千曲市
| ちくまし 千曲市 |
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|---|---|
| 国 | |
| 地方 | 中部地方、甲信越地方 |
| 都道府県 | 長野県 |
| 団体コード | 20218-5 |
| 面積 | 119.84km² |
| 総人口 | 61,535人 (推計人口、2012年12月1日) |
| 人口密度 | 513人/km² |
| 隣接自治体 | 長野市 上田市 坂城町 麻績村 筑北村 |
| 市の木 | アンズ |
| 市の花 | アンズ、セツブンソウ |
| 千曲市役所 | |
| 所在地 | 〒387-8511 長野県千曲市大字杭瀬下84番地 |
| 外部リンク | 千曲市 |
| ウィキプロジェクト | |
千曲市(ちくまし)は、長野県の北部、北信地方の千曲川中流域に位置する人口約6万4千の市である。2003年(平成15年)9月1日、更埴市、埴科郡戸倉町、更級郡上山田町の三市町の合併により誕生した。市役所は更埴庁舎、戸倉庁舎、上山田庁舎で機能を分散する。
目次 |
概要 [編集]
旧・戸倉町と旧・上山田町は全国的に戸倉上山田温泉として知られ、善光寺詣りの精進落としの湯として明治期の開湯から100年余りの歴史を有する名湯の地。
旧・更埴市は、古墳時代には信濃国の古名「科野国(シナノのクニ)」の国造が置かれた地域と推定され、科野国の大王の墳墓とされる東日本最大級の前方後円墳である森将軍塚古墳を含む埴科古墳群を有する。また、江戸期の善光寺街道最大の宿場町として、また明治期に北信随一の商都として栄えた稲荷山宿があり、事実上の北国街道と北国西街道の合流点であり、更に善光寺街道から谷街道(北国街道の脇道松代道)が分岐する交通の要衝であった。現在も長野自動車道と上信越自動車道の合流点である更埴JCTが置かれている。他に江戸期の松代藩により植えられた杏林がある森地区は「あんずの里」として知られ、南の冠着山(別名「姨捨山」)は、古今和歌集(905年)にも登場する平安時代からの名勝地で、深沢七郎が楢山節考(1956年)の基とした姨捨伝説が残る。
2003年合併特例法の在任特例を使い、合併前市町の議員56名がそのまま残った。この状態に対し、住民グループが疑問を抱き「議会解散の直接請求」を行うための住民投票を行うべく活動を行い、5月28日までに有権者の3分の1を上回る19,738人の署名を集め、7月11日に住民投票が行われることが決定したが、6月15日47名の全議員が辞職し住民投票は中止になった。定数24の出直し市議選は7月18日告示、投票25日で実施された。この事象は後の全国の合併事例に大きな影響を与えた。
地理 [編集]
隣接する自治体 [編集]
人口 [編集]
| 千曲市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 千曲市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||
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■紫色 ― 千曲市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 |
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千曲市(に該当する地域)の人口の推移
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| 総務省統計局 / 国勢調査 | ||||||||||||||||||||||||||||
行政 [編集]
市長 [編集]
- 歴代市長
議会 [編集]
- 定数 24人
- 議長:吉田昌弘
歴史 [編集]
- 森将軍塚古墳など長野県最古に属し、東日本最大級と言われる前方後円墳群が築造された。4世紀後半頃と見られる。
- 市域は古代信濃国の埴科郡と更級郡にまたがり、この両郡分離以前が『シナノのクニ』の原形であったとする説がある。
- 万葉集に市域の千曲川周辺の歌数首が詠われる。
- 仁和大水において屋代条里田などが洪水砂層に埋まる。
- 古今和歌集の歌に更級と姨捨山、月が詠み込まれて都人の憧れの地となる。
- 当時官社とされていた神社名を所載した延喜式神名帳に波閇科(はべしな)、佐良志奈(さらしな)、治田(はるた)、武水別(たけみずわけ)、粟佐(あわさ)、祝(ほおり)の市内各古社が名を連ねる。
- 大和物語、今昔物語集に棄老伝説が紹介され姨捨の地名が全国に広がる。
- 治承・寿永の乱(源平合戦)の横田河原の戦いにおいて越後から大軍を率いて進駐した城氏を撃退した木曾義仲の出撃地となった。
- 中先代の乱において北条氏の残党に与する近隣の国人領主らが守護所を襲撃した青沼合戦の戦場となり、八幡河原や磯部河原など市内や近隣各所を戦場にした。
- 観応の擾乱に続く南北朝の争いが国人領主達を二分し、守護や関東管領方とそれに反抗する勢力とが生仁城など市内や近隣各所を戦場とした。
- 足利幕府から任命された守護が敗れて都へ逃げ帰ることとなった大塔合戦において大文字一揆勢の拠点の一角となった。
- 1543年(天文12年)千曲川大洪水で船山郷が流失するなど市城や近隣に被害が及んだ。
- 12年にわたる川中島の戦いにおいて武田信玄と上杉謙信が市内や近隣各所をたびたび戦場とした。
- 1602年(慶長7年)千曲川大洪水で黒彦郷が流消分散するなど市城や近隣に被害が広く及んだ。
- 1742年戌の満水・寛保の大水とも言われる大洪水で市域や近隣に広く被害が及んだ。
- 1847年善光寺地震で市域を含む北信地域に広く被害が及んだ。八年後に通過した清川八郎は復旧が進んでいない稲荷山宿の様子を記録している。
沿革 [編集]
- 2003年(平成15年)9月1日 - 更埴市、更級郡上山田町、埴科郡戸倉町とが合併し、千曲市が発足。
- 2004年(平成16年)6月15日 合併特例法による在任特例の議会が自主解散し、7月25日新定数の議員選出。
旧・更埴市の沿革 [編集]
- 1959年(昭和34年)6月 - 埴科郡屋代町、埴生町、更級郡稲荷山町、八幡村が合併し、更埴市が発足。
- 旧・屋代町地区
- 1871年(明治4年)1月 - 埴科郡矢代村が屋代村に改称。
- 1881年(明治14年)1月28日 - 埴科郡屋代村が町制施行。屋代町となる。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 市町村制が施行。
- 埴科郡屋代町が粟佐村を編入し、屋代町として発足。
- 埴科郡雨宮村、土口村、生萱村が合併し、雨宮県村が発足。
- 埴科郡森村は合併を伴わずに発足。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 埴科郡屋代町、雨宮県村、森村の合併により埴科屋代町が発足。
- 1955年(昭和30年)6月1日 - 埴科郡埴科屋代町が屋代町に改称。
- 1956年(昭和31年)9月30日 - 埴科郡屋代町が埴科郡倉科村を編入。
- 旧・埴生町地区
- 1876年(明治9年)5月30日 - 埴科郡寂蒔村、鋳物師屋村、打沢村、桜堂村、小島村の合併により東船山村が発足。
- 同日 - 埴科郡杭瀬下村、新田村、粟佐村の合併により西船山村が発足。
- 1881年(明治14年)5月23日 - 埴科郡東船山村が寂蒔村、鋳物師屋村、打沢村、桜堂村、小島村に再分離。
- 1882年(明治15年)2月18日 - 埴科郡西船山村から粟佐村が分離。
- 1882年(明治15年)11月27日 - 埴科郡西船山村が杭瀬下村と新田村に分離。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 市町村制が施行。
- 埴科郡寂蒔村、鋳物師屋村、打沢村、桜堂村、小島村が再び合併し埴生村が発足。
- 埴科郡杭瀬下村と新田村が再び合併し杭瀬下村が発足。
- 1948年(昭和23年)3月1日 - 埴科郡埴生村が町制施行。埴生町発足。
- 1954年(昭和29年)10月1日 - 埴科郡埴生町、杭瀬下村が新設合併し埴生町が発足。
- 1955年(昭和30年)7月1日 - 埴科郡五加村(大字)中を編入。(五加村の他地区は埴科郡戸倉町に編入)
