台湾桃園国際空港

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台湾桃園国際空港
Taiwan Taoyuan International Airport
台湾桃園国際空港
IATA:TPE-ICAO:RCTP
概要
国・地域 台湾の旗 台湾
設置場所 桃園県大園郷
空港種別 民間
運営者 桃園国際空港株式会社
標高 32 m・106 ft
位置 北緯25度04分39秒
東経121度13分58秒
座標: 北緯25度04分39秒 東経121度13分58秒
ウェブサイト
滑走路
方向 ILS 全長×全幅 (m) 表面
05L/23R YES 3,660×60 舗装
05R/23L YES 3,350×60 舗装
リスト
国際空港の一覧
台湾桃園国際空港
各種表記
繁体字 臺灣桃園國際機場
簡体字 台湾桃园国际机场
拼音 Táiwān Táoyuán Guójì Hángkōngzhàn
通用拼音 Táiwan Táoyuán Guójì Hángkongjhàn
注音符号 ㄊㄞˊ ㄨㄢ ㄊㄠˊ ㄩㄢˊ ㄍㄨㄛˊ ㄐㄧˋ ㄏㄤˊ ㄎㄨㄥ ㄓㄢˋ
発音: タオユエン
英文 Taiwan Taoyuan International Airport
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台湾桃園国際空港(たいわんとうえんこくさいくうこう)は中華民国台湾桃園県大園郷に位置する台湾最大の国際空港である。 チャイナエアラインエバー航空ハブ空港として使用している。 旧名は中正国際空港であり、2006年9月6日に改称された[1]

目次

空港の名称由来 [編集]

この空港の名前は、十大建設では桃園国際空港と予定されていた。しかし開港前、中華民国の初代総統である蒋介石を記念するために、 中正国際空港と改称される(蒋介石のは「中正」。「介石」は)。特に英語では、蒋介石の英語表記(Chiang Kai‐Shek) の頭文字を取った C.K.S. Airport と言う別称が多用されていた。また、チャイナエアラインの機内では、日本語アナウンスで「蒋介石国際空港」と称していた。

しかし、蒋介石・蒋経国父子が率いていた国民党が下野してからは、この名称を用いることに批判的な論調が増え、最終的に2006年9月6日台湾桃園国際空港と改称された。

もっとも、同空港は台湾北部にある桃園県大園郷にあることから、地元である桃園県の職員や民主進歩党を始めとする泛緑連盟の人々の間では、以前から桃園国際空港という別称が多用されていた。中国側でも桃園空港と呼ばれる場合が多かった。

空港の経緯と現状 [編集]

第2ターミナルと滑走路
ターミナル通路

桃園国際空港は、台北市の国際空港としての機能を果たしている。松山空港から国際線の業務の移転を目的とし、1979年2月26日に開港した。これにより、松山空港は国内線専用、中正国際空港は国際線主体で国内線の一部が運航という役割分担(内際分離)がなされるようになったため、国内・国際の航空路線を共に増便することが可能となった(松山と桃園の関係は日本羽田空港成田空港の関係に類似している)。当空港からの国内線は、ほとんどの便が国際線への乗り継ぎ客のみが利用できる便である。

その後、台湾高速鉄道開通まで台湾囯内の航空便は増便が続いた。また、桃園国際空港と高雄間の移動には鉄道より高い利便性を有す飛行機の需要が高まり同区間便の増便が実施された。一方の国際航空路線も順調に増便を続けてきたが、最近では香港国際空港上海浦東国際空港仁川国際空港といったハブ空港が近隣諸国に次々と開港したために、それぞれの空港と航空貨客の取り扱いをめぐって激しい競争が生じている。2008年には三通により、台湾は中国の大都市と直行便を結べるようになった。

設備の問題点 [編集]

台湾桃園国際空港は、台湾当局が発表している「アジア・太平洋空港番付」で2007年13位、2008年14位[2]、2009年18位とランクを落としている[3]。これは空港内の飲食物の値段が高い、旅客用カートの質といった利用者の満足度が低いことが原因とされている。このため空港側は施設の改築等に乗り出しているが、一方で、2010年にはボーディング・ブリッジが倒壊する(負傷者なし)など施設の向上はまだ途上段階となっている。

略史 [編集]

アクセス [編集]

桃園機場捷運の路線図
バスターミナル(第2ターミナル)

鉄道 [編集]

