機動戦士クロスボーン・ガンダム

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機動戦士クロスボーン・ガンダム
ジャンル 少年漫画
漫画
原作・原案など 富野由悠季
作画 長谷川裕一
出版社 角川書店
掲載誌 月刊少年エース
レーベル カドカワコミックス・エース
発表号 1994年12月号 - 1997年3月号
巻数 全6巻
話数 全27話
漫画:機動戦士クロスボーン・ガンダム外伝
(機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート)
作者 長谷川裕一
出版社 角川書店
掲載誌 ガンダムエース
月刊少年エース
レーベル カドカワコミックス・エース
発表期間 2002年11月 - 2004年10月
巻数 全1巻
話数 全6話
漫画:機動戦士クロスボーン・ガンダム
鋼鉄の7人
作者 長谷川裕一
出版社 角川書店
掲載誌 ガンダムエース
レーベル カドカワコミックス・エース
発表号 2006年7月号 - 2007年9月号
巻数 全3巻
話数 全15話
漫画:機動戦士クロスボーン・ガンダム
ゴースト
作者 長谷川裕一
出版社 角川書店
掲載誌 ガンダムエース
レーベル カドカワコミックス・エース
発表号 2012年1月号 -
巻数 既刊9巻
テンプレート - ノート

機動戦士クロスボーン・ガンダム』(きどうせんしクロスボーン・ガンダム、: MOBILE SUIT CROSS BONE GUNDAM)は、富野由悠季原作、長谷川裕一作画の漫画作品。『月刊少年エース』に1994年から1997年まで連載。本項では続編作品も併せて記述する。

概要[編集]

機動戦士クロスボーン・ガンダム[編集]

『月刊少年エース』(角川書店)において、1994年12月号(創刊号)から1997年3月号まで全27話が連載され、単行本全6巻が刊行された。

ガンダムシリーズの中ではアニメ映画『機動戦士ガンダムF91』の続編に当たり、ベラ・ロナを中心として再興した宇宙海賊クロスボーン・バンガードと、木星圏を根城とする木星帝国(ジュピター・エンパイア)との戦いを描く。

他のガンダムシリーズを起点にした漫画では原作者の肩書きだけであった富野由悠季が、初めて漫画制作に本格的に携わった作品である(コミックスの著者近影欄にも全冊コメントを寄せている[1])。登場人物による「目が二つあってアンテナが生えていればマスコミが全部ガンダムにしてしまう」との世間のガンダム観を皮肉ったような台詞があるが、これを言わせるよう指示したのが富野自身であると長谷川が枠外に記載している。また、内容的にも富野がガンダム製作以前に関わっていたスーパーロボットアニメに近い作品である。

SDガンダム GGENERATION-F』や『第2次スーパーロボット大戦α』、『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス』などゲーム作品へ登場し、主役機のクロスボーン・ガンダムハリソン・マディン専用量産型ガンダムF91プラモデル化されている。また『SDガンダム GGENERATION-F』に登場する際に作成された音楽は、他のゲーム作品でもクロスボーン・ガンダムのテーマとして扱われている。

アニメーション情報サイト「アニメ! アニメ!」の主催による2015年の読者アンケートでは、アニメ化を望む完結作品の1位に選ばれた[2]

機動戦士クロスボーン・ガンダム外伝[編集]

本編連載終了後、前述のゲーム作品で取り上げられ、またバンダイグループから関連商品が販売されるようになった。このような背景のもと、雑誌『ガンダムエース』などに散発的に長谷川による読み切り作品が発表され、2005年には後述する全てのエピソードを収録した単行本『機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート』が発売された。

なお、本作を含めたこれ以後のシリーズ作品は、富野が関わっていない長谷川単独によるものであり、本編連載開始以前に発表された長谷川の漫画作品『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』『機動戦士Vガンダム外伝』とのクロスオーバーが見られるなど、より「長谷川色」の強い作品群である。

機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人[編集]

『ガンダムエース』2006年7月号より2007年9月号にかけて連載。宇宙世紀0136年において始まった木星帝国との最終決戦を描く。黒澤明の映画『七人の侍』がモチーフであり、本編でもこの映画に関する話が出てきている。

本作の後の時代(宇宙世紀0153年)を描いた『機動戦士Vガンダム』で登場するキャラクターや技術も登場。

機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト[編集]

『ガンダムエース』2012年1月号より連載。『機動戦士Vガンダム』と同じ時期となる宇宙世紀0153年で、ザンスカール帝国最終兵器を知ってしまい追われる身になった主人公と、彼を救う人物が搭乗する、この時代には既に存在しないはずのクロスボーン・ガンダムとの邂逅から始まる。


あらすじ[編集]

機動戦士クロスボーン・ガンダム
宇宙世紀0133年、コスモ・バビロニア建国戦争が終結して以降大きな戦乱も無く平和な時代、木星圏付近ではガンダムに似たモビルスーツ (MS) を利用して海賊行為を働く集団が出没していた。
そんな中、地球圏育ちの少年トビア・アロナクスは、惑星間航行船スマシオンに乗り、留学生として木星に行く途中の中継ステーションに到着した際、そのステーション内で追われていた一人の少女、ベルナデット・ブリエットと出会う。
彼女を庇って共に逃亡するが警報が鳴り、宇宙海賊が出現する。ステーション防衛部隊が苦戦する中、トビアは残されていたMSバタラに飛び乗り出撃し、クロスボーン・ガンダムX1と交戦するも圧倒的な性能差により機体を一刀両断にされてしまう。これまでかと思われた時、敵機からの通信によりトビアは脱出し、航行船へ戻るが、運悪く船内に隠されていた地球へ運搬中の大量の毒ガスを発見してしまう。教官のカラスに追い詰められ絶体絶命の窮地に立たされるが、敵パイロット、キンケドゥ・ナウの加勢により救われる。木星帝国の実体を知ったトビアは、海賊たちと共に戦う道を選ぶ。
外伝
クロスボーン・ガンダム本編の後日談、すなわち宇宙世紀0133年より数年後の時代を主な舞台とする。この時代、トビアら海賊軍の残党は、表向きは「ブラックロー運送」という運送屋を営む傍ら海賊軍時代の武装を密かに保持しており、様々な事件に巻き込まれる。そのほか、前日談的なもの、本編と平行するエピソードなどもある。
バカがボオルでやってくる!
本編中で「ボールでドムを6機撃墜した」と自称するウモンじいさん。その宇宙世紀0079年における戦闘を描く。タイトルは映画『馬鹿が戦車でやって来る』が元ネタ。
星の王女様
宇宙世紀0133年。トビアは小惑星ネバーランドで世間と隔絶して暮らす少女、トゥインクに出会う。
海賊の宝
連邦軍の機密文書を積んだ輸送船が木星軍の残党に襲われる。これを防ぐべく連邦軍のハリソン大尉らが出撃したところ、海賊軍までもが現れ三つ巴の様相となる。
最終兵士
トビアらは「木星じいさん」を名乗る老人から、木星軍の残党から誘拐された「伝説の兵士」を奪回してくれと依頼を受ける。
猿の衛星
謎のMSが出没する宙域の調査を命じられたハリソン大尉は、元・海賊軍と知らずにトビアらの船を輸送船として雇う。
機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人
木星戦役から3年後の宇宙世紀0136年。ブラックロー運送を営む傍らで、クロスボーン・バンガードとしてコロニー間の紛争等に介入してきたトビアたち。そんな時、エウロペという女性を助けた事から思わぬ真実を知る事になる。自分は木星から脱出した者で、木星帝国は総統の座をカリストが継ぐ形で顕在し、『神(ゼウス)の雷計画』という恐ろしい計画を立てているという。一行は一刻も早く木星へ辿り着くための技術を求めて、サナリィに当てを求める。
機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
サイド2ザンスカール帝国戦争を起こした宇宙世紀0153年。サイド3で、かつてはズム・シティであったムンゾに住む高校生、フォント・ボーがひょんな事からザンスカールに追われる身となる。そこで出会ったのは兎のぬいぐるみを持つ謎の少女と存在しないはずのクロスボーン・ガンダムであった。

登場人物[編集]

声優はゲーム『SDガンダム GGENERATION』シリーズや『第2次スーパーロボット大戦α』のもの。

宇宙海賊クロスボーン・バンガード[編集]

