エティハド航空

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エティハド航空
الاتحاد للطيران
IATA
EY
ICAO
ETD
コールサイン
ETIHAD
Etihad Airways logo.svg
設立日 2003年7月
ハブ空港 アブダビ国際空港
マイレージサービス Etihad Guest
会員ラウンジ Etihad Premium Lounge
同盟 未加盟
保有機材数 104機(96機 発注中)
就航地 77都市
本拠地 アブダビ
代表者 ハマド・ビン・ザーイド・アール=ナヒヤーン英語版(取締役会会長)、ジェームス・ホーガン(CEO)
外部リンク http://www.etihadairways.com/
エティハド航空のエアバスA330-200
エティハド航空のエアバスA330

エティハド航空またはイッティハード航空[1](エティハドこうくう、: الاتحاد للطيران‎; al-ittiḥād liṭ-ṭayarān: Etihad Airways)とは、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビ首長国アブダビに本拠を置く国営航空会社である。アラブ航空会社機構 (Arab Air Carriers Organization) の一員。

概要[編集]

エティハド航空はアラブ首長国連邦の第2代大統領ハリーファ・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーンによって、2003年7月にアラブ首長国連邦の航空会社として設立。アブダビ首長国のいわゆるフラッグ・キャリアで、同じUAEのドバイを拠点とするエミレーツ航空と並び、UAEおよび中東の代表的な航空会社である。エミレーツ同様に3大航空連合には加盟していないが、アライアンスを超えた多種多様なコードシェアで拡大を図っている。

なお同社設立までは、アブダビ首長国がバーレーンオマーンとともに出資して運航していたガルフ・エアが同国のフラッグ・キャリアであったが、エティハド航空設立に伴いアブダビ首長国は2005年にガルフ・エアへの出資を引き揚げた。

2003年11月に商業運航を開始してから、潤沢なオイルマネーを背景に新規機材を投入し、2006年6月までに一か月に一路線ずつ開設という驚異的な成長を遂げた。2004年には5機のボーイング777-300ERと24機のエアバス機(4機のA380を含む)の総額80億ドルに及ぶ機材発注を行う。

ハブ空港アブダビ国際空港を中心に旅客便、貨物便を合わせると中東アフリカなどの他、アジア各地やヨーロッパ北アメリカ南アメリカオセアニアなど世界各地に路線を展開している。

成田空港に駐機中のエティハド航空機

2010年代に入ってからはM&Aによる拡大路線を取っており、2013年にはスイスダーウィン・エアラインの株式の33.3%を取得したほか[2]2014年8月には経営難に陥っていたイタリアアリタリア-イタリア航空の株式の49%を取得し[3]、両社を実質的に傘下に収めている。またスカイチームの主要メンバーの一社であるアリタリアを傘下に収めたことから、エティハド自身のスカイチームへの参加の可能性も浮上している[4]

サービス[編集]

長距離路線ではダイヤモンド・ゾーン(ファーストクラス)、パール・ゾーン(ビジネスクラス)、コーラル・ゾーン(エコノミークラス)の3クラス制で、短中距離路線はパール・ゾーンとコーラル・ゾーンの2クラス制である。

2009年8月から投入する新ファーストクラスは個室タイプで、室内は全長2m・幅75.6cmのフルフラットベッドになる大型シートを採用。シートはイタリアポルトローナ・フラウ社製を使用するなどインテリアにもこだわり、個室の入り口もアラビア風のドアで演出。その他、マッサージ機能やパソコンiPodイーサネットケーブルなどのソケットが設置される。

上級クラスでは、テレビラジオや600時間以上の映画ゲームを楽しめるAVOD(オーディオ・ビデオ・オン・デマンド)エンターテイメント機付きの23インチワイドスクリーンLCD、専用ワードローブ、ミニバーを設置している。新ファーストクラスはエアバスA340-600に12席を設置し、2010年末までに多機種へも順次展開する予定。2011年からパナソニックアビエーション(パナソニックの現地法人でIFEの提供会社)と10年間にわたって機内エンターテイメント(IFE)の独占供給の契約を締結。但し、2012年12月現在、映画のジャンルに東南アジア映画、韓国映画があっても、邦画のカテコリはない。2011年からボーイング777-300ERやエアバスA380にeX2を供給する事やエアバスA350受領後には最新のeX3シリーズを搭載するとの事。[5]

