東京福祉大学
| 東京福祉大学 | |
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池袋キャンパス校舎
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| 大学設置/創立 | 2000年 |
| 学校種別 | 私立 |
| 設置者 | 学校法人茶屋四郎次郎記念学園 |
| 本部所在地 | 東京都豊島区東池袋4-23-1 |
| キャンパス | 池袋キャンパス(東京都豊島区) 伊勢崎キャンパス(群馬県伊勢崎市) 名古屋キャンパス(愛知県名古屋市) 広報センター(愛知県名古屋市) |
| 学部 | 社会福祉学部 心理学部 教育学部 |
| 研究科 | 社会福祉学研究科 心理学研究科 |
| ウェブサイト | 東京福祉大学公式サイト |
東京福祉大学(とうきょうふくしだいがく、英語: Tokyo University of Social Welfare)は、東京都豊島区東池袋4-23-1に本部を置く日本の私立大学である。2000年に設置された。大学の略称は東京福祉または東福大。
目次 |
概観 [編集]
大学全体 [編集]
2000年4月に開学。通学課程に加え、通信教育課程も運営されている。通学課程は、群馬県・伊勢崎・名古屋キャンパスで学ぶ。通信教育課程は、純粋な通信教育課程と、通学課程であるグループ専門学校との併修で学ぶ教育課程としている。
建学の精神(校訓・理念・学是) [編集]
東京福祉大学では、「理論的・科学的能力と実践的能力を統合した社会貢献」[1]を建学の精神として制定している。その建学の精神に基づき、社会に貢献する人材の育成と、各分野の学問の発展と地域社会への貢献を目指すとしている[2]。また、教育理念として、育成を目指す具体的な人間像を掲げている[3]。
校章の由来 [編集]
フロンティア・スピリット-未来を切り開く開拓精神
学校法人名に取り上げられている茶屋四郎次郎は、校章にも描かれている「御朱印船」で荒波を乗り越え、命がけで海外貿易を行っている。未知の世界に飛び込み、わが国の発展のために尽くそうとする心。こうした冒険者の精神は、社会変動の激しい21世紀に活躍できる、柔軟で合理的な思考、国際的な広い視野、未知の問題に取り組む思考力・創造力とチャレンジ精神、人のために尽くす心をもった人材を育成したい願いとして、校章の「御朱印船」に込めている。
教育および研究 [編集]
教育方針の大きな柱は、思考力と問題発見・解決能力を身につけたスペシャリスト育成を目的に「双方向対話型」と「グループ討議」を基本とする教育方法を授業に多く導入することである。2000年4月の開学以来、こうした教育方針や建学の精神の実現に向け、1.担当教員によるシラバス作成の義務化、2.学生による授業評価の実施、3.教員の年次勤務評価制度の施行、4.FD(ファカルティ・ディベロップメント)の推進、5.教員の任期制と7年後のテニヤ(終身雇用保証)審査・取得制度の導入、6.学生の成績評価にあたりGPA(Grade Point Average)制度の導入、7.アカデミックアドバイザー(担任・学業相談員)制度の導入、8.教員のオフィスアワーの設定、などを先駆的に導入し、現在まで教育に運用されている。さらに、建学の精神である「理論的・科学的能力と実践的能力を統合した社会貢献」の実現のために、社会福祉援助技術現場実習の実施方法の改革が推進された。
研究活動においても、開学時より教員の文部科学省科学研究費補助金の申請が奨励され、初年度は約80%の獲得率となり、2010年には、科学研究費の配分額において、523校の私立大学のうち168位となっている。
沿革 [編集]
略歴 [編集]
東京福祉大学は2000年に開学した。その後、2006年に短期大学部が新たに開設された。
年表 [編集]
- 2000年 大学創立。
- 2000年 系列校主催だったアメリカ夏季短期研修(ハーバード大学、フォーダム大学)がこの年(第20回)より共同開催となる。
- 2001年 東京福祉大学公開講座が開始される。
- 2001年 東京福祉大学学園祭"千輝(きらら)祭"スタート。
- 2002年 筋ジストロフィーの通信教育入学希望者とのトラブルが報道され社会問題化した[4]。
- 2003年 大学院社会福祉学研究科開設。
- 2004年 中国黒竜江大学への短期留学スタート。
