徳川彦左衛門

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徳川 彦左衛門(とくがわ ひこざえもん)は、アニメ『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』の登場人物。声優永井一郎、『宇宙戦艦ヤマト2199』では麦人。実写映画版『SPACE BATTLESHIP ヤマト』での俳優は西田敏行

宇宙戦艦ヤマト[編集]

ヤマト乗艦前から地球艦隊で沖田十三と共に戦ってきた。沖田の昔ながらの戦友かつ一番の理解者で、「兄の古代守を沖田に見殺しにされた」と逆恨みしていた古代進の誤解を解いた。宇宙船機関士としての長年の経験や知識を活かし、地球で最初の波動エンジンの開発・管理を任され、ヤマト機関長に就任。ヤマトの心臓部・土台とも言うべき機関室から、その屋台骨を支える。2199年当時、艦内最高齢の55歳だったこともあり、影の重鎮的存在の乗組員となった。

直属の部下から「おやじさん」として慕われるなど面倒見は良いが、地球に息子夫婦と最愛の孫を残してきたために望郷の念が人一倍強く、一刻も早い地球への帰還を望むあまり部下の心理面のフォローが疎かになり、イスカンダルでは部下の薮助治らのヤマト脱走を事前に察知出来なかったことを嘆くことになった。

当初は第一艦橋で機関を遠隔操作・監視していたが、徳川を後に反乱を企てる予定の人物と誤解した脚本家が「そういう人物が第一艦橋に居るのは具合が悪い」と判断し、機関室へ下がらせた。詳しくは薮助治#キャラクター成立の経緯の項を参照。

さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち[編集]

命令を無視して旅立つ古代達に同調。白色彗星帝国との最終攻防の中、都市帝国からの攻撃で炎上する機関室の復旧指揮のために機関室内を走り回っていたが、機関部被弾による爆発に巻き込まれて死亡した。

宇宙戦艦ヤマト2[編集]

白色彗星帝国との最終攻防までは『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』と同様であるが、超巨大戦艦の一斉砲火で機関室が被弾した際に死亡した。

本作ではドック内で立ち小便をしたことがバレて笑われるなど、滑稽な一面を見せている。

宇宙戦艦ヤマト2199[編集]

年齢が62歳に変更されている。ヤマト乗艦以前は戦艦キリシマの機関長を務めており、本来はヤマト発進の2か月後には退役する予定だった。

部下からは「おやっさん」または「おやじさん」と呼ばれている。「理論よりも経験」というタイプであるらしく、第3話のワープテストの際はマニュアルを読みつつも、藪からの不安と疑問の声に対して「分からん!何事もやってみんことにはな」と返していた。

第7話の太陽系赤道祭では、次男の太助と孫のアイ子と交信。食糧配給の滞りにより長男夫婦が闇物資に手を出していることを聞いた際には憤慨していたが、「そうでもしないとやっていけない」という太助の主張を聞いて辛い表情を浮かべる。その後太助に激励し、涙を浮かべる太助を叱咤していたが、自分自身もまた涙を浮かべていた。

地球側の先制攻撃の事実は知っており、島がそのことで苦悩していた際は、「真実」は立場によって複数存在すること、しかし「事実」は戦争が起こってしまったというそれ一つしかないこと、それでも徳川や島には家族がおり恵まれていることを説いた。

家族[編集]

息子に、長男の彦七(声 - 野村信次(『ヤマト』)、吉開清人(『2199』))と次男の太助(声 - 古谷徹(『ヤマト』)、岡本信彦(『2199』)) がいる。太助は、ヤマト機関室勤務の乗組員として『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』以降に登場するが、劇中で自らのことを「長男」と自己紹介したため、当初の設定とは矛盾が生じることとなった。『宇宙戦艦ヤマト 完結編』・ゲーム版・『2199』では、当初の設定どおりに次男と設定されている。

また、彦七には妻の菊子(声 - 千々松幸子(『ヤマト』)、三浦綾乃(『2199』))と娘のアイ子(声 - 麻上洋子(『ヤマト』)、小松未可子(『2199』))がいる。アイ子は、彦左衛門にとっては目に入れても痛くないほどに可愛い孫である。