中部国際空港

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中部国際空港
Chubu Centrair International Airport
Nagoya Airport view from promenade.jpg
Chubu Centrair International Airport - Departure Lobby - 01.JPG
IATA:NGO-ICAO:RJGG
NGO/RJGGの位置(日本内)
NGO/RJGG
NGO/RJGG

空港の位置

概要
国・地域 日本の旗 日本
設置場所 愛知県常滑市
空港種別 商業
運営者 中部国際空港株式会社
運営時間 24時間
標高 5 m・15 ft
位置 北緯34度51分30秒
東経136度48分19秒
座標: 北緯34度51分30秒 東経136度48分19秒
ウェブサイト
滑走路
方向 ILS 全長×全幅 (m) 表面
18/36 III/III b 3,500×60 舗装
リスト
空港の一覧

中部国際空港(ちゅうぶこくさいくうこう、Chubu Centrair International Airport)は、愛知県常滑市沖の伊勢湾海上の人工島にある国際空港であり、空港法4条1項で法定された拠点空港である。愛称はセントレアで、略称として中部空港中部と言われることもある。時刻表や発着案内では名古屋名古屋空港(小牧)と明確に区別する必要があるときは名古屋(中部))と表示される。

概要[編集]

IATA空港コードNGOで、開港前に名古屋空港通称:小牧空港)で使われていたものを継承している。2010年4月現在、定期国際線は旅客便週277便、貨物便週13便が就航する。

愛称のセントレア (Centrair) は、英語で「中部地方」を意味する"central"と「空港」を意味する"airport"を組み合わせた造語で、一般公募の中から選ばれた。商標として登録されており(商標登録番号:第4566713号)、空港内の施設の名称や空港島の地名にもなっている。また、英語での正式名にも使用されている(日本初)ことから、航空交通管制における当空港の呼出名称にも使用されている。

国際空港評議会 (ACI) による年間利用者数500万から1,500万人の国際空港評価で2005年から4年連続の世界1位。2009年は4位、2010年は2位となったが、2011年からは2年連続の1位となった[1]

年間利用客数は、国内4,720,630人、国際4,342,300人(2012年度)[2]

開港以来国内線の便数が減り続けており、また2008年度は2007年度と比べ搭乗者数も減少しており、国内線の維持に課題が残る[3]。特に東海道・山陽新幹線の「のぞみ」の増発の影響で、九州方面の国内線の利用者が名古屋空港時代より減少している。この対策として、名古屋市内からの距離が中部国際空港より近い名古屋空港(小牧)発の福岡便が就航しており、名古屋発着路線を中部国際空港に集約する空港一元化の原則が揺らいでいる。

愛知県の貨物については、半数が成田・2割が関空利用で、残り3割のみが中部空港利用[4]である。アメリカのフェデックスは、成田国際空港・関西国際空港への集約のため2009年3月29日に撤退した[5]。全日本空輸は、開港後にトヨタ自動車関係者などによる需要を見込んで同空港発着の国際線や貨物事業の拡大を行ったが、貨物便は2008年1月7日に天津の週5便(往復計10便)のみに減便、その天津便も日本航空など他社との競争などにより需要予想を大きく下回ったことを受けて2008年3月30日に廃止し、中部国際空港における貨物機による運航から撤退した[6]

2007年8月の関西国際空港二期工事限定供用後は、成田国際空港および関西国際空港がそれぞれ滑走路2本となっているのに対し、中部国際空港は滑走路1本であり、競争条件として不利であると中部国際空港株式会社や地元財界は考えており[7]二本目滑走路整備事業の実現を強く求めている。

歴史[編集]

開港時の反対運動[編集]

中部国際空港やアクセス道路の建設、周辺部の開発についての反対運動が行われており[8]、話し合いだけでは反対派住民を説得できなかったため、中部国際空港株式会社による反対派漁民の漁具撤去の仮処分[9]や、愛知県による空港アクセス道路(知多横断道路)建設のための土地収用[10]などの措置が取られている。

今後の整備計画・構想[編集]

新ターミナル建設事業(セントレア南側地区整備事業)[編集]

2013年1月、同年がセントレアの本格的なLCC元年となることが予想される情勢を鑑み、中部国際空港(株)社長の川上博は「利用者の選択肢が広がり、セントレアの利便性も高まる」と歓迎し、LCCの新規就航に対応するためLCC向けターミナルの建設構想を固めたことが報道された[11]。その後、同年3月29日に公式サイトにて「セントレア南側地区整備事業」と称した計画を正式に公表した[12]

建設予定地は国際線ターミナル南側にある駐車場付近で、国内線と国際線を一体運用が可能なターミナルを建設するとしていたほか、LCFが駐機する付近へのスポット増設や新ターミナル利用者向けの駐車場もあわせて整備するとしていた。また、この設備増設に伴い、既存のターミナルビルを「第一ターミナル」とし、新ターミナルを「第二ターミナル」とする模様でもあった。なお、「第二ターミナル」は主にLCC向けではあるが、LCC以外の航空会社も使用するものとしていた[13]。コスト削減を徹底する「トヨタ方式」で利便性の高い安価な構造のターミナルとする構想で、ボーディング・ブリッジを使用せずタラップを用いた搭乗・降機となる。同社にはすでに「ターミナル企画チーム」が発足しており、社長の川上は報道機関に対し「関空、成田の後のターミナルとなるので独自性を出す。ただ関空の良いところは取り入れたい」と説明している。[14]

ターミナルが完成すれば、施設使用料の低減が図られることから、航空会社および旅客にとってもメリットが大きいとする論評もなされている[14]。LCC各社は、新ターミナルが完成するまでは既存のターミナルを使用する予定だが、早ければ2013年夏に着工し2014年後半からの運用開始を予定していた。また、この時点で国内線に就航していたLCCは2社ともに当空港を拠点空港のひとつとする方針でもあった。

しかし2013年6月、エアアジア・ジャパンの合弁解消による経営方針変更による情勢変化に伴い、中部国際空港(株)は計画凍結の検討を開始したとの報道がなされた[15]のち、同年10月には計画の延期が発表された[16]

2013年3月時点で、公式サイトに掲出されている整備内容は以下の通りであった[12]

