南アジア
南アジア(みなみアジア)とは、アジア南部の地域。
インド、スリランカ、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、ブータン、モルディブの各国を含む地域。面積は 4,480,000 km²。しばしばインド亜大陸として言及される。地形は、北ではヒマラヤ山脈とカラコルム山脈、西ではスライマン山脈とインダス川やタール砂漠、東ではプラフマプトラ川やアラカン山脈、そして半島部分はベンガル湾、アラビア海、インド洋などが存在する地域である。しかし、この地域は、昔から孤立していたのではなく、紀元前1500年頃以降から多くの外来民族(アーリア人、アレクサンドロス3世(大王)のマケドニア軍、大月氏、クシャーナ朝、テュルク人系ムスリムなど)がインドに流入し、新文化形成に加わった。また周囲の海も西アジアや地中海地域との交易や文化交流を助けた。さらに、仏教やヒンドゥー教がインド洋諸地域や東南アジア地域に拡散する上で効果的であった[1]。
上記の各国は南アジア地域協力連合(South Asian Association for Regional Cooperation、略称SAARC)を結成。現在はアフガニスタンも加盟しておりイランはオブザーバーとして参加している。この地域に参加している日本のNGOは、2005年9月から実施された調査(国際協力NGOセンター、279団体回答)では、ネパール43団体、インド40団体、スリランカ33団体、バングラデシュ31団体、パキスタン18団体であり、過去の調査との比較では、活動団体の数はネパールとスリランカでは増えたが、インドとバングラデシュは減少した。
アフガニスタンの南部はパキスタン北部と同じ民族のパシュトゥーン人。南アジアとの関係が深く南部もしくは全土を南アジアに含むこともある。また、イランのペルシア人及びタジキスタン共和国のゴルノ・バダフシャン自治州のバミール人は、イラン系アーリア人であり、イスラム教シーア派である。これらは、インド系アーリア人と人種的な側面では近く、主要民族がアラブ人である西アジアや主要民族がイスラム教スンニ派を信仰する中央アジアとは文化が異なるため、南アジアに含まれる場合がある。更に、チベットは文化的に南アジアとの交流が深く、南アジアに区分される場合がある。
国名リスト [編集]
国連の地域区分では以下の国も南アジアに含まれている[2]。
イラン - アーリア系民族でイスラム教シーア派、地理的には西アジアに属す。
南アジアに含まれる地域
南アジアに含まれる場合もある地域
チベット - 東アジアに属す
ゴルノ・バダフシャン自治州(タジキスタン) - アーリア民族でイスラム教シーア派、地理的区分は西アジア属す。タジキスタン国内の自治州のため通例は中央アジアに属す
脚注 [編集]
- ^ 内藤雅雄・中村平治編『南アジアの歴史 -複合的社会の歴史と文化-』有斐閣 2006年7月 1-2頁
- ^ Composition of macro geographical (continental) regions, geographical sub-regions, and selected economic and other groupings, United Nations website
関連項目 [編集]
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