上水内郡

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日本 > 中部地方 > 長野県 > 上水内郡
長野県上水内郡の範囲(1.信濃町 2.小川村 3.飯綱町 水色:後に他郡から編入した区域)

上水内郡(かみみのちぐん)は、長野県

人口22,661人、面積282.65km²、人口密度80.2人/km²。(2014年10月1日、推計人口

以下の2町1村を含む。

郡域[編集]

1879年明治12年)に行政区画として発足した当時の郡域は、上記2町1村に長野市の一部(信州新町日原西・信州新町信級および屋島の一部を除く概ね犀川および千曲川以北)を加えた区域にあたる。

歴史[編集]

郡発足までの沿革[編集]

知行 村数 村名
幕府領 幕府領(松代藩預地 4町
38村
○妻科村、○腰村、○返目村、○三輪村、押鐘村、●○上松村、○富竹村、○金箱村、○上駒沢村、○下駒沢村、○三才村、○栗田町[2]、○上町、○六地蔵町、○牟礼村、○内町、○茶磨山新田村、○袖ノ山村、○野村上村、○高山村、○板橋村、○稲附村、○石橋村、○中宿村、○新井村、○赤沼村、○赤沼河原新田村、○坂口村、○横手村、○西条村、○伺去真光寺村、○高坂村、○夏川新田村、権堂村、中尾村、北川村、裏新田村、山神代村、上宇木村[3]、下宇木村[3]、○吉田村、○黒川村
幕府領(中野代官所) 17村 柏原村、野尻村、熊坂村、古海村、○小古間村、○小玉村、○戸草村、○宮越村、○落影村、○御料村、○落合村、○芹沢村、○中島村、○原村、○辻屋村、○大古間村、●栗田村
幕府領(松代藩預地・中野代官所) 1村 ○津野村
藩領 信濃松代藩 86村 小柴見村、○小市村、○久保寺村、○市村、○南俣村、○上高田村、下高田村、○北高田村、●○風間村、○南長池村、○西尾張部村、○北尾張部村、○北長池村、○布野村、○村山村、○中俣村、○小島村、○南堀村、○北堀村、○石渡村、○太田村、○中越村、○桐原村、東和田村[4]、西和田村[4]、○平林村、○北郷村、●○徳間村、○東条村、○山田村、○下稲積村、○山上条村、○水内村、○上条村、○檀田村、○新町村、○山穂苅村、○越道村、○小根山村、●○中条村、●○瀬戸川村、●○竹生村、○長井村、○奈良井村、●○大安寺村、●○岩草村、○地京原村、○伊折村、○念仏寺村、○梅木村、○日影村、○上祖山村、○鬼無里村、○下祖山村、○栃原村、鑪村、○入山村、○広瀬村、○茂菅村、○山田中村、○小鍋村、○倉並村、○宮野尾村、桜村、泉平村、○橋詰村、●○笹平村、○中御所村、里穂苅村、専納村、古間村(現・長野市)、吉窪村、坪根村、久木村、○新安村、○椿峰村、五十平村、瀬脇村、五十里村、青木村、和佐尾村、荒木村、上稲積村、上ヶ屋村、古山村、立屋村
信濃飯山藩 19村 東柏原村、倉井村、芋川村、○赤塩村、○普光寺村、○船岳村、○石村、○南郷村、○田子村、○吉村、柴津村、荒瀬原村、蟹沢村、大倉村、川谷村、浅野村、神代村、平出新田、平出村
信濃椎谷藩 1村 問御所村
幕府領・藩領 幕府領(松代藩預地)・松代藩 1村 ○上野村(現・長野市上野)
幕府領(中野代官所)・松代藩 1村 ○千田村
その他 戸隠神社 5村 上楠川村、上野村(現・長野市戸隠豊岡)、下楠川村、戸隠山門前[5]、日照田村
善光寺 1町
3村
○善光寺町[6]、○箱清水村、七瀬村、平柴村
  • 慶応4年2月17日1868年3月10日) - 幕府領の一部(中野代官所)が名古屋藩の管轄となる。
  • 明治2年2月30日1869年4月11日) - 幕府領の一部(中野代官所)が伊那県の管轄となる。
  • 明治3年
  • 明治4年
  • 明治初年 - 風間村が分割して東風間村・西風間村となる。(4町174村)
  • 明治5年(4町172村)
    • 1月 - 古山村が瀬戸川村に合併。
    • 2月17日1872年3月25日) - 戸隠山門前が戸隠村に改称。
    • 8月 - 裏新田村が中宿村に合併。
  • 明治6年(1873年)(4町168村)
    • 3月15日 - 専納村が中条村に合併。
    • 4月 - 里穂刈村が新町村に合併。
    • 下稲積村・上稲積村が合併して稲積村となる。
    • 赤沼河原新田村が赤沼村に合併。
  • 明治7年(1874年)(5町163村)
    • 11月15日 - 長野村が改称して長野町となる。
    • 茶磨山新田村が野村上村に合併。
  • 明治8年(1875年)(5町148村)
    • 1月 - 山神代村・平出新田が平出村に合併。
    • 9月4日
      • 高山村・板橋村・稲附村・石橋村が合併して大井村となる。(不明)
      • 小古間村・大古間村が合併して古間村(現・信濃町)となる。
      • 戸草村・宮越村・落影村・中島村・辻屋村が合併して穂波村となる。
    • 11月 - 南俣村・千田村が合併して稲葉村となる。
    • 坂口村・高坂村・袖ノ山村および夏川新田村の一部(地蔵上組)が合併して志賀村となる。
    • 野村上村・北川村および夏川新田村の残部が合併して川上村となる。
    • 中宿村・横手村が合併して柳里村となる。
    • 山田村・稲積村が合併して稲田村となる。
  • 明治9年(1876年) - 下記の町村の統合が行われる。特記以外は5月30日。(3町101村)

