別府市

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べっぷし
別府市
Beppu montage.JPG
1段目左別府温泉街
1段目右・2段目右・3段目右:別府タワー
2段目左:十文字原
3段目左:鶴見岳
4段目左:別府駅前通り商店街
4段目右:別府湾
Flag of Beppu, Oita.svg
別府市旗
Symbol of Beppu Oita.svg
別府市章
市旗:1990年平成2年)10月1日制定
市章:1924年大正13年)4月1日制定
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 大分県
団体コード 44202-0
面積 125.23km²
(境界未定部分あり)
総人口 121,422
推計人口、2014年10月1日)
人口密度 970人/km²
隣接自治体 大分市宇佐市由布市
速見郡日出町
市の木 キンモクセイクスノキ
市の花 オオムラサキ
別府市役所
所在地 874-8511
大分県別府市上野口町1番15号
北緯33度17分4.6秒東経131度29分28.6秒
別府市役所
外部リンク 別府市公式サイト

別府市位置図

― 市 / ― 町・村

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JR別府駅周辺に広がる別府温泉。温泉ホテルや百貨店などが立ち並ぶ。
別府市十文字原から見た別府湾と別府市街。
別府温泉街から望む別府タワー鶴見岳
餅ヶ浜地区から上人地区にかけてのマンション群と国道10号。多くは温泉を備え、近年も集積が進む。遠景は日出町
ラクテンチからの別府市の眺望

別府市(べっぷし)は、大分県の東海岸の中央にある。大分県第二の都市である。

概要[編集]

温泉が市内各地で湧出し、別府温泉として全国的に知られる国際観光温泉文化都市源泉数は2,300ヶ所以上で日本の総源泉数の約10分の1を占め、湧出する湯量も日量125,000キロリットルにも及び日本最大。国際会議観光都市にも認定されており、毎年800万人を超える観光客が訪れる観光都市別府は泉都とも呼ばれている。温泉は観光や、市民生活だけでなく、古くは明礬の生産から、地熱発電、医療、花き栽培、養魚業、最近では温泉泥美容までさまざまな産業に幅広く利用されている。

経済的に大分都市圏(別大都市圏)に属し、隣接する大分市とは、市街地が高崎山により分断されてはいるものの、その間約7kmは九州で最も交通量の多い区間のひとつである6車線の別大国道国道10号線)により結ばれている。また、市内に4カ所あるJR日豊本線の各駅からも大分市中心部まで10〜30分程度の距離であり、大分市のベッドタウンとしての役割も担っている。

特別都市建設法による財政的優遇措置を得ている事もあり、2013年現在、平成の大合併に接した大分県の市では津久見市と並んで合併・編入が無い。

地理[編集]

大分県の東部のほぼ中央に位置し、西側には由布岳鶴見岳を中心にした連山と、東には瀬戸内海(別府湾)に流れ込む朝見川、春木川、境川などの河川により形成された扇状地と下流部の沖積平野からなる。扇状地の北部および南部は、断層活動により東西を横切るように短い断層が多数分布し、市街地はそれらの断層に挟まれた窪んだ地形に立地している。市の西部は大分百景の一つに選ばれている由布川峡谷(東山付近)、および阿蘇くじゅう国立公園の指定域があるため森が多い。

市を南北に貫通する形で海岸線沿いを国道10号、中央部を大分自動車道が通る。別府国際観光港を起点として鶴見岳由布岳の南側を大分県道11号別府一の宮線九州横断道路)が通る。

地形[編集]

気候[編集]

瀬戸内海式気候に属し、平均気温は16.6℃、降水量1963.0ミリメートル。(大分地方気象台: 平成15年)

温泉[編集]

源泉数、湧出量ともに日本一。詳しくは別府温泉を参照のこと。

隣接している自治体[編集]

地名[編集]

1956年時点で15大字からなっていた。

  • 浜脇(旧別府町)
  • 別府(旧別府町)
  • 内竈(旧亀川町)
  • 亀川(旧亀川町)
  • 野田(旧亀川町)
  • 北石垣(旧石垣村)
  • 東山(旧石垣村)
  • 南石垣(旧石垣村)
  • 南立石(旧石垣村)
  • 鉄輪(旧朝日村)
  • 鶴見(旧朝日村)
  • 内成(旧石城川村)
  • 天間(旧南端村)
  • 南畑(旧南端村)
  • 平道(旧豊岡町)

1965年から中心部で住居表示を実施した。

  • 秋葉町(1965年、別府より発足)
  • 駅前町(1965年、別府より発足)
  • 駅前本町(1965年、別府より発足)
  • 北浜1丁目~3丁目(1965年、別府より発足)
  • 北的ヶ浜町(1965年、別府より発足)
  • 京町(1965年、別府・南石垣より発足)
  • 楠町(1965年、別府より発足)
  • 末広町(1965年、別府より発足)
  • 立田町(1965年、別府・浜脇より発足)
  • 中央町(1965年、別府より発足)
  • 千代町(1965年、別府より発足)
  • 浜町(1965年、別府・浜脇より発足)
  • 浜脇1丁目~3丁目(1965年、浜脇より発足)
  • 南町(1965年、別府・浜脇より発足)
  • 南的ヶ浜町(1965年、別府より発足)
  • 元町(1965年、別府より発足)
  • 弓ケ浜町(1965年、別府より発足)
  • 青山町(1966年、別府より発足)
  • 朝見1丁目~3丁目(1966年、浜脇より発足)
  • 上田の湯町(1966年、別府より発足)
  • 上野口町(1966年、別府より発足)
  • 上原町(1966年、別府より発足)
  • 幸町(1966年、別府より発足)
  • 田の湯町(1966年、別府より発足)
  • 天満町(1966年、別府・南石垣より発足)
  • 中島町(1966年、別府より発足)
  • 西野口町(1966年、別府より発足)
  • 野口中町(1966年、別府より発足)
  • 野口元町(1966年、別府より発足)
  • 原町(1966年、別府より発足)
  • 光町(1966年、別府より発足)
  • 富士見町(1966年、別府より発足)
  • 松原町(1966年、別府より発足)
  • 山の手町(1966年、別府より発足)
  • 亀川四の湯町(1967年、亀川より発足)
  • 亀川中央町(1967年、亀川より発足)
  • 亀川浜田町(1967年、亀川・内竈より発足)
  • 亀川東町(1967年、亀川より発足)
  • 上人ケ浜町(1967年、北石垣・亀川より発足)
  • 上人仲町(1967年、北石垣より発足)
  • 上人本町(1967年、北石垣より発足)
  • 照波園町(1967年、北石垣・亀川より発足)
  • 平田町(1967年、亀川より発足)
  • 古市町(1967年、内竈より発足)
  • 汐見町(1977年、北石垣・南石垣より発足)
  • 新港町(1977年、南石垣より発足)
  • 船小路町(1977年、南石垣より発足)
  • 餅ヶ浜町(1977年、南石垣より発足)
  • 若草町(1977年、南石垣より発足)
  • 石垣西1丁目~10丁目(北石垣・南石垣・鶴見より発足)
  • 石垣東1丁目~10丁目(北石垣・南石垣・鶴見より発足)

その他の町名[編集]

住居表示を実施している地区以外では、以下の町名が用いられている。

内竈

内竈、国立、十文字原、スパランド豊海、関の江新町

内成

古賀原

亀川

上平田町、大観山町

鉄輪

井田、鉄輪上、鉄輪東、北鉄輪、風呂本、御幸

北石垣

桜ケ丘、上人ケ浜、上人西、上人南、中須賀東町、中須賀本町、中須賀元町、春木、南須賀

鶴見

朝日ケ丘町、扇山、小倉、大畑、北中、実相寺、新別府、荘園、荘園北町、竹の内、鶴見、馬場、東荘園、火売、緑丘町、明礬

野田

湯山

浜脇

赤松、浦田、河内、田の口、鳥越、柳、山家、両郡橋

平道

小坂、大所

東山

城島、東山一区、東山二区、山の口

別府

枝郷、乙原、野口原

南立石

観海寺、鶴見園町、堀田、南荘園町、南立石生目町、南立石板地町、南立石一区、南立石二区、南立石本町、南立石八幡町

市政[編集]

公共機関[編集]

国の行政機関[編集]