- 1955年(昭和30年)9月28日 - 埴科郡埴生町(大字)野高場(千曲部落)を更級郡稲荷山桑原町へ分割。
- 旧・稲荷山町地区
- 1875年(明治8年)7月 - 更級郡稲荷山村が町制施行。稲荷山町となる。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 更級郡稲荷山町、桑原村が合併し更級郡稲荷山桑原町が発足。
- 1955年(昭和30年)9月28日 - 埴科郡埴生町(大字)野高場(千曲部落)を編入。
- 1955年(昭和30年)12月1日 - 更級郡稲荷山桑原町から更級郡稲荷山町に改称
- 旧・八幡村地区
- 1872年(明治5年) - 更級郡八幡村、志川村、郡村、八幡領、大池新田の合併により、八幡村が発足。
旧・戸倉町の沿革 [編集]
- 1874年(明治7年)7月 - 埴科郡上戸倉村と福井村の合併により磯部村が発足。
- 1881年(明治14年)5月25日 - 埴科郡下戸倉村が戸倉村に改称。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 市町村制が施行。
- 埴科郡戸倉村、磯部村の合併により埴科郡戸倉村が発足。
- 更級郡若宮村、羽尾村、須坂村の合併により更級郡更級村が発足。
- 1940年(昭和15年)4月17日 - 町制施行。埴科郡戸倉町が発足。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 埴科郡戸倉町、更級郡更級村が新設合併し埴科郡戸倉町が発足。
- 1955年(昭和30年)7月1日 - 埴科郡戸倉町、五加村が新設合併し戸倉町が発足。(ただし、五加村(大字)中は埴生村へ編入。)
- 旧・五加村地区
- 1872年(明治5年)7月 - 埴科郡千本柳村が上徳間村を編入。
- 1873年(明治6年) - 更級郡向八幡村(旧中村)が埴科郡小船山村を編入。
- 1874年(明治7年) - 更級郡向八幡村が埴科郡に所属替えとなる。
- 1875年(明治8年)5月 - 埴科郡千本柳村が黒彦村に改称。
- 1881年(明治14年)5月25日 - 埴科郡黒彦村が千本柳村と上徳間村に分離。
- 1882年(明治15年)9月2日 - 埴科郡向八幡村が中村と小船山村に分離。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 市町村制の施行に及び、埴科郡内川村、上徳間村、千本柳村、中村、小船山村の合併により五加村が発足。
旧・上山田町の沿革 [編集]
- 1889年(明治22年) - 市町村制の施行に及び、更級郡力石村(ちからいしむら)、新山村、上山田村の合併により更級郡上山田村が発足。
- 1892年(明治25年)10月24日 - 更級郡上山田村から力石村が分離。
- 1954年(昭和24年)11月3日 - 更級郡上山田村が町制施行。上山田町が発足。
- 1955年(昭和25年)7月1日 - 更級郡上山田町、力石村が新設合併し上山田町発足。
姉妹都市・提携都市 [編集]
国内 [編集]
産業 [編集]
千曲市に本社機能を置く主な企業 [編集]
- アピックヤマダ
- エムケー精工
- 小松食品
- サクラ精機
- 信濃陸送
- 信州観光バス
- 信州ケーブルテレビジョン
- シンリク観光
- 滝沢食品
- 千代田電機工業
- 長野工業
- 長野電子工業
- 日本ステンレス精工
- 八光
- フラットヘッド
- フレックスジャパン
- 丸善食品工業
- 森川産業
千曲市に主力工場・事業所を置く主な企業 [編集]
- 飯島建設 千曲支社
- オリオン機械 更埴工場
- 花王ロジスティクス 更埴ロジスティクスセンター
- 協和ダンボール 長野工場
- デイリーはやしや 千曲事業所
- 日酸TANAKA 長野工場
- 日本梱包運輸倉庫 長野営業所
- 日本通運 長野支店
- 日本デルモンテ 長野工場
- 北陸コカ・コーラボトリング 更埴ロジスティクスセンター
- モリカワ 長野事業所
- 山崎製パン 長野営業所
学校 [編集]
小学校 [編集]
中学校 [編集]
高等学校 [編集]
社会教育 [編集]
ホール・集会場 [編集]
- 千曲市更埴文化会館 あんずホール
