ジェットスター・ジャパン

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ジェットスター・ジャパン
Jetstar Japan
Jetstar logo.svg
IATA
GK
ICAO
JJP
コールサイン
ORANGE LINER
設立 2011年9月5日
ハブ空港 成田国際空港
関西国際空港
中部国際空港
マイレージサービス カンタス・フリークエントフライヤー
JALマイレージバンク
保有機材数 19機 (2014年10月 現在)
就航地 国内11都市 (2014年10月 現在)
親会社 カンタス航空日本航空
代表者 鈴木みゆき (CEO
外部リンク http://www.jetstar.com/jp/ja/home
ジェットスター・ジャパン株式会社
Jetstar Japan Co., Ltd
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
282-0004
千葉県成田市古込字古込1-1
成田国際空港第2ターミナル内
成田オペレーションセンター3階
設立 2011年9月5日
業種 空運業
事業内容 定期航空運送事業、航空機使用事業、その他附帯事業
代表者 鈴木みゆき (CEO[1]
資本金 230億円[1]
従業員数 623名(2013年11月末現在)
決算期 毎年6月末
主要株主 オーストラリアの旗カンタス航空グループ 33.3%
日本の旗日本航空株式会社 33.3%
日本の旗三菱商事株式会社 16.7%
日本の旗東京センチュリーリース株式会社 16.7%[1]
外部リンク http://www.jetstar.com/jp/ja/
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搭乗を待つA320(関西国際空港・JA03JJ)
出発間近の機内(JA03JJ)

ジェットスター・ジャパン株式会社(Jetstar Japan Co., Ltd)は、日本格安航空会社である。

概要[編集]

2011年8月16日、カンタス航空グループ日本航空三菱商事の3社が3分の1ずつ出資し設立する予定と発表[2][3]。その後、2012年3月12日に伊藤忠商事系の総合リース会社である東京センチュリーリースが、三菱商事の保有する株式の半分を譲り受ける形で出資に加わり[4]、2012年7月3日から東京/成田ハブとして国内線の就航開始を開始した[3]。2014年6月12日からは大阪/関西を第2ハブ化させた。

2011年12月、最高経営責任者 (CEO)鈴木みゆきが就任[5]

他社の運賃よりも10%下げる、最低価格保証を実施する予定[6]

沿革[編集]

就航路線[編集]

  • 全便が2013年3月6日より、日本航空 (JAL) とのコードシェア便となる。JAL便名としての利用は同社国際線との乗継利用の場合に限られる。
  • 2014年10月26日より国内5路線がアメリカン航空とのコードシェア便となる。

国内線[編集]


将来構想[編集]

今後、機材の増機に伴い路線網を拡張する計画がある。

  • 第3の拠点空港
    成田国際空港、関西国際空港に次ぐハブ空港として中部国際空港を位置づけており、2013年夏ダイヤから福岡線と新千歳線を開設、将来的には人員も配置し、国際線も含めたネットワークを構築していく考えを示した[19]
  • 国際線への進出
    国際線への就航も計画されており、概ね4-5時間圏内として韓国、中国、台湾など近隣アジアの都市を中心に検討されている。しかし2012年11月に発覚した整備士問題のため延期され、当初計画の2013年6月頃を断念し、同年夏ごろの就航を目指している。[20]2013年3月の報道では、同年9月頃就航開始を目指し、行き先としてはソウル/仁川北京台北/桃園を中心に検討するとしている[21]が、2014年11月現在、国際線への就航は実現していない。

サービス[編集]

  • 機内では飲食物を有料で販売している[22]
  • 機内誌「Jetstar Magazine」[23]や販売メニュー表が座席に備えてある。
  • 機内販売で購入したものに限り飲酒可能である。(機内持ち込みのアルコール飲料の飲酒は禁止)
  • 毎週金曜日にHPでセールがある。また会員制度があり、会員特典が受けられる。
  • ローソンやミニストップなどのコンビニから航空券を購入することもできる。
  • 出発48時間前よりウェブ・チェックインが可能
  • 公式マスコットキャラクターは「ジェッ太」

マイレージ[編集]

