ターミナル (映画)
| ターミナル | |
|---|---|
| The Terminal | |
| 監督 | スティーヴン・スピルバーグ |
| 脚本 | サーシャ・ガヴァシ ジェフ・ナサンソン |
| 原案 | アンドリュー・ニコル サーシャ・カヴァシ |
| 製作 | ウォルター・F・パークス ローリー・マクドナルド スティーヴン・スピルバーグ |
| 製作総指揮 | パトリシア・ウィッチャー ジェイソン・ホッフス アンドリュー・ニコル |
| 出演者 | トム・ハンクス キャサリン・ゼタ=ジョーンズ スタンリー・トゥッチ |
| 音楽 | ジョン・ウィリアムズ |
| 撮影 | ヤヌス・カミンスキー |
| 編集 | マイケル・カーン |
| 配給 | |
| 公開 | |
| 上映時間 | 129分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
| 製作費 | $60,000,000[1] |
| 興行収入 | $219,417,255[1] $77,872,883[1] 41.5億円[2] |
『ターミナル』(The Terminal)は、2004年公開のアメリカ映画。スティーヴン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス出演。
ターミナルに閉じ込められてしまった男と、ターミナル内の従業員との交流と恋模様を描いた作品で、ロマンスおよびコメディの要素を持つ[3][4][5]。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
目次 |
ストーリー [編集]
アメリカ、ジョン・F・ケネディ国際空港の国際線ロビー、入国手続きゲートでクラコージア人のビクター・ナボルスキーは足止めされていた。母国のクラコージアで、彼が乗った飛行機が出発した直後にクーデターが起こり事実上国が消滅。そのため、彼のパスポートは無効状態となり、入国ビザは取り消されていたのだった。
母国に引き返すことも空港の外に出ることもできない中、ビクターはたった一つのある約束を果たすために空港で生活を始める。
スタッフ [編集]
- 監督:スティーヴン・スピルバーグ
- 脚本:サーシャ・ガヴァシ、ジェフ・ナサンソン
- 原案:アンドリュー・ニコル、サーシャ・カヴァシ
- 製作:ウォルター・F・パークス、ローリー・マクドナルド、スティーヴン・スピルバーグ
- 製作総指揮:パトリシア・ウィッチャー、ジェイソン・ホッフス、アンドリュー・ニコル
- 撮影:ヤヌス・カミンスキー
- 美術:アレックス・マクダウェル
- 編集:マイケル・カーン
- 衣装デザイン:メアリー・ゾフレス、クリスティーン・ワダ
- 音楽:ジョン・ウィリアムズ
- キャスティング:デブラ・ゼイン
キャスト [編集]
| 役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | |
|---|---|---|---|
| DVD版 | フジテレビ版 | ||
| ビクター・ナボルスキー | トム・ハンクス | 江原正士 | |
| アメリア・ウォーレン | キャサリン・ゼタ=ジョーンズ | 深見梨加 | 安藤麻吹 |
| フランク・ディクソン | スタンリー・トゥッチ | 佐々木勝彦 | 大塚芳忠 |
| レイ・サーマン | バリー・シャバカ・ヘンリー | 手塚秀彰 | 宝亀克寿 |
| ジョー・マルロイ | シャイ・マクブライド | 星野充昭 | 江川央生 |
| エンリケ・クルズ | ディエゴ・ルナ | 川島得愛 | 内田夕夜 |
| ドロレス・トーレス | ゾーイ・サルダナ | 石塚理恵 | 林真里花 |
| グプタ・ ラハン | クマール・パラーナ | 塾一久 | 永井一郎 |
| サルチャック | エディ・ジョーンズ | 佐々木梅治 | 稲垣隆史 |
| ミロドラゴビッチ | ヴァレラ・ニコラエフ | 石住昭彦 | |
| 空港職員 | スティーブン・メンデル | 安井邦彦 | |
| ウェイリン | コリー・レイノルズ | 川村拓央 | |
| ナディア | リニ・ベル | 多緒都 | |
| モニカ | カーリース・バーク | 堀江真理子 | |
| ベニー・ゴルソン | ベニー・ゴルソン本人 | 佐藤祐四 | |
| クリフ | ダン・フィナティ | 小形満 | |
| 吉野家マネージャー | ジム・イシダ | 喜多川拓郎 | |
| スウォッチマネージャー | ステファン・フラー | 落合弘治 | |
| ルーシー | サーシャ・スピルバーグ | 根本圭子 | |
| ニュースキャスター | ディルヴァ・ヘンリー | 定岡小百合 | |
| CBP局員 | ジョン・エディンズ | 船木真人 | |
| 店員 | リディア・ブランコ | 重松朋 | |
| 女性 | スーザン・スローム | すずき紀子 | |
テレビ版その他の日本語吹替え声優: 竹田雅則、落合弘治、藤生聖子、遠藤純一、津田英三、秋元洋介、加藤悦子、若原美紀、鳥海勝美、こんのゆり、佐々木省三、木下紗華、向井修、八木かおり、萩野晴朗、瀬尾恵子、一馬芳和、清水美智子
クラコージア [編集]
正式名称クラコウジア共和国(クラコウジアきょうわこく)とは、本作品に登場する、架空の国である。英語表記はThe Republic of Krakozhia。キリル文字表記は Кракожия である。
映画の中で、ビクターの祖国であるクラコージアは2004年1月16日、国内で軍事クーデターが起こるという設定になっている。