- 千曲市上山田文化会館
- 戸倉創造館
図書館 [編集]
- 千曲市立更埴図書館
- 千曲市立戸倉図書館
- 千曲市立上山田公民館図書室
- 屋代駅市民ギャラリー図書コーナー(しなの鉄道屋代駅内)
学習施設 [編集]
- 千曲市ふれあい情報館
博物館・ギャラリー [編集]
- 長野県立歴史館
- 森将軍塚古墳館
- 戸倉郷土館
- アートまちかど
- さらしなの里歴史資料館
- 稲荷山宿蔵し館
- ふるさと漫画館
- 屋代駅市民ギャラリー
- あんずの里板画館
- にしざわ貯金箱館
公民館・観光会館 [編集]
- 埴生公民館
- 屋代公民館
- 稲荷山公民館
- 八幡公民館
- 戸倉公民館(戸倉創造館)
- 上山田公民館
- 千曲市総合観光会館
- あんずの里観光会館
体育施設 [編集]
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交通 [編集]
鉄道 [編集]
市の中央をしなの鉄道線(旧・信越本線)が縦断し、北西部をJR篠ノ井線が通る。
路線バス [編集]
道路 [編集]
- 屋代BS - 更埴JCT
橋 [編集]
名所・旧跡・観光スポット [編集]
- 戸倉上山田温泉
- 笹屋ホテル (豊年虫)
- 智識寺
- 荒砥城 (城山史跡公園)
- 善光寺大本願別院
- 聖山高原県立自然公園
- 千曲高原・大池自然の家
- 千曲高原・大池キャンプ場
- 姨捨の景観 (全国お月見ポイント第1位、国指定名勝)
- 武水別神社
- 稲荷山宿 (善光寺街道最大の宿場町、「蔵の街」)
- 桑原宿
- 長雲寺 (愛染明王は重要文化財)
- 雨宮の渡し跡
- 生仁城跡
- 鷲尾城跡 (倉科将軍塚古墳)
- 屋代城跡
- あんずの里 (森地区)
- 更埴文化会館 (通称あんずホール)
- 長野県立歴史館
- 森将軍塚古墳館
祭事・催事 [編集]
- あんずまつり – 森地区を中心に4月初旬の花見、6月下旬から7月上旬の果実の収穫時期に開催。
- 大池百八灯 – 徳川家天領だった大池地区に伝わる送り盆の行事。初代真田藩主に嫁いだ徳川家康の養女小松姫を偲ぶ。
- 森将軍塚まつり
- どんしゃんまつり
- 千曲川納涼煙火大会
- 戸倉上山田温泉夏祭りと大煙火大会
- 大頭祭
- 雨宮の御神事 – 3年に1度の奇祭。
- 八幡とんとん - 毎年、八幡の武水別神社で行われる歴史ある仕掛け花火の大祭。
- 稲荷山祇園祭
- 信州おばすて観月祭
- ふれあい情報館フェスタ
出身有名人 [編集]
- アブドーラ小林 (プロレスラー)
- 柿崎順一 (芸術家・美術家・フラワーアーティスト)
- 柿崎靖夫 (実業家・楽天トラベル 旅の窓口創業者)
- 北村晴男 (弁護士・タレント)
- 熊木杏里 (シンガーソングライター)
- 倉石忠雄 (法務大臣)
- 越ちひろ (絵画アーティスト)
- 児玉幸多 (文学博士、千曲市名誉市民)
- 小林昌良 (ファッション関係者・フラットヘッド)
- 近藤日出造 (漫画家)
- 斎藤けん (漫画家)
- 塩原時三郎(逓信大臣)
- 菅谷昭 (医師、現松本市長、チェルノブイリ医療基金理事長)
- 瀬在幸安 (医学博士、元日本大学医学部長、元日本大学総長)
- 滝沢伸介 (ファッションデザイナー・NEIGHBORHOOD)
- タイガーマスク (4代目) (プロレスラー・新日本プロレス)
- Toshiya (ミュージシャン・Dir en grey / ベース)
- 中條高徳 (実業家・アサヒビール)
- 中村一雄(競馬騎手)
- 中村広(競馬騎手・調教師)
- 西村進 (園芸家・育種学者)
- 聖澤諒 (プロ野球選手・東北楽天ゴールデンイーグルス)
- 福島鉄平 (漫画家)
- プチ鹿島 (漫才師・俺のバカ ツッコミ)
- 松本仁一 (ジャーナリスト・朝日新聞)
- 水野正幸 (実業家・ホクト創業者)
- 宮入近治 (医学博士・実業家・ミヤリサン製薬)
- 宮尾綾香 (プロボクサー)
- 依田巽 (実業家・エイベックス創業者・ドリーミュージック)
脚注 [編集]
関連項目 [編集]
外部リンク [編集]
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