  • カンタス航空「カンタス・フリークエントフライヤー」および日本航空JALマイレージバンク(JMB)」のマイル加算対象である。JMBマイレージ加算はPlusオプション選択・Maxオプション選択の場合に限られる。なお、ジェットスター便名でのJMBマイレージ加算は2013年10月9日以降予約・搭乗分から対象となる。[24][25]
  • 日本航空便名で搭乗の場合についても、JMBのマイル加算対象となる。ただしジェットスター・ジャパン(JJP)国内線のJAL便名としての利用はJAL国際線(他社運航のコードシェア便も含む)との乗継利用の場合に限られる。[26]
  • JJP便がJMB特典航空券の利用対象となる。ただしJJP便名での利用に限られ、JAL便名では国内線単独・国際線乗り継ぎ問わず対象外。特典利用は1区間・2区間の直行便に限られ、ゆきJJP・かえりJALのように異なる航空会社の組み合わせもできない。2区間利用の場合は、出発地・帰着地が同一都市でなければならない。JMB特典航空券の場合、JJP搭乗の際は20kg分まで手荷物を預けることができる。

貨物輸送事業[編集]

  • 2013年3月、国内線の拡充に合わせ、貨物輸送事業に参入する意向を示した[27]
  • その後、2013年7月26日から日本の格安航空会社では初となる貨物輸送事業を開始した。開始された路線は、東京/成田・大阪/関西をネットワークハブとして、両空港 - 札幌/新千歳・福岡・沖縄/那覇の各路線と東京/成田 - 大阪/関西線の計7路線で実施。発着数は東京/成田発 1日16便、大阪/関西発 1日5便の計21便。今後、貨物輸送の体制が整い次第、名古屋/中部・松山・大分・鹿児島 発着路線にも展開していく計画となっている。[28][29]

保有機材[編集]

A320(成田国際空港・JA02JJ)
  • エアバスA320型機(180席) : 19機(2014年12月末までに20機まで増機予定)
  • 関空の第2ハブ化により、最大3機までの夜間整備・駐機が可能になった
  • 日本の航空会社の同型機で唯一、エンジンにIAE V2500を採用している[30]

ジェットスター・グループの会社[編集]

不祥事・トラブル[編集]

格安航空会社にありがちな欠航は通常後述規定によって基本、自社便への振り替えやポイントの付与、返金に応じることはあっても、他社便への振り替えを行うことはないが、同社は格安航空会社にとって“禁じ手”とも言える他社便への振り替えを行ったこともある[31]

就航当初の欠航[編集]

札幌/新千歳発東京/成田行きの最終便フライトについて、成田国際空港の運用時間の制約もあり、欠航となった。同社の運送約款は「欠航によって生じる可能性のある費用の支払いについては責任を負いません」と規定しているが、いずれも搭乗予定だった旅客の宿泊費を同社が負担した他、翌朝に振替便を運航する措置を行った。

  • 2012年7月3日の就航初日の欠航原因は、前便で乗客の搭乗に手間取ったことや搭乗管理システムのトラブルによって、成田国際空港に運用時間内の23:00までに到着出来ないため[32][33]
  • 2012年7月12日の欠航原因は、機材整備のため[34]

課金トラブル[編集]

2012年 - 6月29日から7月5日までに搭乗した客に対して座席指定料を本来は250円請求するところを誤って650円請求していたことが判明した[35]

2013年 - 3月1日に同社ホームページで予約しクレジットカード決済した客に対して支払手数料を本来は200円徴収するところをシステム設定ミスで600円徴収していたことが判明した[36]

予約受付後の減便[編集]

2012年10月16日、ジェットスターは2012年10月28日から同年11月21日まで、関空~成田を運航する1日2往復を1日1往復に減便すると発表した。すでに予約していた客には返金や自社便振替で対応した[37]。その後11月15日に、減便する期間を11月22日から12月5日まで延長すると発表したが[38]、その翌日に国土交通省から受けた厳重注意(後述)により、減便期間をさらに延長する予定[39]

社内規定違反[編集]

2012年11月16日 - この日、社内規定に満たない整備士2名を確認主任者として出発前の機体点検を任せていたことが発覚し、国交省による厳重注意を受けた。同社の規定では3年以上の経験が必要としているが、2名は半年から1年8カ月程度の経験で現場で働いていた[40]。これを受け、当初、一度の延期を経て12月6日から実施予定だった関西国際空港の第2ハブ化は社内での安全体制の点検と再構築のために当面の間見合わせることとなり、多数の運休便が出る見通しである[39]

その他のトラブル[編集]

  • 2012年8月24日 - この日から新規就航予定だった大阪/関西→福岡間が、機材トラブルの影響で欠航[41]
  • 2013年4月2日 - 成田-大分151便で運航されたJA07JJが折り返し次便準備中に地上職員が機体前輪のタイヤに傾きを発見、当初同社は告知せず予約客にのみ連絡をしていて[42]、その後整備士による確認によりタイヤを固定するホイール内部品が損傷していて、同機は4月8日まで数便運航できなくなり、同社の予約客約三千人が影響を受けた[43]

検査漏れ[編集]

  • 2013年10月9日、国土交通省はジェットスター・ジャパンに対し、機体の検査漏れがあったとして厳重注意するとともに、2012年11月16日付の厳重注意以降も間接部門及び現業部門に不適切な事案が複数発生しているとして全社的な再発防止を指示した[44]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 会社概要 - ジェットスター・グループ
  2. ^ “カンタスグループ、日本航空、三菱商事、ジェットスター・ジャパンの設立に合意” (プレスリリース), 日本航空, (2011年8月16日), http://press.jal.co.jp/ja/release/201108/001861.html 
  3. ^ a b “ジェットスター・ジャパン7月より 成田、関西、福岡、札幌、沖縄の5都市に就航” (PDF) (プレスリリース), ジェットスター・ジャパン, (2012年2月8日), http://www.jetstar.com/jp/ja/~/_media/DD15E5F2AE0848E7A29590B0F8CD7895.pdf 
  4. ^ “ジェットスター、伊藤忠系の出資受け入れを発表”. 日本経済新聞. (2012年3月13日) 
  5. ^ “ジェットスター・ジャパンCEOに鈴木氏”. 日本経済新聞. (2011年10月11日). http://www.nikkei.com/article/DGXNZO35503470R11C11A0TJ2000/?at=DGXZZO0195165008122009000000 
  6. ^ “ジェットスター・ジャパン、「最低価格保証」実現に向け国交省と調整予定”. トラベルビジョン. (2011年10月11日). http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=50674 
  7. ^ “移転、ジェットスター・ジャパン本社オフィス、成田空港内に”. トラベルビジョン. (2012年6月10日). http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=53683 
  8. ^ ジェットスター・ジャパン、2012年冬期運航スケジュール(ジェットスタージャパン プレスリリース)
  9. ^ “ジェットスタージャパン、大阪(関西)を第二拠点として決定” (PDF) (プレスリリース), ジェットスタージャパン, (2012年8月23日), http://www.jetstar.com/jp/ja/about-us/~/_media/C01CE6F8BD0A481199F96867176A5466.pdf 
  10. ^ ジェットスター・ジャパン、エアバスA320シャークレット導入(ジェットスタージャパン プレスリリース)
  11. ^ ジェットスター・ジャパン、日本航空及びカンタス航空とコードシェア・マイレージ提携
  12. ^ “ジェットスター・ジャパン、2013 年冬期運航スケジュール” (PDF) (プレスリリース), ジェットスター・ジャパン, (2013年8月21日), http://www.jetstar.com/jp/ja/about-us/~/_media/96FD729B28CD4648807E2003A0296C29.ashx 
  13. ^ ジェットスター・ジャパン、成田/高松線に就航 FlyTeam 2013年12月10日付
  14. ^ 夏期運航スケジュールにおける増便の延期について ジェットスター・ジャパン 2014年5月21日付
  15. ^ 夏期運航スケジュールにおける増便の延期について ジェットスター・ジャパン 2014年5月21日付
  16. ^ ジェットスター:関空の第2拠点化 6月12日に延期 毎日新聞 2014年5月21日付
  17. ^ ジェットスター・ジャパン、関空第2拠点化スタート Aviation Wire 2014年6月12日付
  18. ^ ジェットスター・ジャパン、関西国際空港と大分空港を結ぶ国内線を10月9日より運航開始 ジェットスター・ジャパン 2014年7月11日付
  19. ^ LCC、地方路線拡充ジェットスター、中部進出で拠点化 ピーチ、初の仙台乗り入れ(日本経済新聞 2013年1月21日付)
  20. ^ ジェットスター、国に改善計画書 関空拠点化は3月以降(朝日新聞 2012年12月17日付け)