小さな国で、おおよその位置は、東ヨーロッパ、旧ソ連・ロシア付近である。過去にクーデターが勃発していた中央アジア諸国、コーカサス地方の諸国のロシア語圏の国がモチーフ。また、主人公のパスポートがベラルーシのものと酷似している。
トム・ハンクスが喋っていたクラコージア語は全てアドリブで、ロシア語などのいくつかの言語の発音からヒントを得ている。しかし、英語の字幕でのトム・ハンクスのクラコージア語がブルガリア語となっていたため、ブルガリア語にも近い発音だということが分かる。
作中のロシア人ミロドラゴビッチとの会話シーンではクラコージア語で行われたが、意思疎通が可能であったためクラコージア語はロシア語に近い言語であることが推測される。
主な登場人物 [編集]
- ビクター・ナボルスキー
- ビクター・ナボルスキーのラテン文字転記はViktor Navorski。大工仕事が得意で教養はあり性格はとても真面目で素直である。約束は必ず守る。だから彼は逃げ出さず空港で待ち続けていた。また、空港内でニューヨーク案内の英語の本とクラコウジア語の本を購入し、見比べて、英語を習得している。初めのうちは片言だったが、終わりごろには完全に習得している。
- アメリア・ウォーレン
- ファーストクラス担当のフライトアテンダントである。5分と1人でいられず、毒になる男を次から次へ食べてしまうという悪い癖があり、本人も自覚している。長いし、安いし、男が殺しあうから、歴史の本をよく読む。特にナポレオンがお気に入りである。
- フランク・ディクソン
- 空港の国境警備局主任。警備局長に昇進となる予定だったが、ビクターとのもめごとで予定の時期から昇進延期となってしまった。真面目な性格ですべてマニュアル通りにこなそうとする。最終的には昇進。
- レイ・サーマン
- 空港の警備員。
- ジョー・マルロイ
- 空港の警備員。
- エンリケ・クルズ
- フード・サービス勤務。スペイン語圏出身のヒスパニック。ドロレス・トーレスに恋をしていた。そのため、ビクターに対して食事を提供するかわりにドロレスに様々な質問をするようにと取引していた。のちに、ドロレスと結婚する。
- ドロレス・トーレス
- 空港の入国係官。ビクターを介して、のちにエンリケと結婚する。
- グプタ・ ラハン
- 空港の清掃員。インド・マドラス出身。「予約とってあるか」が口癖。床をモップでふき濡らしておき、そこを通る人が滑って転ぶのを眺めるのが唯一の楽しみ。当初ビクターをCIAのスパイではないかと考えるほど用心していたが、最後には協力するほどの仲になっていた。
- サルチャック
- 警官。ディクソンの部下であるが、ビクターにも協力的であるという複雑な関係。
- ミロドラゴビッチ
- 無許可で薬を空港に持ち込み、没収されそうになった。ロシア人だが、ビクターと話すことができた。薬は結局ヤギの薬なのか父親の薬なのかは分からず終いだった。
関連 [編集]
- 撮影に使われた空港は本物ではなくセットである。これはテロへの警戒で本物の空港での撮影許可が下りなかったため。舞台となったのはJFK国際空港だが、建設に20週間を費やしたカリフォルニアの巨大格納庫に作られたセットは、数箇所の国際空港を融合させたものとなっている。セット内にある店舗は全て実在するものであり、バーガーキングや日本の吉野家等を始め35店舗が参加。エキストラには実際にその店舗で行われる研修を行わせた。本物の店員が出演した店舗もある。
- 本編が進むに連れ、ジャズが重要な要素となっていく。終盤、ジャズ・バーのシーンでベニー・ゴルソン本人が出演をしている。
- 予告編や公式サイトで印象的に使われている曲は、ジョン・デンバー作の「悲しみのジェット・プレーン」(Leaving on a Jet Plane) をシャンタール・クレヴィアジックがカバーした物。映画本編では使われていない。
- 東京国際映画祭にスピルバーグの来日と舞台挨拶も予定されていたが、『宇宙戦争』の撮影の為にキャンセルとなっている。
- 映画予告に使われている曲は3曲使われておりImmediate Musicの「Rhapsody」「Dare to Dream」「The New Land」である。
出典 [編集]
- ^ a b c “The Terminal (2004)” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2010年4月9日閲覧。
- ^ “日本映画産業統計 過去興行収入上位作品 (興収10億円以上番組) 2005年(1月〜12月)”. 社団法人日本映画製作者連盟. 2010年4月9日閲覧。
- ^ The Internet Movie Database. “The Terminal”. 2008年11月10日閲覧。におけるGenreに記載
- ^ All Movie Guide. “The Terminal”. 2008年11月10日閲覧。におけるGenre / Typeに記載
- ^ allcinema ONLINE. “ターミナル(2004)”. 2008年11月10日閲覧。における「ジャンル」に記載
外部リンク [編集]
- 公式ウェブサイト (英語)
- ターミナル - allcinema
- ターミナル - KINENOTE
- The Terminal - AllMovie(英語)
- The Terminal - インターネット・ムービー・データベース(英語)
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