楢山節考
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『楢山節考』(ならやまぶしこう)は、深沢七郎作の小説。姨捨山伝説をベースに、信州の寒村に住む人々を描く。
これまでに2度映画化されている。
あらすじ [編集]
山に囲まれた信州のある村。今年も楢山の歌が歌いだされる季節になった。村の年寄りは七十になると楢山まいりに行くのが習わしで、六十九のおりんはそれを待っていた。息子の後妻も無事見つかって安心したし、山へ行く時の支度はととのえてある。済ませることはあともう一つ…。
- -塩屋のおとりさん運がよい 山へ行く日にゃ雪が降る-
自分が行く時もきっと雪が降る…おりんはその日を待ち望む。
孝行息子の辰平は、お供で一緒に行くのだが、気が進まず元気がない。しかし家計を考えて年明けも近い冬の夜、誰にも見られてはいけないという決まりのもと背中に母を背負って楢山まいりへと出かけていく。辛くてもそれが貧しい村の掟なのであった。
評価 [編集]
1956年第1回中央公論新人賞応募作品。三島由紀夫、伊藤整、武田泰淳ら選考委員らに絶賛され、同賞を受賞し、ベストセラーとなった。