- 2004年 社会福祉学部にて保育士の養成がスタートする。
- 2005年 社会福祉学部保育児童学科開設。
- 2006年 中国短期留学が年2回となり、訪問先が海南島(海南師範大学)と上海(上海師範大学)となる。
- 2006年 短期大学部こども学科開設。
- 2006年 大学院社会福祉学研究科の池袋サテライトキャンパスの夜間・土曜通学がスタート。
- 2006年 韓国京東大学と教育提携、翌年から韓国短期留学がスタートする。
- 2007年 法人名称が学校法人東京福祉大学から学校法人茶屋四郎次郎記念学園になった。
- 2007年 教育学部教育学科開設。
- 2007年 大学院社会福祉学研究科児童学専攻開設。
- 2008年 大学院心理学研究科が社会福祉学研究科から独立。
- 2008年 創立者であり当時総長の中島恒雄がセクハラ事件をおこし総長を辞任した[5]。
- 2008年 専門職対象の公開講座がスタート。2008年からは、特別支援教育についての専門講座を実施。翌年から、保育専門公開講座を開始。
- 2008年 韓国青州大学院と大学院社会福祉学研究科の学術交流開始。
- 2009年 新学長に相澤英之が就任。
- 2009年 名古屋キャンパスの第1回文化祭"文化発表会"を開催。
- 2009年 インターネットを使った大学院学習システム「moodle」を導入する。
- 2009年 心理学部心理学科開設。
- 2010年 東京福祉大学学園祭"千輝(きらら)祭"を池袋キャンパスでも開催。
- 2011年 相澤英之に代わり松原達哉が新学長に就任。
- 2011年 4月 教育学研究科臨床教育学専攻修士課程開設。
- 2011年12月 文部科学相の諮問機関「大学設置・学校法人審議会」が申請していた経営学部と大学院経営学研究科について、ともに「不可」とする答申を中川文部科学相に行った。教職員へのわいせつ行為で服役した元理事長を出所後に一時、事務総長として雇用したことを問題視した[6]。
基礎データ [編集]
所在地 [編集]
- 伊勢崎キャンパス(群馬県伊勢崎市山王町2020-1)
- 池袋キャンパス(東京都豊島区東池袋4-23-1)
- 名古屋キャンパス(愛知県名古屋市中区丸の内2-13-32)
- 広報センター(愛知県名古屋市中村区則武1-1-4)
教育および研究 [編集]
組織 [編集]
東京福祉大学の通信教育課程では、卒業に必要な単位(社会福祉学部128単位以上、心理学部・教育学部124単位以上、短期大学部94単位以上)をすべて修得し卒業要件を充足すれば卒業となり、通学課程と全く同じ「学士(教育学・心理学・社会福祉学・保育児童学)」または「短期大学士(こども学)」の学位が授与される。例えば、東京福祉大学通信教育課程社会福祉学部保育児童学科に入学した場合、上記の卒業要件を充足し卒業すれば、東京福祉大学社会福祉学部保育児童学科卒業となる。
学部 [編集]
大学院 [編集]
- 心理学研究科
- 臨床心理学専攻修士課程(通学、通信)・博士課程(通学)
- 社会福祉学研究科
- 社会福祉学専攻修士課程(通学、通信)・博士課程(通学)
- 児童学専攻修士課程(通学・通信)
短期大学部 [編集]
- 短期大学部
- 子ども学科(通学、通信)
附属機関 [編集]
- 赤城山研修センター
- 研修センター
- 付属臨床心理相談室
学生生活 [編集]
- 2009年、昨今の経済不況により、保護者の失業や家計の急変等で大学進学をあきらめざるを得ない本学受験生に対し、初年度納入金の分割と延納を入学後の7月末まで認める学資延納特別制度をスタート。
大学関係者と組織 [編集]
大学関係者組織 [編集]
- 東京福祉大学同窓会
大学関係者一覧 [編集]
施設 [編集]
キャンパス [編集]
伊勢崎キャンパス [編集]
- 交通アクセス:
芝生の校庭にレンガの建物。本庄駅から遠くバスの利用は必須。大学からのバスの本数も少ない。伊勢崎キャンパスには「茶屋四郎次郎記念図書館」があり福祉関係の書籍の蔵書が充実している。
池袋キャンパス [編集]
- 交通アクセス:
名古屋キャンパス [編集]
広報センター [編集]
- 交通アクセス:
対外関係 [編集]
地方自治体との協定 [編集]
2007年、伊勢崎市内の小・中学校にて、放課後や夏休みを利用して本学学生がボランティアを行なう「ボランティア・チューター制度」をスタートした。