駐機スポット 現状 整備内容 整備後
26スポット - 28スポット 大型機3機 新ターミナル搭乗スポットとして整備 小型機5機駐機可能
401スポット - 403スポット LCF積込対応(大型機・中型機用3スポット) 旅客機駐機用スポットとして整備 大型機・中型機3機または小型機4機駐機可能
501スポット - 503スポット 未設 LCF積込対応スポットとして、新規整備 主LCFの積込スポット&大型機・中型機3機または小型機5機駐機可能

※大型機 : B747/B777/A380/A340他、中型機 : B767/B757/B787/A330他、小型機 : B737/A320/ERJ170/CRJ700他。

滑走路の増設構想[編集]

二本目の滑走路を整備する、具体的な事業規模や滑走路延長などの仕様・要目は未定である。

中部国際空港(株)の構想によると、埋め立てにより空港島の面積を約200ha増加したうえで現在の滑走路から300m沖合に3,500mの並行滑走路を1本新設するとしており、事業費は約2,000億円を見込んでいるとされる[17]。また、2007年6月21日に発表された国土交通省交通政策審議会航空分科会の答申 [18]では、「完全24時間化を検討」という間接的な表現ながら二本目滑走路整備事業の必要性が示されたが、同時に「地元関係者の努力による需要の拡大」や「中部圏における(注:県営名古屋空港との)空港間の役割分担」の必要性が示された。

二本目滑走路整備事業については、国土交通省航空局幹部による「空港会社の収入は着陸料。需要の伸びは極めて重要な要素で、計算上十年経っても13万回を達成できない条件下で、巨額の設備投資をする意思決定はできない」との発言が報道されている[19]

一方、この構想に関連する話題として、名古屋港には浚渫土の問題が長年にわたり存在する。現在の浚渫土砂処分場であるポートアイランドは既に処理量の限界を超えており、処分地が決まらない土砂は現地に山を築いて仮置きをする「緊急対応」がなされているが、その高さは16mにも達しており、新規の処分場の確保が喫緊の課題となっている。しかし、近年の環境意識の高まりや景気後退などから、権利や利害の関係者を除いて、処分場に街をあげて前向きな場所は非常に限られており、中部国際空港の拡張に利用する案を第一候補として、管轄する地方整備局は諸条件が整うよう進めているとされる[20][21]。この一環として2014年4月14日には、埋立の影響を調査するため、常滑港周辺で漁業影響調査が開始されている[22]

年表[編集]

計画から開港まで[編集]

開港後[編集]

空港島・施設[編集]

中部国際空港

空港の設置・運営は政府指定の特殊会社である「中部国際空港株式会社」 (Central Japan International Airport Co., Ltd., CJIAC) が行う。着工に入る前頃まで、「中部地域の新しい国際空港」の意味を込めて「中部新国際空港」と呼ばれていたこともあった。日本で初めて民間の主導で開発された。

埋立地の面積は、5.80km²(南北4.3km、東西1.9km)、うち空港部分4.73km²。残り1.07km²は愛知県企業庁が地域開発用地として、常滑対岸部の1.30km²とともに造成した「中部臨空都市りんくう常滑駅を含む)」である。

飛行場施設[編集]

  • 運用時間 : 24時間 / 利用時間 : 24時間
  • 滑走路 : 3,500m×60m
  • 誘導路 : 延長約10.2km 幅30m
  • エプロン : 約80ha 58スポット

管制塔[編集]

国内初の円形の管制塔ターミナルビルの北東に位置する。滑走路端まで見渡せる高さということから計算され、高さ86.75m(鉄筋5階建)となった。2009年時点で国内では東京国際空港成田国際空港に次ぐ高さ。

また、中部国際空港における航空管制は、関西国際空港と同様に広域航空管制を実施している。

これは、中部発着の航空機のみならず、名古屋飛行場愛知県西春日井郡豊山町他)・航空自衛隊岐阜基地岐阜県各務原市)・浜松基地静岡県浜松市西区)・陸上自衛隊明野駐屯地三重県伊勢市他)などの進入・出発機のターミナルレーダー管制業務を行っている。

従来、航空路管制とトラフィック調整して飛行高度を許可する必要があったが、中部管制にて12,000ftまでは、航空機に対して上昇許可が与えられるようになっている。

管制塔内には、最新のデジタル機器や液晶ディスプレイの導入を行い、従来よりも多彩な情報を提供できるようになったとともに、IFR室にあっては、レーダー画面に液晶ディスプレイを導入したことにより照明を落とさなくて済むようになっている。

旅客施設[編集]

中部国際空港ターミナルビルの概略配置図
  • 鉄骨4階建
  • 延べ床面積:約22m²(南北約1,030m×東西約500m)
センターピアをはさんで北ウイング(国内線)、南ウイング(国際線)が配置された折り鶴をイメージしたT字形の構成であり、旅客の移動距離の短さが特長である。到着は2階部分、出発は3階部分にまとめられている他、チェックインカウンターから搭乗ゲートまでおよそ300mと近い。T字型形状に合わせたスポット配置は、計画時に航空関係者を含めて検討を行い、入隅部の機材運用に若干の制約がある。ただし、スポットによっては、出発の際に長い距離をタクシングする必要があり遅延を発生させる原因のひとつである。
  • インラインシステム(In-Line System)
保安検査は、チェックイン後の手荷物の搬送、仕分けの過程で検査を行うインライン方式を採用している。通常行われる検査方式では、チェックイン前の手荷物検査で検査場が混雑し、行列が出来てしまい、出発時刻よりかなり早く空港に来る必要があった。インライン方式にすることで、旅客ターミナルビルをコンパクトにすることが出来、乗客は搭乗までの時間を食事や両替など、旅の準備に使うことができる。イギリスなどで行われている多段階の検査方式と同様なものである。
ターミナルビル1階には、常滑郵便局セントレア分室[33]が置かれている。
  • センターピアガーデン : 木々が立ち並び、ガラス窓の天井から光が差し込む吹き抜けの全天候型の庭園。
  • 展望デッキ : 滑走路に向けて大きく突き出した全長300mの屋外展望デッキ「スカイデッキ」が設けられている。もともと柵のみの計画だったが、開港前、国土交通省より注意がなされ、今のワイヤー方式に変更した。なおワイヤー方式を採用した日本初の空港である。

