F-16 (戦闘機)

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F-16 ファイティング・ファルコン

イラク領空で飛行中のF-16C(2008年)

イラク領空で飛行中のF-16C(2008年

F-16は、アメリカ合衆国ジェネラル・ダイナミクス社が開発した第4世代ジェット戦闘機である。愛称はファイティング・ファルコン(Fighting Falcon)。

ジェネラル・ダイナミクス社軍用機部門のロッキード社への売却と、ロッキードのマーティン・マリエッタ併合によるロッキード・マーティンへの改称により、現在はロッキード・マーティン社の製品となっている。


概要[編集]

バージニア州フォールズチャーチに本社を置くジェネラル・ダイナミクス社が開発した軽量戦闘機。当初は昼間軽量戦闘機として開発されたが、後に全天候対空/対地攻撃能力を付与された。正式な初飛行は1974年2月2日LERX、胴体とLERX及び翼を一体で成形するブレンデッドウィングボディの採用、フライ・バイ・ワイヤを搭載するなど、当時の革新的技術を取り入れている。その後も段階的な改良が続けられたことにより、登場から30年以上経った現在においても最新鋭戦闘機に遅れを取らない能力を維持し続けている。

アメリカ空軍では高価なF-15と安価な本機での「ハイ・ロー・ミックス」運用が行われており、保有作戦機の過半数を占めている[1]

4,500機以上製造され、世界20ヵ国以上の空軍が採用した実績からベストセラー戦闘機と評されており、アメリカ製のジェット戦闘機としては約9,000機のF-86、約5,700機のP-80、約5,000機のF-4に次ぐ第4位の生産数を誇る。現在も採用する国が増え続けているため、輸出向けの生産は現在でも続いており、2012年4月3日にはモロッコ空軍向けのF-16C Block 52アドバンスドが4,500機目の納入機として完成した[2]。また、本機をベースとした戦闘機や練習機が複数開発されている(後述)。

後継機としてF-35を開発中で、アメリカ空軍では2020年代までの運用を予定している。2012年の時点で、1,020機を保有している。

開発史[編集]

F-16開発の契機は、1970年頃、アメリカ空軍内部の戦闘機マフィアと呼ばれる集団の中でも先鋭的な、ジョン・ボイドを中心とするグループが、導入コストが安く稼働率の高いF-XXにより制空戦闘機F-Xの補佐を発案したことに端を発する。これは、F-111の発展形的内容とされた当初案を却下して、MiG-25の出現に対処するために制空戦闘を最重視して改定したF-X(後のF-15 イーグル)の運用にF-XXを組み合わせることにより、質のみらず量においてもソビエト空軍/防空軍の戦闘機部隊を凌駕するという目的のものであった。

F-15推進派は、安価な新型戦闘機の出現がF-15導入の予算に影響すると懸念しこの動きを嫌っていた(実際、戦闘機マフィアの目的は主力戦闘機をF-15からF-XXに取って代わらせることだった)。しかし、当時国防副長官だったデビッド・パッカードが、CL-1200ランサーの売り込み先を探していたケリー・ジョンソンの助言によりこの計画に興味を持ち、先進技術の実証機として軽量戦闘機(LWF:Light Weight Fighter)F-XXの開発計画を開始した[3][4][5][6]

YF-17とYF-16

1972年1月6日に提示した要求提案(RFP:request for proposal)は、通常であれば詳細な性能や想定される作戦なども記載され、200ページ程度に達するものであるのに対し、わずか21ページという簡潔な物であった。そこでは、20,000lb(約9トン)級の小型の機体で高い機動性を持ち、搭載される電子機器は単純で、最高速度はマッハ1.6程度、設計案のうち2案による比較テストを行うが量産や制式化は考慮しないとされていた。この要求提案を受け取ったのは9社の航空機製造メーカーであった。そのうち、グラマンF-14)、フェアチャイルドA-10)、マクドネル・ダグラスF-15)、ロックウェル・インターナショナルB-1)といった、すでに新型機の受注を得ていた企業は開発参加を辞退した。米国防総省の社会主義的な受注調整(カルテル)の対象になると見込まれた為である。この要求提案に応じたジェネラル・ダイナミクスノースロップボーイングLTVロッキードの5社のうち、ジェネラル・ダイナミクス社が開発する契約を締結した。ジェネラル・ダイナミクス社は、1960年代から社内研究案として計画していた軽量戦闘機モデル404/785/786の発展型であるモデル401、ノースロップ社内研究案P-530の発展型であるP-600(後のYF-17)をLWFの審査対象と考えていた[7][8][9][10][11]

