稚内空港

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稚内空港
Wakkanai Airport
Wakkanai Airport06111.jpg
IATA:WKJ-ICAO:RJCW
概要
国・地域 日本の旗 日本
設置場所 北海道稚内市声問村
空港種別 商業
運営者 国土交通大臣
運営時間 8:30 - 18:30 (JST)
標高 8 m・26 ft
位置 北緯45度24分16秒
東経141度48分8秒
座標: 北緯45度24分16秒 東経141度48分8秒
ウェブサイト
滑走路
方向 ILS 全長×全幅 (m) 表面
08/26 I 2200×45 舗装
リスト
空港の一覧

稚内空港(わっかないくうこう、: Wakkanai Airport)は、北海道稚内市声問村声問にある国管理空港(旧 第二種(A)空港)である。

概要[編集]

日本最北のジェット化空港として、札幌(千歳)東京(羽田)などに路線を持ち、宗谷総合振興局内における拠点空港として重要な役割を担っている。

滑走路は08/26方向に2,200mで、平行誘導路はなく、滑走路両端にターニングパッドを備える。着陸帯の幅は300mで、計器着陸に対応している。計器着陸装置(ILS)は滑走路08に装備されている。

通常でも80%程度の就航率が冬季には荒天によって70%台となる[1]。そこで、2007年よりそれまで2000mであった滑走路を26側に200m延長して2,200mとする事業が進められ、2009年10月に完成したのち同年11月19日より供用された[2]

1997年より実現した東京(羽田)線の通年就航を維持するため、稚内市が「地元居住者が当該路線を利用する場合に補助金を支給する」という市民運賃助成制度が制定され[3]ていたが、割引運賃の拡充を理由に2005年4月をもって終了した。

2013年度における、旅客数は178,616人(対前年度比+1.9%)、取り扱い貨物量は189,113Kg(対前年度比-3.2%)である[4]

歴史[編集]

  • 1960年 - 1200mの滑走路で供用を開始。
  • 1987年 - 滑走路が1800mに延伸されるとともにジェット化される。滑走路の北側に旧ターミナルビルが開業。
  • 1988年 - 滑走路が2000mに延伸される。計器着陸装置(ILS)が導入される。
  • 1998年 - 滑走路の南側に新ターミナルビルが竣工、共用開始。
  • 2000年 - ターミナルビル内の旅客エリアの開設時間が「8:30から20:00まで」に変更される。
  • 2005年 - ターミナルビル内の旅客エリアの開設時間が「8:30から18:30まで」に変更される。
  • 2009年 - 滑走路の北側に面していた旧ターミナルビルが解体される。
  • 2009年11月19日 - 滑走路が2200mに延伸される。

施設[編集]

稚内空港ビルによって運営されているターミナルビルが、滑走路の南側にある。1998年に竣工し、国内線用の設備のみ備えられ、国際線の設備は備えられていない。また、1基のボーディングブリッジが備えられている。地上4階・地下1階建てで、そのうち1階から4階を旅客エリアとして使用している。開設時間は8:30から17:00までとなっている。

  • 1階 - 航空会社カウンター・到着ロビー・航空貨物窓口・警察官派出所
  • 2階 - 出発ロビー・搭乗待合室・売店・レストラン
  • 3階 - 送迎デッキ(無料)
  • 4階 - 展望台(無料)

拠点・焦点都市としている航空会社[編集]

当空港をハブ空港(拠点都市)または焦点都市として運航している航空会社は存在しない。

就航路線[編集]

国内線[編集]

交通[編集]

公共交通機関[編集]

乗り継ぎ[編集]

宗谷バス32系統は下記のように運行されている[6]

  • 接続航空便[7]が欠航の場合には、本路線の対応する便も運休となる。
  • 接続航空便[7]が遅れた場合には、フェリーターミナル行き(空港ターミナル発)のバスはその到着まで発車を見合わせる。
  • フェリーターミナル行きと空港ターミナル行きはどちらも途中下車できない。
  • 運賃は乗車区間に関係なく均一な料金体系となっている。

私的交通機関[編集]

所要時間[編集]

自動車で稚内市街地まで約12km・宗谷岬まで約23kmである。

北海道道1059号稚内空港線(稚内空港アクセス道路)からの主な経路

周辺環境[編集]

野寒布岬(日本海側)と宗谷岬(オホーツク海側)の間の宗谷湾岸を通る宗谷国道沿線の、稚内市の市街地より東方約12kmにある、荒涼とした草原地帯に位置している。稚内空港周辺の緑地帯に在る稚内空港公園のほかにも、本空港から市街地側に約3km離れたところにオオハクチョウの飛来地として知られる大沼がある。

ギャラリー[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 中嶋雄一; 原田達夫 (1996-2-1). “稚内空港における就航率の改善策について”. 第39回(平成7年度)北海道開発技術研究発表会. http://thesis.ceri.go.jp/db/files/GR0001400057.pdf 
  2. ^ 稚内空港就航率改善の取組について - ウェイバックマシン(2012年3月30日アーカイブ分)
  3. ^ 同様の補助制度は国内では山形空港に関連する路線でも実施されている。
  4. ^ “管内空港の利用状況概況集計表(平成25年度速報値)” (PDF) (プレスリリース), 国土交通省東京航空局, http://www.cab.mlit.go.jp/tcab/img/statistics/pdf/riyou_h25nendo.pdf 2014年9月1日閲覧。 
  5. ^ ANAウイングスの機材・乗務員で運航する便有り
  6. ^ 空港連絡バス”. 宗谷バス. 2014年9月1日閲覧。
  7. ^ a b kuukou_h26.09.01-09.30.pdf (PDF)”. 宗谷バス. 2014年9月1日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]