トビア・アロナクス
声 - 山口勝平
本作の主人公。両親は幼い頃に亡くなっているが、叔父夫妻によって、歳の近い従兄弟のギルと同じように、わけ隔てなく愛情を持って育てられた。地球からの留学生だが、留学先となる筈だった木星圏の戦乱に巻き込まれる。キンケドゥに助けられて以降は宇宙海賊クロスボーン・バンガードのパイロットとして戦い、優れたニュータイプとしての才能を開花させていく。パイロットとしての実戦経験不足からか、戦闘に関してはそこまで自信を持っていないような言動を最終話に至るまで何度か取っているが、それを機転でカバーする事が多い。前半では木星帝国から鹵獲したMSペズ・バタラに搭乗していたが、後半で新型のクロスボーン・ガンダムX3に搭乗し、最終決戦においてクラックス・ドゥガチを打倒、地球圏を核による滅亡から救った。木星戦役終結後は、キンケドゥよりX1を譲渡され愛機とする。
既存の常識に捕らわれることなく、強い意志と判断力を見せる快活な少年。調和を常に求める姿勢を持つ。女性関係は照れ屋のため、ベルナデットとの仲も遅々として進まない。
戦闘に関しては敵であっても殺さない、いわゆる不殺を念頭に置いているが「相手や状況によっては止むを得ない」との覚悟も持ち合わせている。
鋼鉄の7人では、キンケドゥの意思を引き継ぎ、名実共にクロスボーン・バンガードのトップエースとして活躍。「神の雷計画」を阻止するため、圧倒的に戦況が不利であることを承知で敢然と新生木星軍に戦いを挑む。木星圏の最終決戦において光のカリスト率いる木星帝国軍との激闘の末「神の雷計画」の阻止に成功するが、その際仲間の大半と自らの視力を失い、一時行方不明に。数年後、姿を変えて(最終決戦直前にエウロペからカーティスの個人データを入手しており、カーティスの容姿に整形した)木星に帰還したベルナデットとの再会を果たしている。
木星圏での最終決戦では自身の能力と搭乗機クロスボーン・ガンダムX1フルクロスの性能を限界以上に引き出す事で、サイキッカーであるカリスト兄弟相手に互角以上に渡り合い最後には光のカリストを撃破するなど、パイロットとしての実力は他のガンダムシリーズの主人公にも引けを取らない能力を持つまでにいたった。
ベルナデット・ブリエット / テテニス・ドゥガチ
声 - 夏樹リオ
本作のヒロイン。木星からスマシオンに密航して来た少女。中継ステーションでの襲撃騒ぎの後にマザー・バンガードにも隠れて乗り込むが見つかってしまい、ベラの保護下でマザー・バンガードのクルーとなる。ベルナデット・ブリエットの名前は発見された時に正体を知られまいと咄嗟に名乗った偽名である。
その正体はクラックス・ドゥガチの娘、テテニス・ドゥガチ。母親は政略結婚で木星圏にやってきた地球の良家の娘でベルナデットとは母の名前。物語中盤で木星帝国に連れ戻され、後にモビルアーマー (MA) エレゴレラに乗せられてしまうが、トビアによって救出される(『鋼鉄の7人』によると木星帝国側ではテテニスは宇宙海賊に殺害されたと伝えられていたようだ)。父親について身を案じていたが、あまりの非道ぶりから父親はもうこの世にいないものと感じ、トビアにその思いを託す。
なお、父親とは祖父と孫と言っても差し支えがないほど年齢が離れており、トビアの「(ベルナデットは)あんたの子供なんだろう?」という問いにドゥガチは「医者は保障していたが?」と答えている。
鋼鉄の7人では終戦後はトビアと共に海賊として宇宙へ旅立つ。パイロットとしても活躍し、地球でトビアが船を離れている間に影のカリストらに襲撃された際にはX1を操縦しトビアをサポートしている。なお、未だ貧乳であるため、義母のエウロペに「子供のうちに栄養のあるものを食べさせるべきだったろうか」と考えさせたり、オンモに「どこも出っぱっていない」と言わせた。トビアと共に生きたいと願うが、木星を救う事が出来るのは自分しかいないため、彼のもとを去らねばならないことも理解しており苦悩する。木星に向かうトビアに自らの歩む道を告白した。一年後、木星に戻り、父の作った財団の代表になった。なお、オンモに「密航が特技」と言われた(前述のセリフより。実際、本編から数えて4回も行っている)。
キンケドゥ・ナウ
声 - 辻谷耕史
クロスボーン・ガンダムX1を駆る宇宙海賊クロスボーン・バンガードのエースパイロット。
その正体は、かつてコスモ・バビロニアの蜂起の際に民間人ながらガンダムF91で目覚しい戦果を挙げ、レジスタンスのエースとして活躍したシーブック・アノーである。
ベラ・ロナ
声 - 冬馬由美
宇宙海賊クロスボーン・バンガードの指導者であり、戦艦マザー・バンガードの艦長。
その正体は『機動戦士ガンダムF91』に登場したセシリー・フェアチャイルドである。木星帝国の野望を知ったため再びベラ・ロナを名乗り、自らが指導者となって宇宙海賊クロスボーン・バンガードを組織、戦艦マザー・バンガードの艦長として木星圏で帝国と戦う決意を固める。
ザビーネ・シャル
声 - 梁田清之
クロスボーン・ガンダムX2を駆る宇宙海賊クロスボーン・バンガードのエースパイロット。キンケドゥと並ぶ(シミュレーションなら7対3で上回っている)実力を持つ。
かつては旧クロスボーン・バンガードのエリート部隊「黒の戦隊」(ブラックバンガード)を率いた大隊長だったが、その後コスモ・バビロニアの残虐なやり方に反発し、離反してベラやキンケドゥと行動を共にしていた。
ウモン・サモン
声 - 宮澤正(『第2次スーパーロボット大戦α』) / 田中和実(『GGENERATION SPIRITS』以降)
宇宙海賊クロスボーン・バンガードに参加しているMSパイロット。ニュータイプを自称[3]するお調子者の老人だが、パイロット歴は本作から半世紀以上前の一年戦争時代からという大ベテランで、一年戦争時はボールで6機のリック・ドムを撃墜、その後のグリプス戦役なども生き抜いた確かな実力を持つ。そのためキンケドゥ不在時にはX1に搭乗した事もある。後半以降はフリントに搭乗。後にアマクサとの戦いで負傷し、以後メカニックに転向する。ちなみにハッタリの多さに周囲からは「誤報のデパート」と呼ばれており、クロスボーン・ガンダムにドクロのマークを付けたのはウモンのアイデアである。
また、同作者によるアンソロジー漫画『SDガンダム GジェネレーションF 4コマKINGS』では、一年戦争時代のウモンが描かれ、以降『スカルハート』『機動戦士ゼータガンダム1/2』でも彼を主人公にした番外編が制作された。なお、「ウモン・サモン」というフルネームが設定されたのは『スカルハート』の番外編から。
ヨナ
声 - 滝田樹里
ウモンやジェラドと共に木星戦役を戦い抜いた女性パイロット。モビルスーツ戦より生身の格闘戦(肉弾戦)が得意でトビアにも手ほどきをしている。ウモンとは家族ぐるみの付き合いらしく、若かりしころのウモンがMSパイロットだった祖母に想いを寄せていた事を知っている。
ジェラド
声 - 森貞文則
ウモンやヨナと同じく木星戦役を戦い抜いたパイロットの一人。ナイフ投げの名手。
鋼鉄の7人では、ウモンの戦線離脱後はトビアに次ぐNo.2のパイロットだが、対アマクサ戦では一撃で撃破されたり、コルニグス襲撃の際にはMSに乗る前に岩盤で押しつぶされたりと、その実力をいまいち発揮できていない。
ハリダ
声 - 斉藤次郎
クロスボーン・バンガードのパイロットの一人。パーマで髭面。木星の衛星イオでの戦闘でMAエレファンテのフレキシブルアームに乗機を潰され戦死。
ロニム
クロスボーン・バンガードのパイロットの一人。トビアにミノフスキードライブの説明を行う。バーンズが駆るトトゥガに挑むが、高速硬化ガスによって動きを止められたところを、ハンマーハンドで潰され戦死。
副艦長
本名は不明。マザー・バンガードの副艦長で同艦の操舵を務める。理想論が強い傾向にあるベラとは逆に現実的な面があり、時には自分達が勝つために彼女の命令に反した行動をとる事もある。マザー・バンガード自爆以降は未登場。
ゲーム『第2次スーパーロボット大戦α』でのマザー・バンガードの武器「突撃」は、元々は本編で彼がベラの命令に反して行ったものであり、使用した際のベラの台詞も本来は彼のものである。
技術長
本名は不明。マザー・バンガードの整備長でウモンと同世代の老人。常に酒瓶らしきものを持ち歩いている。X1改のスクリューウェッブは彼が考案したものである。マザー・バンガード自爆以降は未登場。
オンモ
声 - 根谷美智子
補給艦リトルグレイの艦長。木星戦役では地球からの物資輸送と補給を担当していた。木星戦役後はブラックロー運送の社長を務め、ベラに代わり宇宙海賊クロスボーン・バンガードに指令を出している。『鋼鉄の7人』によれば、元々はサナリィ関係者で、かつては「サナリィのアイドル」と呼ばれていたらしい。出自や品格、威厳でクルーを引っ張っていたベラと違い、人懐っこい性格でリーダーシップを発揮するタイプである。17年後の『ゴースト』の頃には社長から会長に昇格しているが、海賊軍に高額な兵器を独断で供給したことで、その手腕を疑問視する声があり、引責問題に発展する可能性も出てきている。

木星帝国[編集]

