SEV-3 (航空機)

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水陸両用型
SEV-3XARとセバスキー(1934年)

セバスキー SEV-3(Seversky SEV-3)は単葉の水陸両用機である。アレクサーンドル・セーヴェルスキイがアメリカに設立したセバスキー(Seversky Aircraft Corporation)が最初に製作した航空機である。

概要[編集]

全金属製の片持ち低翼単葉機で、ライト J-6 ライト ワールウィンドエンジン(420 hp)を装備した単葉機である。スライド式のキャノピーのコクピットが2つ設けられ、前席にパイロットが搭乗し、後席には2名の乗員が搭乗した。車輪を内蔵できる水陸両用の双フロートまたは、太いフェアリングでカバーされた固定脚を装備することができた[1]。1933年6月に初飛行し、すぐれた性能を示した。

1933年に水陸両用機の速度記録樹立に挑み、1935年9月15日にはその記録を370.8 km/hまで伸ばし、水陸両用機の速度記録として49年間、破られることはなかった。陸上機仕様で、普通の固定脚をつけた機体も開発された。SEV-3はP-47に至るセバスキーの標準的な設計のもとになる機体となった。陸上機仕様の機体がアメリカ陸軍航空隊の初等練習機 BT-8として採用され30機が生産された他、コロンビア空軍で水陸両用型が使用された。

要目 (BT-8)[編集]

出典:Swanborough, F.G. and Peter M. Bowers. United States Military Aircraft since 1909. London: Putnam, 1963.

参考文献[編集]

  1. ^ Green, William and Gordon Swanborough. "The end of the beginning...The Seversky P-35". Air Enthusiast, Ten, July–September 1979, pp. 8–21.