ロッキード社スカンクワークスが提案したCL-1200 ランサーは、極めて低い評価に終わり、F-5A/Bの後継海外供与機計画に続き採用されなかった。その低い評価は、ケリー・ジョンソンの『ハノイ上空でミグ相手に航空戦を引き起こした場合、航続距離不足になるようなRFPでは意味がない(要約)』といった独断の主張に基づくものであった。しかし、スカンクワークスの2代目ボスベン・リッチは、提出したカタログスペックは量産されたF-16にきわめて近い物であったとしている[12][4]

T-1100を提出したLTVの航空機部門は、ヴォート・エアクラフト・インダストリーズとして1983年の独立後も経営を続けているが、1980年代末のA-10後継機選定においてF-16派生型のA-16と採用を争ったA-7Fの設計を最後に航空機開発から撤退した[11]

ボーイングにより提案されたモデル908は、初期の評価では有力な採用候補とされていたものの、最終的には選考されなかった。この設計案はF-16と同様の機体下部インテークを採用しており、この配置は後の先進戦術戦闘機計画(ATF:Advanced Tactical Fighter)提出案やX-32でも採用された[13][14]

空軍の制服組による反対や海軍アナリストの横やりも有ったものの、F-4の陳腐化とインフレーションによるF-15の単価上昇によりLWFの実用化の動きが具体化し、1974年3月7日ジェームズ・R・シュレシンジャーが、LWFの計画を上院軍事委員会に提示した。その計画は、1980年代のアメリカ空軍に配備され、多目的に使用できるACF(Air Combat Fighter:空戦戦闘機)として発展させ、3年間で300機導入した場合の機体単価を300万ドルに納める戦闘機を検討するというものであった。そして、ジェームズ・R・シュレシンジャーは4月27日にACFの飛行審査を決定した。それでも空軍内部には同盟国向け戦闘機と言う見方も存在していた[15][7]

ヨーロッパへの売り込みで、一方の雄であったミラージュF1

1973年11月NATO加盟国のうちベルギーデンマークノルウェーオランダの4ヶ国がF-104Gを更新する機体の取得に際し、有利な取引条件を引き出す為の政治的発言力強化を目的として4ヶ国共同行動の検討を始め、1974年の始めにMFPG(多国戦闘機戦闘機計画グループ)を発足させた。これらの国々は、F-15やF-14と言った大型の戦闘機を必要としていなかったため、有力な候補とされていたのは、ミラージュF1ジャギュア、ACF採用案(F-16もしくはF-17)やノースロップが独自に提案したP-530、サーブ 37 ビゲン輸出型(ユーロファイター[16])である。 その候補は、ミラージュF1/M53、ACF採用案、ユーロファイターの三機種に絞り込まれた。同年五月に結成されたMFPG調査グループは同年6月フランスアメリカ、7月にはスウェーデンを訪れた[17][18]

サーブ 37 ビゲンは戦時の部品供給に不安を抱えていた

YF-16の初飛行は、正式には1974年2月2日とされる。ただし、これに先立つ1月20日タキシングテスト中にロール軸のふらつきが発生、機体への壊滅的な損傷を防ぐため離陸し、テストを行っていた飛行場周辺を飛行した[9][19][10]

新型のゼネラル・エレクトリック社YJ101を使用したため、初飛行が6月9日まで遅れたYF-17との審査はそれぞれ2機を使用し、YF-16が347回、YF-17が288回の飛行を行い、比較テストが行われた。

F-4A-7、状況によっては最新鋭機だが政府とグラマン社の間でインフレに起因する金銭的トラブルが発生していたF-14を更新する事を目的に1974年4月に正式な開発計画として始まったアメリカ海軍のVFAX(次期戦闘攻撃機)は、8月28日に予算削減を目的に、『ACFの選定で採用された航空機が採用される』と言う決定を議会が行ったが、アメリカ空軍はアメリカ海軍の要求を受け入れるつもりは無く、空軍制服組高官の中には、両者の意見交換の場で空軍側出席者に対し、公然と『海軍の要求を飲んだ人間には、アラスカサーモンの数を数えてきてもらう』的な恫喝すら行う者も居た[20][21][22]

海外への輸出先を確保できる可能性が出てきた事による国務省からの圧力により、アメリカ空軍は1974年7月にACFの勝者をアメリカ空軍で制式に採用することを保証し、1975年の2月とされていたACFの採用決定は1975年1月に前倒しが決定された。この決定の前倒しに、ジェネラル・ダイナミクスとノースロップの両企業は対応可能と回答していた[23][24]

アメリカ空軍は1975年1月13日に、機動性、航続距離、加速性での優位、F-15と共通のエンジンを使用した事によるF-15調達コストの引き下げを理由にF-16の制式採用を公表した[25]