法務省

大分地方法務局

財務省

厚生労働省

国土交通省

防衛省

独立行政法人[編集]

特殊法人[編集]

司法機関[編集]

国立大学法人[編集]

県の行政機関[編集]

歴史[編集]

別府温泉の歴史の項も参照のこと。

近現代[編集]

別府市街(大正~昭和初期頃)

行政区域の変遷[編集]

  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、現在の市域にあたる以下の村が発足。
    • 速見郡別府村・浜脇村・御越村・石垣村・朝日村
  • 1893年(明治26年)4月11日 - 別府村→別府町、浜脇村→浜脇町(町制施行)
  • 1901年(明治34年)11月1日 - 御越村→御越町(町制施行)
  • 1906年(明治39年)4月1日 - 浜脇町・別府町→別府町(対等合併、新町制)
  • 1924年(大正13年)4月1日 - 別府町→別府市(市制施行)
  • 1925年(大正14年)1月1日 - 御越町→亀川町(改称)
  • 1935年(昭和10年)9月4日 - 石垣村・朝日村・亀川町→別府市(編入)
  • 1956年(昭和31年)4月1日 - 日出町の一部・南端村の一部・挾間町の一部→別府市(編入)
明治22年以前 明治22年4月1日 明治22年 - 明治45年 大正元年 - 大正15年 昭和元年 - 昭和19年 昭和20年 - 昭和29年 昭和30年 - 昭和63年 平成元年 - 現在 現在
平道村の一部 豊岡村の一部 明治26年4月11日
町制
豊岡町の一部 豊岡町の一部 昭和29年3月31日
日出町の一部
日出町の一部 昭和31年4月1日
(平道の一部)
別府市に編入
別府市 別府市
南畑村の一部
天間村
南端村の一部 南端村の一部 南端村の一部 南端村の一部 南端村の一部 南端村の一部 昭和31年4月1日
(天間及び南畑の一部)
別府市に編入
別府村 別府村 明治26年4月11日
町制
明治39年4月1日
別府町
大正13年4月1日
市制
別府市 別府市 別府市
浜脇村 浜脇村 明治26年4月11日
町制
亀川村
野田村
内竈村
御越村 明治34年11月1日
町制
大正14年1月1日
改称
亀川町
昭和10年9月4日
別府市に編入
南石垣村
北石垣村
南立石村
東山村
石垣村 石垣村 石垣村
鉄輪村
鶴見村
朝日村 朝日村 朝日村
内成村の一部 大分郡
石城川村の一部
大分郡
石城川村の一部
大分郡
石城川村の一部
大分郡
石城川村の一部
昭和29年11月1日
大分郡
挟間村の一部
昭和30年4月1日
町制
昭和31年4月1日
(内成の一部)
別府市に編入

経済[編集]

産業[編集]

就業人口構成[編集]

(2005年国勢調査による)

国際観光都市であるため、宿泊業などの観光産業や小売業を中心として第三次産業就業者の割合が8割を超えているのが特徴である。逆に、第一次産業と第二次産業就業者の割合は極めて少なくなっている。また製造業も菓子類や土産品などの食品製造が中心であるため、製造品出荷額が118億円、従業者1人当たり出荷額も923.5万円(2005年経産省工業統計)と極めて低い。

国指定の伝統的工芸品別府竹細工伝統工芸士には17人が認定されている。

本社を置く主要企業[編集]

亀の井バスが運行する一般路線バス

かつて本社を置いていた企業[編集]

別府亀の井ホテル

主要事業所[編集]

(雇用人員数上位4社)

商業[編集]

主要大規模小売店舗[編集]

トキハ別府店
ゆめタウン別府
マルショク流川店
別府ステーションセンター(B-Passage)
ダイエー別府店

上記全ての店舗が、比較的市内中心部に近い位置に所在している。

店舗を構える主な小売業者[編集]

括弧内は別府市内の店舗数。

中心商店街[編集]