マイレージ・プログラムの Etihad Guest は、ニュージーランド航空アリタリア-イタリア航空全日本空輸アメリカン航空アシアナ航空バンコク・エアウェイズブリュッセル航空ジェットエアウェイズオマーン・エアパシフィック・ブルースリランカ航空ウクライナ国際航空V オーストラリアヴァージン・オーストラリアと提携している。

就航都市[編集]

コードシェア[編集]

エティハド航空は下記航空会社とコードシェアを行っている(2012年10月現在)。


保有機材[編集]

エティハド航空の機材は以下の航空機で構成されている(2010年3月現在)

ロンドン・ヒースロー空港に着陸中のエティハド航空A340-300
エティハド航空 保有機[7]
機種 保有数 発注数 オプション 席数
(ダイヤモンド/パール/コーラル)
路線 備考
エアバスA319 2 0 0 104 (0/20/84) 短距離路線 運用中
エアバス A320-200 9 20 5 140 (0/20/120) 短中距離路線 運用中
エアバス A330-200 16 0 0 262 (0/22/240)
200(10/26/164)
中長距離路線 運用中
エアバス A330-300 5 0 0 中長距離路線 運行中
エアバス A340-500 4 0 0 240 (12/28/200) 長距離路線 運用中
エアバス A340-600 5 3 0 286 (12/30/244) 長距離路線 運用中
エアバス A350-1000 XWB 0 25 10 長距離路線 2017年より
エアバス A380-800 0 10 5 長距離路線 2013年より
ボーイング 777-300ER 5 10 10 378 (0/28/350) 長距離路線 運用中
ボーイング 787-9 0 35 25 長距離路線 2014年より
Total 42 108 55 50

なお、エアバスA350-1000は、設計変更などの開発の遅れが生じたため、12機まで減少している[8]

2013年11月17日ボーイング 777-8Xボーイング 787-10エアバスA350 XWBなどの航空機を大量に発注した。同社は777-8Xのローンチカスタマーとなる[9]

受賞歴[編集]

  • 2004、2005、2006年:World’s Leading New Airline (11th,12th,13th World Travel Awards)
  • 2006、2007年:World’s Leading Flatbed Seat (13th,14th World Travel Awards)
  • 2007年:World’s leading travel television commercial (14th World Travel Awards)
  • 2009年:World’s leading Airline(World Travel Awards2009)

スポンサー[編集]

マンチェスター・シティ特別塗装(A330-200 A6-EYE)

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 4 資源国への産業協力等の重層的展開”. 経済産業省. 2012年9月12日閲覧。
  2. ^ エティハド航空、ダーウィンエアラインの株式を取得し「エティハド・リージョナル」にリブランド! - Mapionニュース・2013年11月18日
  3. ^ エティハド航空、アリタリア株49%取得で合意 - ウォール・ストリート・ジャーナル 2014年8月9日
  4. ^ Etihad & Alitalia agree and affirm their partnership vision. Protectionist voices will become louder - CAPA・2014年8月9日
  5. ^ [1]
  6. ^ 就航当初は、名古屋 - 北京間のみの利用は出来なかったが、2011年の夏期スケジュールから週4便から週5便に増えると同時に同区間のみの利用も可能となった。しかし一部に設定されていた直行便は廃止され、全便北京経由便となった。
  7. ^ Etihad Airways Fleet
  8. ^ Orders & deliveries The month in review: April 2012
  9. ^ エティハド航空、777XやA350などボーイングとエアバスに大量発注 Aviation Wire 2013月11月18日

外部リンク[編集]