商業施設[編集]

レンガ通り、天使が3体・猫が2体設置されている
ちょうちん横丁、天神様が1体安置されている

総店舗面積、約11,000m²。他の空港では小規模な店舗が点在するのに対して、まるは食堂矢場とん、えびせんべいの里など100店舗以上の地元や東西の有名店、レストランが集合している。ショッピング街としてスカイタウンには、開放的なヨーロッパ調の街並みの「レンガ通り」と、照明を落として古い日本の商店街の雰囲気を作り出している「ちょうちん横丁」があり、2012年度に開港以来となる商業店舗の新規出店、改装(約2割の規模)をした。国際線出発ロビーにある免税店街には、国内最大級の免税店も存在する。

スカイタウンにある「くつろぎ処」では、日本の空港初の展望風呂「風(フー)の湯」(2008年2月16日のリニューアル再オープンで「宮の湯」から改称された)があり、浴場内や屋外の休息場所から滑走路および離着陸する飛行機を眺めることができる。また「くつろぎ処」内にはリフレッシュサロン「グランラフィネ」やお食事処は「風々茶屋」が設置される。なお「くつろぎ処」のリニューアルは、2007年11月1日より2008年2月15日まで行われ、展望風呂の経営者が替わったほか、従来あった床屋が廃止された。周辺行楽地と合わせ、セントレア見学のバスツアーなども数多く組まれる。

空港会社は空港の安定経営の為、非空港部門で収益の過半を稼ぎ出す方針だが、現状は厳しい状況が続いている。

エアブロイ[編集]

セントレアはドイツバイエルン州にあるミュンヘン国際空港と姉妹空港提携をおこなっている。このミュンヘン空港内のレストラン「エアブロイ」で醸造されたビールルフトハンザ・カーゴで空輸し、セントレア内のレストランで期間限定販売している。

ドイツにはビールにコーンスターチ等の添加を禁止するビール純粋令という法律があった(現在は無効)。この法律に基づいて醸造されたビールを鮮度の高い状態で空輸している。製造から5日以内のビールをセントレアでは出しており、2006年は3万杯飲まれた[34]

この企画が好評を博したため、その後も毎年夏期を中心に継続して行われており、2010年も7月10日から8月31日までの間、レストランクイーンアリスアクアでラガービールの『フリーガークエル』と白ビール(ヴァイツェンビール)の『クムラス』の2種類を販売している[35]

イベント施設[編集]

センターピアガーデン

ターミナルビル1階、センターピアガーデンの先端に、結婚式が可能なスペース、施設が設けられており、週末を中心に挙式が行われている。披露宴は、3階の展望レストラン「クイーン・アリス」ブランドの「アリスダイニング(クイーン・アリス&歌舞伎)」で行われるのが一般的であり、参列者の参集から、挙式、披露宴、新婚旅行への旅立ちが、空港内だけで完結する。

4階のイベントプラザ、1階のセントレアギャラリー、別館のセントレアホール等で各種展示会やショー、ミニコンサートなどのイベントが開催されている。オフィス棟の第2セントレアビルには、国際シンポジウム、セミナー、株主総会、室内楽、展示会、発表会、懇親会など、多目的に利用できる会議ホール「セントレアホール」が設けられている。

アクセスプラザ[編集]

ターミナルビル東側には、交通アクセスを集約した「アクセスプラザ」がある。アクセスプラザには鉄道駅・バス乗車場・高速船のりば・自動車駐車場タクシーのりばが、ターミナルビルおよびホテルへのアクセスが便利なようにまとめられている。ただし、路線バス貸切バスおよびタクシーでの空港到着時の降車場はアクセスプラザではなくターミナルビル本館1階にある。アクセスプラザからは出発・到着ロビーのある2階・3階へ段差なしで移動できる。

2012年5月には常滑市の観光案内所と常滑競艇場場外発売所を備えた「オラレセントレア」が開業している。

マスコットキャラクター[編集]

空港のオリジナルキャラクターとしてアランジアロンゾがデザイン[36]した「セントレアフレンズ」が設定されている[37]

当初は「なぞの旅人フー」「なぞの荷物持ち」「なぞのトリ」が発表され、2005年1月17日にどうぶつたち(いぬくん、ねこちゃん、かもめちゃん)、くもくんたち(クラウズ)(くもくん、くろくもくん)、ひこーきなかま(プレインズ)(ひこーきくん、ジェットくん)が追加発表された[38]。なお「なぞの旅人フー」は開港前の2003年10月に名前が一般公募され決まった。

衣類、玩具、お土産品、お菓子等セントレアフレンズのキャラクターグッズも多く販売されているほか、フーを中心にしたダンスやイベントが開催されるなど多方面に展開している。

拠点がある機関[編集]

2008年10月1日に発足し、10月21日に伊勢航空基地を移転し常滑海上保安署を統合した。巡視艇と航空機を運用する海上保安航空基地としては関西空港海上保安航空基地に次いで2箇所目。2機のベル 212ヘリコプターと巡視艇1隻が配備されている。

貨物施設[編集]

荷役中のボーイング747-400LCF型

旅客ターミナルビルに隣接して、貨物ターミナルが設置される。国内線・国際線共用であり、トラック待機場の設置などリードタイムの短縮を図るとともに、保税地域の適用による税関手続きの簡素化を目指す。

このほか、日本の海上空港で唯一の施設として大型貨物の荷役が可能な港湾施設「常滑港 空港地区」があり、空港との連携が図られている[39]。この設備の活用例として、愛知県内で製造され海上輸送したボーイング787の大型部品をアメリカの工場へ空輸するボーイング747-400LCF型輸送機に積み替えている[40]ほか、東日本大震災に伴う電力不足への緊急的な対応としてアントノフAn-124型輸送機を使用した大型発電機(重さ100t)輸送の荷役を行った実績がある[41]

ホテル[編集]

空港島内にはセントレアホテルコンフォートホテル中部国際空港東横INN中部国際空港がある。セントレアホテルは当初、別の企業が進出する予定であったが2003年に辞退したため、名古屋鉄道が進出した。

同時に造成された中部臨空都市にはりんくう常滑駅前に「Jホテルりんくう」(2棟)がある。

天候・環境が与える運航の影響[編集]

空港予定地によく吹いていた北風(伊吹おろし)の影響による欠航やダイバートを防ぐため、滑走路は、ほぼ北向きに建設された。しかし、全日空機(エアバスA320)の初試験着陸は強い西からの強風(鈴鹿おろし)のため名古屋空港(当時)に避難し、開業後も強い西風により関西国際空港へのダイバート便が出た。

この件に関する報道では、横風に対する弱さや不安が強調されていたが、国際民間航空機関の基準では「空港の欠航率は5%以内」、中部国際空港の欠航率(他空港への代替着陸も含む)は2.1%であり、今後の状況を見守るとしている[42]

国土交通省交通政策審議会の資料によると、就航率は97.9%で全国86空港中44位である[43]

また、環境対策として護岸に藻場の整備などを行ったため、そこに小魚が集まりそれを狙う海鳥が多く集まるようになった。2007年8月から9月にかけて、バードストライク(航空機と鳥の衝突事故)による滑走路の閉鎖が続けて発生している[44][45]

環境対策[編集]

騒音対策として空港を海上に建設することにより、市街地への航空機騒音を低減した。なお、離着陸時の騒音は市街地では騒音基準を下回るようになっている。

海流への配慮として、人工島である空港島によって伊勢湾を南下する海流を阻害しないように、空港島の平面形状をDの字のような形状としている。これにより対岸との最小海域幅を確保し、滞流を予防している。また直線部分についても、角を丸めることにより渦の発生を防止している。

拠点・焦点都市としている航空会社[編集]

1社が当空港をハブ空港(拠点都市)としているほか2社が焦点空港(焦点都市)として運航している。

就航路線[編集]

国際線は26都市 276便/週、国内線は18都市 76便/日、貨物便は7都市 29便/週、就航している(2013年10月22日現在)。国内線・貨物便においては減便・撤退もしくは運休する路線が相次いでいる。国際線においても、ピークだった2007年夏ダイヤには週354便が就航していたが、その後の原油高や景気後退などの影響で、アジア・中東への便を中心に便数減が続いている。詳細については、フライト情報を参照。

国内線[編集]

国内線航空券には、旅客施設使用料 310円が上乗せされている。使用料の徴収は東京国際空港(羽田空港)についで2例目で、2005年4月1日から実施されている。

航空会社が2社以上の場合、最前の航空会社の機材・乗務員で運航する共同運航便(コードシェア便)

航空会社 就航地
日本航空 (JAL) 新千歳空港東京国際空港(羽田空港)成田国際空港
日本トランスオーシャン航空 (JTA) 那覇空港
全日本空輸 (ANA) 女満別空港旭川空港、新千歳空港、函館空港秋田空港仙台空港、東京国際空港(羽田空港)(2014年10月26日より就航開始予定)、成田国際空港、新潟空港松山空港福岡空港長崎空港阿蘇くまもと空港宮崎空港鹿児島空港、那覇空港、新石垣空港
スカイマーク (SKY) 新千歳空港、茨城空港、那覇空港
ジェットスター・ジャパン (JJP) 新千歳空港、福岡空港、鹿児島空港、阿蘇くまもと空港 (2014年10月26日より就航開始予定)
スターフライヤー (SFJ) 福岡空港
アイベックスエアラインズ (IBX) 仙台空港、福岡空港、大分空港

統計[編集]

(中部国際空港発)就航路線別旅客数/順位[46]
行き先 旅客数 国内線順位
新千歳空港 約105万人 上位21位
那覇空港 約 95万人 上位24位
福岡空港 約 59万人 上位39位

国際線[編集]

国際線出発にかかる旅客施設使用料は2,570円

航空会社 就航地
日本の旗 日本航空 (JL) 上海浦東国際空港(上海)、天津浜海国際空港(天津)、台湾桃園国際空港(台北)、ホノルル国際空港(ホノルル)、スワンナプーム国際空港 (バンコク) (2014年12月20日より再開予定。)
日本の旗 全日本空輸 (NH) 上海浦東国際空港(上海)(夏季ダイヤのみ運航)、香港国際空港(香港)
韓国の旗 大韓航空 (KE) 仁川国際空港(ソウル)、金海国際空港(釜山)、済州国際空港(済州)
韓国の旗 アシアナ航空 (OZ) 仁川国際空港(ソウル)
韓国の旗 チェジュ航空 (7C) 仁川国際空港(ソウル)、金浦国際空港(ソウル)
中華人民共和国の旗 中国国際航空 (CA) 北京首都国際空港(北京)、上海浦東国際空港(上海)、成都双流国際空港(成都)
中華人民共和国の旗 中国東方航空 (MU) 北京首都国際空港(北京)、上海浦東国際空港(上海)、青島流亭国際空港(青島)、西安咸陽国際空港(西安)
中華人民共和国の旗 中国南方航空 (CZ) 上海浦東国際空港(上海)、広州白雲国際空港(広州)、瀋陽桃仙国際空港(瀋陽)、大連周水子国際空港(大連)、長春龍嘉国際空港(長春)
香港の旗 キャセイパシフィック航空 (CX) 香港国際空港(香港)、台湾桃園国際空港(台北)
香港の旗 香港エクスプレス航空 (UO) 香港国際空港(香港)
台湾の旗 チャイナエアライン (CI) 台湾桃園国際空港(台北)
フィリピンの旗 フィリピン航空 (PR) ニノイ・アキノ国際空港(マニラ) 、マクタン・セブ国際空港 (セブ) (2014年12月20日より就航開始予定)
フィリピンの旗 セブパシフィック航空 (5J) ニノイ・アキノ国際空港(マニラ)
ベトナムの旗 ベトナム航空 (VN) ノイバイ国際空港(ハノイ)、タンソンニャット国際空港(ホーチミンシティ)
タイ王国の旗 タイ国際航空 (TG) スワンナプーム国際空港(バンコク)
マレーシアの旗 エアアジア X (D7) クアラルンプール国際空港(クアラルンプール)
シンガポールの旗 シンガポール航空 (SQ) シンガポール・チャンギ国際空港(シンガポール)
ドイツの旗 ルフトハンザドイツ航空 (LH) フランクフルト国際空港(フランクフルト)
フィンランドの旗 フィンエアー (AY) ヘルシンキ・ヴァンター国際空港(ヘルシンキ)
アラブ首長国連邦の旗 エティハド航空 (EY) アブダビ国際空港(アブダビ)、北京首都国際空港(北京)
アメリカ合衆国の旗 ユナイテッド航空 (UA) グアム国際空港(グアム)
アメリカ合衆国の旗 デルタ航空 (DL) ニノイ・アキノ国際空港(マニラ)、グアム国際空港(グアム)、ホノルル国際空港(ホノルル)、デトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港(デトロイト)

