加藤四郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

加藤 四郎(かとう しろう)は、アニメ『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』の登場人物。声優神谷明

概要[編集]

ヤマトよ永遠に』で初登場以降、『宇宙戦艦ヤマトIII』『宇宙戦艦ヤマト 完結編』にも登場する。

白色彗星帝国戦で戦死した加藤三郎の弟。短髪で均整の取れた身体など、容姿は兄と一卵性双生児と言って良いほど酷似しているが、区別のために兄よりわずかに眉を濃くデザインされている。性格も似ているが、兄が古代進島大介とほぼ同格の立場であったのに対し、世代的にも後輩に当たる四郎は彼らより格下かつ部下であるため、敬語を使って接している(声を担当した神谷は、『完結編』当時のアニメ雑誌のインタビュー記事で「まさか弟がいるとは兄貴も知らなかった(笑)」や「三郎の時と違い、四郎は後輩なので声アテをやりやすい」[1]などと語っている)。

古代との関係は良好だったようで、『宇宙戦艦ヤマトIII』では和気あいあいと雑談を楽しんでいた。また、同期の新規乗艦者に真田澪(サーシャ)がいる。

劇中での活躍[編集]

ヤマトよ永遠に
西暦2202年、小惑星イカロスに存在する「少年宇宙戦士訓練学校」の卒業生。戦闘班航空科員としてヤマトへ乗艦するが、この時はまだ一般搭乗員であった。その後は兄と同様にコスモタイガー隊をまとめ上げ、幾多の空戦で一方的ともいうべき戦果を挙げることでヤマトを助けながら、地球の防衛に貢献した。
上映当時の雑誌「アニメージュ」などに掲載された初期設定では、四郎や澪の他にイカルスで山南真田志郎山崎奨に鍛えられた特務新人として西尾(航海班・全天球レーダー室レーダー手)、大門(砲術班・主砲管制室砲手)、菊地(機関士)、東田(工作班・中央コンピューター室要員)といった面々がいるが、劇中では名前を呼ばれず、その他大勢のキャラクターとして扱われていた。
宇宙戦艦ヤマトIII
コスモタイガー隊の隊長に就任しており、揚羽武の指導的立場にもなっている。
宇宙戦艦ヤマト 完結編
水惑星アクエリアスから地球を守るための自爆を宣言した沖田十三に「それでもヤマトの艦長なんですか!?」と罵声を浴びせるが、古代の説得を受けて納得する。乗組員全員が退艦したはずのヤマトに残っていた沖田の姿をコスモタイガーIIのコックピット越しに発見し、古代や真田らを除くヤマト乗組員と共に沖田の決意を知ることとなる。

備考[編集]

宇宙戦艦ヤマト 復活篇』で、新航海長兼コスモパルサーのチーフパイロットの小林淳が着る黒字に黄色矢印のユニフォームは加藤四郎から受け継いだものという設定であるが、そのユニフォームを古代が小林に託すシーンは欠番になっている。しかし、同作のディレクターズカット版ではこのシーンが復活している。このシーンでは、加藤が小林らヤマトに乗艦した航空機パイロットから神様のように思われていることが語られている。

宇宙戦艦ヤマト』のリメイク作品である『宇宙戦艦ヤマト2199』には、原典の続編に登場する徳川太助などが登場しているが、四郎の存在については触れられていない。なお、太陽系赤道祭において加藤三郎が交信した相手は父親だった。

ヤマトよ永遠に』のゲーム版である、PS2用ゲームソフト『宇宙戦艦ヤマト 暗黒星団帝国の逆襲』『宇宙戦艦ヤマト 二重銀河の崩壊』には登場していない。

脚注[編集]

  1. ^ 古代を演じた富山敬や島を演じた仲村秀生は、神谷にとっても先輩に当たるため。

外部リンク[編集]

  • 加藤四郎 - 宇宙戦艦ヤマト発信!(インターネットアーカイブ2009年3月10日分キャッシュ)