1975年3月にNATO運営委員会からミラージュF1/M53、F-16、サーブユーロファイターの比較レポートが公開された。このレポートの中でF-16は価格と機体性能は他の2機種よりすぐれているが、ライセンス生産のオフセットの見返りが一番少なく、MFPGが機体の開発計画に影響力を行使できない、先端技術を用いた部品がブラックボックス化されていると言った事を指摘されていた[26]。この前後の時期から、断った上で持ちかけられた側が暴露した、ダッソーの代理人によるオランダの政治家に対する買収工作やCIAが公表したノースロップによる、当時フランス国民議会副議長だった、ポール・ステラン買収など、MFPG参加国の政治家への買収や対立候補への妨害工作が明るみに出始めた[27]

1975年6月7日パリ航空ショーの会場で、ベルギー、オランダ、ノルウェー、デンマークの4ヶ国が共同でライセンス生産したF-16を採用する事を公表した[28]

特徴[編集]

基本構造
F-16C Fighting Falcon.JPEG

F-16は当初から、胴体と翼を一体で整形する技術(ブレンデッドウィングボディ,Blended Wing Body:BWB)や機体の操縦をコンピュータで補正・制御する技術(フライ・バイ・ワイヤ,FBW:Fly By Wire)といった革新的技術を取り入れた設計となっていた。

ブレンデッドウィングボディは離着陸時や旋回時など大迎角での飛行の際に、胴体で揚力を発生する効果が大きいため、実質上、主翼面積を増大させたのと同等の効果を持つ。単純に主翼面積を増やした場合は、抗力の増大や回転率低下といった欠点も不可避のものとなるが、これを抑えることができる。また、胴体内容積を大きく取ることができるため、内部構造の簡素化や燃料搭載量増への効果がある。

従来の操縦系では操縦桿やフットペダルをロッドリンクやワイヤー、油圧パイプを使って動翼と機械的に接続していたが、FBWでは一方の端からの入力を電気信号に変換して電線(ワイヤー)で出力側まで伝送する。これにより、機械的接続なしに操縦席の入力を動翼アクチュエータに伝えたり、逆に動翼への圧力を操縦席側のサーボモーターによる擬似応答とすることが可能となった。 特にデジタル信号に変換することによりコンピュータによる補正が容易になり、F-16が静安定性緩和(relaxed static stability:RSS)による運動能力向上機(Control Configured Vehicle:CCV)として実現するに至っている[29][30]

ブレンデッドウィングボディを持つCCVとすることにより、大きな主翼面積として翼面荷重を低く抑えるという手法を取ることなしに要求される運動性を獲得した。より小さな主翼面積は抗力や突風の影響を抑え、低空域での機動性や安定性、加速力の向上に寄与している。なお、静安定性緩和による水平尾翼の釣合い荷重の軽減に応じた尾翼面積の減少も空気抵抗低減に効果があったが、本格的生産後に判明した対地攻撃時の引き起こし時の不具合に対して30%面積を拡大されている。主翼には、後縁にフラップエルロンの両方の機能を持つフラッペロン[31]と前縁に前縁フラップ[32]が取付けられており、小さい旋回や大迎角での飛行などの空戦時の機動性向上が図られている。また、エア・ブレーキはエンジンノズル付近の両側に取付けられている[33]

機体の構造材料としてはアルミニウム合金が高い割合を占め、F-100以降にアメリカ戦闘機に広く採用されているチタニウム合金の使用率は2%程度である。F-15の25.8%と比べると10分の1程度であり、価格低減を重視している。一方で複合材料の使用率は4%に達し、F-15の1.2%よりも高い。また、F-15のボロン系に対し、より発展したグラファイト系の複合材料を採用している。

コックピット
F-16Cの計器版パネル。正面に有るのが、上からヘッドアップディスプレイ、データ入力パネル、アナログ式の速度計(左)/高度計(右)、姿勢指示器方位磁針、パイロットの膝の前のものは多機能ディスプレイ

FBWは操縦桿配置を両足の間という一般的な場所から自由に変更することを可能にした。F-16では操縦者の右側に移動させ(サイドスティック方式)、シートのリクライニング角を30度と深めることにより、遠心力の身体軸方向の分力を緩和してブラックアウトの発生を遅らせたり高G機動時の加重を体全体に分散することにより、対G能力の向上を図っている[34][35]

操縦桿入力の信号化には操縦桿の変位ではなく操縦桿に加わる圧力を使用している。試作当初は操縦桿を固定していたが、加重もしくは迎え角の限界に達していることが伝わらずにパイロットが力を加え続けて余分な疲労を生じることがないよう、若干動くように変更された[36]

パイロットには、視界に慣れるまで計器飛行を行うよう指導されるという話もある[37]。これは全周視界がほぼ確保されているためである。つまり、パイロットの身体の大部分に当たる周囲にキャノピーが位置して機体が視認されにくく、視界を遮る枠も単座型では後方にのみ存在しているにすぎない。このため、他機種から転換してきたパイロットは、機体と水平線の位置関係を誤認したり、錯覚として機体から加速度により振り落とされそうになるかのような感覚を抱くこともあるという。