別府駅前通り商店街
ソルパセオ銀座商店街
べっぷ駅市場商店街

中心商店街はほぼ全域が中心市街地活性化事業の計画区域に含まれており、2012年ごろまでに順次改装・再整備される予定となっている。現在、活性化事業により空き店舗を改装した交流・イベント施設「platform」が中心商店街内のあちこちに点在し、これらをメイン会場に、2009年4月11日から6月14日までの間「別府現代芸術フェスティバル2009 混浴温泉世界」が、2012年10月6日から12月2日までの間「別府現代芸術フェスティバル2012 混浴温泉世界」開催された。

また北浜地区を中心として各種飲食店も密集しており、九州有数の規模の歓楽街を形成している。

  • べっぷ駅市場商店街・BIS南館・B-passege・北高架商店街(高架下商店街・歩行者専用)
    • JR別府駅周辺の高架下に広がり、JR九州子会社の「別府ステーションセンター」が管理を行うテナント型商店街。現在は実質市内最大の商店街となっている。「B-passege」は新しい店舗が多く一般的な駅ビルの様相であるが、「べっぷ駅市場」は生鮮食品を扱う古くからの商店が多い。近年の改修工事やヤマダ電機別府駅前店の進出などで集客力が上がっており、空き店舗も少なく人通りも多い。一時期空き店舗が目立っていた北高架商店街も近年はカフェや古着店が入居しアートイベントが実施されている。マルミヤストア別府駅店が所在。
  • 駅前通り商店街
    • 各種商店に加え金融機関やオフィスビル、ホテルも並ぶ。かつては片屋根式アーケードもあったが撤去されている。歩道も綺麗に整備されており、温泉の泉やパイプホーンもある。国道10号線沿いにトキハ別府店が所在、2011年3月には別府駅近く(別府近鉄百貨店跡地)に15階建て再開発ビルの建設が着工された。なお、車道の敷石は老朽化のために2008年に撤去されている。
  • 西法寺通り商店街
    • 伊能忠敬ゆかりの記念碑もある古くからの街道筋の通りは飲食店が多い。中心市街地活性化計画に基づいて西法寺南側の古い長屋を改装した「platform 04」はセレクトショップ、「platform 05」は芸術家などが滞在して作品を発表するアートスペースとなっている。
  • 天狗通りほっとストリートやよい銀天街(全蓋型アーケード設置・歩行者専用)
    • 旧「弥生銀天街」。古くからの商店街であり、シンボルは「やよい天狗」である。1997年にはアーケードが全面更新されたが近年は空き店舗が目立つ。
  • 海門寺通り商店街
    • 通りの南側の海門寺公園が2003年(平成15年)にリニューアルされ、中心市街地におけるイベントのメイン会場として利用されている。また、公園の一角にある市営海門寺温泉は、2010年春に建て替えられた。
  • 八坂レンガ通り(歩行者専用)
    • 天狗通りほっとストリートやよい銀天街とソルパセオ銀座と並行してある商店街。スナックや居酒屋が中心であるため昼間は人通りが少ないが、空き店舗は少なく老舗に加えて新しい飲食店も数多く見られる。
  • ソルパセオ銀座(全蓋型アーケード設置・歩行者専用)
    • 旧「別府銀座商店街」。以前は古い店舗が中心であったが、近年は飲食店と外国人による国際色豊かな店舗が出店し空き店舗は少ない。中心市街地活性化計画に基づいて空き店舗を改装した「platform 07」には別府竹細工の職人工房なども出来た。飲食店が非常に多く、宴会シーズンの夜は昼間よりも人通りが多い。毎年、七夕飾りやクリスマスイルミネーションなども実施。ゆめタウン別府の駐車場を利用出来る。
  • 楠銀天街(全蓋型アーケード設置・歩行者専用)
    • かつては別府最大規模の商店街であったが、市役所の移転や1992年の商店街大火(松原市場を中心に25軒が全焼)、2005年の楠温泉の閉鎖などにより商店数が急速に減少している。中心市街地活性化計画に基づいて空き店舗を改装した「platform 06」は、三世代交流サロンとなっている。
  • 中浜筋商店街
    • 別府最古の商店街。通りに面する中浜地蔵尊を中心に、別府のメインストリート流川通りと映画館や芝居小屋などがあった松原公園周辺の繁華街を結ぶ商店街として発展し、戦前は全市の8割の売り上げが中浜筋に集中するほどに栄えたが、戦時中の強制疎開で衰退。現在はアイスキャンデー屋などの小店舗が点在する。戦前には可動式の全蓋型アーケードが設置されていた。
  • 竹瓦小路(全蓋型アーケード設置・歩行者専用)
  • 流川通り商店街
    • 戦前は「不夜城」と呼ばれた商店街であるが、道幅が狭く歩道も設置されていないために(車道は片側1車線である)金融機関などは移転した店舗も多い。通りの中心部にエディオン別府店、トーホーAプライスが、入口の国道10号線沿いにゆめタウン別府が所在。10号線を挟んだ向かいにはゆめタウン別府新館が建設予定。中心市街地活性化計画に基づいて空き店舗を改装した「platform 03」ではブックカフェが設置され、中心市街地活性化事業の進ちょく状況を市民に知らせるなど、まちなかのにぎわい再生に取り組む事業拠点として地元のさまざまな話題を提供している

