豊橋技術科学大学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索
豊橋技術科学大学
Gthumb.svg
大学設置/創立 1976年
学校種別 国立
設置者 国立大学法人豊橋技術科学大学
本部所在地 愛知県豊橋市天伯町雲雀ヶ丘1-1
キャンパス 本学(愛知県豊橋市)
学部 工学部
研究科 工学研究科
ウェブサイト 豊橋技術科学大学公式サイト
テンプレートを表示

豊橋技術科学大学(とよはしぎじゅつかがくだいがく、英語: Toyohashi University of Technology)は、愛知県豊橋市天伯町雲雀ヶ丘1-1に本部を置く日本国立大学である。1976年に設置された。大学の略称は技科大、豊技大、TUT、Toyohashi Tech。

目次

[編集] 概要

日本に二校ある技術科学大学の一つ(もう一校は新潟県長岡市長岡技術科学大学)。高等専門学校等からの三年次編入生が8割近くを占めるという特色を持つ。そのため、通常の国立大学への入学方法(センター試験及び二次試験)で入学する学生の割合は1割以下である。大学院への進学率が高く、卒業生の8割以上が大学院へ進学する。このような特色から大学側は4年計画(学部4年)ではなく、6年計画(学部4年、修士2年)または高専からの編入生を対象にした4年計画(学部2年、修士2年)の学部・大学院一貫教育でカリキュラムを組んでいる。学部一年次から大学院進学を前提の教育を行うため、講義の内容や単位認定が厳しくなっている。また、大学院を重視しているため学部定員と大学院定員がほぼ同じ人数になっている。

講義は2009年度まで三期制(一学期、二学期、三学期)を採用しており、一日の授業数は六時間授業(一コマ75分)となっていたが、2010年度の学内再編成を機に二期制(前期、後期)、五時間授業(一コマ90分)に変更された。学部第4年次には約2ヶ月間の実務訓練が必修教科としてカリキュラムに組み込まれている。

課外活動ではロボコン同好会が大学ロボットコンテストの全国大会NHK大学ロボコンで、大会最多である六度の優勝を遂げている。

[編集] 研究・教育

[編集] JABEE認定

平成17年度に生産システム工学課程が、平成18年度には電気電子工学課程、情報工学課程、物質工学課程、建設工学課程が、平成19年度には機械システム工学課程、知識情報工学課程がJABEE認定を受けた。

[編集] 立地、アクセス

キャンパスの敷地面積は広大だが、豊橋市の中心部からかなり外れた位置にある。そのため、キャンパス内に大きな駐車場がいくつか存在し、大学としては珍しく学生の車での通学を全面許可している。立地上の最寄駅であるJR二川駅および豊橋鉄道渥美線芦原駅からはバスなどの公共交通機関がない上に歩くには相当な距離があるので、有効な交通手段は現在のところ豊橋駅から30分以上要する路線バスのみであり、実質的な最寄り駅は豊橋駅となっている。

[編集] 沿革

  • 1974年4月11日 昭和49年度予算で技術科学大学院(仮称)の豊橋市設置が決定
  • 1976年5月25日 国立学校設置法の一部を改正する法律(昭和51年法律第26号)の施行により、豊橋技術科学大学の新設公布
  • 1976年10月1日 豊橋技術科学大学開学
  • 1978年4月24日 第1回入学式を挙行
  • 1980年4月1日 大学院工学研究科修士課程設立
  • 1986年4月1日 大学院工学研究科博士後期課程 材料システム工学専攻、大学院工学研究科博士後期課程 システム情報工学専攻設立
  • 1987年4月1日 大学院工学研究科博士後期課程 総合エネルギー工学専攻設立
  • 1988年4月1日 知識情報工学課程設立
  • 1991年4月1日 大学院工学研究科修士課程 知識情報工学専攻設立
  • 1993年4月1日 エコロジー工学課程設立
  • 1995年4月1日 大学院工学研究科博士後期課程を再編成し、機械・構造システム工学専攻、機能材料工学専攻、電子・情報工学専攻、環境・生命工学専攻設立
  • 1996年4月1日 エネルギー工学課程、エネルギー工学専攻をそれぞれ機械システム工学課程、機械システム工学専攻に改称
  • 1997年4月1日 大学院工学研究科修士課程エコロジー工学専攻設立
  • 2000年2月1日 修士課程英語特別コース受け入れ開始
  • 2004年4月1日 国立大学法人豊橋技術科学大学設立
  • 2010年4月1日 学内再編成により、機械工学課程/専攻、電気・電子情報工学課程/専攻、情報・知能工学課程/専攻、環境・生命工学課程/専攻、建築・都市システム学課程/専攻設立
  • 2010年10月1日 エレクトロニクス先端融合研究所(EIIRIS)設置