エンジン

試作機からBlock 25までの機体は、プラット・アンド・ホイットニー社製のF100を一基搭載していたが、Block 30からは、ゼネラル・エレクトリック社製のF110 の搭載も可能なエンジンベイとなった[38]

機体下面に装備され、外見上の目立つ特徴となっているインテークは遷音速域での効率に重点を置いた固定式となっており、軽量な機体に高出力のエンジンでありながらも最高速度をマッハ2に留めている。 LWFは遷音速域で起こる格闘戦を目的としてマッハ2以上の最高速度の要求がなかったため、ジェネラル・ダイナミクスでは、最高速度をマッハ2.2とする可動式インテークを装備した場合と最高速度をマッハ2程度とした固定式インテークを比較すると、超音速領域の最高速度と余剰推進力を除いた同一条件要素において固定式インテークの方が優れているとした結果である[39]

武装
ギリシャ空軍のF-16D Block 52アドバンスドと搭載兵器。開発当初想定されていなかった、ヘルメット照準に対応するIRIS-Tや撃ちっぱなし・同時多目標攻撃能力を持つAMRAAM、誘導爆弾や対レーダーミサイル、スタンドオフディスペンサーが主体となっている

M61A1 20mmバルカン砲を固定武装とし、主翼先端部や主翼下にAIM-120 AMRAAMAIM-9を搭載可能。これに加え、無誘導爆弾クラスター爆弾レーザー誘導爆弾ロケット弾などを搭載できる。

この他にも採用国独自の改修を施された場合もある。

愛称

愛称は、当初「マスタングII」や「コンドル」も検討されていたが、空軍士官学校でマスコットに使用されているファルコン()と決定した。しかし、航空機商標としては『ファルコン』がダッソービジネスジェットダッソー ファルコンに使われているため、訴訟を避ける目的で、ファイティング・ファルコン(Fighting Falcon:戦う)と言う名称が制定されている。米空軍のパイロットや整備員の間での非公式な愛称として、宇宙空母ギャラクティカ オリジナルシリーズに由来する「バイパー」や「エレクトリックジェット」と言う名称も使用されている[40][41][42][43]

非公式名称の一つの「バイパー」はインド向けに提案されていたF-16INの現地公式名称として、メーカー側でも使用していた。

運用

当初格闘戦のための軽量戦闘機として開発されたにもかかわらず、対地攻撃に使用できる十分な対地攻撃能力を兼ね備えた結果「スウィング・ロール」や「スウィングファイター」と呼ばれた。近年、この種の機体はマルチロール機と呼ばれている。

低速・低空での運動性が良好であることから湾岸戦争前の時点で派生機のA-16がA-10の後継の座をA-7FAV-8Bと争っていたが、湾岸戦争での実績に対する再評価によりA-10を延命改修した上で2028年まで使用した後、F-16ともどもF-35で更新するという決着となっている[44]

しかし2014年9月9日、F-16Dにおいて飛行後の点検時にのロンジェロンと呼ばれる機体の構成部品にクラックが見つかり緊急点検を実施したところ、82機で亀裂の発生が確認された。該当機は飛行が停止され現在ロッキード・マーティンと協力して修理方法を開発中である[45][46]。なお該当の機体は平均機齢が24年、5,500飛行時間以上である[47]

採用状況[編集]

F-151960年代後半から1970年代末にかけてのインフレにより高価になり、アメリカ空軍でも当初計画されていた配備済のF-4全機をF-15と発展型で置き換える事ができなかったため、F-16を並行配備して作戦機数を確保している。

対地攻撃任務は制空任務より損耗率が大きいため、高価なF-15が制空任務専門に充てられたのに対し、F-16は制空・対地の双方の任務に用いられた。

F-15系列機に対する対地攻撃任務面の長所として、軽量小型でかつCCV設計の採用によって空気抵抗が小さく、高度300m以下での低高度での機動が上回っている点もあげられている[48]。しかしその一方で、兵器の搭載量に関してはF-15には及ばない。

アメリカ空軍をはじめ多くの国で運用中であるが、2020年代からはF-35 ライトニングIIへの更新が進むとされる。ただしアメリカ空軍はF-16を2025年まで運用できるよう改修しており、また、アラブ首長国連邦など最新型を運用している国では2025年以降も運用されることが予想される。

F-16は日本F-2の原型になっている。

実戦参加[編集]