郡発足以降の沿革[編集]

  • 明治12年(1879年
    • 1月4日
      • 郡区町村編制法の長野県での施行により、水内郡のうち3町101村の区域に行政区画としての上水内郡が発足。郡役所を長野町に設置。初代郡長は奥村忠充
      • 更級郡川合新田村・大豆島村の所属郡が本郡に変更。(3町103村)
    • 12月 - 安茂里村の一部が分立して平柴村となる。(3町104村)
  • 明治14年(1881年)(5町110村)
    • 3月31日 - 福田村が分割して南堀村・北堀村・石渡村となる。
    • 5月12日 - 信岡村が分割して上条村・新町村となる。
    • 6月24日 - 妻科村が改称して南長野町となる。
    • 10月20日 - 吉田村の一部が分立して太田村・中越村となる。
    • 11月10日 - 腰村が改称して西長野町となる。
    • 志賀村が分割して袖ノ山村・坂口村・高坂村・地蔵久保新田村となる。
  • 明治15年(1882年
    • 2月24日 - 富田村の一部が分立して鑪村・桜村・泉平村となる。(5町113村)
    • 6月20日 - 新町村の一部が分立して里穂刈村となる。(5町114村)
    • 10月20日 - 安茂里村の一部が分立して小柴見村となる。(5町115村)
  • 明治16年(1883年9月17日 - 繁木村が分割して山田中村・小鍋村となる。(5町116村)
  • 明治18年(1885年2月19日 - 鶴賀村が改称して鶴賀町となる。(6町115村)
  • 明治19年(1886年12月14日 - 北長池村の一部、上高井郡綿内村の一部(土屋坊区)、同郡福島村の一部(福島新田区)が分立して屋島村となる。(6町116村)
1.長野町 2.芹田村 3.大豆島村 4.古牧村 5.三輪村 6.吉田村 7.朝陽村 8.柳原村 9.長沼村 10.鳥居村 11.神郷村 12.古里村 13.若槻村 14.浅川村 15.高岡村 16.牟礼村 17.三水村 18.信濃尻村 19.柏原村 20.古間村 21.富士里村 22.芋井村 23.戸隠村 24.柵村 25.鬼無里村 26.北小川村 27.南小川村 28.津和村 29.水内村 30.栄村 31.日里村 32.七二会村 33.小田切村 34.安茂里村(紫:長野市 桃:信濃町 赤:小川村 橙:飯綱町)
  • 明治22年(1889年4月1日 - 町村制の施行により、以下の町村が発足。特記以外は現・長野市。(1町33村)
    • 長野町 ← 長野町、南長野町、西長野町、鶴賀町[問御所および居町を除く権堂]、茂菅村
    • 芹田村 ← 稲葉村、若里村、中御所村、栗田村、鶴賀町[七瀬・権堂のうち居町]、川合新田村
    • 大豆島村 ← 大豆島村、風間村
    • 古牧村 ← 西尾張部村、高田村、南長池村、東和田村、西和田村、平林村、三輪村[荒屋]
    • 三輪村 ← 三輪村[荒屋を除く]、宇木村、上松村、古野村、中越村
    • 吉田村 ← 吉田村、太田村
    • 朝陽村 ← 北長池村、屋島村、北尾張部村、南堀村、北堀村、石渡村
    • 柳原村 ← 村山村、柳原村、小島村
    • 長沼村 ← 長沼大町、長沼穂保町、津野村、赤沼村
    • 鳥居村 ← 浅野村、大倉村、蟹沢村、川谷村[谷組]
    • 神郷村 ← 南郷村、石村、豊野村[福井組・番匠屋敷組・狐沢組を除く]
    • 古里村 ← 富竹村、金箱村、上駒沢村、下駒沢村、三才村
    • 若槻村 ← 東条村[東組]、徳間村、稲田村、檀田村、西条村[東組]、上野村、田子村、吉村
    • 浅川村 ← 西条村[西組]、伺去真光寺村、北郷村、東条村[西組]
    • 高岡村 ← 地蔵久保新田村、坂口村、高坂村、川上村、袖ノ山村、古町村、柳里村(現・飯綱町)
    • 牟礼村(第1次) ← 牟礼村、黒川村、小玉村、平出村、豊野村[福井組・番匠屋敷組・狐沢組](現・飯綱町)
    • 三水村 ← 芋川村、普光寺村、倉井村、赤塩村、東柏原村、川谷村[風坂組](現・飯綱町)
    • 信濃尻村 ← 野尻村、古海村、熊坂村(現・信濃町)
    • 柏原村(単独村制。現・信濃町)
    • 古間村 ← 古間村、荒瀬原村、富濃村(現・信濃町)
    • 富士里村 ← 大井村、穂波村、平岡村(現・信濃町)
