ビーチクラフト キングエア
ビーチクラフト キングエア (Beechcraft King Air) はビーチ・エアクラフト社(現ホーカー・ビーチクラフト社)が開発した双発ターボプロップビジネス旅客機。キングエアシリーズは1964年から生産されているが、これは民間ターボプロップ機の中で最長の生産期間。現在生産されているビジネス用途の双発ターボプロップ機 (Turboprop business airplane) はピアッジョ P.180 アヴァンティとキングエアの2機種のみ。
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[編集] 概要
キングエアは4つのファミリーに分けられ、モデル 90 シリーズ、モデル 100 シリーズ、モデル 200 シリーズ、モデル 300 シリーズがあり、これらは主としてビジネス用途である。また派生型として、主としてコミュータ用途のビーチクラフト モデル 99、その発展型のビーチクラフト 1900が存在する。
1960年代後半に登場した最初のキングエアは、モデル65クイーンエア88をベースにターボプロップ化したものである。このキングエアの原型であるモデル65クイーンエア自体は1960年代前半に登場しているが、当初はその開発目的であった兵員輸送の為の太い胴体がもたらす容姿が不評であったという。しかしその後、機体が大型化・高性能化されていくに伴い、その太い胴体の収納力や機体構造上の拡張性が威力を発揮した。同様な例として、クイーンエアのベースであるツインボナンザは、クイーンエアと同じ主翼・エンジンを用いながらも小ぶりな胴体で外観上のデザインバランスが良い。大きな機体に小さなキャビン、2列のベンチシートに3名ずつ分かれて着座するという贅沢さから「空飛ぶキャディラック」と言われていたが、クイーンエアの多用途性・積載性には適わず、徐々に生産数を減じていった。
1980年代当時のキングエアのライバル機(パイパー社製シャイアン、ロックウェル社製ターボコマンダーなど)は、それらのベースとなったレシプロ機がキングエアのベースであるクイーンエアと比べて小ぶりであったことからキャビン容量ではキングエアには敵わず、大柄なキングエアが不得意とする高速性能を伸ばすことに活路を見出し、細身の胴体を活かすことで300ノットの高速巡航を謳うようになった。ビーチ社はモデル300では300ktの巡航性能を実現したが、ライバル機と比べて機体価格や運航コストは高価であり全くクラスの違う機体である。その点グッドバランスであったモデル200は順調に生産数を伸ばしていった。セスナ社製421ゴールデンイーグルなどのレシプロ双発機もターボプロップ化されたが、結局キャビン容量や、用途拡張性の点でキングエアに敗れたといえよう。
キングエアは大型化されるにつれて、力強い外観に加えて独特の高級な雰囲気を持つようになり、これは企業所有のビジネス機マーケットで強い優位点となった。ビーチ社の設計思想である機体の堅牢性や信頼性もさることながら、機体価格や運航コストを上回る価値を時代を超えて顧客に提供し得たことが、シリーズとしての成功要因であろう。今なお高水準を保つ中古価格(リセールバリュー)がそれを如実に物語っている。
1980年代後半にはマーケット状況にも変化が見られ、多くのライバル機は生産を終了、性能が向上したターボプロップ機と、普及型の小型ジェット機のマーケットが一部オーバーラップするようになり、これが現在も続いている。
[編集] 派生型
[編集] キングエア 90
現在もC90GTiとして生産が続いており、モデル90の生産総数は2400機を超えている。堅牢な機体、高品質な作り、快適なキャビン、積載量に比して手頃な運航コストなど、時代のニーズに対応し改良され続けながら、現在でも世界の双発タービン社用機/訓練機/実用機クラスの偉大なるデファクトスタンダードである。2009年モデルの工場引き渡し機体価格は約290万ドル。
- 1963年、ビーチクラフト社はレシプロ双発機モデル65-80クイーンエアを与圧・ターボプロップ化したキングエアの試験飛行開始。
- 1964年9月9日 最初の量産モデルがロールアウト。モデル65をベースとしたことから暫く65-90と呼ばれた。主翼構造はモデル65-88クイーンエアと変わるところはなく、構造的にはボナンザの主翼を外翼として利用し、それを直線的な内翼で結ぶというツインボナンザ同様の手法である。この内翼は胴体とは完全な一体構造でエンジンナセルの外側で外翼とテンションボルトによって結合されるが、その固定方法はセレーション加工された接合面にアルミワッシャを共締めして位置決めするというボナンザ以来の特徴的な方法を採る。特徴的な丸いキャビンウインドウは偏光フィルタの原理を上手く利用しており、内側窓を回転することによって透過率を調整できカーテンを不要にした。モデル 90には大きく分けて2つの系統があり、それぞれ以下のように改良が重ねられた。
標準尾翼のストレート90シリーズ
- 1964年 65-90 112機生産
- 1966年 65-A90 205機生産 PT6A-20 500shp 与圧能力向上(4.6psi)
- 1968年 B90 184機生産 離陸重量増 主翼スパン延長
- 1970年 C90 507機生産 PT6A-20A 550shpを搭載、モデル100の構造を採用
- 1972年 E90 347機生産 PT6A-28 680shp(FlatRated 550shp)、高出力版としてC90と平行して販売された。
- 1982年 C90-1 54機生産 C90の改良型、与圧能力向上(5.0psi)、キャビン後方荷物室の拡大、機首アビオニクス機器ベイの拡大。
- 1984年 C90A 235機生産 C90-1の改良型、PT6A-21を搭載し、エンジン吸気口はモデル 300において開発されたピトーインテーク(後述)を採用、排気管も従来の円断面から楕円断面の変形し空気抵抗低減とともに排気効率も向上、与圧能力向上(5.5psi)、主脚の引き込み機構を油圧式に変更し信頼性向上とメンテナンス容易化。
- 1992年 C90B 456機生産 C90Aの改良型、キャビン静粛性向上の為の4翅プロペラ、新型プロペラ同調装置、艤装のエアフレームへの取り付け方法変更(バイブレーションアブソーバー(Tuned Dynamic Vibration Absorber)と称する金具を介してフローティングマウントする)によってキャビン内のノイズレベルを低減。
- 1994年 C90SE(Special Edition) C90Bの廉価版。EFISを含まない標準的なアナログ計器、3翅プロペラ、簡素な内装トリムなど。当時最も安価なタービン双発機としてC90Bと平行して販売された。
- 2005年 C90GT 97機生産 C90Bの改良型。PT6A-135 750shp(FlatRated 550shp)を装備し出力向上。新しく登場した超小型ビジネスジェット機=VLJ(Very Light Jet)など、価格的に競合するクラスの巡航速度を意識して巡航性能を向上させたといわれる。PT6A-135は地上付近での出力はC90B並に押さえられてはいるが、本来の余剰馬力はより高い巡航高度で生かされ、燃料消費を抑えながらもモデルB200並みの巡航速度を実現している。余剰馬力は巡航高度までの到達時間の短縮にも貢献。最大運用高度30,000ft(9,144m)、最大巡航速度270kt(500km/h)、航続距離1,321nm(2,466km)。
- 2007年 C90GTi 現在生産中 C90GTのアビオニクス改良型。C90GTの機体はそのままに、操縦計器にロックウェル・コリンズ社製の統合型アビオニクス・パッケージのプロラインProline21を装備したモデル。Proline21は中型クラスのビジネスジェットにも装備されている複合的な計器システムで、従来のC90モデルに比べフライトマネジメント機能は格段に向上した。これまでビーチ社はC90GTはエントリークラスのタービン機という位置付けから、意図的に複合的EFISの装備を行わなかったようだが、C90の価格帯の機体は殆どグラス・コクピット化されていること、乗員訓練も最初からグラス式計器で行われるようになって来ている事もありProline21を装備することとなった。現在ではガーミンGarmin G1000などの安価なグラスコクピットが開発されたことで、同社のG36やG58等のレシプロ機にもG1000が標準装備されるようになっている。
- 2009年 C90GTx C90GTiの翼端を延長してウィングレットを装備し、最大ペイロードを1,365kgから1,501kgへ増大させたモデル。他の仕様はC90GTiと同等で、GTiも平行して製造・販売を続けている。