F-16が参戦した戦争の多くは中東を戦場とした。

ガリラヤ平定作戦で交戦経験があると思われるF-16。5つと1/2のシリア空軍およびフセイン政権時代のイラク空軍を示すキルマークがある

1981年6月7日イスラエル空軍によるイラクの首都近郊の原子力発電所への航空攻撃作戦のバビロン作戦で参加し、1982年6月6日にキリスト教系民兵の支援を目的にイスラエルレバノン内戦に介入したガリラヤ平定作戦では、F-15と共にシリア空軍に対するベッカー高原の航空優勢を常に掌握していた[49]

ソビエト軍のアフガニスタン侵攻では、パキスタン空軍のF-16はソビエト連邦空軍アフガニスタン空軍に大きな損害をもたらした[49]

湾岸戦争当時の『主要な武装』の一つである、MK84低抵抗爆弾。後方のF-16に搭載されている対空ミサイルはAIM-9。初期作戦能力を獲得したばかりのAIM-120は支給されていなかった

1990年8月2日にイラクの隣国クウェートへの侵攻に始まる湾岸戦争ではアメリカ空軍の主力として参戦した。当時配備されていたF-16の大多数は精密誘導兵器運用能力はなく、精密誘導兵器の運用能力を持つF-16 Block 40/42保有部隊にしてもLANTIRNのAN/AAQ-14標定ポッドの生産遅延によりAN/AAQ-13航法ポッドのみの保有であったため、対空兵器対策として高度1万フィート以上から目視照準で無誘導爆弾を投下する戦術に限られた上に異常気象による視界悪化から芳しい戦果を得ることはなかった[50][51]。 戦争終結までの約13,000回の出撃で8機のF-16がイラク側の対空兵器で撃ち落とされた。平均して1,636回の出撃で1機という出撃回数に対する被撃墜率は、低高度攻撃を主な任務としていたトーネードや、本来想定されていない戦線後方への航空阻止に投入された結果大きな損害を被ったA-10に比べて低かったが、機数と出撃回数の多さから損失数はトーネードの12機の次に多かった[52]

1992年11月27日ベネズエラで発生した、ウゴ・チャベスのクーデターでは、当時のベネズエラ政府側についた部隊のF-16が、2機のOV-10と1機のAT-27を撃墜した[53][54]

サザン・ウォッチ作戦においてアメリカ軍のF-16は1992年12月にイラク南部でMiG-251993年1月にイラク北部でMiG-23を、視界外交戦能力を持つAIM-120により撃墜した[55][56]

キプロス島の領有権を巡り対立関係にあるギリシャトルコの間では、1960年代から偶発的な空中戦がたびたび発生しており、1996年10月10日にギリシャのミラージュ2000トルコ空軍のF-16Dを撃墜したが、トルコ政府がこの事件を公表するまでギリシャは事件の発生を公式に認めていなかった[57] [58]

アライド・フォース作戦で撃墜されたF-16(アメリカ空軍第555飛行隊所属機)のキャノピー垂直尾翼
セルビアベオグラード航空博物館英語版にて展示

中東での作戦と平行し、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争において1994年にセルビア空軍機との交戦と防空施設への攻撃に投入された。

コソボ紛争末期にNATO軍が本格的な介入を行ったアライド・フォース作戦では、MiG-29と交戦し、1999年3月24日オランダ空軍のF-16AM、5月4日にアメリカ空軍のF-16CJがそれぞれ1機ずつを撃墜した[55][59]

2001年アメリカ軍を中心とした多国籍軍のアフガニスタン侵攻2003年イラク戦争に投入された際の攻撃の多くはレーザー誘導爆弾JDAMと言った精密誘導兵器やHARMといったスタンドオフ兵器による対地攻撃だった[60]

2006年5月23日にはギリシャとトルコのF-16が空中衝突によって失われた[61]

2006年11月27日、地上部隊の戦闘支援中の米軍所属機がバグダード北西30km付近で墜落した[62]。同年8月31日、オランダ軍のF-16がアフガニスタン南部で墜落した[63]

2011年リビア内戦におけるオデッセイの夜明け作戦においてギリシャ、イタリアアラブ首長国連邦のF-16は初めての実戦参加となった。

著名な事故[編集]

2009年9月13日、1機のイスラエル空軍所属F-16Aがヘブロン上空での練習飛行中に爆発し、パイロット1名が死亡した[64]。このパイロットはコロンビア号空中分解事故で死亡したイラン・ラモーンの長男だった[64]

2011年2月14日、多国間共同訓練コブラ・ゴールド11参加中のタイ王国空軍所属2機が空中で接触し、2機共に墜落した。脱出したパイロットは2名とも無事だった[65]

派生型[編集]

F-16は生産数の多さから同一マイナーコード中でも生産ブロックにより相当に仕様が異なるため、多様な派生型を持つ。

社内研究案[編集]

モデル401F
モデル401の原型案[66]
モデル785
モデル401と同時期に研究されていたブレンデッドウィングボディ未適応の設計案[67]

試作機[編集]

YF-16(モデル401)
F-16の試作機。エンジンF-15と同じF100-PW-100を搭載。射撃管制用のレーダーFCSは簡素なものを搭載しており、ヘッドアップディスプレイ(HUD)A-7のものを改造して装備していた。総生産機数は単座型2機のみ。
F-16 FSD
FSDは「全規模開発機」の略。量産に向け機体を大型化し、エンジンをF-16用に開発されたF100-PW-200に換装、AN/APG-66レーダーや全天候航法システムを追加。総生産機数は単座型6機(1-6号機)、複座型2機(7-8号機)の合計8機。

F-16A/B[編集]

F-16A
Block 1
最初の量産型で、黒色のレドームを持つ。1978年から配備開始。
Block 5
機体の機械としての信頼性と生産性の向上[68]。黒色のレドームが空中で発見されやすいという意見から、この型以降レドームの色をグレーに変更している[69]
Block 10
機体の機械としての信頼性と生産性の向上[68]。Block 1/5も後にピース・レトロフィットI/II計画によりこの仕様に改修された。
ニューヨーク州航空隊に配備された24機には、GAU-13 30mm機関砲を収めたGPU-5/A機関砲ポッドを装備できるように改修され、湾岸戦争で使用されたもののあまり効果がなかったため元のBlock 10仕様に戻された[69]
F-16 Nets (ネッツ)
イスラエル空軍が保有するF-16 A/B Block 10の独自改修機。後にIAIにより改修が行われ、エンジン以外の性能がF-16C/D相当となっている。
Block 15(F-16A+/B+)
1981年から導入された多段階能力向上(:Multi Stage Inprove Program、MSIP)の第一段階(新システム向けの新配線と新構造の導入)[70]による最初のアップグレード型で、この時既に製造が始まっていたC/D型にも同じ改良が加えられている[69]。外装式の照準ポッド英語版運用を目的に、インテーク側面へハードポイントと配線が追加され[71][68]、それに伴う重心バランスの変化によるピッチ方向の安定性を確保するため、水平安定板の30%大型化などの改修を行った。
当初ノルウェー向けの機体のみ、垂直尾翼基部後部にドラッグシュートを装備していたが、ベルギーオランダも後日ドラッグシュートを追加した[72][73][74]
イタリア空軍のF-16A ADF
F-16 ADF
空軍州兵向けの防空戦闘機型。ADFは「防空戦闘機」の略語[75]F-106F-4C後継機として、マクドネル・ダグラス(現:ボーイングF-4能力向上型またはF-15Aノースロップ(現:ノースロップ・グラマンF-20ジェネラル・ダイナミクスF-16A/B改修案(F-16ADF)またはF-16C/D新造機と言った候補の中から、1986年10月に相対費用効果に優れていたF-16A/B改修案が採用された[76][77]
全天候要撃を行うために、Block 15にAIM-7AIM-120の運用能力を追加(AIM-7用のイルミネーターと、AIM-120用のデータリンクを追加装備したAN/APG-66(V)1レーダーを搭載)。A型の垂直尾翼基部が左右に膨らみ(垂直尾翼基部にAN/ARC-200HF無線機が収容されたため)、機首左側面にサーチライトを追加、さらにA/B型共通でインテーク下側とキャノピー前方にバードスライサーとよばれるIFF機器用のブレードアンテナが追加された[78][79][80]。このIFFアンテナはAIFF(AdvancedIFFの略)といわれる機器で、この装備によりレーダーとIFFの機能を分離することができるのでレーダーとの併用が可能となっている(以前はIFFとレーダーを切り替えて使用していた)[81]
1989年から合計271機(A型:246機 B型:25機)が改修された。冷戦終結後の防空態勢の変更によってアメリカ空軍からは退役したが、その後中古機がヨルダンタイに輸出され、イタリアにもリースされた。また、ポルトガル向けのBlock 15 OCUはADFとほぼ同仕様で製造された。
Block 15 OCU
1988年から配備開始。OCUは「運用能力向上」の略語[82]最大離陸重量の増加に伴う機体構造の補強や、C/D型と同じ広角HUDの装備、信頼性を向上させたF100-PW-220エンジンへの換装などが行われている。追加された主な搭載兵器には、AGM-119AGM-65、そしてAIM-120がある。アメリカ空軍では残っていたBlock 15全機とBlock 10の一部がこの仕様に改修されている[69][80]
F-16AM/BM (F-16 MLU)
ベルギーオランダノルウェーデンマークが保有するF-16A/Bの近代化改修型。MLUは「寿命中近代化」[83]の略語。試改修初号機の初飛行は1995年。モジュラー型ミッションコンピューターやAIM-120の運用能力を持つAN/APG-66(V)2レーダー、GPSなど、後述するBlock 5X相当の電子機器が搭載されている。MLU仕様への改修は他の国でも行われており、アメリカ空軍でも223機のF-16A/BをMLU仕様に改修する計画があったが、冷戦の終結などにより中止された[84]
台湾空軍のF-16A Block 20
Block 20
Block 15 OCUを元にMLU仕様として台湾空軍向けに新造された機体。ただし、レーダーはダウングレード型のAN/APG-66(V)3になっており[85]、AIM-120が運用できない代わりにAIM-7を運用する(現在はAIM-120の運用が可能になっている)。1997年から配備開始。Block 20はBlock 15からBlock 25へ生産移行した際に空き番号になっていたので、MLU仕様で製造された機体に割り当てられた。今後F-16V相当にアップグレードが行われる予定である[86][87]


F-16C/D[編集]

Block 25
1984年から配備開始。第二段階のMSIP(中核電子機器、コックピット、機体フレームの変更)[70]によるA/B型の能力向上型。エンジンはF100-PW-220に、レーダーAN/APG-68に換装し、コックピットには2基の多機能ディスプレイや広角HUD(在来型の視野角度10°に対し15°)が搭載され、AIM-7の運用能力を得た。搭載機器の変更により垂直尾翼基部の厚みが増し前方に延長され、機体構造の改良により機体後部のパネルラインが以前の機体と変わっている[88]。なお、新造機を採用したのはアメリカ空軍のみ。
F-16C Block 30 第354戦闘航空団第18アグレッサー飛行隊所属機(手前二機)と第80戦闘航空団第35戦闘飛行隊(奥の機体)
Block 30/32
1987年から配備開始。リスク軽減を目的としたAFE[89]プログラムにより、F-15Eと共通のエンジンベイを使用した型で、従来までのF100に加えてF110(F110-GE-100)エンジンが搭載可能になった。この型以降、ブロックナンバーの下1桁は搭載するエンジンを表し、「0」がF110搭載型、「2」がF100搭載型となる。F110を搭載したBlock 30後期生産型(86-0262以降)からはインテークを拡大したMCID(モジュラー・コモン・インレット・ダクト、通称「ビッグ・マウス」) に変更(これに対し従来のインテークはNSID ノーマル・ショック・インレット・ダクトと呼ばれる)してエンジンの吸気効率を改善し、カタログスペックから低下していた低中高度のエンジン出力を改善した。以降のモデルでもエンジンノズル形状の違いとともにF110搭載機とF100搭載機の識別点となっている。他にはインテーク部にRCS軽減処理を行い、在来型よりレーダー捕捉を困難にした。
後にAIM-120の運用能力を得た機体はBlock 30B/32Bとも呼ばれる。その後さらにAGM-45 シュライクおよびAGM-88 HARM対レーダーミサイルの運用能力も加えられ、ワイルド・ウィーゼル任務にも使用可能になった(この能力を本格的に持つのは後述するBlock 5Xになってからである)[90][91][92][93]


F-16N
F-16N/TF-16N
アメリカ海軍アグレッサー部隊による異機種戦闘訓練用に開発された型。1988年から26機(単座型F-16N:22機 複座型TF-16N:4機)が導入され、第126戦闘飛行隊(VF-126 Bandits)やトップガンなどで運用された。機体はBlock 30前期型に相当。軽量化のため、レーダーはA/B型のAN/APG-66を搭載し、機銃と防御電子機器は下ろされ、主翼の構造材強化と空戦機動記録用機材の追加が行われている。また、訓練では不要なため空対空ミサイルの運用能力も持たない[94][95]
1991年の定期点検で『空軍では問題ないが海軍の基準では問題となるレベル』で主翼にクラックが発見されたことにより飛行停止。改修した上で運用再開の計画もあったが予算の問題から実行されず、1994年に海軍の保有する全てのF-16が飛行停止となり、翌1995年に退役した[76][96][94]
多くの機体はデビスモンサンや博物館に送られたが、1機の海軍のF-16は空軍の演習場で標的として破壊された[94]。なお、アメリカ海軍はその後、パキスタン向けに製造されながらも引き渡されなかったBlock 15 OCU 14機(A型:10機 B型:4機)を再整備して運用している[97]
F-16Dブラキート
F-16C Barak(バラク)/D Brakeet(ブラキート)
イスラエル空軍が保有するBlock 30/40の独自改修機で、イスラエル製電子戦機器を搭載した事による重量増加により、着陸装置の強化が行われている。複座型のF-16Dブラキートは、ワイルド・ウィーゼル機として使用するため、背面にドーサルスパインが新設されており、エルタEL/L-8240電子戦装置を収容する[98][99]


