福島空港

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福島空港
Fukushima Airport
IATA:FKS-ICAO:RJSF
概要
国・地域 日本
設置場所 福島県石川郡玉川村
空港種別 商業
運営者 福島県
標高 372 m・1,221 ft
位置 37°13′39″N, 140°25′41″E
ウェブサイト
滑走路
方向 ILS 全長×全幅(m) 表面
01/19 I 2,500×60 ターマック舗装
リスト
国際空港の一覧日本の空港
福島空港
国内線カウンター
国際線カウンター

福島空港(ふくしまくうこう Fukushima Airport)は、福島県石川郡玉川村須賀川市にまたがって位置する地方管理空港 及び第三種空港である。

目次

[編集] 歴史

  • 1993年3月20日 開港。2,000mの滑走路1本にて供用。
  • 1995年11月13日 滑走路2,500m化事業の起工式。
  • 1999年6月17日 国際線旅客ターミナルビル開館。
  • 2000年7月13日 2,500m滑走路、全面供用開始。
  • 2001年8月 空港利用者が500万人達成。
  • 2006年1月 福島空港 - 中国上海路線が搭乗者10万人を達成。
  • 2009年6月22日 国際線就航10周年。

[編集] 航空管制

RDO 118.05MHz,126.2MHz
RDOの担当は、国土交通省東京航空局福島空港出張所航空管制情報官が担当。

[編集] 航空保安無線施設

局名 識別信号 周波数
VOR DME TACAN
福島 FKE 113.45MHz 1042MHz
大子 GOC 115.3MHz 1187MHz
保守は、国土交通省東京航空局福島空港出張所航空管制技術官が担当。

[編集] 就航路線

航空会社名が2社以上の場合、最前の航空会社の機材・乗務員で運航する共同運航便

[編集] 国内線

かつては帯広空港函館空港中部国際空港関西国際空港広島西飛行場福岡空港那覇空港へも就航していた。

[編集] 国際線

[編集] アクセス

福島交通バス
福島空港タクシー
空港駐車場
郡山駅前(福島交通
いわき駅前・湯本駅前(新常磐交通
  • 予約制バス
東山温泉駅前・飯盛山会津若松駅前・猪苗代駅前(会津タクシー
  • 予約制乗合タクシー

下記場所より乗車人数2名以上で運行。(福島空港構内タクシー協議会配車センター)

福島駅前・福島県庁福島競馬場
白河市西白河郡東白川郡
いわき市双葉郡
会津若松市喜多方市
日光市宇都宮市
那須塩原市
北茨城市高萩市日立市
  • 鉄道利用
JR水郡線泉郷駅下車、タクシー利用
  • 自動車利用
あぶくま高原道路福島空港ICそば
東北自動車道利用の場合は、あぶくま高原道路経由で矢吹ICからのみアクセス可能である。
国道4号からのアクセスは上下線とも須賀川市南の一里塚交差点で下り(立体交差になっている)空港アクセス道路を経て同交差点から約13kmで到着する。

[編集] 現状

  • 利用者は1999年度の757,626人をピークに減っている。
  • 東京国際空港(羽田空港)便がない空港としては、全国5位の旅客がある(2006年度)。
  • 需要予測達成率は38.0%で日本国内の空港ではワースト4位であり、運用方法・存在意義が問われている(2006年現在)[2]
  • 2,500m滑走路供用開始からジャンボ機が降り立ったのは、2009年1月までで16回である[3]

[編集] 国内線

国内線においては、日本航空グループが2009年1月限りで撤退するなど、厳しい状況が続く。

[編集] 日本航空グループ

最大で7路線を運航していた日本航空グループは、他社競合やローカルtoローカル輸送の低迷による利用率減少により廃止が相次ぎ、2009年1月31日をもって全面撤退した。

