ナムコミュージアム

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ナムコミュージアム』は、ナムコ(現バンダイナムコゲームス)の同社のアーケードゲームを収録した家庭用ゲームソフトシリーズ。

目次

概要 [編集]

本シリーズは、同社が過去に稼働したアーケードゲームを複数収録し次世代機用のゲームソフトと発売した作品である。収録作品は『パックマン』『ラリーX』など50近くある。次世代ゲーム機でレトロゲームを復活させる草分けとなったソフトである。

主な内容は、ゲーム内容を忠実に移植した「オリジナル」とグラフィックやシステムなどゲーム内容を強化した「アレンジ」の2種類のゲームと、収録ゲームの資料を紹介したの情報コンテンツに構成されている。

ゲームの雰囲気も、3Dのマップを探索し、あたかも実際の資料館や美術館の内部を観覧しているような仕様となっている(タイトルから直接ゲームを選ぶことも可能)。ミュージアム内はシリーズ毎に豪華になって行き、各々のゲームタイトル別に配置された部屋は、そのゲーム内容にあった装飾等が施してあったり、ミュージアム内での特殊な操作や仕掛けによって、プレイするゲームのバージョンや隠し資料を閲覧したりできるギミックもある。

情報コンテンツは、関連資料や入手不可能となった貴重なグッズ、当時雑誌などに掲載された記事や印刷物なども閲覧できる。本シリーズが発売された1995年当時は、まだインターネットでの資料公開やファンサイトなどはほとんど存在せず、それらを観覧できるメディアは本作が唯一であった。

シリーズ一覧 [編集]

プレイステーション版 [編集]

プレイステーション版は、1995年 - 1997年に VOL.1 - VOL.5 及びアンコールの6作が発売された。パッケージには、作品ごとに n,a,m,c,o, ® の文字が書かれている。
太字で記載されているタイトルは家庭用ゲーム機に初めて移植されたもの。

ナムコミュージアム VOL.1
1995年11月22日発売。(CERO:全年齢対象)
パックマン』『ラリーX』『ニューラリーX』『ギャラガ』『ボスコニアン』『ポールポジション』『トイポップ』を収録。『ポールポジション』のみネジコンに対応。
ミュージアム内はまだシンプルで、特殊なギミックなどはなかった。
ナムコミュージアム VOL.2
1996年2月9日発売。(CERO:全年齢対象)
ボムビー』『キューティQ』『ゼビウス』『マッピー』『ギャプラス』『グロブダー』『ドラゴンバスター』を収録。パドルコントローラ[1]同梱の限定ボックスも発売された。北米版では『キューティQ』を『スーパーパックマン』に差し替えている。
ミュージアム内の構成はほぼVOL.1と共通である。
ナムコミュージアム VOL.3
1996年6月21日発売。(CERO:全年齢対象)
ギャラクシアン』『ミズ・パックマン』『ディグダグ』『ポールポジションII』『フォゾン』『ドルアーガの塔』を収録。ポールポジションIIのみネジコンに対応している。
本作から映画館や図書館などが登場し、より多くの資料(「NG」に連載された冨士宏午後の国』など)や関連情報が閲覧可能となり、セーブデータは最大5人分まで保存できるようになった。
資料閲覧の際のロード時間が前2作と比べ大幅に短くなった。
ナムコミュージアム VOL.4
1996年11月8日発売。(CERO:全年齢対象)
パックランド』『源平討魔伝』『アサルト』『アサルトプラス』『オーダイン』『イシターの復活』を収録。アサルトのみアナログジョイスティック(SCPH-1110)に対応している。
本作も映画館や図書館などが登場するが、前作と比べて3Dが豪華になり資料も大幅に増えた。ギミックの数も増えており、隠しムービーやミュージアム内での演出も多くなった。ライブラリーでは冨士宏「迷廊館のチャナ」が読めるが、未だ書籍化しておらず読めるメディアは本シリーズのみである。
ナムコミュージアム VOL.5
1997年2月28日発売。(CERO:全年齢対象)
メトロクロス』『バラデューク』『ドラゴンスピリット』『パックマニア』『ワルキューレの伝説』を収録。
ナムコミュージアムアンコール
1997年10月30日発売。(CERO:12歳以上対象(ローリングサンダーのみ))
キング&バルーン』『モトス』『スカイキッド』『ローリングサンダー』『ワンダーモモ』『ロンパーズ』『ドラゴンセイバー』を収録。
本作ではナムコミュージアムの別館という設定で、1980年代に実在したナムコ直営のゲームセンター「ミライヤ」をモチーフにしている。前作で豊富だったギミックや資料は、3Dグラフィックで再現された稼動当時の筐体の内部構造を見たり、インストラクションカードやパンフレットを閲覧できるのみと少ない。
発売時に上記の本シリーズ6作品+メモリーカード1枚を収めることのできる収納ボックスつき限定版も発売された。

なお、VOL.2の『ゼビウス』、アンコールの『ローリングサンダー』『ワンダーモモ』は、プレイステーション2ではソフトの互換性に問題があり正常に動作しない[1]プレイステーション3では正常に動作する。

ゲームボーイアドバンス版 [編集]

