グアルーリョス国際空港
| グアルーリョス国際空港 Aeroporto Internacional de São Paulo/Guarulhos–Governador André Franco Montoro São Paulo/Guarulhos–Governador André Franco Montoro International Airport |
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| ターミナル1 | |||
| IATA:GRU – ICAO:SBGR | |||
| 概要 | |||
| 空港種別 | 官民共用 | ||
| 運営者 | Infraero | ||
| 国・地域 | |||
| 所在地 | グアルーリョス | ||
| 都市 | サンパウロ | ||
| 拠点航空会社 | ゴル航空 TAM航空 |
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| 標高 | 750 m / 2,459 ft | ||
| 座標 | 南緯23度26分08秒 西経046度28分23秒 / 南緯23.43556度 西経46.47306度 | ||
| ウェブサイト | |||
| 滑走路 | |||
| 方向 | ILS | 全長×全幅(m) | 表面 |
| 09R/27L | YES | 3,000×45 | 舗装 |
| 09L/27R | YES | 3,700×45 | 舗装 |
| 統計 (2011年) | |||
| 利用者数 | 29,964,108 | ||
| 離発着数 | 270,601 | ||
| 貨物取扱量 | 465,256 | ||
| 統計:Infraero[1] 出典:空港公式サイト,[2] ANAC[3] |
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グアルーリョス国際空港(ポルトガル語:Aeroporto Internacional de Guarulhos)とは、ブラジル連邦共和国サンパウロにある国際空港。
目次 |
[編集] 概要
コンゴニャス国際空港やヴィラコッポス国際空港と並ぶサンパウロの主要空港の1つで、24時間運営されているブラジルのハブ空港である。サンパウロ市北東部に隣接するグアルーリョス市クンビッカ地域(サンパウロ市中心部から約25km)に1985年1月に開港した。
2010年7月現在、世界各国の40社の定期便(旅客便のみ)が乗り入れており、オセアニアを除く全大陸の28カ国の100を超える都市との間に定期旅客便が就航している。2007年の年間乗降客数は18,795,596人で世界第36位。
[編集] 歴史
[編集] 開港までのいきさつ
ブラジル最大の都市であるサンパウロは世界各国から多くの訪問者が訪れるにもかかわらず、市内中心部からわずか8キロに位置し利便性が高いものの、1,940メートルと1,435メートルという大型ジェット機の着陸が不可能な滑走路しか持たず、そのために国内線とアルゼンチンやウルグアイ、ボリビアなどの近隣諸国との近距離国際線の路線しか運航することができないコンゴニャス国際空港しか存在していなかった。
なお、サンパウロ近郊で長距離国際線にも対応する本格的な国際空港は、市内より100キロ近く離れたカンピーナス市にあり、バスで2時間近くかかるヴィラコッポス国際空港しかなかった。このため、エールフランスや日本航空、パンアメリカン航空やルフトハンザ・ドイツ航空などのボーイング707やダグラスDC-8などの大型機で運航する諸外国の航空会社は、距離の遠さと利便性の低さには目をつぶりヴィラコッポス国際空港に乗り入れていた。
これに対し、当時のブラジルのフラッグ・キャリアであるヴァリグ・ブラジル航空の中長距離国際線は、ヴィラコッポス国際空港ではなく、3,000メートル級の滑走路を2本持つリオ・デ・ジャネイロのガレオン国際空港を発着地として運行されていた。この場合、サンパウロへ向かうには、ガレオン国際空港で一旦連絡便に乗り継いでコンゴニャス国際空港へ向かうという、手間も時間もかかる経路を取らざるを得ないため、パンアメリカン航空やエールフランスなどのいくつかの航空会社は、ヴィラコッポス国際空港とガレオン国際空港の両方の空港に乗り入れ、連絡バスや連絡便を用意することで乗客に選択肢を与えていた。しかしいずれにしても、サンパウロに中長距離国際線で訪れる乗客は、手間も時間もかかる経路を取ることを余儀なくされていた。
[編集] 開港
この様な状況下で、旅客の利便性の向上を高めるために1960年代から近郊への新空港建設の必要性が叫ばれていたこともあり、1970年代に入り新空港をサンパウロ市北東部に隣接するグアルーリョス市クンビッカ地域にあるブラジル空軍基地を拡張して建設することに決まった。その後1985年1月20日に開港した。