  • 帯広空港便 - 日本航空が1995年7月より夏期季節運航で開設。2000年9月をもって運休。
  • 新千歳空港便 - 日本航空が1998年5月より夏期季節運航で開設。2001年4月よりジェイエアに移管、通年運航に変更されたが、機材導入初期で機材数に余裕が無かったため、運航乗員訓練のため冬期運休となるなど機材不足の際は運休対象となることが多かった。2002年9月をもって運休。
  • 広島西飛行場便 - ジェイエアが2001年4月より開設。2002年3月をもって運休。
  • 福岡空港便 - ジェイエアが2001年4月より開設。2002年3月をもって運休。
  • 大阪国際空港便 - 空港開設と同時に3往復就航。後に2往復に減便されるも、2002年4月よりジェイエア便が開設されグループとして再度3往復となった。2005年4月より日本航空便の1往復が関西国際空港便に変更され2往復となる。ジェイエア便は2007年3月をもって運休となったが、同年5月より日本エアコミューター便が開設され再々度2往復となった、2008年3月をもって日本エアコミューター便の運休により1往復となった。2007年度の利用率は57.4%。2008年8月7日に廃止届が提出され、2009年1月限りで廃止された。
  • 関西国際空港便 - 2005年に大阪国際空港発着枠関連により1往復を振り替える形にて開設。2007年度の利用率は46.2%。2008年8月7日に廃止届が提出され、2009年1月限りで廃止された。
  • 那覇空港便 - 2007年度の搭乗率は63.8%で、修学旅行期には臨時便も運航された。搭乗率60%以上であれば採算が取れると言われる航空路線では悪くない数字であるが、燃料費高騰に加え、団体客が多く1旅客あたりの単価が低いこともあり好調とは言われていなかった。2008年7月31日に廃止届が提出され[4]、2009年1月限りで廃止された。近年の沖縄路線は、全日本空輸の本土〜宮古空港・石垣空港や、日本航空の新千歳空港〜那覇空港など、搭乗率は良いものの団体客が多いため収益が悪く、運休対象となることが多くなっている。

[編集] 全日本空輸グループ

全日本空輸グループは、グループに入る前の中日本エアラインサービス(現エアーセントラル)、コードシェア運航をするアイベックスエアラインズを含めて最大で5路線運航していた。現在は2路線を運航する。

  • 函館空港便 - 中日本エアラインサービスが1995年より夏期季節運航で開設。2001年をもって運休。
  • 中部国際空港便 - 全日本空輸が2005年2月より開設。2007年11月をもって運休。
    • 愛・地球博終了を境に利用率が低下。2006年度で休止予定であったが、自治体等の要望を受け、2006年11月から2007年10月までの搭乗率が60%に達しない場合、2008年度以降は休止するという条件付き継続となった。2006年度の搭乗率は32.7%。2006年11月から半年間の搭乗率はさらに30.4%となり、条件達成が不可能となった2007年5月に、同年11月限りでの廃止を届け出た[5]
  • 福岡空港便 - エアーニッポンが1994年10月より開設。2004年4月に全日本空輸便化。2006年3月をもって運休。

大阪国際空港便は、2004年10月1日にフェアリンク(現アイベックスエアラインズ)が2往復で開設。2006年10月より全日本空輸とコードシェアを開始し3往復に増便された。2008年11月に2009年度より1往復の増便が発表されたが、2009年1月に2往復の増便に変わり、2009年4月より5往復運航されている。

新千歳空港便は長らくナイトステイを行っていたが、現在は到着した機材がそのまま折り返す単純往復となっている。2007年度の利用率は55.6%。

[編集] 国際線

アシアナ航空便

仁川国際空港便は開設以来好調に推移している。2005年9月に週3便から週5便に増便されたが、利用率70%程度と好調なものの、1旅客あたりの単価が低く収益が悪いことから、2006年9月に再び週3便に減便した。

減便されたものの、特に韓国側からの需要が旺盛で、座席提供数が低下したことより搭乗率は更に上がって約80%となった。アシアナ航空は2007年12月21日から3ヶ月間に限り週5便に増やし、その後の増便継続についても前向きに検討すると発表した。日本からの利用客増が課題とされた。増便は機材調達の遅れ等から延期され[6]、2008年5月22日より再開となった。

韓国からのゴルフ客の利用が好調なため、2008年7月1日より8月29日の最需要期の2ヶ月間、1999年の就航以来初めて毎日運航されることとなった。直近で83.5%と高い搭乗率を確保している。

[編集] 周囲の空港

  • 福島市、郡山市、白河市の各都市からは東京・仙台へ東北新幹線を利用すれば1時間〜1時間半程度であり、近隣空港との競争が激しくなっている。福島県の南側では、茨城県百里飛行場が2010年に軍民共用化される予定である。
  • 特に福島市など福島県北地域からは、便数が多い仙台空港の方が利便性が良い場合がある。2007年3月に仙台空港鉄道仙台空港線開通により、アクセス時間が短縮されたことも福島空港の利用数に影響を与えるとされる[7]
  • 2005年度の航空旅客動態調査によれば仙台空港利用者の6.4%、新潟空港利用者の1.7%が福島を出発地あるいは目的地としている(国内線乗降旅客)。