郊外の商店街[編集]

  • 浜脇モール商店街
    • 東別府駅近くの浜脇温泉を中心とした商店街。昭和末期に再開発と区画整理が行われ、現在は別府市営の高層住宅団地や温泉施設の低層階に入居する形のテナント型商店街となっている。マルショク浜脇店が所在。
  • つるりん(鶴輪)通り商店街・鶴見通り商店街
    • 県道別府山香線沿いの鉄輪地区と鶴見地区を結ぶ商店街。原交差点を境にして南側が鶴見通り商店街、北側がつるりん通り商店街と、2つの商店会に分かれている。中小商店や小型飲食店に加え、近年はロードサイド型店舗やマンションの低層階に入居する店舗が増加している。昭和40年代より長らく核店舗はトキハインダストリーであったが、建物の老朽化に伴い閉店し、跡地にはローソンとマンションになった。マルショク鶴見店、新鮮市場鶴見店、コープおおいたが所在。
  • 別府大学通り商店街
    • 別府大学駅から別府大学に至る商店街。古くからの学生街であるため、新旧の中小商店や小型飲食店が多い。トキハインダストリー上人店、マルショク大学通り店が所在。
  • 亀川商店街
    • 亀川駅南側にある亀川地区の中心商店街。亀川四の湯温泉などの周辺には古くからの商店が多いほか、亀川駅近くは学生向け・ファミリー向けのマンションも多く立地する。マルショク亀川店が所在。

金融[編集]

大分みらい信用金庫本店

市内に本店または支店を置く銀行信託銀行信用金庫信用協同組合労働金庫農業協同組合証券会社は以下のとおりである。

市内に一般営業窓口を置かず、ATMのみを設置する金融機関

かつて市内に店舗を展開したが、撤退した主な金融機関

  • 東京銀行(1950年代に撤退)
  • 福岡銀行(1995年2月に大分支店に統合)
  • 福岡シティ銀行(西日本銀行と合併後、近隣の西日本シティ銀行別府支店に統合)
  • 南日本銀行(当時は旭相互銀行。1980年代に大分支店に統合されるが大分支店も1993年に撤退)
  • 東京スター銀行(ATMのみ)(提携先のダイエー閉店に伴い2012年に撤退)

報道機関[編集]

  • CTBメディア
    • ケーブルテレビ局。普及率約5割、福岡5局の地上デジタル放送も再送信。

なお、市内の広範囲で愛媛県のテレビ(地上デジタル放送を含む)やラジオ放送が全局受信出来るが、近年はCATVの普及に伴い受信していない家庭も多い(愛媛県の地上デジタル放送を受信する際は、多くの場合でアンテナの再調整が必要である)。

  • 今日新聞社
    • 別府の地方紙「今日新聞」を発行。 夕刊のみ、4〜8ページ、一部カラー、日曜祝日休刊。販売エリアは別府市と日出町。

郵便番号[編集]

市外局番[編集]

  • (0977) 2X・4X・5X・6X・7X・8X(NTT西日本 別府MA)
    • 市内の殆どの家庭が2X・6X・7X局である。中心部は2X局が、鉄輪以北は6X局が多い。1970年頃までは市内局番が1ケタであった。

姉妹都市[編集]