ナムコミュージアム
2001年12月7日発売。(CERO:全年齢対象)
『ミズ・パックマン』『ディグダグ』『ポールポジション』『ギャラクシアン』『ギャラガ』を収録。

プレイステーション・ポータブル版 [編集]

ナムコミュージアム
2005年2月24日発売。(CERO:全年齢対象)
『パックマン』『ミズ・パックマン』『ギャラガ』『ギャラクシアン』『ディグダグ』『ラリーX』『ニューラリーX』のオリジナル版と『パックマン』『ギャラガ』『ニューラリーX』『ディグダグ』のアレンジ版を収録(いずれも『ナムコクラシックコレクション』シリーズ内のアレンジ版とは別物)。
ナムコミュージアム Vol.2
2006年2月23日発売。(CERO:12歳以上対象(ローリングサンダーのみ))
『キング&バルーン』『ボスコニアン』『ゼビウス』『マッピー』『ドルアーガの塔』『グロブダー』『ドラゴンバスター』『ディグダグII』『モトス』『ローリングサンダー』『ドラゴンスピリット』のオリジナル版と『パックマン』『モトス』のアレンジ版を収録(今作の『パックマン』は、前作のものに一部リニューアルを施したバージョンになっている)。

プレイステーション2版 [編集]

ナムコミュージアム アーケードHITS!
2006年1月26日発売。(CERO:12歳以上対象(ローリングサンダーのみ))
アメリカで2005年にナムコ誕生50周年記念として出た『Namco Museum 50th Anniversary Arcade Collection』の日本版である。
『パックマン』『ミズ・パックマン』『ギャラガ』『ギャラクシアン』『ディグダグ』『ポールポジション』『ポールポジションII』『ローリングサンダー』『ラリーX』『ボスコニアン』『ドラゴンスピリット』『スカイキッド』『ゼビウス』『マッピー』『ギャラガ'88』『パックマニア』を収録。

ニンテンドーDS版 [編集]

ナムコミュージアムDS
2007年10月11日発売。CERO:A(全年齢対象)。
パックマンvs.』『ギャラクシアン』『パックマン』『ギャラガ』『ゼビウス』(オプションで『スーパーゼビウス』への変更が可能)『マッピー』『ドルアーガの塔』『ディグダグII』を収録。
オリジナルの解像度だと画面に収まりきらず、画面に合わせてレイアウトが多少変更されている。

Wii版 [編集]

みんなで遊ぼう!ナムコカーニバル
2007年12月6日発売。CERO:A(全年齢対象)。
アメリカで2007年10月に発売された『Namco Museum Remix』の日本版である。
『キューティQ』『ギャラクシアン』『スーパーパックマン』『ディグダグ』『ゼビウス』『パック&パル』『マッピー』『ギャプラス』『パックマニア』のオリジナル版と、『ギャラガ』『ラリーX』『モトス』『ワニワニパニック』『パックンロール』のアレンジ版を収録。

プレイステーション3版 [編集]

ナムコミュージアム.comm
2009年1月29日 PlayStation Storeにてダウンロード販売開始。CERO:A(全年齢対象)。
『パックマン』『ギャラガ』『ディグダグ』『ドラゴンスピリット』『ゼビウス』のオリジナル版と、新作『ゼビウスリザレクション』を収録。

Xbox 360版 [編集]

ナムコミュージアム バーチャルアーケード
2009年11月5日発売。CERO:B(12歳以上対象(『ローリングサンダー』のみ))。
『パックマン』『ミズ・パックマン』『ニューラリーX』『ギャラガ』『ディグダグ』『ゼビウス』『ギャラクシアン』『ラリーX』『キング&バルーン』『ボスコニアン』『パック&パル』『スーパーパックマン』『ディグダグII』『マッピー』『グロブダー』『モトス』『ドルアーガの塔』『メトロクロス』『ドラゴンバスター』『スカイキッド』『バラデューク』『ローリングサンダー』『スカイキッドDX』『パックマニア』『ギャラガ'88』『ドラゴンスピリット』『ポールポジション』『ポールポジションII』のオリジナル版と、『パックマン』『ギャラガ』『ディグダグ』のアレンジ版(PSP版の移植)、Xbox Live Arcadeで配信されている『パックマン チャンピオンシップ エディション』『ミスタードリラー オンライン』『ギャラガレギオンズ』を収録。

画面モード [編集]

  • PS版はオリジナルが縦画面仕様のゲームは横画面でもプレイできる「ノーマルモード」と画面を90°回転させた「アーケードモード」(縦置き可能モニター必須)の二つのモードでプレイできる。
  • PSP版、DS版は本体を90°回転させてプレイ可能。また、DS版はDSをもう一つ用意して操作と画面をそれぞれ担当させてプレイする事が可能。

備考 [編集]

  • 本作の影響で、冨士宏などの作家が再評価され単行本が再版されるきっかけともなった。

脚注 [編集]

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  1. ^ プレイステーションの周辺機器としての呼称は「ボリュームコントローラ」。ネジコンのアナログ操作機構(ねじる部分)を流用したものである。

ナムコ公式サイト [編集]