ニュージーランド航空
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|---|---|---|---|---|
| 設立日 | 1940年 (Tasman Empire Airways Limited として) | |||
| ハブ空港 | オークランド国際空港 | |||
| 焦点空港 | クライストチャーチ国際空港 ロサンゼルス国際空港 香港国際空港 |
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| マイレージサービス | Airpoints | |||
| 会員ラウンジ | Koru Lounge | |||
| 同盟 | スターアライアンス | |||
| 保有機材数 | 99機(2010年6月30日現在) | |||
| 就航地 | 49都市 | |||
| 親会社 | Air New Zealand Ltd. | |||
| 本拠地 | ||||
| 代表者 | Rob Fyfe (CEO), Rob McDonald (CFO) | |||
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | オークランド市 |
| 設立 | 1940年 |
| 業種 | 空運業 |
| 事業内容 | 航空運送事業 |
| 外部リンク | http://www.airnewzealand.jp/ |
ニュージーランド航空(ニュージーランドこうくう、英称:Air New Zealand)とは、ニュージーランド オークランド市を本拠地とする航空会社である。ニュージーランド航空は、ヨーロッパ、北アメリカ、及びアジアへのサービスと共に、オセアニア地域に焦点を当てるニュージーランドのフラッグ・キャリアである。
目次 |
概要 [編集]
- 1940年にタスマン・エンパイア・エアウェイズ・リミテッド(TEAL)が、イギリス連邦のオーストラリアをはじめオセアニア各地を中心に運航する国営航空会社として設立される。
- 1947年4月 ナショナル エアウェイズ公社(NAC)が設立される。国内線と南太平洋諸島への国際線が就航。
- 1965年4月 TEALがニュージーランド航空(Air New Zealand)と社名を変更する。
- 1978年4月 ニュージーランド航空とNACが合併する。
- 1967年 日本支社が東京に開設される。
- 1980年8月 日本の新東京国際空港(現:成田国際空港)へ定期便を初就航する。
- 1989年4月に民営化され、ニュージーランド証券取引所とオーストラリア証券取引所に上場されている。75.5%の株式はニュージーランド政府が所有している。[1]
- 1999年3月 スターアライアンスに加盟する。
国際線と国内線を運航するニュージーランド最大の航空会社で、スターアライアンスに加盟し、本拠地はオークランド国際空港である。機体マークは、ニュージーランドのマオリ族の伝統的な模様「コルー (Koru)」と呼ばれる、シダの芽の渦巻きをモチーフとしたデザインを採用している(シダの芽は「誕生、成長」を意味している)。最新鋭の機材には、胴体前部に描かれている2本線塗装が消去されて「Air New Zealand」ロゴにマイナーチェンジされた塗装が増加しつつある。
2006年4月には、カンタス航空との、「トランス・タスマンルート」と呼ばれるオーストラリア・ニュージーランド間のフライトに関しての包括提携を発表した。しかし、公正取引委員会によって「反競争的で国民の利益に反する」として認可されなかった。
ニュージーランドは地理的に世界中から遠く離れており、一部の路線でエコノミークラス専用フル・フラットシートを導入するなどエコノミークラスのサービスクオリティは他社と比べ高いと評されている。イギリスの『コンデナスト・トラベラー誌』による読者賞「最高の長距離輸送航空会社」を7度受賞しているほか、『MTVムービー・アウォーズ』「ベストパシフィックエアライン賞」を6年連続受賞、アメリカの航空業界誌『エア・トランスポート・ワールド(ATW)』「エアライン・オブ・ザ・イヤー2010」「エアライン・オブ・ザ・イヤー2012」(3年で2度の受賞は世界初)を受賞するなど、各国の旅行部門にて受賞歴が多数ある。一方で、競合他社が少ないことから運賃は相対的に高めである。
離陸前に放映するセーフティビデオは頻繁に更新され、出演する乗務員がボディーペイントであったりオールブラックスのメンバーやホビットの出演者が出演していたりと非常にユーモアに富んでいる。最新作では冒険家のベア・グリルスを起用し機内セーフティビデオとしては初の全編屋外ロケとなった。[2]
コードデータ [編集]
- IATA航空会社コード:NZ (旧 TE)