[編集] 利用増への取り組み

  • 福島県内主要都市、栃木県北の那須塩原地区、日光鬼怒川地区、茨城県北地区からは2人以上で利用可能な事前予約制の低価格の乗り合いタクシー[8]も準備され、立地の悪さをカバーする努力がなされている。
  • 栃木県には空港が無く、福島空港は福島県南部に位置するので栃木県民に利用促進を働きかけている[9]。栃木県のFM放送レディオベリー等でも広告が流れる。
  • 2,300台の駐車場が無料であり、マイカー客でも駐車料金を気にすることなく長期の旅行・出張等ができることをアピールしている。
  • 空港に隣接する形で福島空港公園[10]があり、公園・緑地スペース・日本庭園・展望台・運動場・イベントスペース等が整備されている。積雪時以外は通年で様々な祭事や体験学習・展示・サッカー大会等を行っており、空港の認知度を上げる働きかけを行っている。
  • 利用率低下の打開策としては、空港利用料金の引き下げによるチャーター便の運航促進が注目されている。2005年の国際チャーター便利用率は22%増しと好調であり、首都圏からの近さを利用した国際チャーター便利用が期待される。
  • 福島県の要請により、香港の旅行会社が企画した団体旅行が2007年12月から実施され、2008年3月まで計54のチャーター便が運航され、最大約8900人が来日することとなった。開港以来、同一企画では最大の海外チャーター便となった[11]
  • 近年のパイロット不足に伴い、法政大学が首都圏から近い当空港を活用したパイロット育成教育を行う予定がある[12]
  • 2008年2月7日、関西国際空港と航空貨物に関する共同ビジョンを発表。福島空港を「東北・北関東圏での国際貨物ハブ空港」と位置付け、東北や北関東からの荷物を福島空港へ集約し、関西国際空港と連携して利用促進を促す(しかし2009年1月JALの撤退に伴い関西国際空港の定期便が廃止となる)[13]
  • 2009年2月 福島県は、定期便の増加やチャーター便の誘致を推進するため、福島空港における航空機の着陸料を国内線が1/4、国際線が1/15とする方向で最終調整している。
  • 日本航空グループの撤退を受け、全日本空輸に那覇空港便の開設を働きかけるなど、路線再構築に向けて動き出している。

[編集] その他

[編集] 出典・脚注

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  1. ^ エアーニッポンの機材・乗務員で運航する便あり
  2. ^ 2007年2月20日放送のスーパーモーニングテレビ朝日系列)内でも紹介された。
  3. ^ 2009年1月28日放送のゴジてれ Chu !福島中央テレビ)番組内特集にて。
  4. ^ 福島空港:日本航空撤退 沖縄便廃止、届け出
  5. ^ 2007年11月利用が低迷 名古屋便きょうで運休 FCTニュース
  6. ^ 2007年11月14日増便延期 FCTニュース
  7. ^ 仙台か福島か! …空港利用者争奪戦 YOMIURI ONLINE 2007年3月12日
  8. ^ 福島空港利用促進協議会
  9. ^ 1997年秋に、福島県などからの要請を受けて関東自動車がJR宇都宮駅から当空港までノンストップのリムジンバスをテスト運行した事がある他、後年には日光・鬼怒川地区及び塩原地区から当空港へのリムジンバスの運行を関東自動車・東野交通JRバス関東と共に、期間限定で運行した経緯がある。
  10. ^ 福島空港公園
  11. ^ 福島空港チャーター便、香港から8900人 2007年11月22日 KFB福島放送
  12. ^ 「日本の空でパイロットを育てる」新しい理工系プログラムを開始PDF 2007年8月2日 法政大学
  13. ^ 福島空港と関西国際空港との航空物流に関する共同ビジョンについてPDF 関西国際空港株式会社ニュースリリース 2008年2月7日
  14. ^ 福島民報福島民報」紙面、2004年12月15日付
  15. ^ 福島空港に愛称を『Dr.野口空港』に FCTニュース
  16. ^ 愛称は「ウルトラマン空港」 利用客減少のピンチ救って

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク