デアゴスティーニ・ジャパン

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株式会社デアゴスティーニ・ジャパン
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
104-0045
東京都中央区築地4-7-5 築地KYビル
設立 1995年 5月
業種 情報・通信業
代表者 代表取締役社長 大谷秀之
資本金 1億1000万円
外部リンク http://deagostini.jp/
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株式会社デアゴスティーニ・ジャパンは、イタリアデアゴスティーニ社の日本法人。分冊百科やパートワークと呼ばれる形式の雑誌の出版社である。「デアゴスティーニ」と誤読されることが多い。

概要[編集]

デアゴスティーニは当初、世界地図の普及を目的にイタリアの地理学者ジョバンニ・デ・アゴスティーニ(Giovanni De Agostini)が1901年に設立した地図研究所であった。

1959年、マルコ・ポーロが口述した「東方見聞録」のイタリア語訳である「イル・ミリオーネ」をパートワーク形式第一号として出版し、成功と名声を得ると同時に第一号にしてパートワーク形式を確立する。

イタリア総本社を中心に世界33ヶ国に進出しデアゴスティーニ・グループを形成している。ただし、各タイトルの企画は日本ならばデアゴスティーニ・ジャパン社が独自に立案・発刊するといった各国の時流に合わせた運営であり、総本社またはインターナショナル本社(イギリス)からのオーダーは特に存在しない。

日本進出は1988年の「Aircraft」。当初は同朋舎と業務提携していたが、同社が経営難に陥ったことから同じ京都を拠点とする省心書房に提携先を変更。1997年5月に省心書房を吸収合併し、現社名となる。

分冊百科[編集]

時勢に乗ったタイトルばかりでなく、いわゆる「ニッチ」系の人気のないタイトルを取り上げることもある。

単なる冊子がメインの分冊百科だけでなく、CD(音楽関連等)やCD-ROMソフト(パソコンソフト関連等)、作品DVDソフト(映画テレビドラマ等)などを毎号付録したものや、毎号付録されるパーツを組み上げると最終的に模型等が出来上がる趣向のシリーズなど、付録自体が商品構成のメインとなるシリーズもある。

創刊号[編集]

創刊号は特別価格として、第2号以降(通常価格)の半額程度という戦略的価格設定を採る。また、テレビコマーシャル等広報の他、期間限定の定期購読申込者特典や特製バインダー値下げなど、創刊号発売前後に集中的に販促宣伝されるものが多い。

刊行号数[編集]

刊行予定号数は公式サイトに掲載されている[注釈 1]

当初の予定号数より多く刊行されたケースもあり、例えば「週刊鉄道データファイル」は、当初100号刊行予定で、最終的に全300号が刊行された[1]。中には「隔週刊タクシー・オブ・ザ・ワールドタクシー」は30号予定だったが、7号で刊行打ち切りになっている。

刊行号数変更(増加、減少)の場合は、公式サイトや分冊百科紙面上等で通知される。定期購読しているシリーズが刊行号数追加された場合、定期購読者から申込みのない限り、自動的に継続購読扱いとなる[2]

地域先行販売[編集]

一部地域で先行販売されるものもあった。「週刊 ウルトラマン オフィシャルデータファイル」等のように先行販売後全国展開されるものもあったが、「週刊サンライズアニメーションデータファイル」[3]シリーズは全国展開されず打ち切りになっている。

特典・付録[編集]

全号購読や定期購読特典など「最後まで揃えなくては」といった収集心を刺激する工夫がなされている。

  • 付録
    前述のCD、DVD、模型パーツ等の他、特製バインダー等が特定の号(創刊号など)に付録されるシリーズがある。
  • 定期購読
    送料無料サービスの他、創刊号前後の申込者に特典商品(図書カードなど)が付与される場合がある。
  • 全号購読
    全号購読特典が設定されている場合、全号の応募券を揃えて所定様式で申込みすると、応募者へ特典商品が郵送される[注釈 2][注釈 3]
  • WEB特典
    公式ホームページより定期購読申込み者限定で、特典商品が付与される場合がある[4]

発行タイトル[編集]

主な発行タイトルを挙げる。

  • クラシックコレクション
  • チャンピオン・バイク・コレクション
  • トレジャー・ストーン
  • 泣いてたまるかDVDコレクション
  • リアルロボット
  • X-ZONE
  • 週刊 グレート・アーティスト II
  • 週刊 マーダー・ケースブック
  • 週刊 エックスゾーン
  • 週刊 恐竜サウルス! (全91号)

1998年~2005年創刊[編集]

  • 週刊 ザ・ムービー(創刊:1998年2月/全100号)
  • 週刊 イージー・ピーシー(創刊:1998年3月/全117号)
  • 週刊 アートギャラリー(創刊:1999年1月19日/全100号)
  • 週刊 ホームガーデン(創刊:1999年2月23日/全100号)
  • 週刊 イングリッシュ・フォー・ユー・プラス(創刊:1999年3月23日/全96号)
  • 週刊 ワールド・エアクラフト(創刊:1999年9月28日/全207号)
  • 週刊 ワールド・エアクラフト ビデオコレクション(創刊:1999年9月28日/全50号)
  • 週刊 ピーシー・サクセス(創刊:2000年1月25日/全102号)
  • 週刊 ビジュアル日本の歴史(創刊:2000年2月8日/全140号)
  • 隔週刊 アート・コース(創刊:2000年2月15日/全78号)
  • 隔週刊 アート・コース ビデオコレクション(創刊:2000年2月15日/全10号)
  • 週刊 マイ・ドールズハウス(創刊:2001年1月9日/全150号)
  • 週刊 ニュー・イージー・ピーシー(創刊:2001年2月13日/全104号)
  • 週刊 ディズニー・ダイナソー(創刊:2001年6月19日/全21号)
  • 隔週刊 トレジャー・ストーン(創刊:2001年7月23日/全119号)
  • 週刊 インサイド・ヒューマンボディー ビデオコレクション(創刊:2001年9月25日/全16号)
  • 隔週刊 MOTOコレクション(創刊:2001年10月23日/全45号)
  • 週刊 ビジュアル源氏物語(創刊:2002年1月8日/全96号)
  • 週刊 スピークイングリッシュ(創刊:2002年1月22日/全96号)
  • 週刊 ニュー・ピーシー・サクセス(創刊:2002年2月5日/全91号)
  • 週刊 スター・ウォーズ −ファクトファイル− (創刊:2002年2月9日/全121号)
  • 週刊 そーなんだ!(創刊:2002年3月5日/全131号、2008年に科学編・社会編が再創刊)
  • 週刊 セーリング・シップ(創刊:2002年6月4日/全100号)
  • 週刊 ワールド・ウェポン(創刊:2002年9月3日/全120号)
  • 隔週刊 ワールド・ウェポン ビデオ・コレクション(創刊:2002年9月3日/全21号)
  • 週刊 スタートレック -ファクトファイル- (創刊:2003年2月18日/全314号)
  • 隔週刊タクシー・オブ・ザ・ワールドタクシー(創刊:2003年11月11日/全7号)
  • 隔週刊 日本のうた こころの歌(創刊:2004年1月6日/全100号、2009年1月20日に再創刊)
  • 週刊 鉄道 DATA FILE(創刊:2004年2月3日/全300号)
  • 隔週刊 水彩で描く(創刊:2004年3月16日/全80号)
  • 隔週刊 世界遺産DVDコレクション(創刊:2004年9月7日/全90号)
  • 週刊 ガンダムファクトファイル(創刊:2004年9月21日/全151号)
  • 週刊 ドールハウス(創刊:2005年1月11日/全110号)
  • 週刊 インサイドヒューマンボディー(創刊:2005年1月25日/全171号)
  • 隔週刊 XファイルDVDコレクション(創刊:2005年2月22日/全49号、2009年6月2日再創刊)
  • 週刊 戦艦大和を作る(創刊:2005年9月6日/全90号、2012年9月25日に再創刊)
  • 週刊 土井善晴のわが家で和食(創刊:2005年9月20日/全101号、2009年2月17日再創刊)
  • 隔週刊 ゴールデン・ポップス(創刊:2005年10月4日/全60号)

2006年~2010年創刊[編集]

  • 隔週刊 美空ひばり こころの歌(創刊:2006年1月10日/全70号)
  • 週刊 日本の100人 -歴史をつくった先人たち- (創刊:2006年1月17日/本編100号+番外編20号=全120号、2012年1月6日に再創刊)
  • 隔週刊 青春のうた ベストコレクション(創刊:2006年1月31日/全100号)
  • 週刊 マイロボット(創刊:2006年2月21日/全90号)
  • 隔週刊 スタートレック ベストエピソード コレクション(創刊:2006年5月23日/135号予定)
  • 隔週刊 ハローキティ・アクセサリーコレクション(創刊:2006年9月5日/全70号)
  • 24 TWENTY FOUR DVDコレクション(創刊:2006年9月12日/全71号)
  • 週刊 フェラーリ ラジコンカー(創刊:2006年9月26日/全100号)
  • 隔週刊 ビーズ・アクセサリー(創刊:2006年10月10日/全80号)
  • 隔週刊 ミレニアムDVDコレクション(創刊:2006年12月26日/全15号)
  • 週刊 アーティスト・ジャパン(創刊:2007年1月9日/全61号)
  • 隔週刊 ロボザック(創刊:2007年1月9日/全85号)
  • 週刊 服部幸應の しあわせクッキング(創刊:2007年1月16日/全101号)
  • 週刊 古代文明ビジュアルファイル(創刊:2007年1月30日/全131号)
  • 週刊 ヨーロピアンパレス(創刊:2007年2月13日/全130号)
  • 隔週刊 ファイティング・エアクラフトDVDコレクション(創刊:2007年5月8日/全30号)
  • 隔週刊 ピーターラビット・コレクション(創刊:2007年5月22日/全60号)
  • 隔週刊 ハリー・ポッター・チェスコレクション(創刊:2007年6月5日/全47号)
  • 週刊 蒸気機関車C62を作る(創刊:2007年8月28日/全100号)
  • 週刊 マイディズニーランド(創刊:2007年9月18日/全100号)
  • 週刊昭和タイムズ(創刊:2007年9月25日/全64号)
  • 隔週刊 刑事コロンボDVDコレクション(創刊:2007年10月9日/全45号)
  • 週刊 ハーレーダビッドソン(創刊:2007年10月30日/全89号)
  • 隔週刊 地球の鉱物コレクション(創刊:2008年1月8日/100号予定)
  • 週刊 歴史のミステリー(創刊:2008年1月15日/全101号、2012年5月15日に再創刊)
  • 週刊マイミュージックスタジオ(創刊:2008年1月22日/全81号)
  • 週刊 パティシエと作る ケーキアンドデザート(創刊:2008年1月29日/全101号)
  • 隔週刊 科学忍者隊ガッチャマン DVDコレクション(創刊:2008年2月5日/全68号)
  • 隔週刊 世界名作劇場 DVDセレクション(創刊:2008年2月19日/全52号)
  • 隔週刊 クール・ジャズ・コレクション(創刊:2008年2月26日/80号予定)
  • 週刊 仮面ライダー オフィシャルデータファイル(創刊:2008年3月11日/全126号)
  • 週刊 フェラーリ・グランツーリズモ(創刊:2008年8月26日/全65号)
  • 隔週刊 スターゲイト DVDコレクション(創刊:2008年9月9日/76号予定)
  • 週刊 そーなんだ!科学編(創刊:2008年9月22日/131号予定)
  • 週刊 そーなんだ!社会編(創刊:2008年9月22日/全101号)
  • 隔週刊 落語百選 DVDコレクション(創刊:2008年10月7日/50号予定)
  • 週刊 天体模型太陽系をつくる(創刊:2009年1月13日/52号)
  • 週刊 安土城をつくる(創刊:2009年1月27日/110号予定)
  • 東映時代劇DVDコレクション(創刊:2009年1月/60号予定)
  • 週刊 CSI DVDコレクション(創刊:2009年2月3日/全91号)
  • 週刊 ディズニー・ドリーム・ファイル(創刊:2009年5月19日/111号予定)
  • 週刊 ウルトラマン オフィシャルデータファイル(創刊:2009年5月26日/112号予定)
  • 週刊 零戦をつくる(創刊:2009年8月25日/100号予定)
  • 隔週刊 DVDオペラ・コレクション(創刊:2009年9月1日/65号予定)
  • 隔週刊 東宝特撮映画 DVDコレクション(創刊:2009年9月29日/55号予定)
  • 週刊 そーなんだ!歴史編(創刊:2010年1月6日/101号予定、2012年9月11日に再創刊)
  • 週刊 フェラーリ F2007 ラジコンカー(創刊:2010年1月12日/100号予定)
  • 週刊 江戸(創刊:2010年1月12日/100号予定)
  • 月2回刊 鉄道データファイル プラス(創刊:2010年1月19日/全10号)
  • 週刊 エヴァンゲリオン・クロニクル 新訂版(創刊:2010年1月19日/全50号)
  • 週刊 宇宙戦艦ヤマト オフィシャル・ファクトファイル(創刊:2010年2月2日/60号予定)
  • 週刊 スパイ大作戦 DVDコレクション(創刊:2010年2月9日/全85号)
  • 週刊 野鳥の世界(創刊:2010年2月16日/100号予定)
  • 週刊 航空母艦 赤城を作る(創刊:2010年2月23日/100号予定)
  • 隔週刊 鬼平犯科帳 DVDコレクション(創刊:2010年9月14日/52号予定)
  • 隔週刊 大草原の小さな家DVDコレクション(創刊:2010年10月19日/68号予定)

2011年以降創刊[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 予定号数を定めずに刊行した例(鉄道データファイル プラス/第10号をもって休刊)もある。
  2. ^ 例:「週刊エヴァンゲリオン・クロニクル新訂版」の場合、綾波レイの限定フィギュア。
  3. ^ 全号定期購読者は申込み不要。

出典[編集]

  1. ^ 日刊サイゾー - 週刊鉄道データファイル300号刊行関連記事|2008年
  2. ^ 新着情報一覧|公式サイト - 追加刊行告知の例(週刊エヴァンゲリオン・クロニクル新訂版 第41~50号)
  3. ^ [1]週刊サンライズアニメーションデータファイルCM
  4. ^ 「隔週刊 名探偵ポアロDVDコレクション」|公式サイト

関連項目[編集]

外部リンク[編集]