フラワーアーティスト

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フラワーアーティスト

フラワーアーティストとはを用いて芸術をするフラワーアート制作する人のこと。花の芸術家。芸術の分野としては、彫刻(彫塑)・立体に分類される。

概要[編集]

主な材料として花を使用するため、それらの一回性・一時性から写真インスタレーションなどの表現方法を用いることも多く、欧州や北米において古くは絵画を用いて表現された。

日本においては1960年代笠原貞男によってはじめてフラワーアーティスト(フローラルアーティスト)という言葉が用いられたのが最初であると考えられる。その後、1980年代には土屋宗良や刈米義雄、1990年代からはダニエル・オストなどのフラワーアーティストが活躍。2000年代には柿崎順一東信が出現。フラワーデザインや日本古来の華道(いけばな)、フラワーデコレーション(花卉装飾)とは一線を規す、「花の芸術」を産み出した。

フラワーデザイナーとは関係性は深く、フラワーデザイナーの作品または行為がアート昇華されることも間々あるが、フラワーアーティストとフラワーデザイナーとは明確には別ものである。自称フラワーアーティストを名乗る者が多いが、アーティスト芸術家)は芸術活動を行い、一定の功績を挙げ、また、社会的に認められた者のみを指す。

主要なフラワーアーティスト[編集]

日本[編集]

海外[編集]