仁淀川
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| 仁淀川 | |
|---|---|
| 水系 | 一級水系 仁淀川 |
| 種別 | 一級河川 |
| 延長 | 124 km |
| 水源の標高 | 1,982 m |
| 平均流量 | -- m³/s |
| 流域面積 | 1,560 km² |
| 水源 | 石鎚山(愛媛県) |
| 河口(合流先) | 土佐湾(高知県) |
| 流域 | 愛媛県・高知県 |
仁淀川(によどがわ)は、愛媛県・高知県を流れる一級河川で、流域面積1560km²、流路延長124km。吉野川・四万十川と並ぶ四国第三の河川で、流域人口は約11万人。
中流域には四国で第二の規模を誇る多目的ダム大渡ダムをはじめとして治水・電源開発のための施設も多く、水辺利用率も全国1位(2002年)であり、ほぼ100%に近い。 全国的に著名な四万十川と比べると知名度は低いが、水質は全国4位(1999年)に位置づけられている。
目次 |
[編集] 地理
四国の最高峰である石鎚山に源を発する面河川と、分水嶺である三坂峠から流れる久万川が、御三戸(愛媛県久万高原町)で合流して形成される。四国山地に深いV字谷を刻みこみながら南下し、やがて高知県高知市/土佐市付近で太平洋へと注ぎ込む。 三坂峠から御三戸を経て高知県越知町までの区間では、松山と高知を結ぶ国道33号線が並行する。かつては旧国鉄・JR四国が急行バス「なんごく号」(現在はなんごくエクスプレスに役目を引継いでいる)を走らせていたが、2002年8月に廃止。
[編集] 流域解説
[編集] 上流域
石鎚山の山麓にある御来光の滝付近から流れ出た面河川は、紅葉で知られる面河渓を下り、三坂峠方面から流れてきた久万川と御三戸で合流する。これらの最上流域は険しい山地地形というよりもむしろ盆地に近いものがあるが、旧柳谷村の付近から仁淀川町にかけては、仁淀峡谷と呼ばれる標高差が数100mという険しいV字谷を刻みながら南下する。 久万高原町には面河第三ダム、仁淀川町には流域最大の大渡ダムなどがあり、それらのダム付近から越知町にかけてはやや水量が乏しくなるが、ダムより下流側で長者川・土居川、越知町で大桐川といった支流と合流にするにつれ、水量を回復する。
[編集] 中〜下流域
越知町より下流側は水量も豊富になり、夏場ともなると川辺はキャンプ客や釣り人で埋まる。川面にはカヌーや川漁師の小舟がのんびりと浮かび、水辺利用率全国一位の実力をみせつけてくれる。キャンプ場も多く整備されており、それぞれ利用率も高い。また沈下橋も片岡橋・名越屋橋など大型のものが数多く残っている。 いの町出来地で上八川川、いの町勝賀瀬で勝賀瀬川などと合流すると川幅はよりいっそう広がり、大河の様相を呈してくる。国道33号仁淀川橋付近にある河原では毎年5月に「紙のこいのぼり」が行なわれるほか、春から秋にかけて連日テントがはられている姿をみることができる。
[編集] 河口部
1977年に、黒潮ラインの一部として仁淀川河口大橋が開通した。当初は有料道路だったが2001年4月に無料開放された。高知県内有数のサーフスポットであり、一年中サーファーの姿が見られる。また、シラスウナギ漁が盛んであり、漁が解禁される12月から翌年3月にかけて河原や周辺の海岸にはブルーシート製の作業小屋が並ぶ。小屋内ではタモで掬ったシラスウナギを雑魚と選別する作業がおこなわれている。
[編集] 主な支流
- 河口から約2.2キロメートルの地点で合流する、土佐市を流れる支流。仁淀川との水位差によりたびたび水害を起こすため、国土交通省では仁淀川に合流させず、仁淀川河口西まで人工河川を引く「波介川河口導流事業」を進めている。2011年度完了予定[1]、総事業費約358億円[2]。
[編集] 文学作品
仁淀川を舞台とした文学作品で名高いのが、宮尾登美子の自伝小説「櫂」「春燈」「朱夏」「仁淀川」である。彼女は高知県に生まれ育ち、戦前および戦後の引揚げ後の二度にわたり仁淀川流域で暮らした経験があり、上記作品群はその経験を元に書かれたものとなっている。
[編集] 脚注
[編集] 外部リンク
- 河川管理者
- 高知河川国道事務所 - 国土交通省 四国地方整備局
- ポータルサイト
- わくわく仁淀川 - 仁淀川わくわく会議
- 仁淀川お宝総合案内所 - 特定非営利活動法人 仁淀川お宝探偵団
- 仁淀川ネット - 個人運営サイト
- その他