クラックス・ドゥガチ
声 - 永井一郎(『GGENERATION-F』、『第2次スーパーロボット大戦α』) / 麦人(『GGENERATION SPIRITS』以降)
木星帝国総統。木星圏を人の住める環境にするために70年余りに渡り尽力していたが、資源に乏しく過酷な環境の木星に対して地球連邦政府は十分な援助を行わなかった。しかし木星が一定の国力を持ち、ある程度の自立ができるようになった頃、地球側から政略の一環として、良家の女性(ベルナデットの母)との縁談が申し入れられる。政略結婚により地球に対して媚るよう求められたことに加え、その妻が非常に優しいよく出来た女性だったことで、豊かな生育環境でしか生まれない余裕を見せ付けられ、かつてない程の屈辱を味わう。そのため地球に対し狂気ともいえる憎悪を抱き、密かに木星帝国を築き上げる。国民に対しては豊かな大地である地球を木星人の手に取り戻すと公表していたが、その真の目的は地球を不毛な大地へと変えることであり、その先のことは全く興味はなかった。
正体不明の液体で満たされた玉座に座った状態で、ガラス越しに部下に指示を与えていたが、これは彼の思考をコピーしたバイオ脳の操る人形であり、同様のものは9体存在した。オリジナルの「ドゥガチ」もチューブで繋がれた状態で液体に入っていたが、髪の毛が無いなどコピー人形に比べ老化が進んでいる印象を受ける。ベルナデットの母親と結婚した時は「80に手が届く老人」とされているので、地球侵攻時は90歳を超えているものと思われる。
搭乗機は、MAエレゴレラおよびディビニダド(オリジナルが直接搭乗したのはディビニダドのみ)。特にディビニダドには「フェザーファンネル」というサイコミュ兵器らしき武装が搭載されているが、彼自身がニュータイプであるかは不明(ゲームではニュータイプ扱い)。
ベルナデットの母以外にも、続編『鋼鉄の7人』では木星人である後妻のエウロペが登場し(ただし、本編では「奥方(ベルナデットの母)が亡くなってからは~」という台詞もあり矛盾がある)、また、ベルナデットの母と結婚する前に、内縁関係にあった女性が存在し、その女性との間に子供(キゾ)がいた事が『ゴースト』で判明している。
カラス
声 - 茶風林
トビア達留学生の指導教官の一人だが、実は木星帝国の諜報員で、ドゥガチ直属の部下。中継ステーション襲撃時にスマシオンに積んであった毒ガスをトビアが見た場面に居合わせ、証拠隠滅のために彼を拳銃で射殺しようとする。「強い者こそが正しい」という信念の持ち主で、木星帝国に従っているのもその信念に基づいているに過ぎない。現に敵であっても、ニュータイプとして急成長するトビアに強い関心を示し、しきりに自らの元に来るように勧誘している反面、子飼いのギリに対しては敗者という理由だけで気にもとめなくなる程。又、強者=ニュータイプ能力を持つ人間に強い関心を示しており、「スクール」と呼ばれる場所でギリやカリスト兄弟を教育していた。
ワイヤーを操る技術に長けており、それによって宇宙漂流の危機を脱して何度もトビア達の前に現れる。最終決戦では自らニュータイプ部隊を率いMAノーティラスでトビアに戦いを挑む、偽りとはいえ教え子のトビアの説得には耳を貸さず、違う生き物同士は強者だけが生き残るべきという持論を嬉々として語る。余りの身勝手な言い分に激怒したトビアにNT部隊共々敗北。勝利したトビアを「それでいい」と称賛し死の間際、後ろからトビアを撃とうとした部下を「敗者の分際で勝者の行く手を阻むな」と逆に撃ち落とし、その生き様を全うした。
ギリ・ガデューカ・アスピス
声 - 真柴摩利(本編) / 岩永哲哉(鋼鉄の7人)
対クロスボーン・ガンダムチーム「死の旋風隊(デスゲイルズ)」のリーダーで、チームの攻撃担当。階級は少佐。木星帝国の次期幹部候補生。外見からしてトビアと同世代の少年で彼のライバル的存在である。カラス直属のニュータイプであることに異常ともいえる自尊心をもっており、性格は非常に尊大にして傲慢かつ残虐で降伏してきた敵を平気で拷問にかけるほど。地球での掃討戦では楽勝と思っていたが、計算外の地球の重力と地の利と機体特性を最大限に活用したトビアのX3、更に援軍で駆けつけたキンケドゥのX1により敗北し、自決しようとしたところをバーンズに止められた。
なお単行本5巻の121ページで、ベルナデットに対して「目ばかり大きくてあまりぼくの好みじゃないけど…」と発言した事があるが、長谷川の好みが自分には合わないのが残念と発言し、「目を小さくして欲しい」と提言した原作者の富野の嗜好が反映された発言と思われる。
搭乗機はクァバーゼ
鋼鉄の7人では、地球でコック[4]として生活していた。バーンズの手引きで新生木星帝国と戦う仲間を求めていたトビアと再会したが、元々友好的ではない上、「俺は誇り高き木星のパイロット」「今でもドゥガチの思想は間違っているとは思わない」として協力を一蹴したが、トビアより遥かに険悪な間柄だったカリスト兄弟が帝国を支配している事に衝撃を受け、更に、再会した影のカリストからNo.2(万年2位と言う意味)と侮辱された事から、忠誠から即武力行使に移行、結果的にはカリスト兄弟打倒のために仲間となる。
再会するまでトビアに対しては少なからず隔意を持っていたようだったが、再会時のトビアの最初の一言で拍子抜けしたのか、悪態をつくが木星への道中、手料理をふるまう程に仲間意識を持つようになる。その様はミノル達からは「ツンデレ」と呼ばれた。また、身長も高くなり地球での生活でそれなりに苦労したのか性格も言動から幾分丸くなっている事がうかがえる。なお、トビアの事を「海賊少年」(本編時)から「海賊」と呼ぶようになった。
木星決戦においてはビギナ・ギナIIに搭乗し、光のカリストと激闘を繰り広げるが、じりじりと押されていく。発射体制に入ったコロニーレーザー・シンヴァツを止めるべく四肢を失った機体で特攻を行い、戦死。その命を捨てた行動はシンヴァツに深刻なダメージこそ与えられなかったものの、発射角度をわずかにずらし、その結果レーザーの第一射は地球への命中コースを外れることになる。
搭乗機は量産型クァバーゼ、後にビギナ・ギナII(ギリ専用機)。
ローズマリー・ラズベリー
声 - まるたまり
死の旋風隊の女性パイロット。金と血生臭い騒動が大好きな性格。言動から生粋の木星帝国の軍人ではなく傭兵と思われる。搭乗MSはアビジョで、敵機の牽制・かく乱を担当する。捕虜となったトビアを公開処刑にする際はX2に搭乗するも、生身のトビア相手に油断し、不意を突かれて機体を奪われてしまう。地球での掃討戦で敗北する。
鋼鉄の7人では、経歴を詐称してアナハイム・エレクトロニクス社ミノフスキードライブ搭載型試作MS(?)スピードキングのテストパイロットになったが、ある理由から各地を巡業してモビルスーツストリップ(MSの掌の上でのストリップ)を行い生活しており、トビアからの誘いにもちろん行くと快諾した。お金さえしっかり払っておけば絶対に裏切らないそうである。
本編では生身のトビアにX2を奪取されたり、地球での掃討戦では真っ先に撃破されたりと強そうな描写がなかったが、アナハイムの最高機密であるスピードキングのテストパイロットに抜擢され、光の翼の余剰に排出するミノフスキー粒子のビームを盾として大気圏突入をこなした事からも分かるように、実はキンケドゥに匹敵する凄腕MSパイロットである。
木星決戦時には、アラナ・アビジョに騎乗。戦いの中で機体は中破するがなんとか生き残り、死の旋風隊唯一の生存者となる。戦後はミノルの妻となり、共に監視役として木星圏に暮らす。またその傍ら「神(ゼウス)の雷計画の真実」という本を執筆し好評を博したが、その内容はかなり不正確な代物であったらしい(しかし、不正確であるがゆえに連邦のお目こぼしをもらい、見逃された)。
17年後の『ゴースト』では地球圏に舞い戻ってフリーライターとして登場。単なる取材で訪れたはずの「真のザンスカール」で、いつのまにかレジスタンスのリーダー格になる・人前で公然と「真のマリア」に楯突くなど、騒動好きの性格は変わっていない。また、すでに47歳と初老であるが、外見上は20年前とまったく変化がない若々しさである。なお、夫ミノルとは結婚後5年目で死別したとのこと。トレスのVガンダムヘキサに搭乗しサーカスのバイラリナを撃退するも、戦闘後に乗機のコックピットをザンネックによる射撃で打ち抜かれ戦死した。
バーンズ・ガーンズバック
声 - 飯塚昭三
木星帝国のベテランパイロット。階級は大尉。搭乗MSは専用機として赤色に塗装したバタラだったが、死の旋風隊ではトトゥガを与えられ、防御を担当する。息子を事故で失っており、過酷な木星の環境と比べ、豊かな水資源を持つ地球圏の住人に対して恨みを抱いていた。彼の搭乗したバタラは専用のパーソナルカラーが許されていた事や、海賊に捕まった留学生として基地に潜入したトビアへの「何かあったら俺の名前をだしな」との発言から、軍内部でもかなり名の知られた存在らしい。水素採掘ステーションでクロスボーン・バンガードと交戦した後、実績を買われ死の旋風隊に抜擢、クロスボーン・ガンダムと死闘を繰り返す。
息子が亡くなって以来、出撃時にはヘルメットをかぶらない。
敵であるトビアに亡き息子の面影を見ており、地球での掃討戦での敗北後、彼らにジュピトリス9の弱点を教えた。
鋼鉄の7人では地球で生活し、牧場を営んでいた。トビアからの誘いに快く応じ共に戦う。木星決戦時には、バーラ・トトゥガに乗り戦うが、影のカリストの攻撃によって大破。シンヴァツ特攻を行うギリを敵機の攻撃からかばい抜いて果てる。なお、仲間を守るため少しでも長く生きぬこうと、息子が亡くなって以来初めてヘルメットをかぶり戦った。

地球連邦軍[編集]

ハリソン・マディン
声 - 青羽剛(『GGENERATION-F』、『第2次スーパーロボット大戦α』) / 平川大輔(『GGENERATION SPIRITS』以降)
地球連邦軍第17機動中隊所属の大尉。この時代においては、珍しくまともな考え方を持った軍人。「連邦の青い閃光」の通り名を持つ連邦軍随一のエースとして機体をパーソナルカラーの青色に塗装し、量産型ガンダムF91部隊の隊長として、マザー・バンガードの引渡しに抵抗する宇宙海賊クロスボーン・バンガードと交戦する。その際に戦いを演じた相手がF91(試作機)のオリジナルパイロットでもあったキンケドゥであり、地球侵攻を行う木星帝国の母船ジュピトリス9の攻撃の際にはキンケドゥ達への理解を示し援護を行う。戦役後もトビア達との微妙な関係は続いていた。
その腕は確かで最大稼働モードのF91を制御出来る程で、キンケドゥには(連邦にしては)骨のあるヤツと認められ、X1のビームシールドを初めて使わせた人物である。
『スカルハート』では彼の部隊に志願して入隊する者もいるなど、部下からは強く慕われている様子が描写されている。しかし民間人を守るため上層部の意図しない行動を取ることもある上に、トゥインクに好意を抱く程の極端なロリコンであるなど、上層部からは色々な意味で危険視されている。出世には縁がないと本人も自覚している。
『鋼鉄の7人』では、連邦軍の腐敗に半ば呆れながらも、あくまでも今の地球を治めるのは連邦政府なのだからと連邦に所属し続けた。ミノルはかつての教官であり、「連邦の青い閃光」の通り名は彼に認められ譲り受けたものである。トビアの正体を知ってからも、自機のF91を「調子が悪いような気がするので、置いていく」と嘘をつき貸し出し、「神の雷計画」を連邦軍上層部に報告するなど彼らを支援するが、エピローグでF91の無断貸し出しや権限を越えた作戦を展開したこと等が原因で軍を退役する事となり、ブラックロー運送に就職。慣れない仕事でミスを連発し、ヨナに叱られる等四苦八苦している。
同作者の別作品『機動戦士ゼータガンダム1/2』において、ハリソンと同じ「マディン」姓の人物が登場しているが、関連性は明示されていない。
司令
本名は不明。ハリソンの直接の上官。宇宙海賊討伐、連邦高官の不正行為の隠蔽といった汚れ役や、地球へ来訪したドゥガチへの謁見といった日の当たる任務もこなす事から連邦軍内では幹部クラスの地位にあると思われる。「猿の衛星」ではハリソンに事件の説明をして自らツッコミを入れているなどノリが良い一面も。ある意味連邦の縮図を体現している様な人物。