開港以降、貨物便を除く長距離国際線の殆どがグアルーリョス国際空港に移った他、1990年代にはブエノスアイレスやモンテビデオ、ラパス線などのコンゴニャス国際空港を発着する近距離国際線も全てグアルーリョス国際空港に移った。
[編集] 現在
現在はオセアニア以外の全大陸と世界各都市を直行便で結ぶブラジルを代表する空港であり、ゴル航空やヴァリグ・ブラジル航空、TAM航空をはじめとする複数のブラジルの航空会社のハブ空港でもあり、ブラジル各都市を相互に結ぶハブ空港の役割もある(ただし、ブラジル内各都市の行先や時刻によっては、連絡バスでサンパウロ市内にあるコンゴニャス国際空港に行って乗り換える場合もある)。その役割から、ブラジルの全航空輸送量の30%をこの空港が担っている。
2007年7月にコンゴニャス国際空港で発生したTAM航空3054便オーバーラン事故の影響を受けて、一部の中型ジェット機の同空港への乗り入れが制限されその多くが乗り入れ先をグアルーリョス国際空港に変更したことで、グアルーリョス国際空港の輸送量が今後ますます増加することが予想される。
その上、近年国際線需要が急増していることから2008年の暫定運営開始、2010年の完成を目指して第3、第4ターミナルの建設が進んでいる他、貨物需要の急増などを受けて第3滑走路の建設も計画されている。また2010年で開港から25年を迎えることから、第1、第2ターミナルの近代化改修や、滑走路や誘導路の再舗装工事が行われている。
[編集] 名称
[編集] 公式名称
公式名称は「Governador André Franco Montoro」であるが殆ど呼ばれることがない。一般的には所在地の名を取って「グアルーリョス空港」や「クンビッカ空港」と呼ばれている。
[編集] コード
サンパウロのIATA都市コードは「SAO」であるが、IATA空港コードはサンパウロの国内線専用空港であるコンゴニャス国際空港の「CGH」と区別する為に「GRU」を使用している。
[編集] ターミナルビル
ターミナルビルは大きく2つある他、貨物兼用のターミナルが存在する。ターミナル1と2はそれぞれA-Dまでの4つのウイング(ASA)に分かれている。なお、ターミナル1と2は連絡通路でつながっており、外に出ることなく行き来が出来る。また近年の乗客数の急増に対応して新しくターミナル3の建設が行われている他、ターミナル4の建設計画もある。
ターミナル1
ターミナル2
- ウイングC:ゴル航空、ヴァリグ・ブラジル航空などブラジルの航空会社
- ウイングD:アメリカン航空、ルフトハンザ航空などのブラジル以外の外国航空会社
[編集] ターミナル内施設
- カフェ(コーヒーショップ)
- フードコート
- レストラン
- ファストフードレストラン
- 免税店(制限エリア)
- 洋服店(ラコステ、ギャップなど)
- 宝石店
- 土産物店
- 書店
- コンビニエンスストアー(到着階)
- 上級クラスラウンジ(制限エリア)
- クレジットカード会員用ラウンジ(アメリカンエキスプレス、ダイナースクラブなど)
- 手荷物一時預かり所(到着階)
- 銀行(窓口業務)
- ATM(ブラデスコ銀行やサンタンデール銀行、各クレジットカードなど)
- 両替商
- 政府観光局観光案内所
- バス停
- レンタカー(ハーツやエイビスなど)
- 駐車場
[編集] 定期乗り入れ航空会社(一部/旅客便のみ)
[編集] ブラジル国内
- ゴル航空
- ヴァリグ・ブラジル航空
- TAM航空
- アビアンカ・ブラジル航空(旧オーシャンエア)
- トリップ航空
- ウェブジェット航空
- プーマエア
[編集] 外国航空会社
大韓航空(ソウル、ロサンゼルス)
中国国際航空(北京、マドリード)
シンガポール航空(シンガポール、バルセロナ)・・・2011年3月28日運航開始
エミレーツ航空(ドバイ)
カタール航空(ドーハ)
ラン航空(サンティアゴなど)
プルーナ航空(モンテビデオなど)
TAMパラグアイ航空(アスンシオンなど)
アルゼンチン航空(ブエノスアイレスなど)
アビアンカ航空(ボゴタなど)
LABボリビア航空(ラパスなど)
アエロスル(ラパスなど)
TACA航空(サンサルバドルなど)
TACAペルー航空(リマ)
コパ航空(パナマシティなど)
アエロメヒコ航空(メキシコシティ)
メヒカーナ航空(メキシコシティ)
エアカナダ(トロント)
アメリカン航空(ニューヨーク、マイアミ、ダラス、シカゴ)
デルタ航空(アトランタ)
コンチネンタル航空(ニューヨーク、ヒューストン)
ユナイテッド航空(ニューヨーク、シカゴなど)
トルコ航空(イスタンブル、ダカール)
TAPポルトガル航空(リスボン)
イベリア航空(マドリード、バルセロナ)
アリタリア航空(ローマ、ミラノ)
エールフランス航空(パリ)
ルフトハンザドイツ航空(フランクフルト)
スイスインターナショナルエアラインズ(チューリヒ)
KLMオランダ航空(アムステルダム)
ブリティッシュ・エアウェイズ(ロンドン)
TAAGアンゴラ航空(ルアンダ)