- ICAO航空会社コード:ANZ
- コールサイン:New Zealand
国際線就航路線 [編集]
| ニュージーランド航空 就航都市 (2013年4月現在) | ||||
|---|---|---|---|---|
| 国 | 都市 | 空港 | 備考 | |
| オセアニア | ||||
| オークランド | オークランド国際空港 | メインハブ空港 | ||
| クライストチャーチ | クライストチャーチ国際空港 | 焦点都市 | ||
| ウェリントン | ウェリントン国際空港 | |||
| パーマストンノース | パーマストンノース空港 | |||
| ハミルトン | ハミルトン国際空港 | |||
| ダニーデン | ダニーデン国際空港 | |||
| シドニー | シドニー国際空港 | |||
| メルボルン | メルボルン空港 | |||
| ブリスベン | ブリスベン空港 | |||
| ケアンズ | ケアンズ国際空港 | |||
| ゴールドコースト | ゴールドコースト空港 | |||
| パース | パース空港 | |||
| ノーフォーク島 | ノーフォーク島空港 | |||
| アバルア | ラロトンガ国際空港 | |||
| ナンディ | ナンディ国際空港 | |||
| ポートビラ | ポートビラ・バウアフィールド空港 | |||
| パペーテ | パペーテ・タヒチ国際空港 | |||
| ヌメア | ヌメア国際空港 | |||
| 東アジア | ||||
| 東京 | 成田国際空港 | |||
| 大阪 | 関西国際空港 | 2013年9月28日をもって運休予定[3] | ||
| 香港 | 香港国際空港 | 焦点都市 | ||
| 北京 | 北京首都国際空港 | |||
| 上海 | 上海浦東国際空港 | |||
| ヨーロッパ | ||||
| ロンドン | ロンドン・ヒースロー空港 | ロサンゼルス経由 | ||
| 北アメリカ | ||||
| バンクーバー | バンクーバー国際空港 | |||
| ホノルル | ホノルル国際空港 | |||
| ロサンゼルス | ロサンゼルス国際空港 | 焦点都市 | ||
| サンフランシスコ | サンフランシスコ国際空港 | |||
| 休・廃止路線 | ||||
| 名古屋 | 中部国際空港 | |||
| 福岡 | 福岡空港 | |||
| 台北 | 台湾桃園国際空港 | |||
| ソウル | 金浦国際空港 | |||
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- オークランド - ロンドン便は、かつてロサンゼルス経由(東廻り。所要時間はオークランド発=24時間40分、ロンドン発=26時間20分)と香港経由(西廻り。所要時間はオークランド発=26時間50分、ロンドン発=25時間5分)の2種類で運航されていたが、現在はロサンゼルス経由便のみ残っている。ロサンゼルス経由便も香港経由便もどちらも距離的にロンドンへの最短ルートからは遠回りになっていた。なお、これらの便を合わせれば、ニュージーランド航空のみで世界一周旅行が可能であり、世界一周路線を保有する唯一の航空会社でもあった。
- 2013年3月4日以降は、オークランド - 香港 - ロンドン線のうち香港 - ロンドン線を運休[4]した。
日本乗り入れ [編集]
日本へは成田国際空港(オークランド・クライストチャーチ)、関西国際空港(オークランド)に乗り入れており、日本とニュージーランド間を直行便で運航する唯一の航空会社である。成田線はボーイング777-200ERもしくはボーイング767-300ERの併用、関西線はボーイング767-300ERで運航されている。なお関西線は、2013年9月28日をもって運休予定[5]。
中部国際空港への路線は、同港開港の約1年後にあたる2006年3月より運休中だが、中部国際空港線の運休後はニュージーランド航空が運行する無料リムジンバスが名古屋駅と関西国際空港を結んでいる。リムジンバスの利用は関空発着のニュージーランド航空便を日本国内で予約した利用者のうちに限られ、事前予約が必要。また事故等により到着が遅れ搭乗する便に間に合わなかった場合は利用者の自己責任となり航空券の払い戻しも出来ない為に利用者からの不満が多い。何らかの理由により、リムジンバスが発地より運行出来ない場合はJR線(関空特急はるか・東海道新幹線等)に振り替えとなる。この場合乗客による鉄道運賃および特急料金の別途の負担は無い。