別府市・熱海市は観光、経済、文化の交流により相互の理解と親善を深め地域社会の発展に寄与することを目的にして姉妹都市の盟約を結ぶ。
別府市と木浦市は行政、教育、文化、産業、経済等各分野に亘って交流を図り、相互の理解と信頼を深めるため相協力し、今後の日韓両国の友好と親善の促進に努めることを目的として姉妹都市の盟約を締結する。
別府市とボーモント市は両市のみならず広くアメリカ合衆国と日本との友好関係を深め相互理解並びに厚き友情のため姉妹都市の盟約を結ぶ。
別府市とニュージーランドロトルア市は、両市及び両国間の友好と親善を推進するため姉妹都市の盟約を行う。
別府市と英国バース市は、両市及び両国間の友好と協力そして調和を推進するため姉妹都市の盟約を結ぶ。
国際交流都市として5年間締結

地域[編集]

人口[編集]

Demography44202.svg
別府市と全国の年齢別人口分布(2005年) 別府市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 別府市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
別府市(に相当する地域)の人口の推移
1970年 123,786人
1975年 133,894人
1980年 136,485人
1985年 134,775人
1990年 130,334人
1995年 128,255人
2000年 126,523人
2005年 126,959人
2010年 125,407人
総務省統計局 国勢調査より

高度経済成長期の人口増加を経て、1980年代から1990年代前半にかけては大きく減少したものの、1990年代後半より人口減少は鈍化、以降はほぼ停滞している。

教育[編集]

大学[編集]

短期大学[編集]

高等学校[編集]

中学校[編集]

  • 別府市立朝日中学校
  • 別府市立青山中学校
  • 別府市立鶴見台中学校
  • 別府市立浜脇中学校
  • 別府市立北部中学校
  • 別府市立中部中学校
  • 別府市立山の手中学校
  • 別府市立東山中学校(市立東山小学校と併設)
  • 明豊中学校

小学校[編集]

  • 別府市立別府中央小学校
  • 別府市立朝日小学校
  • 別府市立青山小学校
  • 別府市立大平山小学校
  • 別府市立西小学校
  • 別府市立南小学校
  • 別府市立緑丘小学校
  • 別府市立亀川小学校
  • 別府市立鶴見小学校
  • 別府市立境川小学校
  • 別府市立上人小学校
  • 別府市立南立石小学校
  • 別府市立石垣小学校
  • 別府市立春木川小学校
  • 別府市立東山小学校(市立東山中学校と併設)
  • 明星小学校

公共施設[編集]

交通[編集]

最寄り空港は大分空港

鉄道[編集]

※市の中心駅は別府駅。

なお、1900年から1972年には大分駅前から亀川駅前まで路面電車大分交通別大線が存在した。また湯治客向けに別府-御越間の鉄道が計画され[1]温泉廻遊鉄道(別府温泉鉄道)を設立し麻生太吉伊藤伝右衛門など有力者が名を連ねていたが実現しなかった(1911年6月免許[2]、1916年10月免許失効[3][4]

道路[編集]

高速道路

一般国道

主要地方道

一般県道

  • 大分県道218号別府山香線
  • 大分県道616号塚原天間線
  • 大分県道620号東山庄内線
  • 大分県道642号鉄輪亀川線
  • 大分県道645号亀川別府線

バス路線[編集]

高速バス(別府北浜)[編集]

一般路線バス[編集]

両社とも各主要系統は概ね20〜30分毎に運行されており、地方都市の中では非常に運行頻度が高い。また、主要系統が重複する別府駅 - 別府北浜 - 観光港 - 亀川間や別府駅西口 - 市役所北口 - 光の園間などは日中概ね10分毎以上の運行がある。

定期観光バス[編集]

航路[編集]

近年は原油高高騰により、宇和島運輸フェリーの三崎航路とソレイユエクスプレス(瀬戸内海汽船系)柳井・広島・呉・松山航路が廃止(広島・徳山方面は高速バスで代替)、関西汽船が1往復に減便される(松山方面の航路全廃)等の動きが出てきている。

名所・旧跡・観光[編集]

別府地獄めぐり(海地獄)
神楽女湖菖蒲園
近鉄・別府ロープウェイ
鉄輪温泉街
駅前高等温泉
明礬温泉 湯の花小屋

別府八湯[編集]