コスモ・クルス教団[編集]

シェリンドン・ロナ
声 - 木村亜希子
小説版『機動戦士ガンダムF91』でもその存在が語られていた人物でコスモ・バビロニア崩壊後、貴族主義勢力から担ぎ出された名家の令嬢。ベラの従姉妹であり、ベラからは「シェリー」と呼ばれていた。ニュータイプ至上主義者であり、本人も高いニュータイプ能力を有す。ニュータイプとその素質があるものを集め、オールドタイプは切り捨てるような発言もした。木星帝国との話し合いの場を設けようとしたり、ハリソン率いる連邦軍を動かしたりとかなりの権力も持ち合わせている。ベラたちを裏切って連邦軍に引き渡し、ニュータイプの素質のあるトビアだけを手元に置こうとしたが、人間であることに希望を捨てない彼の強い信念と決意に負け、トビアに新型機クロスボーン・ガンダムX3を預けることとなる。トビアには何らかの感情を抱いていらしく、木星帝国との最終決戦前にトビアへ、戦争終結後にトビアのニュータイプの素質を開花させたいので、自分の所に来るようにメッセージを送っているが、トビアから断られている。

その他[編集]

きこりの爺さん
本名は不明。地上の森林監視員。地球へ逃れたトビア達を匿う。口は悪いが面倒見はいい。長距離の山道を歩く体力は、コロニー育ちのトビアに、地球で生活するアースノイドへの敬意を実感させた。
セバスチャン
きこりの爺さんの飼っているサル。作業用MSを操縦できるという特技があり、死の旋風隊襲来の際にMSで木星軍を混乱させ、トビア達の危機を救った。

『外伝』の登場人物 [編集]

ヨナ・キニスン
「バカがボオルでやってくる!」に登場。一年戦争でのウモンの上官であると同時に想いを寄せていた女性。本編のヨナは彼女の孫娘である。
カマーロ・ケトル
声 - 北島淳司
「海賊の宝」に登場する木星帝国軍残党の指揮官。オカマ口調の人物で、複数の長谷川作品に同様な人物が登場している。搭乗MSはアラナ・バタラ。原作では名称不明だったが、『GGENERATION SPIRITS』で判明した。
シーナ・カッツィユッキー
「猿の衛星」に登場。元ジオン公国軍将校。E計画を知る数少ない人物。「ジーク・ジオン」と言いかけてはあわててやめて恐縮するという奇癖[5]がある。
アンソニー&セガール
「猿の衛星」に登場。ジオン軍のE計画によって生み出されたニュータイプ兵士(猿)。四肢すべてが「手」に改造されたMS「バルブス」を駆って、自分たちのテリトリーに入った機体を襲撃していた。
名前の由来はセガサターンのCMに登場していたゲームをするチンパンジー。
グレイ・ストーク
声 - 矢尾一樹
「最終兵士」に登場。地球と木星を往復するヘリウム船団のリーダー的な存在である初老のニュータイプで、「木星じいさん」と自称している。初出は漫画『機動戦士Vガンダム外伝』。
小説『ターザン』の主人公ターザンの本名「グレイストーク卿ジョン・クレイトン」と同名であり、どうやら偽名らしい。モビルスーツのパイロットとしての技量もあり、フォーミュラー計画以前の大型モビルスーツ「ガンプ」を駆る。その言動や、ガンプのベースになった機体も含め、「とある人物」の後年の姿である事が示唆されているが、作中では明言はされていない。
鋼鉄の七人では、直接物語には関わらなかったものの通信会話の映像で登場。神の雷計画が動きだした際には木星~地球間の航海の最中で、一か月半は転身も出来ない状況であったため、自身の目を欺きコロニーレーザーを用意していた木星帝国軍に対して怒りをぶちまけていた。
トゥインク・ステラ・ラベラドゥ
声 - 釘宮理恵
「星の王女様」を始め、外伝の全話に登場。木星軍が秘密鉱山として利用していた小惑星ネバーランドに1人で暮らしていた少女。死んだ母親が地球から持ってきた本が童話『ピーターパン』『星の王子様』だけだったため、外の世界の知識はそれしか持っていない。トビア達の活躍で木星帝国から解放され、本編終了後に宇宙海賊クロスボーン・バンガードに所属する事になる。この頃には大分常識を身に付けていた。
なお、『機動戦士クロスボーン・ガンダム』から『鋼鉄の7人』までの物語は、彼女が執筆した記録である事が『スカルハート』や『鋼鉄の7人(単行本3巻)』のプロローグで明かされている。
彼女も『GGENERATION SPIRITS』に登場しているが、キャラクターデザインの関係上かなり原作と印象が異なる。

『鋼鉄の7人』の登場人物[編集]

サナリィ[編集]

オーティス
サナリィ第2月面開発実験所の責任者。たびたび非公式に実験機やそのパーツを買い付けに来るクロスボーン・バンガードに、実戦データ収集のため、「疫病神」と憤慨しつつも渋々協力している。喜怒哀楽の激しい性格をしており、アナハイムを罵る様はこの種の人間に対する耐性が強いトビア達をもってしても唖然とさせた。
ミューラ
サナリィ第2月面開発実験所の技術者の女性。感情の起伏の激しいオーティスのフォローにあたる。
ミノル・スズキ
声 - チョー
サナリィ第2月面開発実験所のMSパイロット教官。数え年で55歳。かつては地球連邦軍でも指折りのパイロットで「連邦の青い閃光」と呼ばれていたが、平和な時代が長く続いていたため現役時代は実戦参加経験はない。現役引退後はMSパイロット教官として「青い閃光」の名を譲ったハリソンを含む多くの教え子を育てたが、クロスボーン・バンガードのフロンティアIV侵攻時に、多くの教え子を亡くしてしまった自責の念から軍を退役してサナリィへと移る。
温厚で聡明な性格であり、実験所が襲撃された後は、トビア達の良き協力者として行動を共にしている。好きな映画は黒澤映画らしい。
12歳の時、第二次ネオ・ジオン抗争におけるシャア・アズナブルの隕石落しを地球上から目撃し、その時の衝撃が軍人を志すきっかけとなっている。
鋼鉄の7人作戦ではガンダムF90インターセプトタイプに搭乗。その際のパーソナルマークはRB(F99レコードブレイカー)の文字をもじったもの。
木星圏でのシンヴァツ破壊作戦においてはローズマリーとともに生存。ドレックら若者が死に、老いた自分が生き延びたことを嘆くが、ローズマリーの発破を受け、だからこそ生き延びた自分は生き抜かなければならないと決意する。戦後はローズマリーと結婚。連邦の要請により木星圏に留まり、戦闘直後に起きたクーデターで瓦解した総統派らににらみを利かせている。結婚後5年目で亡くなっていることがゴーストで判明した。
ヨン・サンニー
F99テストパイロット。3人のテストパイロットのリーダー格。サナリィの月面開発研究所を急襲した木星帝国軍をF99に搭乗して迎え撃ち圧倒的な性能を見せ付けるも、それを上回る動きを見せたカリスト操るコルニグスのビームクローに引き裂かれ死亡。
ユリシーズ・レオパルド
F99テストパイロット。サナリィの月面開発研究所を急襲した木星帝国軍をF99に搭乗して迎え撃ち圧倒的な性能を見せ付けるも、カリストの月面を削って岩塊の礫を浴びせるという奇策に怯みコルニグスのビームライフル内蔵ビームアックスに引き裂かれ死亡。
ミッチェル・ドレック・ナー
声 - 小山力也
F99テストパイロットの唯一の生き残り。他の2名からはその潜在能力の高さを評価されていたが、気弱な性格のため発揮できずにいた。同僚を殺され自分も撃墜された戦いの後は恐怖からMSに乗れなくなるも、トビアやミノル達の奮闘を見て勇気を取り戻し、再び戦う事を決意する。
鋼鉄の7人作戦ではハリソン専用ガンダムF91に搭乗。その際のパーソナルマークはMの字[6]をもじったもの。なお、ミッチェルと言う名前は自分に似合っていないと思っており、普段はセカンドネームのドレックを名乗っている。
木星決戦ではトビア、ミノルとチームを組み遠距離からの援護を担当。死の旋風隊が戦線離脱した後、激戦の中で鉄壁に見えたカリスト機の防御の穴を看破。F91の機動性を極限まで引き出す操縦でその穴を突き、影のカリストに痛打を加えることに成功するが決定打にはならず、反撃を受け戦死した。

木星帝国[編集]

