイマラソン(女子の部) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 優勝 2:40:37 4度目の優勝
1998 北海道マラソン(女子の部) 日本の旗 日本 6位 2:37:51
1998 東京国際女子マラソン 日本の旗 日本 -位 2:36:16 陸連非登録のため公式順位は無いが、
8番目でゴール
1998 ホノルルマラソン(女子の部) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 4位 2:39:29
1999 泉州国際市民マラソン(女子の部) 日本の旗 日本 優勝 2:44:45 5度目の優勝
1999 マウイマラソン(女子の部) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 優勝 2:49:13 6度目の優勝
1999 ホノルルマラソン(女子の部) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 4位 2:41:54
2000 ホノルルマラソン(女子の部) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 5位 2:44:39
2002 泉州国際市民マラソン(女子の部) 日本の旗 日本 2位 2:48:58
2003 東京国際女子マラソン(市民の部) 日本の旗 日本 3位 3:06:54 第25回記念市民マラソン
2004 東京国際女子マラソン(市民の部) 日本の旗 日本 11位 3:06:08
2005 東京国際女子マラソン(市民の部) 日本の旗 日本 優勝 2:40:46 7度目の優勝
2006 東京国際女子マラソン(市民の部) 日本の旗 日本 DNF 途中棄権 足の故障悪化により(36km付近)
2007 東京マラソン2007(女子の部) 日本の旗 日本 2位 2:49:54
2009 東京マラソン2009(女子の部) 日本の旗 日本 67位 3:08:27
2010 東京マラソン2010(女子の部) 日本の旗 日本 35位 3:06:55
2011 第1回大阪マラソン(女子の部) 日本の旗 日本 15位 3:04:55
2012 ゴールドコーストマラソン(女子の部) オーストラリアの旗 オーストラリア 28位 3:05:50
2012 第2回大阪マラソン(女子の部) 日本の旗 日本 22位 3:01:44

スポーツキャスター・タレント活動[編集]

映画[編集]

情報番組[編集]

バラエティ番組[編集]

ほか

座右の銘[編集]

忍耐は苦しい けれどもその実は甘い

  • かつてまだ無名でOL業を務めていた谷川が、都民マラソン(12km)での優勝を目指してトレーニングしていた頃、新宿を走っていた時にふと立ち寄った熊野神社の入り口近くに、「今月の言葉」が掲げられていたのが上記だった。これを見たときに谷川自身「なんて今の自分にぴったりの言葉なんだろう」と感激したという。実際谷川は、苦しいトレーニングを重ねた結果その都民マラソンで優勝を果たし、シドニーのマラソン大会への無料招待という「甘い実」を手に入れた、とのエピソードを自らよく語っている。

著作[編集]

関連書籍[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 五輪女子マラソン代表選考会で優勝しながら五輪代表に選ばれなかったのは、1992年バルセロナ五輪選考時の谷川と大江のみである
  2. ^ [1] 谷川真理 Facebook(2013年10月14日付)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]