- ビーチクラフト社の機体は非常に堅牢なことで知られており、1960年代から生産されているキングエアシリーズもいまだ多くが現役として飛行している。その間、アビオニクスの分野が最も目覚ましく進歩をし、ソリッドステート化、デジタル化、液晶を用いた表示というように進化し、信頼性向上とともに軽量化され、より複合的に動作するのが当たり前となった。また飛行制度にも新しい制度方法(GPS,RNAV,TCAS,XPDR mode S,RVSMなど)が導入され、これらの状況に対応するように市場ではまだまだ価値のある古いキングエアを最新のアビオニクス・システムにアップデートする改造プログラムが、何社かのアビオニクスメーカーから商品化されている。それらの多くはガーミン社製のG1000やAvidyne社製のEntegraなどのグラスコクピット・システムを用いて、液晶ディスプレイとリンクしたFMSによるフライトマネジメントを行うことが可能になる点をセールスポイントにしている。
T字尾翼の高性能型 Fシリーズ
- 1978年 F90 202機生産 モデル 200において開発されたT字尾翼と小径ダブル主脚を採用した高性能版モデル 90。静粛性向上を目的とした4翅プロペラと、より強力なPT6A-135 750shpを搭載。C90・E90と平行して販売された。
- G90、F90にエアリサーチ社製TPE331を装備した機体として計画されたが販売には至らなかった。
- 1982年 F90-1 33機生産 F90の改良型、ピトーインテーク(後述)を採用、燃料搭載量の増加。
- 軍用
- アメリカ軍は要人輸送や連絡など任務のためキングエア 90を使用し、C-6, U-21と呼称した。U-21はスーパーキングエア 200を元にしたU-21Jを除き、キングエア 90とほとんど共通している。アメリカ空軍とアメリカ海軍では、P-3やC-130など多発機の練習用としてT-44A ペガサスの名称で使用している。日本の軍用はLC-90を参照。
[編集] キングエア 100
1969年5月23日に運用開始。モデル 100は、モデル 90のキャビンを延長し2座席増席した他、出力増加し、ツインボナンザ以来使用されてきた主脚を小径ダブル式に改良して重量増に対応すると同時に短滑走路性能(Short-Field Performance)に貢献している。垂直尾翼、水平尾翼は再設計され、ともに大型化され後退角がつく。モデル100は、モデル90より大きな収容力で全く新しいマーケットを開拓した。
- 1969年 100 89機生産
- 1971年 A100 121機生産 搭載燃料の増加、離陸重量の増加、プロペラの4翅・小径化など改良されている。
- 1976年 B100 137機生産 キングエアシリーズでは唯一アエリサーチ社製TPE-331-6-251B/252(Flat Rated 715shp)発動機を装備する。これは当時のPT-6の供給体制の問題に端を発する。
[編集] スーパーキングエア 200
現在もB200GTとして生産中。1974年の登場以来、出力増加、プロペラ翅数変更、アビオニクス、内装全般において改良が続けられ、モデル200だけで生産総数は2000機を超える。
- 200 1974年 ビーチ社はモデル 100が好評であったことから、さらに快適で高性能なモデルの需要に気付いた。モデル 200はモデル 100をベースにエンジンをより強力なプラット・アンド・ホイットニー社製PT6A-41(850shp)に換装し巡航性能や積載性能が向上したほか、主翼内翼を延長してエンジン位置を外側へ移動したことでキャビン静粛性が向上した。大出力エンジンのプロペラ後流を避けるためにT字尾翼が採用され、飛行特性の安定に貢献している。水平尾翼に後退角のついた独特な形状(Swept T-tail Empennage)をしており、このT型の翼配置によってモデル 100より水平尾翼面積は小さくなっている。
- 200T 1976年 沿岸警備などの用途向けに開発された。翼端燃料タンク(50ガロン)を装備し航続距離を伸ばし、捜索用の大型窓、胴体下部の追加レーダーバルジなどを装備する。