貨物便[編集]

2007年には年間2,800便近くの国際貨物便があったが、その後原油高や景気低迷などで減便が相次ぎ、2008年には年間1,500便弱にまで落ち込んだ。その結果、2008年の国際貨物取扱量は開港以来最低の約14万5,000tにまで減少した。このような状況に対抗すべく、仁川国際空港を経由して輸出入ができるセントレア・コネクションINC(インチョン)などを導入している。

航空会社 就航地
日本の旗 ANAカーゴ (NQ) 那覇空港(沖縄)、成田国際空港(東京)(到着便)
韓国の旗 アシアナ航空カーゴ (OZ) 仁川国際空港(ソウル)
香港の旗 エア・ホンコン (LD) 香港国際空港(香港)
アメリカ合衆国の旗 ポーラーエアカーゴ (PO) 仁川国際空港(ソウル)、台湾桃園国際空港(台北)、上海浦東国際空港(上海)、シンシナティ・ノーザンケンタッキー国際空港(シンシナティ)、成田国際空港(東京)(到着便)

上記に加えボーイング社ボーイング787型機の部品を輸送するため、ボーイング747-400改造フレイター機747LCF(ドリームリフター)を2007年1月からアメリカワシントン州エバレットへ向け運航中。

就航都市[編集]

国内線[編集]

国際線[編集]

今後の運航計画[編集]

就航開始・運航再開予定[編集]

増減便・運休予定[編集]

就航構想[編集]

撤退・休廃止の航空会社・目的地[編集]

国内線[編集]

航空会社 就航地
日本航空 (JAL) たんちょう釧路空港青森空港いわて花巻空港、福岡空港、那覇空港
JALエクスプレス (JEX) 仙台空港、長崎空港、阿蘇くまもと空港、鹿児島空港
日本トランスオーシャン航空 (JTA) 石垣空港
全日本空輸 (ANA) 稚内空港福島空港鳥取空港米子鬼太郎空港徳島阿波おどり空港、大分空港、石垣空港
スカイマーク (SKY) 東京国際空港(羽田空港)
ジェットスター・ジャパン (JJP) 成田国際空港
エアアジア・ジャパン(旧) (WAJ) 新千歳空港、福岡空港

国際線[編集]

航空会社 就航地
日本の旗 日本航空 (JL) 成田国際空港(東京)、仁川国際空港(ソウル)、金海国際空港(釜山)、北京首都国際空港(北京)、広州白雲国際空港(広州)、ニノイ・アキノ国際空港(マニラ)、グアム国際空港(グアム)、シャルル・ド・ゴール国際空港(パリ)
日本の旗 JALウェイズ (JO) スワンナプーム国際空港(バンコク)
日本の旗 全日本空輸 (NH) 仁川国際空港(ソウル)、広州白雲国際空港(広州)、天津浜海国際空港(天津)、台湾桃園国際空港(台北)
日本の旗 エアアジア・ジャパン(旧) (JW) 仁川国際空港(ソウル)
中華人民共和国の旗 中国東方航空 (MU) 南京禄口国際空港(南京)
中華人民共和国の旗 中国南方航空 (CZ) 深圳宝安国際空港(深圳 (上海浦東国際空港経由))
香港の旗 香港エクスプレス航空 (UO) 香港国際空港(香港)(2014年9月25日から運航再開予定)
中華民国の旗 チャイナエアライン (CI) 高雄国際空港(高雄)
中華民国の旗 エバー航空 (BR) 台湾桃園国際空港(台北)
マレーシアの旗 マレーシア航空 (MH) クアラルンプール国際空港(クアラルンプール)
インドネシアの旗 ガルーダ・インドネシア航空 (GA) ングラ・ライ国際空港(デンパサール)
アラブ首長国連邦の旗 エミレーツ航空 (EK) ドバイ国際空港(ドバイ)
アメリカ合衆国の旗 アメリカン航空 (AA) シカゴ・オヘア国際空港(シカゴ)
アメリカ合衆国の旗 ユナイテッド航空 (UA) 台湾桃園国際空港(台北)、サンフランシスコ国際空港(サンフランシスコ)
アメリカ合衆国の旗 コンチネンタル航空 (CO) グアム国際空港(グアム)
アメリカ合衆国の旗 デルタ航空 (DL) 成田国際空港(東京)、サイパン国際空港(サイパン)
アメリカ合衆国の旗 ノースウエスト航空 (NW) 成田国際空港(東京)、ニノイ・アキノ国際空港(マニラ)、グアム国際空港(グアム)、サイパン国際空港(サイパン)、デトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港(デトロイト)
北マリアナ諸島の旗 フライ・ミクロネシア (5K) サイパン国際空港(サイパン)
グアムの旗 コンチネンタル・ミクロネシア (CS) ホノルル国際空港(ホノルル)、グアム国際空港(グアム)
カナダの旗 エア・カナダ (AC) バンクーバー国際空港(バンクーバー)、トロント・ピアソン国際空港(トロント)
オーストラリアの旗 オーストラリア航空 (AO) ケアンズ国際空港(ケアンズ)
オーストラリアの旗 カンタス航空 (QF) ケアンズ国際空港(ケアンズ)
オーストラリアの旗 ジェットスター航空 (JQ) シドニー国際空港(シドニー(ケアンズ国際空港経由))、ケアンズ国際空港(ケアンズ)
ニュージーランドの旗 ニュージーランド航空 (NZ) オークランド国際空港(オークランド)、クライストチャーチ国際空港(クライストチャーチ)