  21. ^ ジェットスター・ジャパン 今秋 国際線参入
  22. ^ お食事とお飲物”. と機内サービス. ジェットスター・ジャパン. 2012年11月23日閲覧。
  23. ^ Jetstar Japan Magazine Ink eMagazines
  24. ^ ジェットスター・ジャパン、日本航空及びカンタス航空とコードシェア・マイレージ提携ジェットスター・ジャパン 2013年2月26日プレスリリース
  25. ^ JALマイレージバンク 日本航空
  26. ^ JAL、ジェットスター・ジャパンとコードシェアおよびマイレージ提携を開始日本航空 2013年2月26日プレスリリース
  27. ^ ジェットスター・ジャパン 今秋 国際線参入
  28. ^ ジェットスター・ジャパン、LCC初となる貨物事業を開始 〜国内貨物輸送における新たな選択肢を提供〜 ジェットスター・ジャパン 2013年7月25日付
  29. ^ ジェットスター・ジャパン、日系LCCで初、エアロジスティクス・ジャパンと提携して航空貨物事業に参入 YAHOO! JAPAN ニュース 2013年7月26日付
  30. ^ ただし、かつて全日本空輸がV2500搭載のエアバスA321を運航していたことがあるため、A320ファミリー全体としては日本初ではない。
  31. ^ 他社便へ振り替えた、ジェットスター・ジャパン“禁じ手”使って大丈夫? Avation Wire 2012年8月7日
  32. ^ “格安航空、初日から欠航 ジェットスター・ジャパン”. ウォール・ストリート・ジャーナル. (2012年7月4日). http://jp.wsj.com/Japan/Economy/node_471653 
  33. ^ “ジェットスター、就航初日に欠航 「前便で手間取り」”. 朝日新聞. (2012年7月4日). http://www.asahi.com/national/update/0704/TKY201207040303.html 2012年7月16日閲覧。 
  34. ^ “ジェットスター新千歳発の最終便欠航 就航初日に続きトラブル”. 北海道新聞. (2012年7月12日). http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/387184.html 2012年7月16日閲覧。 [リンク切れ]
  35. ^ ジェットスター・ジャパン、座席使用料を400円過大請求 Aviation Wire 2012年7月23日
  36. ^ ジェットスター・ジャパン、支払手数料を超過請求 予約システムに不具合か Aviation Wire 2013年3月18日
  37. ^ “路線開設3カ月で…ジェットスター 関空-成田線を減便”. MSN産経ニュース. (2012年10月16日). http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/121016/wec12101619570014-n1.htm 
  38. ^ “関空の第2拠点化、12月6日へ再延期 日航系LCCのジェットスターJ”. MSN産経ニュース. (2012年11月15日). http://sankei.jp.msn.com/economy/news/121115/biz12111519060024-n1.htm 
  39. ^ a b “国交省、ジェットスターJに厳重注意 基準未達の整備士問題で 関空第2拠点化など先送り”. MSN産経ニュース. (2012年11月16日). http://sankei.jp.msn.com/economy/news/121116/biz12111618060015-n1.htm 
  40. ^ “ジェットスターに厳重注意へ…整備士が経験不足”. 読売新聞. (2012年11月16日). http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121116-OYT1T00756.htm?from=ylist 
  41. ^ “ジェットスター・ジャパンの福岡便が初日から欠航”. MSN産経ニュース. (2012年8月24日). http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/120824/wec12082412440004-n1.htm 2012年11月23日閲覧。 
  42. ^ 【特報】ジェットスター・ジャパン、大分で機材故障 タイヤに傾き 2日に発生もサイトで告知せず Aviation Wire 2013年4月4日
  43. ^ 【続報】ジェットスター・ジャパン、3000人に影響 大分での機材故障 Aviation Wire 2013年4月4日
  44. ^ ジェットスター・ジャパン(株)及びエアアジア・ジャパン(株)に対する厳重注意について 国土交通省報道発表資料 2013年10月9日付

関連項目[編集]

外部リンク[編集]