光のカリスト
声 - 笹沼尭羅
ドゥガチの後継者として、木星帝国新総統となった青年。地球圏に大災害を引き起こす神の雷計画を計画・実行しようとしている。姉であるエウロペや、双子の弟である影のカリストとは常時意識の共有がなされる特殊能力を持つサイキッカーで、木星圏から二人の意識を介して地球圏の状況を見ている。
彼の「思考共有」は双子の兄弟である影のカリストとは問題なく使えたが、姉のエウロペの意識は相手の「主観的な思考」しか読めず、また「恋心」などと言った彼らに理解できない思考も読めなかった。
最終決戦において、専用機のディキトゥスを駆りその圧倒的な性能でデスゲイルズを葬り、トビアのクロスボーンガンダムX-1フルクロスと交戦する。技能と機体性能の面では光のカリストに分があったが、トビアがX-1の性能を限界まで引き出し、かつ防御をフルクロス任せにし、攻撃にのみ集中したことによってその差は縮まり、互角の戦いを演じる。
だが、影のカリストのバイオ脳を搭載したディキトゥスが撃墜されたことによって狂乱、大振りの一撃でX-1の左腕を切り落とすもその隙を突かれ、シザーアンカーで切断された腕を、持っていたムラマサ・ブラスターごと剣として振りまわすという荒業によって自身もディキトゥスの左腕、左脚部を失い一時撤退。その後、コロニーレーザーを破壊していたトビアとエウロペに、どこからか調達して来た大型ビームアックスを手に、最後の戦いを挑む。
自らの正当性を常に謳い続けてきた彼だったが、実際の所は精神的にかなりナイーブな部分があり、ドゥガチ総統の遺志を遂行しようとしたのも、『自分たちが正しい』と言うことを免罪符に、姉を利用し、姉の恋人を殺し、そしてこれから大虐殺を行おうとする自らへの許しを求めていたためだった。そういった自身の本心の一部をぶちまけながらトビアとエウロペを圧倒するも、最後はIフィールド発生器をナックルガードとし、その下にブランドマーカーを隠すというトビアの奇策の前に敗れ去った。
「過去の為に未来を紡ごうとしている」と作中でエウロペに称されていた通り、彼ら兄弟の行動は未来を見据えての事ではなく、過去に与えられたもの、行ってしまったことに縛られてのものであり、傷つき、苦しみながらも「ただ前に進んでいく事」を良しとするトビアの対極的なキャラクターだったと言える。
乗機はディキトゥスで、彼の機体は左手を模しており正義さす左指(ユーリスディス・シニストラ)の名を冠している。
影のカリスト
声 - 笹沼尭羅
光のカリストの半身。兄同様のサイキッカーであり、二人で意識を共有するため両者が共に総統という奇妙な状況となっている。神の雷計画に障害となる全ての者の排除のため地球圏にやってきた。計画遂行の暁には自らも死亡するが、それを木星の為の必要な犠牲であるとして受け入れていると語る。
パイロットとしての技量は相当のもので、ミノフスキー・ドライブ搭載機であるF99レコードブレイカー3機の連携攻撃を、エウロペの心を読み弾道をあらかじめ見て予測していたとは言え完全に避けきり圧倒。木星戦役以降も戦い続け、経験を積んだトビアのX-1スカルハートをも圧倒する程。
光のカリスト同様の読心能力により、姉であるエウロペの心から光の翼の存在を知りサナリィの月面開発所を襲撃、レコードブレイカー及び研究データの破壊を行う(この際データを木星に送っており、後の木星圏でのミノフスキー・ドライブ搭載機作製につながる)。その後、読心により地球にミノフスキー・ドライブの実験機が存在していることをしり、自身も地球に降下。トビア達と交戦するが、自身の機体が地上用に改修中だったこともあり撤退する。その後、イカロス回収作業中のトビア達を再び襲撃する。地上用に改修された乗機を完全に使いこなし、トビア、スズキ、ギリの三人相手を圧倒するも、トビアに「死を覚悟しているにしては饒舌すぎる」という言動の矛盾を突かれ、「自らの死と引き換えにすることで、神の雷計画による大量虐殺の罪悪感から逃れようとしている」という内心を見ぬかれて動揺、トビアの奇策により機体を中破させられ、ギリらの援護により倒される。特攻してきた木星帝国機への恐怖により、イカロスの破壊と自身の死を幻視したエウロペの心を読み、死の直前までは計画の成功を信じて疑わなかったものの、最後に姉の生存を感じ取り、同時に計画の失敗を悟り狂乱。絶望のうちに死亡した。
その後、光のカリストによって死の直前の意識をバイオ脳にコピーされ復活する。しかし、木星帝国兵は「本当にコピーであるのか、光のカリストの妄想なのかは分からない」とも言っており、バイオ脳の状態では兄のカリストの前以外でまともな言葉を発する事は無く、どちらとも取れる形になっているため詳細は不明。双方のカリスト共に名前の由来は木星の衛星の一つであるカリストから。
乗機は彼本人はコルニグス及びインプルース・コルニグス。バイオ脳の時は光のカリスト同様ディキトゥスを駆る。彼の機体は右手を模しており、自由なる右指(リーベルダス・デクストラ)の名を冠する。
エウロペ・ドゥガチ
声 - 伊藤静
カリスト兄弟の姉で、クラックス・ドゥガチの後妻でありテテニスの義母。神の雷計画を伝えるために地球圏へ。以降トビア達と行動を共にする。地球圏に来るまで、弟達と自分が意識の共有がなされている事を知らず、勝手に自分の心が弟達に読まれていた事にショックを受ける。行動を共にするうちに、死んだ恋人であるカーティスをトビアと重ねあわせており、それに気付いたベルナデットが泣きながらトビアを取らないようにと嘆願している。最終決戦時には心が読まれていることを逆手に取り、作戦内容をあえて読ませてかく乱する司令官的役割を担い、アンヘル・ディオナにイカロスと大型武装コンテナを接続した機体に搭乗する。最終局面まで生き残り、コロニーレーザーをトビアと共に破壊するも、そこにやってきた光のカリストによって致命傷を負ってしまう。最後の力を振り絞って、機体が動かなくなったトビアを自爆するコロニーレーザーから脱出させ、自身は爆発に巻き込まれる形で落命する。カリスト達と同じく名前の由来は木星の衛星の一つであるエウロパから。
カーティス
エウロペの恋人だった木星軍兵士。カリスト達の目論見で海賊討伐へと駆り出され、戦死している。外見はともかく勇猛果敢な性格等はトビアと似通う部分があるらしく、幾度かエウロペとトビアの会話で名前が出ている。最終決戦直前、トビアが行おうとしている事を察したエウロペの手により、彼の個人データがトビアに託された。

『ゴースト』の登場人物[編集]

主要人物[編集]

