能登空港

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

能登空港
Noto Airport
IATA:NTQ-ICAO:RJNW
概要
国・地域 日本
設置場所 石川県輪島市
空港種別 商業
運営者 石川県
標高 219 m・720 ft
位置 37°17′31″N, 136°57′32″E
ウェブサイト
滑走路
方向 ILS 全長×全幅(m) 表面
07/25 2,000×45 舗装
リスト
国際空港の一覧日本の空港
上空俯瞰

能登空港(のとくうこう、英語: Noto Airport)は、石川県能登半島に所在する地方管理空港である。2003年(平成15年)7月7日開港。

目次

[編集] 概要

輪島市穴水町能登町にまたがる木原岳周辺に整備された。滑走路長は2,000mで、エプロン(駐機場)は小型ジェット機、プロペラ機各2機が同時駐機できる。2006年10月23日には国際チャーター便専用の搭乗ブリッジが完成した。

ターミナルビルは4階建て。日本初の試みとして、空港ビルと行政機関(奥能登行政センター)が合築されており、交通だけでなく、奥能登地域の広域行政の拠点と位置付けられている。また、道の駅「能登空港」として登録を行い、能登地域の観光情報拠点としている。

能登空港の東には日本航空学園輪島校(日本航空第二高等学校日本航空大学校)があり、旅客機と滑走路を同じく使用する航空学校は国内初である。

計画段階では東京、名古屋、大阪の3路線を見込んでいたが、開港時就航したのは東京国際空港への1日2往復のみである。

[編集] 搭乗率保証制度

開港前、1日1往復の運航で利用者数を見極めたい全日本空輸に対し、1日2往復の運航で利便性などを高めたい石川県及び地元自治体側で対立があった。

そこで、年間平均搭乗率が70%未満の場合は県と地元自治体が航空会社に2億円まで損失を補填する、全国初の「搭乗率保証制度」を導入した。逆に目標以上の利益が得られた場合は、地元に還元することとしている。還元額は、2年目から上限2億円としている。また、年々、機体の変更等で目標搭乗率を変更している。

開港3年目からは、「特別枠」が設けられた。特別枠内の搭乗率であれば、搭乗率を満たせなかった場合の補填金もしくは満たせた場合の航空会社の協力金を双方支払わないこととした。

[編集] 搭乗率結果

開港5年目を終えた時点で毎年の搭乗率は目標搭乗率を超えており、航空会社から地元自治体への協力金の贈呈、または特別枠の範囲内(双方の支払いなし)に収まっている。

利用者数などの詳細な情報は、能登空港のウェブサイト[1]に記載がある。

[編集] 歴史

  • 2003年
  • 2004年
    • 2月25日 - 台北国際空港との間をチャイナエアラインのチャーター便が就航。
    • 3月4日 - 開港からの利用者が10万人を突破。
    • 7月7日 - 開港から1年、年間の平均搭乗率が79.5%に達したため、エアーニッポンより「販売促進協力金」として、9732万円が贈られた。
    • 10月19日 - 開港からの利用者が20万人を突破。
  • 2005年
    • 6月21日 - 開港からの利用者が30万人を突破。
    • 7月7日 - 開港から2年、年間の平均搭乗率が64.6%に達したため、全日本空輸より「販売促進協力金」として、1598万円が贈られた。
  • 2006年
    • 7月7日 - 開港から3年、年間の平均搭乗率が66.5%に達したため、全日本空輸より「販売促進協力金」として、2000万円が贈られた。
    • 9月16日 - 開港からの利用者が50万人を突破。
  • 2007年
    • 3月25日 - M6.9の能登半島地震により滑走路が被災閉鎖状態。当日は自衛隊ヘリのみ発着。翌日再開したが、余震活動によっては運航停止がある暫定運用だった。
  • 2009年
    • 4月1日 - 小松富山との相互利用を開始。ANA便に限り3空港間で往復運賃が適用でき、予約変更可能な運賃で予約・購入した場合3空港間での予約変更が可能になる予定。

[編集] 道の駅能登空港

17013 能登空港
道路名 石川県道303号柏木穴水線
登録 第19回・2003年8月8日
開駅 2003年7月7日
営業時間 8:00 - 18:00
所在地 〒929-2372  石川県
輪島市三井町洲衛10部11-1
電話番号 0768-26-2100
外部リンク 輪島市ホームページ
国土交通省案内ページ

2003年8月8日に、能登空港の施設自体が道の駅能登空港として道の駅に登録された。

昼間はターミナルビル内の売店・レストラン・自販機・トイレなどを利用できる。レストランは16時まで。夜間はターミナルビルが閉鎖されるが、第二駐車場のトイレ・自販機を利用できる。

[編集] ターミナルビル

1階が航空会社のカウンターと売店、レンタカーの受付、能登の旅情報センター。2階が待合室・搭乗口と土産物売場。3階が見学者デッキとレストランになっている。レストランは16時までの営業である。なお午前中早い時間は飲み物だけの提供となっている。

このビルは奥能登行政センターを兼ねており、行政機関の事務所も入っている。

また、4階は生涯学習センターとなっていて会議室などがある。

[編集] 路線

[編集] 交通アクセス

[編集] 路線バス

停留所 のりば バス会社 路線 行先
能登空港 高速 北鉄奥能登バス フライト号: 輪島漆器会館前
大谷特急 大谷、兼六園下
珠洲特急 珠洲鉢ヶ崎、兼六園下
宇出津・真脇特急 飯田車庫、兼六園下(金沢駅西口)
輪島特急 曽々木口、兼六園下
のと恋路号: 和倉温泉
路線 北鉄奥能登バス 穴水輪島線: 輪島駅前、塚田、穴水駅前、穴水総合病院口

[編集] ふるさとタクシー

和倉温泉・輪島・珠洲など、羽咋郡以北の能登半島各地と能登空港を結ぶ乗り合いタクシーがある。利用には、前日の午前中までに事前予約が必要である。

[編集] レンタカー

トヨタレンタカー日産レンタカーオリックスレンタカーニッポンレンタカーが利用できる(受付は共同)。

[編集] 自家用車

[編集] 芸術活動

[編集] 関連作品

能登空港
2006年6月7日 開港3周年に合わせて発表され、空港内で盛んに流された。シルヴィア三輪一雄のデュエット曲。作詞新條カオル。作曲斎藤覚。
銀河航路
2002年8月21日 開港前に、能登空港イメージソングの歌詞を一般公募。最優秀作の鈴木玲子作『能登空港』に結城忍が補作、聖川湧が作曲して大空亜由美(現・吉田美穂)が歌った。

[編集] コンサート

  • 2002年8月24日に開港前の土地を使ってモーニング娘。のコンサートが開催された。

[編集] 太鼓演奏

  • 観光客を歓迎して毎週日曜に太鼓の演奏が2006年12月から開始された。

[編集] 航空管制

RDO 118.05 126.200
  • 担当は、国土交通省大阪航空局能登空港出張所航空管制運航情報官
  • 周波数の単位は、MHz

[編集] 航空灯台

局名 種別 周波数 識別信号
能登 VOR 111.45MHz NTE
能登 DME 1138.0MHz NTE
能登 ILS 108.95MHz INT

保守は、国土交通省大阪航空局能登空港出張所航空管制技術官が担当

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク