オリビアちゃんの大冒険

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オリビアちゃんの大冒険
The Great Mouse Detective
監督 バーニー・マティソン
ジョン・マスカー
ロン・クレメンツ
デイヴ・ミッチェナー
脚本 ロン・クレメンツ
バーニー・マティスン
デイヴ・ミッチェナー
ジョン・マスカー
ピート・ヤング
ヴァンス・ゲリー
スティーヴ・ヒューレット
ブルース・M・モリス
マシュー・オキャラハン
メルヴィン・ショウ
製作 バーニー・マティソン
音楽 ヘンリー・マンシーニ
配給 アメリカ合衆国の旗 日本の旗 ブエナ・ビスタ
公開 アメリカ合衆国の旗 1986年7月2日
日本の旗 1989年7月22日
上映時間 75分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $14,000,000[1]
興行収入 $38,625,550[1]
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オリビアちゃんの大冒険』(原題:The Great Mouse Detective)は、1986年7月2日公開のディズニー映画である。

イヴ・タイタスEve Titus)の『ねずみの国のシャーロック・ホームズ』(Basil of Baker Street)シリーズを原案とする。映画のストーリーそのものは原作にはなく、ディズニーオリジナルである。

この作品において、アニメーションにCGが本格的に導入された。特に物語後半の時計台のシーンは、CGの導入によって歯車のリアリティさや、対決の際の疾走感を出すことにも成功した。

ストーリー[編集]

キャラクター[編集]

バジル
ベーカー街221Bに住むネズミの名探偵。オリビアに頼まれて、さらわれたフラバーシャムを探しに行く。
ドーソン
アフガニスタンから軍務を終えて帰ってきた外科医。道に迷っていたオリビアをバジルの元へ連れてきた。
オリビア・フラバーシャム
イギリスロンドンにあるマウストピアに住む女の子のネズミ。お父さんは古いおもちゃ作りの職人、ヒーラム・フラバーシャム。
ヒーラム・フラバーシャム
オリビアの父親でおもちゃ作りの職人。その腕に目をつけられラティガンに誘拐される。
ラティガン
犯罪王でバジルの宿敵。ドブネズミと呼ばれることを嫌う。ヒーラム・フラバーシャムを誘拐して、マウストリア女王そっくりなロボットを開発させ、偽者のロボットを式典に呼んで、国王になろうとしたが、ビッグ・ベンの鐘が鳴りだし、バジルと一緒に転落死した(しかし、バジルは生きていた)。
フィジット
ラティガンの手下のコウモリ。片足が義足で羽が曲がっている。

キャスト(声の出演)[編集]

役名 原語版声優 日本語吹き替え
バジル バリー・インガム 青野武
バーソロミュー 安西正弘
ドーソン ヴァル・ベティン 永井一郎
オリビア・フラバーシャム スザンヌ・ポラチェク 藤枝成子
ラティガン ヴィンセント・プライス 宝田明
フィジット キャンディ・キャンディード 大塚周夫
ヒーラム・フラバーシャム アラン・ヤング 村越伊知郎
ジャドソン夫人 ダイアナ・チェズニー 京田尚子
女王 イヴ・ブレナー 新道乃里子
トカゲのビル チャールズ・フライシャー 沖絢一郎
シャーロック・ホームズ ベイジル・ラスボーン 不明
ワトソン ローリー・メイン 峰恵研
ミス・キティ・マウス メリサ・マンチェスター 伊集加代子
未確認の女ネズミ シャニ・ウォリス 田畑ゆり
トビー フランク・ウェルカー 原語版流用
フェリシア

盗作疑惑[編集]

本作のクライマックスは、ビッグ・ベンの中の(ネズミのサイズで)巨大な歯車の上で、主人公バジルと悪役ラティガンの追いかけっこと対決シーンであるが、このシーンが日本のアニメ映画『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年)でのルパン三世とカリオストロ伯爵が時計塔の中で対決するシーンに酷似しているという指摘が、手塚治虫などからなされている[2]。イヴ・タイタスの原作にはこのようなシーンは存在していない。ディズニー側は、1937年の短編映画『ミッキーの大時計』(1937年、原題:Clock Cleaners)をモチーフにしたものであると主張している。

なお、盗作騒動は『ライオン・キング』、『アトランティス 失われた帝国』でも起こっている。

脚注[編集]

  1. ^ a b The Great Mouse Detective (1992)” (英語). Box Office Mojo. 2010年5月2日閲覧。
  2. ^ 『観たり撮ったり映したり 増補・改訂愛蔵版』(キネマ旬報ISBN 4873761468

外部リンク[編集]