南アフリカ航空(ヨハネスブルグ)
[編集] 日本との間の運航便
日本からはかつて日本航空が成田国際空港から週2便で乗り入れていた。この便はニューヨークを経由していたが、かつてはロサンゼルス経由便も存在した他、1980年代まではリオ・デ・ジャネイロのガレオン国際空港を最終目的地としていた。しかし、ブラジル人に対するアメリカのトランジットビザの義務化などによる乗客数減少などを受けて2010年9月26日限りで運休した。
他にもヴァリグ・ブラジル航空が成田国際空港から週4便、名古屋空港から週3便乗り入れていたが、同社の経営状況悪化を受けて2006年に運休となった。また、それ以前にVASP航空が関西国際空港から週2便で乗り入れていたが、こちらもアメリカ同時多発テロによる乗客数減少などを受けて運休となった。
上記の通り、日本~ブラジル間の直行フライトが消滅し日本からでは1都市乗り継ぎワンストップ(もしくは北米・欧州乗り継ぎ)でフライトという不便を強いられる状況となっている。
[編集] 就航都市
[編集] 国内線
アガサチューバ、アラカジュ、ウベラバ、リオデジャネイロ、クリチバ、ブラジリア、カンポグランジ、フロリアーノポリス、ポルトアレグレ、サルバドール、ベレン、クイアバ、マナウス、フォルタレザ、ナタール、ゴイアニア、ポルトセグーロ、ヴィトリア、クリシューマ、ゴベルナドルバラダレス、イパティンガ、ジョインヴィレ、マリンガ、ジュイス・デ・フォーラ、ナベガンテス、サン・ジョゼー・ド・リオ・プレト、ボアビスタ、ジョアンペソア、マセイオ、レシフェ、バウル/アレアルバ、プレジデンテプルデンテ、リベイラン・プレト、マリリア、パルマス、ウベルランジア、パッソフンド、ペトロリーナ、マカパ、ベロオリゾンテ
[編集] 国際線
- アジア
- アフリカ
- ヨーロッパ
- 北アメリカ
- 南アメリカ
[編集] アクセス
空港アクセスは現在、リムジンバス、タクシー、グアルーリョス市に行く市内バスのみで、鉄道によるアクセスは整備されていない。なお、鉄道は現在地下鉄のBrás駅直通のアクセス鉄道(Expresso Aeroporto)を計画中であり2014年までには完成する見込みである。また、他にも各航空会社がサンパウロ市内にあるコンゴニャス国際空港発着便に接続する乗客の為の無料シャトルバスを運行している。
空港からサンパウロ市街へ向かう際に通過する高速道路の一つに、かつて「トラバリャドーレス」(Rodovia dos Trabalhadores-正式名称:サンパウロ州道SP-070号線)という名称で呼ばれていた道路がある。しかし1994年のF1サンマリノGPでアイルトン・セナがレース中に事故死した後、セナの功績を称える為に現在は「アイルトン・セナ高速道路(Rodovia Ayrton Senna)」に名称変更された。
[編集] リムジンバス
- コンゴニャス国際空港
- ヘプブリカ広場(Praça da República)
- チエテバスターミナル(Terminal Rodoviário Tietê)
- パウリスタ大通り・アウグスタ通り近辺主要ホテル循環(Circuito dos Hoteis Paulista/Augusta)
- エルドラド・ショッピングセンター(Shopping Eldorado)
- バハフンダバスターミナル(Terminal Rodoviário Barra Funda)
[編集] 市内バス
- タツアペー地下鉄駅ショッピングセンター(Shopping Metrô Tatuapé)
- グアルーリョス市内
[編集] タクシー
タクシーは2種類あり、前もってターミナル到着ロビー車寄せにあるカウンターで行先を告げて、あらかじめ決められた料金の切符を購入(アメリカン・エキスプレスやVISAなどのクレジットカード払いが可能)した後に乗車する「ラジオタクシー」と、通常通りのタクシーメーターによる後払いのタクシーがある。なお、ラジオタクシーには荷物が多い乗客向けのミニバンタイプやバンタイプも用意されている。
[編集] ホテル
空港敷地内にホテルは無いものの、空港周辺にマリオットやベストウェスタンなど複数の国際チェーンの大規模ホテルが存在している。ただし、空港周辺には草原しかないため、どこに行くにも車による移動を要する。
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ “Infraero Statistics for the Airport” (ポルトガル語). Infraero. 2012年1月22日閲覧。
- ^ “空港公式サイト” (ポルトガル語). Infraero. 2012年1月22日閲覧。
- ^ “Lista de aeródromos públicos” (ポルトガル語). ANAC. 2012年1月22日閲覧。
[編集] 外部リンク
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