    • 芋井村 ← 上ヶ屋村、泉平村、広瀬村、入山村、鑪村、桜村、富田村
    • 戸隠村 ← 戸隠村、豊岡村
    • 柵村 ← 栃原村、祖山村
    • 鬼無里村 ← 鬼無里村、日影村
    • 北小川村 ← 瀬戸川村、稲丘村(現・小川村)
    • 南小川村 ← 高府村、小根山村(現・小川村)
    • 津和村 ← 山上条村、越道村、山穂刈村
    • 水内村 ← 新町村、里穂刈村、水内村、上条村
    • 栄村 ← 中条村、日高村、住良木村
    • 日里村 ← 日下野村、御山里村
    • 七二会村(単独村制)
    • 小田切村 ← 山田中村、塩生村、小鍋村
    • 安茂里村 ← 安茂里村、平柴村、小柴見村
  • 明治23年(1890年5月17日 - 牟礼村が中郷村に改称。
  • 明治24年(1891年)4月1日 - 郡制を施行。
  • 明治30年(1897年)4月1日 - 長野町が市制施行して長野市となり、郡より離脱。(33村)
  • 大正3年(1914年)4月1日 - 吉田村が町制施行して吉田町となる。(1町32村)
  • 大正12年(1923年
    • 4月1日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
    • 7月1日 - 吉田町・芹田村・三輪村・古牧村が長野市に編入。(29村)
  • 大正15年(1926年)7月1日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
  • 昭和29年(1954年
    • 4月1日(18村)
      • 津和村・水内村が合併して久米路村が発足。
      • 古里村・柳原村・浅川村・大豆島村・朝陽村・若槻村・長沼村・安茂里村・小田切村・芋井村が長野市に編入。
    • 7月1日 - 鳥居村・神郷村が合併して豊野村が発足。(17村)
    • 10月1日 - 久米路村が町制施行・改称して新町となる。(1町16村)
  • 昭和30年(1955年
    • 1月1日 - 豊野村が町制施行して豊野町となる。(2町15村)
    • 2月1日(2町14村)
      • 日里村の一部(祖山)が鬼無里村に編入。
      • 栄村および日里村の残部が合併して中条村が発足。
    • 3月31日 - 新町が更級郡日原村信級村と合併して信州新町が発足。
    • 4月1日(2町12村)
      • 高岡村・中郷村が合併して牟礼村(第2次)が発足。
      • 南小川村・北小川村が合併して小川村が発足。
    • 7月1日 - 柏原村・富士里村が合併して信濃村が発足。(2町11村)
  • 昭和31年(1956年
    • 1月1日 - 三水村の一部が古間村に編入。
    • 9月30日(3町8村)
      • 信濃村・古間村・信濃尻村が合併して信濃町が発足。
      • 信州新町が更級郡牧郷村の一部(中牧・弘崎の各一部を除く)を編入。
  • 昭和32年(1957年8月1日 - 戸隠村・柵村が合併し、改めて戸隠村が発足。(3町7村)
  • 昭和34年(1959年)4月1日 - 信州新町が北安曇郡八坂村の一部(左右)を編入。
  • 昭和41年(1966年10月16日 - 七二会村が長野市・篠ノ井市・更級郡川中島町信更村更北村埴科郡松代町上高井郡若穂町と合併し、改めて長野市が発足、郡より離脱。(3町6村)
  • 平成17年(2005年
    • 1月1日 - 豊野町・鬼無里村・戸隠村が長野市に編入。(2町4村)
    • 10月1日 - 牟礼村・三水村が合併して飯綱町が発足。(3町2村)
  • 平成22年(2010年)1月1日 - 信州新町・中条村が長野市に編入。(2町1村)

変遷表[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 領主から年貢免除の特権を与えられた土地。
  2. ^ 記載は栗田村。
  3. ^ a b ○宇木村1村として記載。
  4. ^ a b ○和田村1村として記載。
  5. ^ 記載は戸隠村。
  6. ^ 記載は長野村。

参考文献[編集]

「長野県公式」に記載されているが「旧高旧領」に記載されていない村は枝郷とみなし、本項では割愛した。

関連項目[編集]

先代:
水内郡
行政区の変遷
1879年 -
次代:
(現存)