台湾高速鉄道桃園駅と連絡するシャトルバスが統聯客運(U-BUS 705番)により運行されている。所要時間は約15分で20分に1本となっている。

現在、空港と台北市内を連絡するMRT路線である桃園機場捷運が建設中である。完成すれば台北駅から空港及び台湾高速鉄道桃園駅を経由して桃園県中壢までを連絡し、台北駅から35分のアクセスとなる予定である[4]

かつては、林口線(空港付近に運行される台湾鉄路管理局貨物線)を旅客線化する構想も提案されたが、貨物輸送との両立が困難である点に加え、空港アクセス線としては路線の状況が劣悪な事より見送られた。詳細は林口線を参照。

バス [編集]

空港からは台北市内や近郊の桃園市、、台湾中部の主要都市である台中市などへのリムジンバスが設定されており、特に台湾の政治経済の中心地である台北市中心部と連絡するリムジンバスは、数社により頻繁に運行され、渋滞時を除いて50分程度で連絡している。

就航航空会社と就航都市 [編集]

ターミナルは航空会社及び出発方別に第1ターミナルと第2ターミナルが営業されている。ターミナル間には2分半ごとに無料で運行されている連絡シャトル(スカイトレイン)が走っている。なお、各ターミナルを利用している就航航空会社は以下の通りである。

第1ターミナル [編集]

航空会社 目的地
中華民国の旗 チャイナエアライン(中華航空) 国内線 : 高雄(国際線乗継専用便)
東アジア : ソウル/仁川香港
東南アジア : バンコクプーケットチェンマイシンガポールクアラルンプールペナンジャカルタスラバヤ(シンガポール経由)、デンパサールハノイホーチミンシティマニラプノンペンヤンゴン
南アジア : デリー
ヨーロッパ : アムステルダム(バンコク経由)、フランクフルトローマ(デリー経由)、ウィーン
ミクロネシア : パラオ
[季節運航]
東アジア : 清州
東南アジア : セブコタキナバルクアンタン英語版
中華民国の旗 マンダリン航空(華信航空) 石垣パナイ島英語版
中華民国の旗 トランスアジア航空(復興航空) 日本 : 大阪/関西札幌/新千歳旭川函館釧路沖縄/那覇石垣(2013年5月23日から就航開始予定)[5]
中国大陸 : 上海/浦東徐州天津長沙
東アジア : 釜山済州マカオ
東南アジア : セブ、バンコク、シンガポール、チェンマイ、プーケット
[季節運航]
日本 : 岡山秋田新潟福島青森能登熊本花巻北九州庄内南紀白浜富山
東・東南アジア : 三亜、清州、襄陽ダナン、コタキナバル
ミクロネシア : パラオ
中華民国の旗 遠東航空 中国大陸 : 石家荘貴陽蘭州
東南アジア : セブ、ダナン
[季節運航]
東・東南アジア : 富山、ラオアグ
香港の旗 キャセイパシフィック航空 香港、東京/成田、大阪/関西、名古屋/中部福岡、ソウル/仁川
香港の旗 香港ドラゴン航空 香港
マカオの旗 マカオ航空 マカオ
韓国の旗 大韓航空 ソウル/仁川
韓国の旗 ジンエアー 済州
シンガポールの旗 ジェットスター・アジア航空 シンガポール、大阪/関西
シンガポールの旗 スクート シンガポール、東京/成田、ソウル/仁川(2013年5月29日から就航開始予定)
シンガポールの旗 タイガー・エアウェイズ シンガポール
フィリピンの旗 フィリピン航空 マニラ、パナイ島
フィリピンの旗 セブパシフィック航空 マニラ、セブ(2013年7月5日から就航開始予定[6])、パナイ島
フィリピンの旗 ゼストエアウェイズ パナイ島
マレーシアの旗 マレーシア航空 クアラルンプール、コタキナバル
タイの旗 タイ国際航空 バンコク、ソウル/仁川、香港、プーケット
インドネシアの旗 ガルーダ・インドネシア航空 ジャカルタ
ベトナムの旗 ベトナム航空 ハノイ、ホーチミンシティ
[チャーター便] : ダナン
[季節運航] : カントー
パラオの旗 パラオ航空 パラオ[7]

第2ターミナル [編集]