2008年、伊勢崎市教育委員会との協定が結ばれる。
系列校 [編集]
社会との関わり [編集]
学部新設の不認可 [編集]
東京福祉大学は経営学部や経営学研究科を新設する方針を打ち出し[7][8][9]、文部科学省に設置申請を行うなど手続きを進めていた。しかし、2011年12月、文部科学省大学設置・学校法人審議会は、東京福祉大学の管理運営体制を問題視し、申請を不可とする答申を発表した[10][11]。管理運営が問題視され学部新設が認められないという、日本の大学としては史上初めての事態となった[12][13][14]。
東京福祉大学は総長が強制猥褻罪で逮捕、実刑判決を受けた際、今後は当該人物を大学経営には関与させないと発表した[12][13][14]。文部科学省に対しても同様の内容を報告をしており、大学の公式ウェブサイト上でも「本学の経営や教育に関与することはない」[15]と謳っていた。しかし、実際には、当該人物を服役後に事務総長として雇用し、総長時代と同額の給与を支払っていた[13]。さらに、当該人物が在籍する企業に業務を委託するとの名目で、当該人物個人の口座に約2000万円が支払われていた[12]。さらに、当該人物が事務総長を退任したあとも、法人名義のクレジットカードをそのまま使用させており、その利用額は約280万円に及んでいた[14]。このような状況について、文部科学省大学設置・学校法人審議会は「文部科学省への報告や社会への説明に反して元理事長を法人運営に関与させてきていることや、本設置認可申請後に及んで学校法人として不適切な管理運営が行われていたことが確認された」[16]と結論づけた。そのうえで、「元理事長が学校法人や設置校の運営にいかなる関与もしないことが実質的に担保され、『学校法人にふさわしい管理運営体制が整えられていること』、『学校等の管理運営の適正を期し難いと認められる事実がないこと』と判断することはできない」[16]と断じたうえで、経営学部や経営学研究科の新設を不可とする答申を打ち出した[10][11][12][13][14]。
脚注 [編集]
- ^ 「建学の精神」『建学の精神・使命・教育理念 | 東京福祉大学』東京福祉大学。
- ^ 「使命・目的」『建学の精神・使命・教育理念 | 東京福祉大学』東京福祉大学。
- ^ 「教育理念」『建学の精神・使命・教育理念 | 東京福祉大学』東京福祉大学
- ^ 筋ジストロフィーの女性に「入学見送りを」 朝日新聞(2002年4月9日)
- ^ 読売新聞 2008年10月30日
- ^ 東京福祉大の学部・研究科新設「不可」と答申 読売新聞(2011年12月16日)
- ^ 「学部・短期大学部」『経営学部 経営学科 | 東京福祉大学』東京福祉大学。
- ^ 「大学院」『大学院 社会福祉学研究科 社会福祉学専攻 博士課程 前期(修士) | 東京福祉大学』東京福祉大学。
- ^ 「教員募集のお知らせ【経営学】」『お知らせ | 東京福祉大学』東京福祉大学、2011年3月。
- ^ a b 『平成24年度開設予定学部等一覧(判定を「不可」とするもの)』2011年12月。
- ^ a b 『平成24年度開設予定大学院等一覧(判定を「不可」とするもの)』2011年12月。
- ^ a b c d 「東京福祉大の新学部設置を認めず」『東京福祉大の新学部設置を認めず NHKニュース』日本放送協会、2011年12月16日。
- ^ a b c d 「東京福祉大の学部新設認めず=強制わいせつ元総長を再雇用-大学設置審」『時事ドットコム:東京福祉大の学部新設認めず=強制わいせつ元総長を再雇用-大学設置審』時事通信社、2011年12月16日。
- ^ a b c d 「東京福祉大の学部・研究科新設『不可』と答申」『東京福祉大の学部・研究科新設「不可」と答申 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)』読売新聞、2011年12月16日。
- ^ 『「不可」とする理由[(学)茶屋四郎次郎記念学園(東京福祉大学)]』1頁。
- ^ a b 『「不可」とする理由[(学)茶屋四郎次郎記念学園(東京福祉大学)]』3頁。
公式サイト [編集]
- 東京福祉大学・大学院 - 東京福祉大学の公式ウェブサイト。
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