フォント・ボー
サイド3のズム・シティに住む、メガネがトレードマークのごく普通の男子高校生。連日連夜のネット漬けの生活の中で収集した、古今東西の兵器の情報を、彼なりの形にまとめ、それを自身のホームページに掲載する事を趣味としていたが、偶然ザンスカール帝国の兵器「エンジェル・ハイロゥ」の情報を入手してそれを自身のページに掲載した結果、彼らに命を狙われてしまう。その際「蛇の足」のカーティス・ロスコに助けられ、自身と親族の安全を条件に「蛇の足」への参加を決め、以降彼らと行動を共にする事になる。
性格は穏やかで礼儀正しい。しかし、強い正義感と命の大切さを知る優しさを持っており、宇宙細菌『エンジェル・コール』の危険性、ザンスカールの非道、死した木星エージェントの夢等を知った事で、最初は巻き込まれる形だったエンジェル・コール争奪戦に自らの意志で関わっていくこととなる。良くも悪くも普通の少年であり、頭が良い方とはいえ自身の感情のままに動くこともしばしばあり、単身ザンスカールに制圧されたコロニーに侵入を試みたり、そこでザンスカールに人質にされた子供たちを助けたことで受け取った、子供たちの親から謝礼(大金ではあるが、武器弾薬の補充をするには全然足りない)で、本来ならば助ける義理は無いはずのジャックにチャンスを与えるという名目でを傭兵として雇ったりしている。
また、本人に自覚は無いものの、単なる高校生の身でありながら「エンジェル・ハイロゥ」の情報にかけられた強力なプロテクトをあっさり自力で解いてしまえるほどの凄腕のハッカーであり、彼が自作したAI「ハロロ」は会話パターンの構築に特に力を入れたとは言え、会話していて機械的な物をほとんど感じさせない程自然な会話を行えるほど高性能な物となっている。カーティスが彼をあえて巻き込んだのは、その腕前を見込んでのことである。
搭乗機は、サイド3脱出時は、ズム特別戦争博物館から失敬した、MS-06 ザクII。サーカスからの脱走後は、奪取した「EMS-TC02 ファントム」を操縦し、それに「ファントムガンダム」、後に改修して「ゴーストガンダム」の名を与える。
MSの操縦技能も習得してはいるが、それはあくまで趣味で身に付けた程度のものであり、本格的な戦闘ができるレベルのものではない。ただ、豊富なMS知識を活かしたトリッキーな作戦を即興で編み出す機転は、侮りがたいものがあるのもまた確かで、彼のこの機転にしてやられたジャックは、彼を「予約」するほどにライバル視している。尚、ファントムを入手して以降はハロロのサポートもあり、本職のパイロットともある程度渡りあえるくらいになっており、後述の『熱爆走』状態以降は、その思考速度も合わさり一般パイロット相手では太刀打ちできないほどになっている。
MSでの戦闘を行うようになったのは、ファントムを手に入れたがための単なる成り行きに過ぎず、本来はMSないし生身での「戦闘」を本分とせず、持ち前の知性と知識、そして技術のみを頼みとする、知性派且つ参謀型の主人公である。
マリア・シティに向けて発射された核ミサイル処理の際、高速で個人の限界を超える判断を繰り返した為、カーティス曰く『熱爆走』状態になってしまった。簡単に言うならば『頭が良くなり過ぎている』『理性の暴走』状態であり、思考の高速化と認識力の向上から、文字通り一を聞いて十を知るくらいの洞察力を得たが、同時に人の命を数字で見て、効率を重視するために少数の人命を切り捨てるような本来の彼からは想像もつかない発言をするようになってしまった。これは『命の重さを認識するのが怖くなってしまった』為で、マリア・シティの人々の命をかけた大博打を成功させたは良いものの、その加速した思考で如何に今回のことがギリギリのラインだったからを改めて認識し、その重さにつぶれてしまいそうになってしまった為。故に『命』を取りこむ行為である食品の経口摂取すら出来なくなってしまっていた。
そんなフォントの状態を心配したベルに付き添われ、ジャックに送り出される形で「蛇の足」からクロスボーン・ガンダムX-0に乗って出奔。カーティスの残していたデータから、戦いから離れてパン屋を営んでいたシーブックと出会う。その後襲撃して来たザンスカールとの戦いの中で、シーブックの言葉からベルがフォントの為に作ったパンを食べ、『自分が何故ここに立とうとしたのか』を改めて思いだし、『こころ』で暴走する『理性』を乗りこなすことで本来の自分を取り戻した。しかし作中描写を見るに熱爆走は結局治った訳では無く、思考速度と判断力は研ぎ澄まされたままらしく、それにより敵機体を冷静に分析、撃破に成功している。
「蛇の足」に帰還後はカーティスから、改修されたファントム「ゴーストガンダム」を託され、キゾ中将率いるエル・ザンスカール軍との決戦に臨む。
なお、本人曰く「ロリコンじゃない」らしいが、ベルナデッドの一挙一動にドギマギしたりしている為、カーティスからは「その子に手を出したら死刑だよ」と釘を刺されたり、トレスとくっつけようと策謀されたりしている。
ハロロ
フォンの開発したAIプログラム(人工知能)。彼の趣味で少女型の人格インターフェイスとなっている。普段はフォントの携帯するタブレット端末に入れられているが、ネットに接続されていれば、自由に移動することが可能。フォントの育ったサイド3が一年戦争以来ほとんど戦乱に巻き込まれずに発展していったため、基礎技術力が高かった事、フォント自身のハッカーとしての才能と学生らしいひらめき、そしてひときわ力を入れて作られた会話パターンにより、実際にはこの時代の基本的なAIより少々高性能な程度にも関わらず、2世代程先の物と感じさせるほどのAIとして仕上がっている。
ファントム奪取の際、奪われていたタブレットからファントムのコンピューターへと移動したが、2系統のOSを搭載していて構造が複雑化していたこともあってか、ファントムから移動できなくなってしまい、そのまま機体のサポートAIとなった。戦闘中はフォントの要請に応じて様々なデータから演算・予測を行い戦闘をサポートする。
ベルナデット・ドゥガチ
テテニス(『鋼鉄の七人』までのベルナデット)とカーティス(トビア)との間に生まれた娘。愛称は「ベル」。なお、テテニスとは異なり「ベルナデット」は偽名でなくれっきとした本名である。テテニスの懐妊が判明したのが外惑星資源探査に出発して以降だったため(実際は娘の身を案じたテテニスとカーティスにより、妊娠発覚後に資源探査のクルーとなった)、生まれたのは探査船内で、本編開始時まで自分以外の『子供』を見ることなく育った。そう言った特殊な環境下で育った為、子供らしい無邪気で短慮な部分と、大人のように理知的で思慮深い部分が混ざりあったアンバランスな性格をしている。特技は母親と同じく密航。
また、ニュータイプ或いはサイキッカーとしての能力を持ち、自身の視界をカーティスと共有する、核ミサイルの発射方向を察知する等のことを行っており、そのことからマリア・エル・トモエに目をつけられてしまう。
最初は『子供仲間』としてフォントに懐いていたが、共に行動するうちに恋心らしきものを彼に抱くようになる。
カーティス・ロスコ / トビア・アロナクス
木星共和国ユピテル財団の特殊部隊「蛇の脚(セルピエンテ・タコーン)」のリーダーである男性。後にテテニスからの密命でユピテル財団の実戦部隊の指揮に蛇の脚が一任されたことで一行の実質的なリーダーとなり、(テテニスの命令によって)あえて木星政府を通さない形で「エンジェル・コール」の回収作戦を開始し、一行を「新生クロスボーン・バンガード」と命名する。
視力を失っているが、周囲の音の変化を敏感に感知することと、ずば抜けたニュータイプとしての感性によって、日常生活に支障をきたすことなく過ごしているばかりか、モビルスーツ戦でも敵の動作などを音で伝えてくる独自のコックピットに乗り込むことで卓越したモビルスーツ操縦技術を見せる。
その正体は、『鋼鉄の七人』の最後でエウロペからの写真を基に故人「カーティス・ロスコ」の容姿へ整形を行って、カーティスを演じているトビアである。別人へと成り替わっていたのは、宇宙海賊の面々が木星側では重罪人とされており、トビアは神の雷計画で消息不明となったことから(ローズマリーの著書でも戦死とされていた)、木星の人間として忍び込んだためである。
木星の者には過去の(本物の)カーティスと性格が異なることを「奇跡的に生還したが、重傷を負ったために視力だけでなく記憶を失った」と説明されていた。その事とトビア自身の適応力や演技力で誤魔化し、そしてトビア自身の人徳がそれ以上に人々を引き付ける魅力的なものであったことから周囲からは気にされないでいたが、本物のカーティスの友人であったエリンからは別人だと見抜かれて離反の一因となってしまった。娘であるベルに対しても一貫して「幼いころから知っている知人」を装っているが、フォントとの仲が進行しそうになるとかなり煮詰まって見えるほど悩んでいる。
キゾ中将との最終決戦を前にして、フォントにカーティスではなく「トビア・アロナクス」としての本音を語り、いずれベルにも本当の事を話すつもりでいることを明かした。

新生クロスボーン・バンガード[編集]

ビル
 新生クロスボーン・バンガードのMS部隊『バタラ隊』の隊長。エリンがカーティスに対し不信感を抱き逃走した後、その出自を怪しみ、不信感を抱きそうになった蛇の足のメンバーたちに対して、「何かあったら、自分が最初にカーティスを撃つ」と宣言し、メンバーをまとめる。
 カーティスには否定しているが、実際には撃つつもりはなく、隊長である自らが宣言することによってメンバーたちを納得させただけであり、見かけはごついが、意外と面倒見の良い人物。味方機として認識するために、鹵獲したファントムにドクロのマークを付ける。
パイロットとしての腕は決して低いものでは無いが、カーティスに変わってクロスボーン・ガンダムX-0に乗っていた際は(乗り慣れない機体と言うこともあるが)流石に持て余していた。
キゾ中将との決戦の際は、愛機のバタラをフォントが鹵獲してきたザンスカールのアインラッドに載せ、両サイドをサーカスのラロの残骸から回収したライドボールを2つに割ったものを装備して出撃。全方向からの攻撃に高い防御力を発揮し、ザンスカールの大群相手の優位に戦う。

木星共和国[編集]

エリン・シュナイダー
カーティスのハイスクール時代からの友人。林檎の花(マンサーナ・フロール)の船長として、土星軌道に漂流していた宇宙海賊船調査にあたる。
かつて木星軍のパイロットとして出撃し、戦死したと思われていた友人・カーティスが生きて帰って来た事を心から喜んだが、その行動の端々に生じる違和感から「別人」であると気付いてしまった事から不信感を抱き[7]、土星軌道を漂流していた宇宙海賊船で発見された外宇宙から来た致死性を持つ細菌「エンジェル・コール」を持って、ミノフスキー・ドライブ装備のモビルクルーザー「パピヨン」で地球圏に逃走する。
その後、ジャグナーに身を潜めて居た所をキゾ中尉率いる部隊の襲撃を受ける。その際、録音音声により逃走中、エンジェル・コールのワクチンを作り出そうとしていたが地球上にあるあらゆる方法を持ってしてもワクチンが作り出せなかったこと、そしてその際の焦りから自身もエンジェル・コールに感染していること、ワクチン開発中に作り出した、エンジェル・コールの活動を鈍くする溶液に体を浸すことでかろうじて生きているものの、もう長くはないことをカーティスらに告げる。彼が宇宙細菌をザンスカールに受け渡そうとしていた理由は、「木星帝国」の思考による地球人の滅亡と木星の繁栄。そしてエンジェル・コールの対価として譲り渡されるサイキッカー10万人を木星の民として迎え入れる為であり、方法はともかくどこまでも『木星という国』の為に一図に動いていたからだった。
しかしエンジェル・コールが地球どころか木星圏までも、つまりは全人類を滅ぼす可能性があるものだと知った後はそれを消滅させる為に行動を開始、ジャグナーにセットした装置で自身が乗るパピヨンごとエンジェル・コールを焼き尽くそうとした。しかし、装置起動寸前でキゾ中尉に拉致されてしまい、マリア・シティの基地内でエンジェル・コールを自身から採取されてしまう。
カーティスらが駆けつけた時には既に全身がほぼ溶けきっており、既に死亡しているものと思われていた。しかし、アクシデントで部屋内に閉じ込められたトレスが自身ごとエンジェル・コールを火炎放射器で焼き尽くそうとした際、キゾ中将が使った脱出口の動作ボタンを彼女に伝えた。その後、彼の体は彼女の手によって部屋ごと焼き払われた。最後に彼にとって見ず知らずな人間であるトレスを救った理由は定かでは無い。

サーカス[編集]

木星共和国に所属する部隊。「一騎当千」を意味する「サウザンドカスタム(Thousand Custom)」に由来した部隊名であり、「Thou-Cus」と綴られる。その名の通り、単機で千機の敵を相手に戦えるほどの特化した戦闘力を目指して開発され、特殊かつ端的な技術を施されたMSを運用する。