成田空港発着便は、2006年2月中旬までは、ボーイング767-300ERで運行されていたが、2月以降5月中旬までは、機内設備のアップグレードの為にボーイング747-400で運行。それ以降現在に至ってはボーイング777-200ERで運航されていている。今後の予定としては、ハイシーズンになることを考え、成田発着路線に限り2011年12月~2012年2月の間はボーイング747-400で運航する予定となっている[6]。運航開始となれば、5年ぶりに同社のボーイング747-400が日本にやって来ることとなる。
成田空港では、第二ターミナルにてチェックインするため、日本航空スタッフとニュージーランド航空スタッフが共同で業務をしていたが、2012年3月25日からはコードシェア相手を同じスターアライアンスに加盟している全日本空輸に変更するため第一ターミナル南ウイングに移転した。[7]。
なお、福岡市とオークランドが姉妹都市である関係で、福岡空港にも、1995年10月30日から[8][9]1998年夏季(ニュージーランドでは冬季)まで、日本航空とのコードシェア便として[10]オークランド国際空港・クライストチャーチ国際空港からボーイング767で週2便[9]乗り入れていた。
なお、日本線に就航しているボーイング777-200ERとボーイング767-300ERには全座席にシートテレビが完備されている。ボーイング767-300ERに搭載されているものはパナソニックアビオニクス社製のeX2と呼ばれる最新鋭のものである。
同社は、英語圏であるニュージーランドを拠点とする航空会社であるが、日本各港発着便については原則、日本語を話す客室乗務員が複数名乗務する。
コードシェア [編集]
ニュージーランド航空はスターアライアンス加盟各社とコードシェアを行っているが、スターアライアンス以外の下記の航空会社ともコードシェアを行っている。日本路線においては、全日空がスターアライアンスに加盟しているが、その後も成田線・関西線ともに日本航空とコードシェアを行っており、アライアンス間のねじれが生じていた。2012年3月24日、日本航空とのコードシェアを終了し、翌日3月25日からは全日空とのコードシェアを開始、アライアンス間のねじれ状態は終了した[11]。
エア・カレドニア・インターナショナル
エア・パシフィック航空
ラロトンガ航空
エア タヒチ ヌイ
バヌアツ航空
メキシカーナ航空
ヴァージン・アトランティック航空
ヴァージン・オーストラリア
キャセイパシフィック航空
機材 [編集]
運航機材 [編集]
ニュージーランド航空の機材は以下の航空機で構成される(2012年3月21日現在)
| 機種 | 機数 | 発注 | 客席数 | ビジネス | プレミアム・エコノミー | エコノミー | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| エアバス A320-200 | 16 | 11 | 152 | 8 | 0 | 144 | 10機はリース |
| ATR 72-500 | 11 | 0 | 68 | 0 | 0 | 68 | マウントクック航空で運航 |
| Beechcraft 1900D | 18 | 0 | 19 | 0 | 0 | 19 | イーグル・エアウェイズで運航 |
| ボーイング737-300 | 13 | 0 | 136 | 0 | 0 | 136 | |
| ボーイング747-400 | 2 | 0 | 379 | 46 | 39 | 294 | ZK-NBSは解体済。 |
| ボーイング767-300ER | 5 | 0 | 234 | 24 | 0 | 210 | B787導入まで使われる。その後は引退予定 |
| ボーイング777-200ER | 8 | 0 | 313 | 26 | 18 | 269 | 4機はリース。 フラッグシップ |
| ボーイング777-300ER | 5 | 0 | 351 | 39 | 46 | 269 | |
| ボーイング787-9 | 0 | 10 | 未定 | 未定 | 未定 | 未定 | 引き渡し:2012-2015年 |
| ボンバルディア Q300 | 23 | 0 | 50 | 0 | 0 | 50 | エアネルソンにて運航 |
| 総機数 | 102 | 3 |
ニュージーランド航空ではボーイング787を導入計画があるが、大幅な遅延の為にボーイング767-300ERにウイングレットを装着して燃費を向上させる改装(アメリカン航空や全日空同様)を2009年に実施した。また今後ボーイング777-200ERにもウイングレットを装着を検討しているとのこと。
老朽化したボーイング747-400を置き換える為に2010年末からボーイング777-300ERが導入され始めた。また金融危機、燃料費節約のために、燃費の悪いボーイング747のZK-NBTとZK-NBSの運用を中止している。ZK-NBSは導入から19年たっており、長距離洋上飛行による老朽化、また2002年にエンジン故障もおこしていることから2010年9月にアメリカで解体された。この解体は事故抹消機を除くハイテクジャンボの解体第一号となった。