- 200C 1979年 モデル 200は、積載能力・丈夫な機体・高出力による運用幅の広さから実用的な輸送機としても評価が高く、こういった用途での利便性を高める為に幅広のカーゴドアを装備したのがモデル 200Cである。また300/200/100/F90など主脚がダブルタイヤのキングエア各シリーズにおいては、主脚に不整地滑走路用の大径タイヤ(High-Flotation Landing Gear)が選択可能である。この場合はタイヤの一部はエンジンナセルに収まりきらない。
- B200 / B200C 1981年 PT-6A-42(850shp)を装備、与圧能力向上(6.5psi)、コクピット内ではペデスタルがダブル幅となり多様な装備に対応可能になった。なお発動機の定格出力がモデル 200同様の850shpのままであるが、ガスジェネレータ・ホットセクションが改良されてタービン温度の余裕が増えた分、上昇性能・高空性能は向上している。B200Cは幅広カーゴドア装備モデル。2003年からアビオニクス機器コリンズ社製プロライン21を装備するようになり、総合的フライトマネジメントが可能になった。なお、アビオニクス改良以前のモデルに対しては、C90と同様なデジタルアビオニクス・アップグレードパッケージが複数のアビオニクス・メーカーから提供されている。
- B200GT 2007年~現在生産中。 PT6A-52(850shp)を装備し、高空における速度性能、上昇性能が向上した。発動機の定格出力はモデル B200同様の850shpであるが、PT6A-52はPT6A-42(B200用)ギアボックスに高出力なPT6A-60(B300用1050shp)コアセクションを組み合わせており、低空ではギアボックス強度からトルク制限を受けるが、高度が上がるにつれ本来の高出力を発揮する。C90GT同様、出力に余裕のあるエンジンを装備して巡航高度を高く設定し、燃料消費を抑えながらも巡航速度を向上させるという手法を採る。最大運用高度35,000ft(10,670m)、最大巡航速度308kt(570km/h)、航続距離1,800nm(3,334km)。
[編集] キングエア 300
モデル 200はN類双発機としては大柄な機体で、満席・フル積載・フルタンクでは機体重量制限(N類上限12500ポンド)を超えてしまう。そこで機体の潜在的な積載能力を最大限まで発揮できるようT類での運用を前提として改良されたのがモデル300である。外見はモデル 200と似ているが操縦感は異なり、モデル 200との比較で操舵の重さが目立つ。これは機体重量の増加よりも、より高い高度での運用を想定した操舵ワイヤの張力の大きさに起因すると云われる。
- モデル 300 1984~1993年 230機生産。機体寸法はモデル 200そのままに搭載エンジンはPT6-60A(1050shp)へと強化、積載量は最大離陸重量14000ポンドまで増加、それに対応して機体構造も強化された。モデル300はT類(SFAR41C)としては丈夫な機体で、最大離陸重量での着陸が可能である。速度性能も向上し300kt以上での巡航が可能になった。主翼桁は新しいものとなっており、内翼部分の弦長を伸ばして翼面積を増加するなど、重量が増加してもモデル 200同等の低速特性を保つよう留意されている。エンジンナセルは再設計され、新たにピトーインテーク(Pitot Style Intale)と称する吸気口を採用、ラムエア効果による吸気効率の向上によって吸気口の実寸法はモデル 200より小断面となっている。主脚の引き込み機構を油圧式に変更し信頼性向上とメンテナンス容易化。キャビントリム(内部デザイン)は一新され、モデル200との差別化がされており、このデザインはモデル B300にも引き継がれた。エアーランバーサポートを備えた新しデザインのキャビンチェア、デジタル・オートパイロット、複合的フライト計器など当時の最新アビオニクスを装備していた。またN類での運用が可能なよう12500ポンドに重量制限したモデル 300LW(LWは軽量(Light Weight)の意)が主としてヨーロッパ市場向けとして少数生産された。1990年にモデル B300が発売されると、キャビン容量に比べて力を持て余し気味のモデル 300は売上を減じることとなり、1993年をもって生産終了した。
