江西省

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江西省
簡称: 贛 (拼音: Gàn)
江西省の位置
簡体字 江西
繁体字 江西
拼音 zh-Jiangxi.ogg Jiāngxī[ヘルプ/ファイル]
カタカナ転記 チアンシー
省都 南昌市
最大都市 南昌市
省委書記 蘇栄(前中国共産党中央党校常務副校長、前甘粛省委書記)
省長 鹿心社(前江西省委副書記、元甘粛省委副書記、元南通市副市長)
面積 166,900 km² (18位)
人口 (2007年)
 - 人口密度
43,680,000 人 (13位)
251 人/km² (18位)
GDP (2008年)
 - 一人あたり
6,480 億 (20位)
15,033 (25位)
HDI (2006年) 0.744 () (23位)
主要民族 漢民族 - 99.7%
シェ族 - 0.2%
地級行政区 11 個
県級行政区 99 個
郷級行政区 1549 個
ISO 3166-2 CN-36
公式サイト
http://www.jiangxi.gov.cn/

江西省(こうせいしょう、中国語:江西省、英語:Jiangxi)は中華人民共和国中部、長江南岸に位置する内陸部の省。省都は南昌市

地理[編集]

中国中部(華中)の内陸部に位置し、北は湖北省安徽省、東は浙江省福建省、南は広東省、西は湖南省と接する。省北部は長江南岸となり、巨大な鄱陽湖が広がる。南部は山がちの地形で、南嶺山脈が広東省との間を走り、湖南省との間の羅霄山脈には中国共産党史上有名な井崗山もある。最大の川は、省内を南北に貫く贛江で、その他撫河信江饒河(鄱江)・修水など長江の支流が流れる。略称は”贛(ガン)”。

歴史[編集]

省域は春秋戦国時代には主に国の領域であり、代には楊州に属した。五代十国期に南唐が洪州に都し、これが南昌の起源となった。代に現代の省域に近い江西行省が成立し、時代もこれに準じた。明代に景徳鎮陶磁器が盛んになり海外にまで輸出された。民国期に江西南部山間地帯は毛沢東井岡山革命根拠地となり、また中華ソビエト共和国臨時政府瑞金に置かれた。中国国民党の攻勢により中国共産党は瑞金を放棄して延安を目指す大長征を行った。

行政区画[編集]

南昌市 景徳鎮市 萍郷市 九江市 新余市 鷹潭市 贛州市 吉安市 宜春市 撫州市 上饒市
地級行政区画

下部に11地級市を管轄する。詳細は下部データボックスを参照。

名称 中国語表記 人口
(万人)
面積
(km²)
人口密度
(人/km²)
南昌市 南昌市 432 7,480 578
景徳鎮市 景德镇市 144 5,420 266
萍郷市 萍乡市 173 3,800 455
九江市 九江市 446 18,800 237
新余市 新余市 106 3,160 335
鷹潭市 鹰潭市 106 3,550 299
州市 赣州市 794 39,300 202
吉安市 吉安市 439 25,700 171
宜春市 宜春市 510 18,600 274
撫州市 抚州市 361 18,800 192
上饒市 上饶市 642 22,800 282

文化[編集]

省都の南昌市を中心に吉安市、井岡山市、鷹潭市などの地区では、中国語の大方言の一つである贛語が話されている。北部の九江市周辺と南部の贛州市の東郊外では官話方言が、東部の上饒市周辺では呉語が、北東部の婺源県周辺では徽語(徽語を呉語に含める説もある)が、西部の銅鼓県周辺と贛州市などの南部では客家語が話されている[1]

江西省の料理は、北から順に鄱陽湖料理、南昌料理、贛南料理の三流派に分かれるとされるが、江西料理と総称される[2]。米食文化地域に属し、総じて醤油ベースで唐辛子を使う料理も多いが、周辺地域を中心に、安徽料理浙江料理湖南料理客家料理などの影響がみられる。

教育[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 孙宜志《江西赣方言语音研究》语文出版社,2007年,北京
  2. ^ 王飚编『赣菜』江西科学技术出版社、1993年、南昌

外部リンク[編集]