一部の機材には、自国のラグビーチームなどをスポンサーとしている「オールブラックス」であり、機体全体が真っ黒に塗装されたり(ボーイング777-300ERのZK-QKQ、A320のZK-OABなど)、離陸前の機内安全ビデオにもオールブラックスのメンバーが登場したりする。
2012年以降は新しい塗装も発表され、垂直尾翼全体が黒地、ロゴマークは白地の組み合わせとなる。
過去の運航機材 [編集]
なお、ニュージーランド航空が発注したボーイング社製航空機の顧客番号(カスタマーコード)は19で、航空機の形式名は747-419, 767-319ER, 777-219ER などとなる。
サービス [編集]
ニュージーランド航空の長距離国際線では、ボーイング777-200ER・ボーイング777-300ER・ボーイング747-400にビジネスクラス『ビジネス・プレミア』とプレミアムエコノミー、エコノミークラスの3クラスで構成されている。ビジネス・プレミアには、フルフラットベッドシートが装備されている。また最新鋭のボーイング777-300ERでは、プレミアムエコノミークラスがスペースシートに、またエコノミークラスの一部窓側座席に『スカイカウチ』を設定している。 ボーイング767-300ERには、ビジネスクラスとエコノミークラスの2クラス構成で、ビジネスクラスにはレザー張りのシートが装着されている。
国内線ではエコノミークラスのみで、無料のスナックや飲料水などが用意されている。
マイレージプログラム [編集]
マイレージプログラムは「エアポインツ(Airpoints)」を運営している。ただし、ポイント単位は「エアポインツドル」という独自単位を使用している。また、日本国内在住では入会する事が出来ないため、必然的に他スターアライアンス提携会社のプログラムでマイル加算することになる。かつて、1995年9月からスターアライアンス加盟までの間は、ノースウエスト航空とのマイレージ提携を行っていた[9]。
事故 [編集]
- ニュージーランド航空901便エレバス山墜落事故
- 2008年2月8日、7時10分ブレナム発クライストチャーチ行き、ニュージーランド航空 NZ2279便の小型機の機長と副機長が刺された。7人の乗客が乗っており(男性2人、女性5人)犯人は33歳の女で、左前方の1Aに座っていた。この飛行機はクライストチャーチに緊急着陸し、クライストチャーチ空港が長時間に渡り閉鎖された。
- 2010年1月31日 19時5分頃、成田国際空港で離陸滑走中に急ブレーキをかけ12本のタイヤが全てパンクし運休となった。乗員乗客にけが人はなかった。
関連会社 [編集]
関連項目 [編集]
- マイレージサービス
- ホビット - 出演者が離陸前のセーフティービデオに出演している。2012年11月24日にB777-300ERを1機(機体番号:ZK-OKP)用いて、この特別塗装機を運航している[12]。
脚注 [編集]
- ^ “Shares on Issue”. 2010年2月19日閲覧。
- ^ ““機内安全ビデオ”なのにオール野外ロケ! “ニュージーランド航空”の新作が相変わらずぶっ飛んでる”. 2013年3月21日閲覧。
- ^ 【オーストラリア】NZ航空、9月30日から関空便の運航を停止へ NNA.ASIA 2013年5月16日
- ^ Air New Zealand announces changes to Hong Kong and London services November 2012 22:00
- ^ NZ航空、9月30日から関空便の運航を停止へ オーストラリア 2013年5月16日(木曜日)NNA.ASIA
- ^ 日本路線定期便の座席数を増加 2011年12月より、B747-400の運航を決定
- ^ ANAとニュージーランド航空コードシェア運航に向けた基本合意を締結 2012年度からのニュージーランド航空との共同運航便について
- ^ ニュージーランド航空 会社沿革
- ^ a b c Air New Zealand - History 2006年2月付(英語)
- ^ JALプレスリリース 1998年9月1日付
- ^ ANAとニュージーランド航空コードシェア運航に向けた基本合意を締結 2012年度からのニュージーランド航空との共同運航便について
- ^ Air New Zealand reveals Hobbit-inspired 777-300 aircraft 23 November 2012
外部リンク [編集]
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