[編集] 学部

[編集] 新課程(2010年4月学内再編成)

学部は工学部のみ。2010年4月、学内再編成により5つの課程と総合教育院が設置され、コース制が導入された。

機械工学課程(I系)
  • 機械・システムデザインコース
  • 材料・生産加工コース
  • システム制御・ロボットコース
  • 環境・エネルギーコース
電気電子情報工学課程(II系)
  • 材料エレクトロニクスコース
  • 機能電気システムコース
  • 集積電子システムコース
  • 情報通信システムコース
情報・知能工学課程(III系)
  • 情報工学コース
  • 知能情報システムコース
環境生命工学課程(IV系)
  • 未来環境工学コース
  • 生命・物質工学コース
建築都市システム学課程(V系)
  • 建築コース
  • 社会基盤コース
総合教育院※
各課程・各専攻における人文・社会・自然科学・外国語・体育等の諸分野にわたる一般教育、留学生に対する日本語・日本文化の教育を担当する。
  • 社会文化学分野
  • 自然科学・基礎工学分野
  • 計画・経営科学分野

[編集] 旧課程

第3年次編入学については、2012年度編入学者より新課程による募集(2011年度編入学は旧課程による募集)

機械システム工学課程(一系)…平成19年度JABEE認定
大講座…・熱・流体工学、エネルギー変換工学、機械設計学
(熱力学、流体機械、燃焼工学、流体力学、弾性・非弾性力学、材料強度学、トライボロジー)
生産システム工学課程(二系)…平成17年度JABEE認定
大講座…・生産計画学、材料工学、加工学
(システム制御、計測システム、システム創製、材料保証、材料機能制御、精錬工学、塑性加工、接合加工、精密加工)
電気電子工学課程(三系)…平成18年度JABEE認定
大講座…・基礎電気・電子工学、電子デバイス工学、電気システム工学、クリーンパワー変換工学
(超電導送電、誘電材料、先進的超電導・磁性・誘電体材料の開発)
情報工学課程(四系)…平成18年度JABEE認定
大講座…・計算機工学、情報処理工学、情報システム工学
(アルゴリズム理論、計算機アーキテクチャ、信号処理、生体・神経情報工学、通信用信号処理回路)
物質工学課程(五系)…平成18年度JABEE認定
大講座…・工業分析化学、工業無機化学、工業有機化学
(高性能分離技術の開発、セラミックス新物質の開発、機能性高分子合成と解析)
建設工学課程(六系)…平成18年度JABEE認定
大講座…・構造工学、環境工学、建築・地域計画
(構造物の耐震性、安定問題、温熱環境、換気性能評価、都市・地域計画)
知識情報工学課程(七系)…平成19年度JABEE認定
大講座…・情報科学、機能情報工学、マルチメディア教育工学、分子情報工学、分子設計工学
(アルゴリズム、神経生理学、マルチメディア構造化・統合、分子情報処理、分子設計)
エコロジー工学課程(八系)…(平成20年度JABEE認定予定)
大講座…・生物基礎工学、生物応用工学、生態環境工学
(生体関連物質の探索・解析、生物機能とエレクトロニクスの融合、資源の再生技術)
※人文、社会工学系(九系)
各課程・各専攻における専門教育。人文・社会・自然科学・外国語・体育等の諸分野にわたる一般教育。
(この学系は学生の受け入れは行われていない)

[編集] 大学院工学研究科

[編集] 博士前期課程

2010年度以降の入学者

  • 機械工学専攻
  • 電気・電子情報工学専攻
  • 情報・知能工学専攻
  • 環境・生命工学専攻
  • 建築・都市システム学専攻

[編集] 修士課程(旧課程)

2010年度学内再編以前の入学者の専攻

  • 機械システム工学専攻
  • 生産システム工学専攻
  • 電気・電子工学専攻
  • 情報工学専攻
  • 物質工学専攻
  • 建設工学専攻
  • 知識情報工学専攻
  • エコロジー工学専攻

[編集] 博士後期後期課程

2010年度学内再編以前の入学者の専攻。2012年度入学者より新専攻による募集

  • 機械・構造システム工学専攻
  • 機能材料工学専攻
  • 電子・情報工学専攻
  • 環境・生命工学専攻

[編集] 大学関係者と組織

[編集] 大学関係者一覧

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

個人用ツール
名前空間

変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス
他の言語