貨物便[編集]

航空会社 就航地
日本の旗 JALカーゴ (JL) 成田国際空港(東京)、仁川国際空港(ソウル)、天津浜海国際空港(天津)、香港国際空港(香港)、台湾桃園国際空港(台北)、スワンナプーム国際空港(バンコク)、ジョン・F・ケネディ国際空港(ニューヨーク)、ロサンゼルス国際空港(ロサンゼルス)、シカゴ・オヘア国際空港(シカゴ)、ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港(アトランタ)、テッド・スティーブンス・アンカレッジ国際空港(アンカレッジ)
日本の旗 ANA&JPエクスプレス (9N) 成田国際空港(東京)、有明佐賀空港(佐賀)、仁川国際空港(ソウル)、大連周水子国際空港(大連)、青島流亭国際空港(青島)、廈門高崎国際空港(廈門)、天津浜海国際空港(天津)、香港国際空港(香港)、台湾桃園国際空港(台北)、スワンナプーム国際空港(バンコク)、シカゴ・オヘア国際空港(シカゴ)、テッド・スティーブンス・アンカレッジ国際空港(アンカレッジ)
日本の旗 日本貨物航空 (KZ) 成田国際空港(東京)、上海浦東国際空港(上海)、香港国際空港(香港)、スワンナプーム国際空港(バンコク)、ジョン・F・ケネディ国際空港(ニューヨーク)、ロサンゼルス国際空港(ロサンゼルス)、シカゴ・オヘア国際空港(シカゴ)、テッド・スティーブンス・アンカレッジ国際空港(アンカレッジ)、スキポール空港(アムステルダム)、ミラノ・マルペンサ国際空港(ミラノ)
韓国の旗 大韓航空カーゴ (KE) 仁川国際空港(ソウル)、ロサンゼルス国際空港(ロサンゼルス)
韓国の旗 アシアナ航空カーゴ (OZ) シカゴ・オヘア国際空港(シカゴ)(到着便のみ)
中華人民共和国の旗 中国貨運航空 (CK) 上海浦東国際空港(上海)
中華人民共和国の旗 揚子江快運航空 (Y8) 上海浦東国際空港(上海)
台湾の旗 チャイナエアラインカーゴ (Cl) 台湾桃園国際空港(台北)
シンガポールの旗 シンガポール航空カーゴ (SQ) シンガポール・チャンギ国際空港(シンガポール)、ジョン・F・ケネディ国際空港(ニューヨーク)
マレーシアの旗 トランスマイル航空 (TH) クアラルンプール国際空港(クアラルンプール)
アメリカ合衆国の旗 ユナイテッド・パーセル・サービス (5X) 上海浦東国際空港(上海)、ルイビル国際空港(ルイビル)、テッド・スティーブンス・アンカレッジ国際空港(アンカレッジ)
アメリカ合衆国の旗 フェデラルエクスプレス (FX) 成田国際空港(東京)、仁川国際空港(ソウル)、上海浦東国際空港(上海)、サンフランシスコ国際空港(サンフランシスコ)、テッド・スティーブンス・アンカレッジ国際空港(アンカレッジ)、フランクフルト国際空港(フランクフルト)、アルマトイ国際空港(アルマトイ)
アメリカ合衆国の旗 エバーグリーン国際航空 (EZ) 香港国際空港(香港)、テッド・スティーブンス・アンカレッジ国際空港(アンカレッジ)、ポート・コロンバス国際空港(コロンバス)
ロシアの旗 エアブリッジ・カーゴ (RU) 香港国際空港(香港)、フランクフルト国際空港(フランクフルト)、シェレメーチエヴォ国際空港(モスクワ)、イェメリャノヴォ空港(クラスノヤルスク)
ドイツの旗 ルフトハンザ・カーゴ (LH) フランクフルト国際空港(フランクフルト)、ランドヴェッテル空港(ヨーテボリ)、シェレメーチエヴォ国際空港(モスクワ)、アスタナ国際空港(アスタナ)

国際線便数(週あたり)の推移[編集]

国際線便数の推移
2004夏
(名古屋空港)
2004冬
(開港時)
2005夏 2005冬 2006夏 2006冬 2007夏 2007冬 2008夏 2008冬 2009夏 2009冬 2010夏 2010冬 2011夏 2011冬 2012夏 2012冬 2013夏 2013冬 2014夏
旅客便 220 267 313 306 324 343 354 341 343 316 288 266 292 271 282 270 291 284 290 283 295
貨物便 5 26 40 54 52 47 51 45 30 26 15 17 14 14 14 14 14 16 29 28 28
合計 225 293 353 360 376 390 405 386 373 342 303 283 306 285 296 284 305 300 319 311 323

※数字は週あたりの発着便数。

交通[編集]

中部国際空港駅
港湾施設(左に旅客船桟橋、中ほどに旅客施設、右に貨物埠頭を見る)

名古屋市街まで約40km、約40分の位置にある。

鉄道[編集]

空港連絡鉄道第三種鉄道事業者(線路を所有し運行事業者に貸与)の中部国際空港連絡鉄道が設置しており、名鉄が乗り入れている。

鉄道が1社しか乗り入れていないことから、輸送障害が発生した場合の冗長性については、公共交通機関による代替交通手段が路線バスと船舶しかないことから容量が限られており、比較的脆弱である[57]。なお、東海旅客鉄道(JR東海)による乗り入れ構想は断念されたが、地元などには乗り入れを要望する意見[58]もある。 武豊線も参照。

中部国際空港駅から名鉄名古屋駅方面への最終列車は23時31分発の岐阜行き全車一般車特急であり、これ以降は路線バスなどの公共交通機関は設定されていない。なお、この時刻設定は全ての定期旅客航空便の到着に連絡可能だが、乗客や空港関連企業の従業員からは遅延時に備えて最終列車の発車時刻繰り下げを望む声が出ている(商業施設新聞による)。

路線バス[編集]