元々は木星共和国内のタカ派へのガス抜きのため、ユピテル財団が計画を認可した経緯があり、ユピテル財団は技術的なハードルをあげることで開発を頓挫させることを目論んでいたが、予想とは裏腹にある程度の開発成果が上がってしまう。その開発成果を試すために実戦参加の機会を虎視眈々と狙っており、「エンジェル・コール」争奪戦に参加すべく地球圏にやってくる。団員は犯罪者の烙印を押されたもので構成されており、基本的に仮面をかぶって素顔を隠しているが、エリン・シュナイダーに雇われた三名については顔を隠している描写はない。

ジャックの台詞から、構成員は全て「サイコミュ波の流れを読む」特殊能力を有していることが判明している。従って、サイコミュによるオールレンジ攻撃でさえ、彼らにとっては単に「手数が多い」と言うだけで、ジャック自身が対ジョング戦で証明してみせたように、絶対的なアドバンテージにはならなくなっている。

クォ・グレー
サーカス部隊の「団長」。ステッキにシルクハット、燕尾服という、まさにサーカス団の団長のごとき姿をしている。一癖も二癖もある団員を束ねるだけあり、彼自身も高い身体能力を持ち、飛んでくる巨大なギロチンの刃を飛びのいて避けてみせた。一見陽気な冗談好きだがその本性は冷酷非情な上に計算高く、自らの部隊の有用性を説き、スポンサーを探してザンスカールのキゾ中将と接触し、彼にやとわれることとなる。その目的は『最強の人殺しの道具』であるエンジェル・コールを手に入れ独占すること。それはつまり地球圏で起きる争いが全てサーカスにいくら金を積めるかで決まるようになるということである。それは争いが起こる限り自分たちが栄えるということであり、エンジェル・コールの場所を特定できると、すぐにキゾ中将を裏切りエンジェル・コール確保に動きだした。
実はカラスの教え子の一人であり、キゾ中将の正体を知っていた。カラスの強いものが正しい、と言う理論を『強さ=金』と解釈し、誰よりもそれを多く得る為と言うのが彼の行動理由だった。
ジャック・フライデイ
カスタム機「デスフィズ」のパイロット。「人殺しであるパイロットは、いくら殺しても構わない」と公言する好戦的な性格で自信家だが、「罪を犯していない子供は決して殺さない」というルールを自らに定めている。例として、人質となった子供たちに菓子を与えたり、子供たちを助けようと、フォントにわざと脱出するためのヒントを与えたりしている。これはストリートチルドレンだった彼の幼少時の体験に起因するもののようで、ベルを助けるために、仲間であるはずのゴードンを反射的に手にかけてしまうなど、彼にとってはルール以上の、ほぼ絶対の「掟」となっている。
ただし他のサーカス団員にはそのルールは理解されていないようで、特にゴードンからははっきりと馬鹿にされていた。
人間に限らず、戦闘中に木からずり落ちかけた小鳥の入った巣をデスフィズの腕で支えて元に戻し、笑みを浮かべるなどしているところから、ルール以前に、元々か弱いものに対して好意的で、保護欲をかき立てられる性格でもある模様。妹が一人おり、木星でシングルマザーをしている。正体を隠して資金援助をしているが、話を聞いたフォントは「多分、もうバレている」と考えていた。
MSの機体サイズの違いによる距離感を利用したフォントの奇策をきっかけに、フォントに一目置くようになる。正確には海賊軍のパイロットだとは思っていたようで、カーティスに聞かされるまでフォントだとは気付かなかった。だが、実はモビルスーツを操縦する際にコンピュータの処理を軽くしようと視覚センサー以外の探知機器をカットしていたという本人のミスもあったことが判明した。
ネオ・テキサスコロニーの戦いを経てクロスボーン・バンガードの捕虜となり、去就明らかならざるところをフォントに個人的に傭兵として雇われることになった。戦闘時はフォントが支払う報酬の中から保釈金を取られた上で仮釈放される待遇であり、雇い主であるフォントを「ボス」と呼んで彼なりに慕っている。
同じくサーカス団員のマーメイドとは恋人の中だったが、彼がゴードンを殺害したことにより一転仇として命を狙われることとなる。マリア・シティでの戦いで紆余曲折の末彼女を捕虜とした。今の所は殺伐とした感じでは無いものの、よりを戻した訳でもない微妙な関係となっている模様。
フォントがベルと共に家出した際には手を貸したペナルティとして延々と「芋の皮むき」をやらされていたが、その間にも自分なりに今後のことを考え、この戦争を最後に傭兵を引退して学校に通い、将来は牧師になることを目指し始める。
ゴードン・ヌブラード
カスタム機「ガラハド」のパイロット。口の周りを囲むように髭を生やしているがっしりとした体格の男。搭乗機の機体名から連想される洒落っ気なのか、被っている仮面は中世騎士を連想させるグレートヘルムを模した形状をしている。
生身でもよく暴力を振るい、フォントが痛みに悶える様子を面白がるなど残虐な性格を持つ。「ぐはははは」という笑い声が特徴。ジャックとはストリートチルドレンだった頃からの付き合いで当時から暴力を好む男だった。しかし、妹のマーメイドだけは大事にしており、「妹の好いた男」と言う事でジャックには気をかけていた。
ネオ・テキサスコロニーの戦いで、覚醒したファントムの前に敗退。道連れにするため最後の一撃を加えようとしたところを咄嗟にジャックに阻まれ致命傷を負う。介錯を託し、デスフィズのビームクローによって消滅した。
コーシャ
カスタム機「バイラリナ」の女性パイロット。戦いに美を求めるタイプで、裏切りのような「美しくない行為」を嫌い、気乗りしない場合は戦闘に加わろうともしない。
パイロットとしての実力はかなりのもので、遠距離戦特化仕様なはずのバイラリナで「蛇の足」のMS三体と互角に切り結ぶなどの芸当をやってのける。
マリア・シティの戦いにおいて、自身と互角に渡り合うローズマリーを「美しい」と評し彼女との戦いを楽しんでいたが、戦いの後に衛星軌道上からの無差別射撃でローズマリーを殺害したザンスカールのパイロットを「美しくない」とし、ローズマリーへの手向けとしてこれを撃破した。
ロナルド
カスタム機「ラロ」のパイロット。機体同様、小柄な体形をしている。性格は卑しく好色で、撃墜されたマーメイドを救助し、恩を押し売りして言い寄る。が相手にされず、「ジャックを倒したら、あんたのものになってやる」と言い返され、ジャックに一対一の勝負を強要する。だがその「決闘」は、マーメイドが目的というよりは、「ただのクズ」なりに筋を通して生きているジャックを生かしておいたら、自分は筋を通すことさえできない「ただのクズ以下」で終わるしかないという現実を払拭することが目的であった。結果マーメイドの機体を庇わせる形でジャックを追い込み、デスフィズの破壊には成功したものの、咄嗟に機体を捨てマーメイドの機体に乗り換えるというジャックの機転の前に敗れ去った。
ラーザブ
カスタム機「バンゾ」のパイロット。 機体同様の巨漢だが、彼自身の言動に目立つところはあまりなく、出番も少なく、外見に反して存在感はあまりない。
アニマール・ベルヴァ
エリンに雇われたメンバーの一人で、カスタム機「キルジャルグ」のパイロット。元木星軍少尉であり、かつて神の雷計画にてクロスボーン・ガンダムX1フルクロスを見た経験がある。そのため、クロスボーン・ガンダムを好んで使うカーティスとの戦いを期待していた。
その実力と自信は相当なもので、戦闘中にもかかわらず葉巻に火をつける余裕があるほど。
密林と言う地の利を生かした戦いでカーティスを追い込むも、実際は森を切り開くことで動きを誘導されており、最後はクジャクによる至近距離射撃で敗れ去った。死の間際、カーティスの正体を確信し彼の名を呼んだが、それが最後まで紡がれることは無かった。
マーメイド・ヌブラード
エリンに雇われたメンバーの一人で、カスタム機「カルメロ」のパイロット。足を露出させたノーマルスーツを着用する女性で、ジャックの恋人だった。
兄であるゴードンを殺したジャックと戦闘を行い撃墜されたが、フォントの静止により寸前で攻撃を外されたため生き残った。その後、マリア・シティでロナルドと共にデスフィズ・モールでジャックと戦うが、やはりジャックを殺すことはできず紆余曲折の末、新生クロスボーン・バンガードの捕虜となっている。
ディーヴァ・ダッダ
エリンに雇われたメンバーの一人でカスタム機「エスピラル」のパイロットだが、本来はファントムのパイロットでありそのための修練を積んでいた。剃髪した僧侶のような風貌で、操縦中も胡座を組んでいる。
自身が乗るはずだったファントムに搭乗し、使いこなせていないトレスやフォントに対して怒りを露にしている[8]
ファントムに追従できるほどの機動力を持つエスピラルによりフォント達を追い詰めるものの、相手の機体性能を分析しきったフォントの策により、一瞬動きだしが遅れる隙を狙われ敗れた。

ザンスカール帝国[編集]

