航空大学校

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航空大学校(こうくうだいがっこう、Civil Aviation College)は、航空機操縦士を養成する教育訓練機関である。運輸省付属機関として設立されたが、2001年平成13年)4月1日に独立行政法人化され、国土交通省所管の独立行政法人航空大学校となった。当初は宮崎本校のみであったが、志願者の増加と共に、フライト課程を宮崎のみで行うことが困難になったため、仙台分校と帯広分校を設置し、訓練を分散化させた。募集人数が少なく、学力試験や航空身体検査が厳しいため入学試験の倍率は高い。 安全面への配慮のため身体検査は特に厳しく行われ、1度身体検査で不合格になった受験者は生涯の受験資格を失うことになる。

帯広分校で使用されているビーチクラフトA36

沿革[編集]

  • 1954年 - 運輸省(現・国土交通省)の附属機関として宮崎県宮崎市に設置・開校(宮崎空港に隣接)
  • 1958年 - 専修科を廃止
  • 1968年 - 入学資格者を高等学校卒に引き下げ
  • 1969年 - 仙台分校を開校(仙台空港に隣接)
  • 1972年 - 帯広分校を開校(帯広空港に隣接)
  • 1978年 - 回転翼操縦士の飛行訓練を開始
  • 1987年 - 入学資格者を大学2年修了(同等)以上に引き上げ
  • 2001年 - 独立行政法人に移行

課程[編集]

宮崎学科課程[編集]

4ヶ月、航空力学や英語など、航空機の操縦に必要な知識について学ぶ。

帯広フライト課程[編集]

6ヶ月、英語や計器飛行などの学科のほか、訓練機 (A36) を使ってフライト訓練を行う。 操縦演習時間77時間。

宮崎フライト課程[編集]

6ヶ月、英語などの学科のほか、訓練機 (A36) を使ってフライト訓練を行う。 操縦演習時間78時間、計器飛行演習20時間。

仙台フライト課程[編集]

8ヶ月、航空管制などの学科のほか、訓練機 ([BE58]) を使ってフライト訓練を行う。 操縦演習時間65時間、計器飛行演習25時間。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]