近年は名鉄特急との競合や燃料費高騰等の影響によりリムジンバスの休廃止が相次いでいたが、最近は飛騨高山や名古屋市内への新路線も開業している。(休廃止路線についても上記項目を参照)。

航路[編集]

かつて運航されていた航路[編集]
  • 松阪高速船(松阪ベルライン):松阪港
    • 経営難により2009年8月31日限りで休止し、翌9月1日より津エアポートライン松阪航路として運航されている。
  • 四日市エアポートライン : 四日市浜園旅客ターミナル(四日市市)
    • 2008年10月4日限りで廃止。故障を理由に10月1日 - 4日は全便欠航したため、最終運航は9月30日であった。
  • NPO法人「神社みなとまち再生グループ」 : 神社港伊勢市
    • 2005年より夏期の土日祝日に運航したが、2007年以降は運航していない。
  • 常滑ミナトライン : 常滑港
    • 2006年9月24日に運航休止。
構想されていた航路[編集]
  • お伊勢サンライン(通称)
    • 宇治山田港伊勢市)(2008年4月20日より就航予定であったが、運航予定会社のセラヴィ観光汽船が同路線での運航から撤退した[59]

自動車[編集]

中部国際空港連絡道路セントレアライン愛知県道路公社

空港には5,800台分(開港時の4,000台から拡張(500台分は予約車専用)。他に臨時駐車場2,000台分有り)の駐車場が用意されている。駐車料金は300円/時間が基本(30分以内無料、1日最大1,500円 各種割引制度あり[60])。他に空港島内のホテルに1,164台分の有料駐車場があり、ホテルの宿泊客は割引サービスを受けられる。

タクシー[編集]

名鉄知多タクシー知多つばめタクシー安全タクシー大興タクシー鯱第一交通宝交通によって構成されている中部国際空港構内タクシー営業会の加盟会社のタクシーが乗り入れている。かつては、ひまわりも加盟していた。

定額タクシー[編集]

空港と名古屋市内、豊橋市内、浜松市内などの主要地区との間は、当該地区内までなら定額でタクシーに乗車できる制度が開港時に導入された。最短経路計算で算出した本来より安価な運賃を設定するかわりに、利用促進による車両回転の効率化を目的とした制度であったが、予想したほどの効果を上げることができず、2007年12月10日からのタクシー運賃値上げと同時に廃止された。2011年11月現在は名古屋MKと遠鉄交通がセントレアからの定額タクシーを運行している。

徒歩・自転車・原付[編集]