- モデル B300 (King Air 350) 1990年~現在生産中。モデル B300はキングエア350とも呼ばれ、モデル 300の胴体を延長し2座席を追加し居住性を改善、積載量を増加、主翼スパンを延長してウイングレットを装備し飛行特性と航続性能を改善した。発動機はモデル 300同様PT6-60A(1050shp)であるが、延長された胴体がもたらす積載量にその高出力を活かしている。それまでのモデル100/200/300の標準的キャビン座席配置では「向かい合わせ4席+後向き2席」であったが、モデルB300では「向かい合わせ4席+向かい合わせ4席」となり、シートピッチの拡大とともに8人がフルに寛げるようになり、7個の丸窓が並ぶキャビンの開放感は、モデル 90と比べ大幅に向上している。1998年からキャビンの静粛性向上の為、ANR (Active Noise Reduction、商品名 Ultra Quiet Active Noise Control System:Ultra Electronics社製) を標準装備。2003年からアビオニクス機器にコリンズ社製プロライン21を装備するようになり総合的なフライトマネジメントが可能になったほか、社外品オプションであったエンジンナセル後方の荷物入れ(商品名 Nacelle Wing Lockers : Raisbeck Engineering社製)が標準装備されるようになった。最大運用高度35,000ft(10,670m)、最大巡航速度312kt(578km/h)、航続距離1,765nm(3,270km)。
- King Air 350ER(ERは航続距離延長型(Extended Range)の意) 2007年~現在生産中。海上における警備・監視・レスキューでの使用を想定したモデル。このようなミッションでは燃費消費が多くなる低高度で長時間飛行する場合が多いことから、燃料搭載量を増加する為、King Air 350をベースに通常はロッカールームとして利用されているエンジンナセル後方のスペースを燃料タンクとし、これに伴い着陸脚などの強度向上させて最大機体重量16,500lbで運用可能にした。このような用途以外(例えば社用機として)で利用する場合も、増加したペイロードと燃料搭載量によって更なる高速での連続長距離巡航が可能である。
- King Air 350i 2008年~現在生産中。モデルB300の機体・エンジンはそのままに、市場ではライバルとなる場合が多い小型ビジネスジェット機流のホスピタリティを念頭に置いてキャビン装備を充実したモデル。デスクトップPCと連携可能な大型液晶パネルを用いたエンターテインメントシステム、更に静粛性を向上、内装トリムのデザイン変更、より凝った機内照明、電気的に透過率を変更するキャビンウインドウ、シートヒーターが選択装備可能な新しいキャビンシート、オットマンを用いた贅沢なシートアレンジ、より本格的なトイレブースなど豪華な選択装備の幅を広げた。
B300は現在もアビオニクス全般、内装全般において改良が続けられながら生産が続いており、生産数は600機を上回る。広大なキャビンの快適性、更に増加した積載量、フルタンク・フル積載・高地・高温でも楽々と離陸可能なパフォーマンス、片肺時の安全性などによってT類(FAR23 Commuter Acft Cat) ターボプロップ社用機という新たなマーケットを開拓した。 顧客は、セスナ社製サイテーション・ジェットシリーズなどの小型ジェットビジネス機との比較でモデルB300を選択している模様で、キャビンスペース・快適性・積載量・経済性ではモデル300が優れ、巡航速度では小型ジェット機が優れており、モデル B300の性能や商品性はジェット機市場と重複している。燃料費が上昇している現状では、350ERや350iの登場によってビジネスジェット機との間隔は益々少なくなったであろう。
[編集] 軍用採用国
アイルランド、アメリカ合衆国(空軍、陸軍、海兵隊、海軍)、アルジェリア、アルゼンチン、アンゴラ、イギリス(空軍)、イスラエル、インド、インドネシア、ウルグアイ、エクアドル、エジプト、オーストラリア(陸軍、空軍)、カンボジア、韓国、ギリシャ、グアテマラ、サウジアラビア、ボリビア、チリ、コロンビア、ガイアナ、香港、アイボリーコースト、ジャマイカ、スペイン、スリランカ、スウェーデン、スイス、タイ、トーゴ、トルコ、ニュージーランド(空軍)、日本、マケドニア共和国、マレーシア、南アフリカ、メキシコ、モロッコ、パラグアイ、ペルー、ベネズエラ。
[編集] 外部リンク
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