キゾ
ザンスカールの中将。サーカス部隊とエンジェル・コールに目をつける。自分の役に立つなら得体の知れないサーカスでも重用するが、役に立たなければ忠実な部下さえも切り捨てる等、自己の利益のみしか考えようとしない冷酷非道な人物。マリア・エル・トモエを「真の女王マリア」として担ぎ出す等、ザンスカール本国とは別の思惑で行動している。自身の直属の部隊は金色のカラーリングが施されている。
その正体は木星帝国総統クラックス・ドゥガチの息子。つまりテテニスの腹違いの兄であり、ベルの伯父にあたる。ドゥガチの内縁の妻との間に生まれたが、幼少時に父であるドゥガチが地球連邦との政略結婚(テテニスの母親)を持ちかけられた際にフォンセ・カガチに預けられた。そのため、母親の愛情を受け成長したテテニスとは異なり、親の愛情を知らないまま成長しているため、歪んだ性格になっている。
その暴虐極まりない苛烈さはカガチにとっても全く手に負えないものとなっているが、カガチにはドゥガチへの個人的な恩義と忠誠心があった事で自由が許されていた。しかし作中にて、独断で人質の子供達をギロチンにかけて処刑するよう命じる、エンジェル・コールの横取りを狙う等、余りにも目に余る独善振りから、ザンスカールを内側から食い破られる事を恐れたカガチにより、遂に粛清の対象と見なされ、マリア・シティで発生した暴動に乗じて核ミサイルを撃ち込まれる。更にシティでの混乱の最中に送り込まれたザンスカール本国の部隊に暗殺されかかるも、秘密裏に開発していた専用のMS「ミダス」を起動させ、自身のマリアと共に反逆を起こす。
ビルケナウを操縦し、単機で複数機を手玉にとるほどに操縦技術は高い。
マリア・エル・トモエ
キゾ中将が南米マチュピチュに「建国」した「真のザンスカール帝国」の「真の女王マリア」。そしてキゾの忠実な妻でもあり、彼がいかなる残虐非道を行おうとも付き従う。
ある程度のカリスマはあるが、それは人前でローズマリーに論破されて言葉に詰まる程度のものでしかない。カーティスは、「ザンスカール帝国が『女王』にするために集めた多くの女性の一人で、マリア・ピア・アーモニアが女王に『選抜』された際に振るい落とされた「失格者」ではないか」と推測している。
そしてその推測は正しく、トモエは自分に一度希望を与えてから奪い取るという残酷な仕打ちをしたカガチとマリアを心から憎み、専用MA「カオスレル」でキゾの反逆に付き従う。

リガ・ミリティア[編集]

フォントたち海賊軍とサーカス、そしてザンスカール帝国軍との四つ巴の乱戦を行う。

リア・シュラク隊
リア・シュラク隊はカーティス達と戦い、撃墜(戦闘不能に)される。その後、サーカスが参戦してきて乱戦になるが、投降先を選ぶ際に、カーティスの顔を見ていい男であったためトレスの判断で海賊軍の捕虜になることを決め、共同して戦闘離脱を図る。
“蛇の足(セルピエンテ・タコーン)”では、リア・シュラク隊の3人を捕虜ではなく、共に戦う同志として受け入れ、Vガンダムの修理などを行っている。
トレス・マレス
乗機は黒いVガンダムヘキサ。3人のリーダー格。色黒の美女であり、パイロットスーツの前をはだけて胸元を臍の下まで露出しているが、かなりうぶなところもある。
暗号解読のできるハロロがファントムから出られなくなった事でオペレータであるフォントと共にファントムの「戦闘担当」として乗り込む事になる。ベルとフォントが恋愛関係に発展することを危惧したカーティスの策略でフォントとくっつけられそうになっているが、本人もフォントを意識し始めている。
ドゥー・ナウガ・フルス
乗機は黒いVガンダム。線の細い黒髪の少女。(この時代では当たり前だが)生粋のスペースノイドで地球に降下した際には大気に交じる「匂い」に驚いていた。
イー・ライチ
乗機は黒いVガンダム。ツインテールの髪と細い目が特徴の少女というより幼女。一時期、地球で暮らしていたことがある。生身での戦いが滅法強く、武装した兵士数人と素手で渡り合うほど。

ブラックロー運送[編集]

専務
ブラックロー運送の専務で名前は不明、オンモ会長の指示で蛇の足に協力している。ブラックロー運送が元々は海賊組織だったということを知らないため、中立を表明しているにもかかわらず、危険を冒してまで会長が蛇の足に協力していることが理解できずにいる。

兵器[編集]

宇宙海賊クロスボーン・バンガード
木星帝国・木星共和国・サーカス
ザンスカール帝国
新生クロスボーン・バンガード

長谷川裕一ひとりスーパーロボット大戦 大外伝[編集]

同人誌として発表された作品で、自作品のクロスオーバーのみでスーパーロボット大戦風のストーリーを構築するという手法を用いている。

本作からはトビア、ベルナデット、ウモンらが登場しており、MAディビニダド、ノーティラス、そしてオリジナルの強化機体としてクロスボーン・ガンダムX1フルアーマーが登場している。

関連商品[編集]

  • SDガンダム Gジェネレーション(ガンプラ)
    • No.59 クロスボーン・ガンダムX1(2001年4月発売)
    • No.63 クロスボーン・ガンダムX2(2002年1月発売)
  • GUNDAM FIX FIGURATION
    • #0016-a クロスボーン・ガンダムX1(2003年8月発売)
    • #0016-b クロスボーン・ガンダムX2(2003年8月発売)
    • #0021a ガンダムF91ハリソン機(2004年8月発売、ガンダムF90とのコンパチモデル)
    • #0031 クロスボーン・ガンダムX3(2006年8月発売、X1改・改及びフルクロスとのコンパチモデル)
  • MG(マスターグレード
    • XM-X1 クロスボーン・ガンダムX1 Ver.Ka(2006年9月発売)
    • F91 ガンダムF91 ハリソン・マディン大尉専用機(2006年11月発売)
    • XM-X1 クロスボーン・ガンダムフルクロス(2007年1月発売)
    • XM-X2 クロスボーン・ガンダムX2 Ver.Ka(2013年6月発売、プレミアムバンダイ ホビーオンラインショップ限定商品)
    • XM-X3 クロスボーン・ガンダムX3 Ver.Ka(2013年12月発売、プレミアムバンダイ ホビーオンラインショップ限定商品)
  • ROBOT魂(SIDE MS)
    • XM-X1 クロスボーン・ガンダムX1(2009年6月発売)
    • XM-X2ex クロスボーン・ガンダムX2改(2009年7月発売)
    • XM-X3 クロスボーン・ガンダムX3(2010年6月発売)
    • F91 ガンダムF91(ハリソン・マディン機)(2010年11月発送、魂ウェブ商店限定商品)
    • XM-X1 クロスボーン・ガンダムX1フルクロス(2014年5月発売)
    • XM-X2ex クロスボーン・ガンダムX2改 フルアクションVer.(2014年9月発売)
    • クロスボーン・ガンダムX1改・改オプションパーツセット(2014年11月発送、魂ウェブ商店限定商品)
    • F91 ガンダムF91(ハリソン・マディン機) スカルハートVer.(2014年11月発送、魂ウェブ商店限定商品)
    • XM-X3 クロスボーン・ガンダムX3(2015年2月発送予定、魂ウェブ商店限定商品)

単行本[編集]

本編(カドカワコミックスエース版)
  1. 1995年3月10日初版・ISBN 4-04-713103-2
  2. 1995年8月7日初版・ISBN 4-04-713113-X
  3. 1996年3月6日初版・ISBN 4-04-713128-8
  4. 1996年8月8日初版・ISBN 4-04-713145-8
  5. 1997年2月7日初版・ISBN 4-04-713175-X
  6. 1997年6月5日初版・ISBN 4-04-713185-7
本編(普及版)
コンビニコミック用に本編を上下巻にしたもの。長谷川のインタビューや、『ガンダムエース』の人物伝企画「データガンダム」でのベラ・ロナの回が収録。
本編(新装版)
  1. 2011年1月26日初版・ISBN 978-4-04-715645-6
  2. 2011年1月26日初版・ISBN 978-4-04-715646-3
  3. 2011年3月26日初版・ISBN 978-4-04-715686-9
  4. 2011年3月26日初版・ISBN 978-4-04-715687-6
  5. 2011年6月25日初版・ISBN 978-4-04-715718-7
  6. 2011年6月25日初版・ISBN 978-4-04-715719-4
外伝
機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人
  1. 2006年12月26日初版・ISBN 4-04-713888-6
  2. 2007年5月26日初版・ISBN 978-4-04-713926-8
  3. 2007年12月26日初版・ISBN 978-4-04-715005-8
背表紙の通しナンバーはKCA2-14が正しいが間違って『スカルハート』と同じKCA2-12になっているものが存在する
機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
  1. 2012年5月26日初版・ISBN 978-4-04-120251-7
  2. 2012年8月25日初版・ISBN 978-4-04-120378-1
  3. 2013年2月22日初版・ISBN 978-4-04-120533-4
  4. 2013年6月24日初版・ISBN 978-4-04-120739-0
  5. 2013年10月24日初版・ISBN 978-4-04-120919-6
  6. 2014年3月26日初版・ISBN 978-4-04-121066-6
  7. 2014年9月24日初版・ISBN 978-4-04-102119-4
  8. 2015年1月22日初版・ISBN 978-4-04-102463-8
  9. 2015年4月25日初版・ISBN 978-4-04-102119-4

ゲーム[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 本編のみで、『外伝』以後の作品には関わっていない。
  2. ^ “1位は「クロスボーン・ガンダム」“アニメ化してほしいマンガ作品は?”完結作品編”. アニメ! アニメ! (イード). (2015年2月11日). http://animeanime.jp/article/2015/02/11/21943.html 2015年3月10日閲覧。 
  3. ^ 一部のゲーム作品においてはニュータイプ扱いとなっている。また、原作でもニュータイプ特有の描写が多々ある。
  4. ^ 何をやらせても才能は高く、料理の腕前もかなりのもの。彼の料理を食べたトビアは『ミスター味っ子』の村田源二郎のようなリアクションをとっていた。
  5. ^ 映画『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』で、ピーター・セラーズが演じるストレンジラヴ博士が興奮するとナチス式敬礼をしそうになって無理矢理押さえつける、というのが元ネタ
  6. ^ このMは本来搭乗する予定であったミノルの頭文字であった。急遽搭乗者が変更になったが、ドレックのファーストネームがミッチェルであったため、そのまま使用する事となった。
  7. ^ 彼らは「木星帝国」の教育を色濃く受けた世代でもあり、カーティスやテテニスが木星共和国の為ではなく「そこに住む人々のため」に活動していた事も不信を抱く理由となった様だ。
  8. ^ しかし、予備シートも使わずにパイロットシートに「重ね乗り」している状態では全開加速は使えないのは当たり前である。

関連項目[編集]