中部国際空港連絡道路は自動車専用道路であり、歩行者軽車両125cc以下の二輪車は通行できない。

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ ASQ2012年の結果のお知らせ”. 中部国際空港株式会社 (2013年3月12日). 2014年1月25日閲覧。
  2. ^ “管内空港の利用状況概況集計表(平成24年度速報値)” (PDF) (プレスリリース), 国土交通省大阪航空局, http://www.ocab.mlit.go.jp/about/total/report/pdf/riyou_h24d.pdf 
  3. ^ 中日新聞. (2007年6月7日) 
  4. ^ 中日新聞. (2007年6月25日) 中日新聞. (2008年4月29日) 日本経済新聞. (2008年3月6日) 
  5. ^  “フェデックスが中部空港撤退へ 成田と関空に集約”. 47NEWS. 共同通信 (全国新聞ネット). (2008年11月27日). http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008112701000824.html 
  6. ^ “全日空、中部空港の貨物完全撤退 需要伸びず今月末で”. 中日新聞 CHUNICHI Web (中日新聞社). (2008年3月6日). オリジナル2008年3月10日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20080310202725/http://www.chunichi.co.jp/article/economics/news/CK2008030602093180.html 
  7. ^ {{{1}}} (PDF)
  8. ^ 岩田郁代(知多の海と緑の会). “中部国際空港はいらない! - 万博・道路・新空港やめよう大集会(1999年11月13日)資料” (日本語). 2007年9月8日閲覧。 日本共産党愛知県委員会. “税金の巨大なムダづかい中部国際空港計画” (日本語). 2007年9月8日閲覧。 日本共産党知多地区委員会. “中部国際空港のページ” (日本語). 2007年9月8日閲覧。 中部国際空港建設見直しを考えるネットワーク. “中部国際空港建設見直しのホームページ” (日本語). 2007年9月8日閲覧。
  9. ^ 中部国際空港株式会社 (2001年3月12日). “『空港建設工事に係る妨害禁止の仮処分申し立て』について” (日本語). 2007年9月8日閲覧。 中部国際空港株式会社 (2001年5月17日). “『空港建設工事に係る妨害禁止の仮処分決定』について” (日本語). 2007年9月8日閲覧。
  10. ^ 公害等調整委員会. “18 愛知県起業, 常滑市都市計画道路事業3・1・3号浜田線, 愛知県及び愛知県道路公社起業, 常滑市都市計画道路事業1・3・1号知多横断道路に関する審査請求(平成15年(イ)第19号事件)” (日本語). 平成15年度 公害等調整委員会年次報告 - 第4章 土地収用法に基づく不服申立てに関する意見の申出等. 2007年9月8日閲覧。
  11. ^ ジェットスター:中部国際空港に新規就航 3月末から - 毎日jp (2013年1月26日付)
  12. ^ a b 新ターミナルビルなどのセントレア南側地区整備事業について - 中部国際空港(2013年3月30日)付
  13. ^ 中部国際空港に新ターミナル建設へ LCC就航の需要増受けて - msn産経ニュース(2013年3月30日付)
  14. ^ a b 関西空港の戦略に影響か!? 中部空港が“トヨタ方式”でLCCターミナル建設へ - msn産経ニュース(2013年1月26日付)
  15. ^ 中部空港 LCCターミナル凍結 - 読売新聞(2013年6月14日付)
  16. ^ 中部国際空港、南側地区の新ターミナルビル建設計画を延期へ - response
  17. ^ 読売新聞記事(2007年6月5日付)
  18. ^ 2007年6月21日の国土交通省交通政策審議会航空分科会の答申 (PDF)
  19. ^ 中日新聞記事(2007年6月9日付)
  20. ^ 「名古屋港で発生する浚渫土砂の新たな処分場計画」”. 名古屋港港湾事務所. 2014年3月6日閲覧。
  21. ^ 名古屋港浚渫土砂の新たな処分場確保”. 名古屋港港湾事務所. 2014年3月6日閲覧。
  22. ^ 伊勢湾漁業影響調査”. 国土交通省中部地方整備局. 2014年4月16日閲覧。
  23. ^ 中部国際空港セントレア - 開港までの足跡 - 愛知県
  24. ^ 他に候補地として、三重県鈴鹿市沖、木曽三川の河口部、三河湾幡豆沖があった
  25. ^ 漁業補償などで周辺地域に多額の金銭が撒かれたという(『日経コンストラクション』2001年2月9日号[1]、『月刊WEDGE』2012年3月号45-46頁)
  26. ^ 一時強風により着陸断念し名古屋空港で待機していた
  27. ^ エアアジア・エックス、2014年3月から名古屋/クアラルンプール線に就航 FlyTeam 2013年11月18日付
  28. ^ エアアジアX、名古屋/中部〜クアラルンプール線にきょう就航! テレビ塔のライトアップも! Traicy 2014年3月17日付
  29. ^ エアアジア・エックス、名古屋/クアラルンプール線に就航 FlyTeam 2014年3月17日付
  30. ^ スターフライヤー、福岡/関西線を運休へ 中部就航を計画 FlyTeam 2013年12月18日付
  31. ^ スターフライヤー、福岡-関西運休 福岡-中部新設へ Aviation Wire 2013年12月18日付
  32. ^ 〔2014年3月30日から〕 セブパシフィック航空がセントレア-マニラ路線を開設 中部国際空港 2013年11月22日付
  33. ^ 常滑郵便局セントレア分室詳細
  34. ^ 平成19年7月10日付け名駅経済新聞
  35. ^ 【好評発売中】おいしさをそのまま空輸。ドイツビール「エアブロイ」期間限定販売!!(中部国際空港 2010年7月10日付新着情報より)
  36. ^ アランジアロンゾさんからのメッセージ - アランジネット(2014年1月26日閲覧)
  37. ^ セントレアフレンズ - 中部国際空港(2014年1月26日閲覧)
  38. ^ 「セントレアフレンズ」新キャラクターについて (PDF) - 中部国際空港(2005年1月17日付、2014年1月26日閲覧)
  39. ^ 常滑港について - 愛知県(2013年2月14日更新、同年4月28日閲覧)
  40. ^ ?ボーイング 787 型機部位保管庫? 「ドリームリフター・オペレーションズ・センター」を新設 (PDF) - 中部国際空港(2012年4月13日付、2013年4月28日閲覧)
  41. ^ 世界最大級の貨物機到着 火力発電の設備運び中部空港に- asahi.com(朝日新聞社、2011年5月27日付、同月30日閲覧)
  42. ^ 中日新聞 - 「鈴鹿おろし」で欠航増える?
  43. ^ 国土交通省 交通政策審議会 第7回航空分科会配付資料 (PDF)
  44. ^ 鳥害 深刻 中部空港(2007年8月30日付け読売新聞)
  45. ^ 鳥また衝突、40分閉鎖 中部空港(2007年9月1日付け読売新聞)
  46. ^ “平成19年度航空輸送統計速報” (PDF) (プレスリリース), 国土交通省, (2008年6月26日), http://www.mlit.go.jp/k-toukei/search/pdf/11/11200700cc0000.pdf 上位50位までを記載
  47. ^ 羽田=名古屋(中部)線の運航を開始します 〜中部エリアから海外各地への渡航がさらに便利になります!〜 全日本空輸 2014年7月23日付
  48. ^ 2014年サマーダイヤ 国内線路便計画の一部変更について 〜7月より羽田=佐賀線を増便いたします!〜 〜夏休み期間に羽田=沖縄線をはじめとするリゾート路線の増便を行います!〜 全日本空輸 2014年4月23日付
  49. ^ フィンエアー、冬スケジュールで名古屋/ヘルシンキ線を増便 FlyTeam 2014年4月4日付
  50. ^ Air Asia Zest Plans Service to Japan in October PHILIPPINE FLIGHT NETWORK June 05, 2014
  51. ^ 吉祥航空、大阪/関西〜上海/浦東線に就航! 年内に3〜4往復に拡大、名古屋/中部・福岡への就航や欧米便も Traicy 2014年4月17日付
  52. ^ 就航「年末か来年前半」 吉祥航空の中部-上海便 中日新聞 2014年5月27日付
  53. ^ 中国LCC 春秋航空 日本路線拡充 5年以内 10空港乗り入れ 産経新聞 2014年5月24日付
  54. ^ 楽天が格安航空事業に参入へ 全日空の元提携先「エアアジア」と組む 産経新聞 2014年6月26日付
  55. ^ 楽天LCC参入:需要急増にらみ…15年にも国内路線 毎日新聞 2014年6月26日付
  56. ^ 楽天、航空事業に来年参入 エアアジアに出資 旅行部門と連携 SankeiBiz 2014年6月27日付
  57. ^ 国内には2社以上の鉄道が乗り入れている事例もあり、成田国際空港では東日本旅客鉄道(JR東日本)と京成電鉄が、東京国際空港では東京モノレール京浜急行電鉄が、関西国際空港では西日本旅客鉄道(JR西日本)と南海電気鉄道がそれぞれ乗り入れている。
  58. ^ 武豊線の近代化促進に関する要望 (PDF) (武豊線近代化促進期成同盟会、中部運輸局長 宛) - 半田商工会議所(2004年11月26日付)
  59. ^ NHK三重放送局ニュースより-セラヴィ観光汽船が撤退を表明。また、四日市港-中部空港間の航路も他社に譲渡を検討。
  60. ^ 駐車場料金 - 駐車場のご案内 | セントレア
  61. ^ 【好評発売中】空港護岸で採取した天然の海藻アカモク『セントレアの恵み』 - 中部国際空港(2012年4月10日付、2014年1月26日閲覧)

参考文献[編集]

  • 溝口泰正『中部国際空港物語 建設の歩み』 中日新聞社出版開発局
  • 『日本のエアポート04 東海3空港』 イカロス出版

外部リンク[編集]