大町市

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おおまちし
大町市
Ohmachi&TakaseGawa.jpg
大町市郊外を流れる高瀬川仁科三湖、残雪の後立山連峰。奥は白馬盆地
Flag of Omachi, Nagano.svg
大町市旗
Symbol of Omachi Nagano.svg
大町市章
1954年昭和29年)12月21日制定
日本の旗 日本
地方 中部地方甲信越地方
都道府県 長野県
団体コード 20212-6
面積 564.99km²
総人口 28,503
推計人口、2014年5月1日)
人口密度 50.4人/km²
隣接自治体 長野市松本市安曇野市
北安曇郡池田町松川村白馬村
東筑摩郡生坂村上水内郡小川村
富山県富山市立山町黒部市
岐阜県高山市
市の木 オオヤマザクラ
市の花 カタクリ
市の鳥
市の獣
ライチョウ
カモシカ
大町市役所
所在地 398-0002
長野県大町市大町3887番地
北緯36度30分10.8秒東経137度51分4秒
大町市役所
外部リンク 大町市

大町市位置図

― 市 / ― 町 / ― 村

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青木湖

大町市(おおまちし)は、長野県の北西部にある立山黒部アルペンルートの長野県側玄関口として有名。

地理[編集]

市の西部には標高3000mの広大な北アルプス、東部には1000m近い山々がそれぞれ連なる。

山に挟まれた盆地高瀬川が南北に縦断している。

市の北部には仁科三湖と呼ばれる3つの構造湖が南北に連なっており、糸魚川静岡構造線活断層系が走っていると考えられている。

大北地区の唯一の市であり、政治経済の都市機能が集積している。

気候[編集]

内陸性気候でそれに併せて旧八坂村中央高地式気候、それ以外の地域は日本海側気候で且つ冬季雪が多い豪雪地帯である。1月の平均気温は-2.9度と亜寒帯と温帯の境に位置し、冬季は零下15度以下になる日も珍しくない。年間降雪量は523cmである。

大町(1981-2010)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 °C (°F) 1.4
(34.5)
2.3
(36.1)
6.7
(44.1)
14.9
(58.8)
20.3
(68.5)
23.3
(73.9)
26.6
(79.9)
28.2
(82.8)
23.2
(73.8)
17.3
(63.1)
11.3
(52.3)
4.9
(40.8)
15.1
(59.2)
平均最低気温 °C (°F) −7.6
(18.3)
−7.5
(18.5)
−3.9
(25)
1.9
(35.4)
7.8
(46)
12.9
(55.2)
17.0
(62.6)
17.8
(64)
13.7
(56.7)
6.6
(43.9)
0.6
(33.1)
−4.3
(24.3)
4.6
(40.3)
降水量 mm (inch) 80.3
(3.161)
81.6
(3.213)
98.5
(3.878)
95.3
(3.752)
121.2
(4.772)
165.5
(6.516)
195.8
(7.709)
134.2
(5.283)
168.4
(6.63)
109.8
(4.323)
76.4
(3.008)
70.3
(2.768)
1,397.1
(55.004)
降雪量 cm (inch) 180
(70.9)
147
(57.9)
91
(35.8)
8
(3.1)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
1
(0.4)
9
(3.5)
89
(35)
525
(206.6)
出典: 気象庁[1]

歴史[編集]

仁科濫觴記[2]』によれば、この地に崇神天皇の末の太子であり、垂仁天皇の弟にあたる「仁品王」(仁科氏の祖)が降臨。館を築いてこの地を治めたことから「王町」となった。その後、この地を訪れて政治関与した「皇極ノ太子」(大海人皇子(天武天皇)に比定されうる)によって、天智天皇7年(668年)に王町が「大町」に改称された、となっている。

平安時代 - 豪族仁科氏伊勢神宮領の荘園「仁科御厨」と皇室領の荘園「仁科庄」を治める。

鎌倉時代 - 仁科氏の城館「天正寺館」を中心に京に倣った都市計画が進められ市場町が形成される。(現在の大町市街の原型)

江戸時代 - 千国街道(松本街道)の宿場・大町宿として整備され物流の中継地点として栄える。

沿革[編集]

人口[編集]

大町市中心部周辺の空中写真。1977年撮影の8枚を合成作成。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。
Demography20212.svg
"大町市と全国の年齢別人口分布(2005年) "大町市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― "大町市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
"大町市(に該当する地域)の人口の推移
1970年 35,817人
1975年 37,311人
1980年 36,083人
1985年 35,460人
1990年 34,300人
1995年 33,655人
2000年 33,550人
2005年 32,145人
2010年 29,805人
総務省統計局 国勢調査より

行政[編集]

歴代市長

所轄広域連合[編集]

所轄警察署[編集]

所轄消防署[編集]

立法[編集]

国政[編集]

衆議院小選挙区長野県第2区(大町市、松本市、安曇野市、長野市の一部、東筑摩郡、北安曇郡、上水内郡)

県政[編集]

長野県議会の選挙区は大町市選挙区(定数1人)

市政[編集]

  • 定数 18人(任期 2015年4月29日まで)
  • 議長 小林治男

司法[編集]

国の施設[編集]

県の施設[編集]

  • 北安曇地方事務所
  • 大町建設事務所
  • 大町保険福祉事務所
  • 北安曇農業改良普及センター 
  • 中信会計センター大町分室
  • 山岳総合センター

姉妹都市・提携都市[編集]

国内[編集]

海外[編集]

教育[編集]

高等学校[編集]

中学校[編集]

  • 第一中学校
  • 仁科台中学校
  • 八坂中学校
  • 美麻中学校

小学校[編集]

  • 大町西小学校
  • 大町北小学校
  • 大町東小学校
  • 大町南小学校
  • 大町八坂小学校
  • 大町美麻小学校

山村留学発祥の地[編集]

八坂・美麻地区は山村留学制度の発祥地である。 東京の小学校教師が故郷・八坂で夏休みに小中学生対象の教育キャンプを実施したが、地域住民の指導・協力のもと山村の生活文化をじっくり体験することを重視したプログラムが参加者に好評で、長期滞在を希望する声が上がったことからスタートした。 八坂・美麻地区で共用している山村留学センターと地区ごとの山村農家を併用する方式で行われている。

文化施設[編集]

経済[編集]

主要工場[編集]

交通[編集]

鉄道路線[編集]

中心となる鉄道駅は信濃大町駅。

東日本旅客鉄道(JR東日本)
安曇沓掛駅 - 信濃常盤駅 - 南大町駅 - 信濃大町駅 - 北大町駅 - 信濃木崎駅 - 稲尾駅 - 海ノ口駅 - 簗場駅 - (ヤナバスキー場前駅臨時駅
関西電力
扇沢駅 - (黒部ダム駅富山県
扇沢駅(関電バス)

バス[編集]

道路[編集]

有料道路

2013年現在市内に高速道路は通っていない。最寄ICは長野道安曇野インターチェンジ上信越道長野インターチェンジなど。

国道
都道府県道
道の駅

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]

旧跡[編集]

観光スポット[編集]

大町市を舞台にした作品[編集]

小説[編集]

アニメ[編集]

名産[編集]

食品[編集]

出身有名人[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 大町 19801-2010年”. 気象庁. 2011年10月18日閲覧。
  2. ^ 仁科宗一郎著『安曇の古代 -仁科濫觴記考-』(柳沢書苑、1982年)

外部リンク[編集]