航空会社 目的地
中華民国の旗 チャイナエアライン(中華航空) 日本 : 東京/成田、大阪/関西、名古屋/中部、札幌/新千歳、静岡、富山、広島高松、福岡、宮崎鹿児島、沖縄/那覇
中国大陸 : 北京/首都上海/浦東広州青島深圳西安成都武漢、三亜、海口南昌大連重慶温州、ウルムチ(2013年6月25日から就航開始予定・2013年10月26日をもって運休予定[8]
オセアニア : グアムブリスベンオークランド(ブリスベン経由)、ホノルル(東京/成田経由、直行便を2013年6月2日から就航開始予定[9])、シドニー
北米 : ニューヨーク/ケネディ(大阪/関西経由)、ロサンゼルスサンフランシスコバンクーバー
[季節運航] : とかち帯広、旭川、青森、花巻、庄内、新潟、能登、岡山、高松、熊本
中華民国の旗 エバー航空(長栄航空) 日本 : 東京/成田、大阪/関西、札幌/新千歳、福岡、旭川、函館、仙台、新潟、小松岡山
国内線 : 高雄(国際線乗継専用便)
中国大陸 : 北京/首都、上海/浦東、広州、天津、成都、杭州ハルビン、済南、鄭州黄山中国語版フフホト(2013年6月3日から就航開始予定)[10]ハイラル(2013年6月4日から就航開始予定)、西寧(2013年8月1日から就航開始予定)
東アジア : 香港、マカオ、ソウル/仁川
東南アジア : バンコク、ハノイ、ホーチミンシティ、シンガポール、クアラルンプール、ジャカルタ、スラバヤ、デンパサール、プノンペン、マニラ、ヤンゴン
ヨーロッパ : ロンドン/ヒースロー(バンコク経由)、パリ/ドゴールアムステルダム(バンコク経由)、ウィーン(バンコク経由)、
オセアニア : グアム、ブリスベン、シドニー
北米 : ニューヨーク/ケネディ、ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、バンクーバー、トロント
[季節運航] : 青森、秋田、岡山、高松
中華民国の旗 マンダリン航空(華信航空) 長沙南京寧波瀋陽廈門、鄭州、塩城
中華民国の旗 立栄航空 重慶、成都、大連、瀋陽、南京、寧波、福州、深圳、西安
日本の旗 日本航空 東京/成田、大阪/関西、名古屋/中部
日本の旗 全日本空輸 東京/成田
日本の旗 Peach Aviation 大阪/関西
日本の旗 エアアジア・ジャパン 東京/成田(2013年7月3日就航予定)
韓国の旗 アシアナ航空 ソウル/仁川
韓国の旗 エアプサン 釜山
中華人民共和国の旗 中国国際航空 北京/首都、杭州、上海/浦東、重慶、成都、温州
中華人民共和国の旗 中国東方航空 上海/浦東、南京、寧波、石家荘、太原、徐州、無錫、塩城、合肥、南昌、西安、昆明、成都、武漢、銀川[11]
中華人民共和国の旗 中国南方航空 上海/浦東、長春、瀋陽、長沙、大連、ハルビン、ウルムチ、張家界[12]、広州、深圳、桂林、貴陽、武漢、南京、鄭州
中華人民共和国の旗 海南航空 北京/首都、海口、三亜、広州、大連、蘭州、西安
中華人民共和国の旗 山東航空 青島、済南煙台
中華人民共和国の旗 上海航空 南京
中華人民共和国の旗 深圳航空 深圳、南寧、瀋陽、無錫
中華人民共和国の旗 四川航空 昆明
中華人民共和国の旗 廈門航空 長沙、杭州、福州、廈門
オランダの旗 KLMオランダ航空 アムステルダム
シンガポールの旗 シンガポール航空 シンガポール
マレーシアの旗 エアアジア コタキナバル
マレーシアの旗 エアアジア X クアラルンプール
フィリピンの旗 エアアジア・フィリピン クラーク
アメリカ合衆国の旗 デルタ航空 東京/成田、デトロイト
アメリカ合衆国の旗 ユナイテッド航空 サンフランシスコ(2014年4月1日から就航開始(再開)予定)
ハワイ州の旗 ハワイアン航空 ホノルル(2013年7月9日から就航開始予定)

就航都市一覧 [編集]

東アジア
東南アジア南アジア
ヨーロッパ
北アメリカ
太平洋オセアニア

施設 [編集]

CAL Park
他に、空港内各所に上記銀行の両替所及びATMがある。
  • 中華郵政台北桃園国際機場郵局
  • 航空科学館(第3ターミナル予定地近く)
  • CAL Park - チャイナエアライン新本社

警備 [編集]

現在では小銃以上の武器を所持しての巡回は行われていない。

事件・事故 [編集]

桃園国際空港は、過去にテロ計画の舞台とされた(ボジンカ計画がその例)他、近年事故が立て続けに起きた空港でもある。

脚注 [編集]

外部リンク [編集]