ジョーズ

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ジョーズJaws


ジョーズ
Jaws
監督 スティーヴン・スピルバーグ
製作 デイヴィッド・ブラウン
リチャード・D・ザナック
脚本 ピーター・ベンチュリー
カール・ゴッドリーブ
出演者 ロイ・シャイダー
ロバート・ショウ
リチャード・ドレイファス
音楽 ジョン・ウィリアムズ
撮影 ビル・バトラー
編集 ヴァーナ・フィールズ
配給 ユニバーサル映画
公開 1975年
上映時間 124分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
制作費 1200万ドル(概算)
興行収入 2億6000万ドル(米国)
次作 ジョーズ2
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ジョーズ』(Jaws) は、スティーヴン・スピルバーグ監督による1975年アメリカ映画スリラー映画ホラー映画パニック映画など様々なジャンル分けがなされる映画である。第48回アカデミー賞作曲賞音響賞編集賞を受賞した。

ピーター・ベンチリー1974年に出版した同題の小説をもとにしている(日本では、早川書房から1975年に刊行された)。


注意以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。


目次

概説

平和なビーチを襲う巨大人食いサメホオジロザメ)の恐怖と、それに立ち向う人々を描いた作品。スティーヴン・スピルバーグの名前を一般に浸透させた映画のひとつである。

映画版の脚本は当初原作者のピーター・ベンチュリーが書いたが、スピルバーグは「面白くない」と却下。自身が新たに書き直すもプロデューサーには受けが悪かったため、スピルバーグは友人である映画監督カール・ゴッドリーブに依頼した。結果、原作の大筋をなぞりつつ、鮫の生態などに詳しく踏み込んだ原作の専門的な部分は極力抑えて娯楽作品に徹している。結末も映画らしい派手なものに改変が施されているほか、原作ではクライマックスの戦いで生き残るのはブロディ署長ただ一人であったところ、映画版ではフーパーも生き残る展開に変更されている。そのため完成版を観たベンチュリーは激怒し「こんなのヒットするわけが無い。スピルバーグは一生B級監督だ」と罵ったが、逆にスピルバーグは「元が面白くないからこうした」と反論。後に大恥を書いたのがどちらだったのかは言うまでも無い。その原作者のピーター・ベンチュリーは、舞台となった海水浴場から、人食いザメ出現のニュースを伝えるレポーター役で出演している。

マシュー・レオネッティ製作の機械仕掛けのサメはスタッフたちの間で「ブルース」(由来はスピルバーグの知人である弁護士の名前から)と呼ばれていたが、撮影開始当初は故障が多く撮影は予定をオーバーしてしまう。またリアリズムを目指した完全オールロケでの撮影は、フレームにちょっとでも余計なものが入ると即NGになるため、これもスケジュールを大きく狂わせる原因となった。撮影制作費も1000万ドルを突破し、企画当初に計上された額の3倍に膨れ上がったため、一時は撮影中止さえ検討された。やっとの事で撮影終了したスピルバーグはマッカーサーの名言(『私は帰ってくる』)をもじって「二度と戻らん!」と宣言したという。

スピルバーグの作品では珍しく、子どもが死ぬ描写がある。しかも、鮫に喰われ、海へ引きずり込まれる様子を写している。

あらすじ

平穏なアメリカ東海岸の田舎町、アミティビレッジに突如出現した巨大人食い鮫。市当局が町の利益を求めるあまり、対応が遅れ多くの犠牲者をだしてしまう。そして遂に地元の警察署長ブロディ、海洋学者フーパー、漁師クイントの男3人はサメ退治のため大海原に乗り出す。

登場人物

ブロディ(ロイ・シャイダー
赴任間もない地元の警察署署長。海水浴場における人食いザメの危機を再三アミティ市に申し入れるが、事なかれ主義的な市長から拒絶される。サメ被害が甚大になると、市長からサメ退治の許可を受け、サメ退治に乗り出す。子供の頃に溺れた経験がトラウマとなり、水が大の苦手。
クイント(ロバート・ショウ
地元の漁師。海の荒くれ男で、鮫狩りの達人。懸賞金目当てにサメ退治に乗り出す。過去にインディアナポリス号に乗船していた経験があり、同船の沈没事件の際に鮫の恐ろしさを知ったらしい。経験豊富だが他人の忠言に耳を貸さない強情さが目立つ。原作では鮫との戦いの最中にロープが絡まり、海中に引きずり込まれて溺死したが、映画では船に乗り上げてきたサメによって派手に喰い殺される末路を迎える。
マット・フーパー(リチャード・ドレイファス
海洋学者。最初に捕らえられたサメは問題のサメと違うことを見抜く。ブロディやクイントとともにサメ退治に乗り出す。優男な学者で、基本的には学術的知識をベースに行動するが、実行力があり、大胆な選択もする。原作ではクライマックス、鮫に檻を破壊されて喰い殺されてしまうが、映画ではその檻から辛くも脱出に成功し、奇跡の生還を遂げるように変更され命拾いした。

影響

直接の続編に『ジョーズ2』がある。物語や登場人物は受け継がれているものの監督はヤノット・シュワルツに交替している。これ以降も『ジョーズ3』などが製作されたが(4作目まで)、スタッフや設定も一新されており、3以降の人気は低い。また、ジョーズの大ヒットを受け(当時パニック映画がブームとなっていた下地はあったものの)この映画公開以後、動物が人々を襲うという内容の動物パニック映画が乱造された。サメを題材した映画に限っても、20本を超えるほどであり、ジョーズの続編ではないのにも関わらず、「ジョーズ」を冠した映画も幾つか存在する。

ジョン・ウィリアムズによるテーマ曲はあまりにも有名で、今でもテレビやラジオなどで何かが迫ってくるなど緊張感が高まる場面に使用されている。

メディア展開

アトラクション「JAWS」(「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」)
「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」で稼働中のライド型アトラクション。米国の「ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド」で稼働中のオリジナルアトラクションを移植したもので、時間軸としては第一作の数年後と考えられる。鮫の恐怖も忘れ去られ、平和になったアミティで、ゲストたちはクルーズの途中に『あの鮫』に遭遇してしまう。そして、その鮫からボートで逃げまわるという内容。高圧電線を銜えているなどイメージ的には映画「ジョーズ2」のほうが近い演出となっている。提供:ANA
CRぱちんこJAWS京楽産業.
2006年8月にリリースされた、映画「JAWS」の正式ライセンスによるぱちんこ台。劇中のリチャード・ドレイファス扮するフーパーにそっくりな人物等が登場。ジョン・ウィリアムズのテーマ曲も使用されている。京楽が過去にリリースした爆裂機「CRぱちんこウルトラセブン」に似た構成となっていて、大当たり確率は低いが当選後の連ちゃん確率が高く、賭博性は高めの機種。ただし京楽としては本作の直後に発売する「CRぱちんこ華王・美空ひばり」に全力投球するため、本作は6万台で早々と生産を打ち切っている。

キャスト

スタッフ

日本語吹替

続編

外部リンク