別府市内には、おのおの泉質や雰囲気を異にした温泉が数百あるが、それらは歴史の異なる8箇所の温泉地を中心に分布しており、これらを総称して別府八湯と呼んでいる[5]

別府地獄めぐり[編集]

海地獄、血の池地獄、白池地獄、龍巻地獄は国の名勝。その他、地獄めぐりに含まれない地獄に坊主地獄明礬地獄などがある。また、亀の井バスが創業と同時に運行を始めた「別府地獄めぐり」コースは、国内で最も長い歴史を持つ定期観光バスである。詳しくは別府地獄めぐりを参照のこと。

別府三勝[編集]

  • 仏崎
  • 志高湖
  • 内山渓谷

別府八景[編集]

観光施設[編集]

別府国際コンベンションセンター「ビーコンプラザ」と「グローバルタワー」。

博物館・資料館[編集]

動物園・レジャー施設・保養施設[編集]

自然・公園[編集]

  • 鶴見岳
  • 志高湖
  • 神楽女湖
  • 由布川峡谷
  • SPAビーチ(的ヶ浜海水浴場)
  • 海門寺公園
  • 別府公園
  • 北石垣公園
  • 上人ヶ浜公園
  • 関の江海水浴場
  • 鉄輪湯けむり展望台
  • 見返り台(現在は木が伸びすぎて展望不可)
  • 十文字原展望台

その他[編集]

大分マリーンパレス水族館「うみたまご」、高崎山自然動物園、田の浦ビーチは大分市域に属する。

祭・イベント[編集]

名産品・特産品[編集]

この他、近隣市町の特産品である関あじ関さば城下かれい、臼杵ふぐ、豊後牛などを提供する飲食店も多い。

文化・スポーツ[編集]

伝統工芸[編集]

史跡・文化財[編集]

別府市出身の著名人[編集]

※名前の前に★が付いている人物は故人。

別府市にゆかりのある著名人[編集]

  • 油屋熊八(実業家、亀の井グループ創立) - 愛媛県宇和島市出身。
  • 阿部真央(シンガーソングライター) - 大分市出身。上京前は駅前通り商店街のライブハウス「博堂村」を拠点にライブを行っていた。
  • Chimo・Niimo(歌手・アイドルユニット) - 別府市・大分市を拠点とするローカルアイドル。別府市出身のメンバーがおり、市内で公演を行うことがある。
  • 宮崎理奈(歌手、SUPER☆GiRLS) - 大分県生まれ、福岡県育ち。親族が別府市出身・在住。
  • 藤田紀子(藤田憲子)(女優) - 大分市出身。別府市に住んでいたことがある。
  • 錦野旦(歌手、俳優) - 大分市出身。別府市の高校に通っていた。
  • 久保田篤(タレント、パチプロ、初代いいとも青年隊) - 福岡県出身。現在は別府市在住。

百選[編集]

別府市民憲章[編集]

  • 美しい町をつくりましょう。
  • 温泉を大切にしましょう。
  • お客さまをあたたかくむかえましょう。

(昭和43年1月1日制定)

脚注[編集]

  1. ^ 『日本全国諸会社役員録. 第23回』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
  2. ^ 「鉄道免許状下付」『官報』1911年6月29日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  3. ^ 「軽便鉄道免許失効」『官報』1916年10月6日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  4. ^ 「温泉鉄道発起」福岡日日新聞 1919.1.25(神戸大学附属図書館新聞記事文庫)
  5. ^ 1889年(明治22年)の町村制施行時には、別府温泉は別府村、浜脇温泉は浜脇村、観海寺温泉と堀田温泉は石垣村、明礬温泉と鉄輪温泉は朝日村、柴石温泉と亀川温泉は御越村にあり、大正の中頃までは、北由布村の由布院温泉塚原温泉も含めて、別府十湯とも呼ばれていた。

関連項目[編集]

地球物理学研究所本館
(現 京都大学大学院理学研究科附属地球熱学研究施設本部、1923年竣工)
別府郵便局電話事務室
(現 別府市児童館、1928年竣工)

外部リンク[編集]