Block 40/42(F-16CG/DG)
1989年から配備開始。第三段階のMSIPによって作られた[100]夜間作戦能力向上型で、「ナイト・ファルコン」または「ナイト・アタック・ファルコン」と呼ばれる。LANTIRNの運用が可能になった他、視野角度がBlock 25/3Xの15°から18°に大型化したLANTIRN-HUDやGPSの装備、全天候型のAN/APG-68(V)1レーダーの搭載によるAIM-120の運用能力やデジタル式飛行操縦装置による自動地形追随機能の付加が行われた。最大離陸重量の増加に伴いタイヤとホイールが大型化されたため、主脚カバーの形状が変更され、従来主脚に取り付けられていた着陸灯とタクシー灯は降着装置扉に移された[101][76][102][103][88][104][76][100]
計画ではF-16XLのF-16E/Fに続き、Block 4XはF-16G/H、Block 5XはF-16J/K、という形式になる予定であったが、納税者が新型を開発していると誤認し当時開発中であったF-22 ラプターの調達に影響を与える可能性があったため、在来型のC/Dという名称で調達を続けた。しかし同一機体の大量保有と常に改修が行われている状況下での機体の識別が必要な為、Block 4X型をF-16CG/DG、Block 5X型をF-16CJ/DJとして区別する様になった[104]
F-16C Block 50 インテーク右下に付いているペットボトル状の物はASQ-213 HTS

Block 50/52(F-16CJ/DJ)
1993年から配備開始。Block 4XのようなLANTIRN運用能力は持たないが、重量増加に伴い低下した運動能力の改善を目的にエンジンを出力増強型のF110-GE-129(Block 50)あるいはF100-PW-229(Block 52)へ変更した。他には探知距離と信頼性を高めたAN/APG-68(V)5レーダー、改良型の慣性航法装置やデータモデム、暗視システム対応コックピットなどが採用されている[100]
Block 50D/52D
Block 50/52の後期生産型。レーダーは能力強化型のAN/APG-68(V)7/(V)8が搭載され、JDAMJSOWの運用能力が付加された他、防空網制圧(SEAD)任務用装備として、フルスペックでのAGM-88 HARM対レーダーミサイルとASQ-213 HTS(HARM照準システム)ポッドの運用能力を生産段階で追加。後に以前のBlock 50/52も全てこの仕様となった[100]


Block 50/52アドバンスド(Block 50+/52+)
2002年から配備され始めた、Block 50/52の輸出向け更新型。合成開口能力を持つAN/APG-68(V)9レーダーを搭載し、スタンドオフ精密誘導兵器の全天候運用が可能になった。機体構造を変更して機体背面へのコンフォーマル・フューエル・タンクの装備が可能になった他、モジュラー型ミッションコンピューターやドラッグシュート収容部を利用した後方警戒レーダーの装備、JHMCSの運用能力付与、キャノピー前方へのIFF機器用アンテナの追加などが行われた[105]
複座型にはイスラエル空軍のF-16Dブラキートと同様にドーサルスパイン新設による電子機器追加を実施し、複座戦闘爆撃機としても運用可能になった。
F-16I Sufa(ソウファ)
F-16D Block 52アドバンスドのイスラエル仕様。イスラエル製の電子機器を搭載する。
F-16CM/DM(F-16 CCIP)
アメリカ空軍がパイロットと整備員への教育とメンテナンスの簡易化のための共通仕様実行計画(Common Configuration Implementation Program)によりCG/DG/CJ/DJの艤装を統一した改修機体。これにより夜間作戦任務主体(CG/DG)、SEAD任務主体(CJ/DJ)といった任務の区分けは不要になり、より柔軟な運用が可能になった。改修初号機は2002年に完成。
AN/APG-68(V)9レーダーへの換装やコンフォーマル・フューエル・タンクの搭載能力など、Block 50/52アドバンスドや後述するF-16E/Fの機能の一部が盛り込まれている。機体の状況により改修点が異なり、JHMCSへの対応は648機、リンク16は517機が計画対象となっているほか、CJ/DJ限定のモノクロ多機能ディスプレイのカラー化[106]や、AN/AAQ-14スナイパーXRASQ-213の並行運用を可能にするため、ASQ-213の取り付けをインテーク左下側面へ変更と言った改修も並行して行われる[106][107]
なお、後継となるF-35配備までの繋ぎとするため更なる改修も計画されており、機体寿命の延長やSABR[108]AESAレーダーへの換装などが予定されている[109]
KF-16
韓国空軍が運用するF-16C/D Block 52に付けられた名称。
生産段階でCCIP仕様機相当の機体儀装を実施して[110]おり、IFF及び電子戦機器が他国のF-16CJ/DJと細部が若干異なるほか、在来型の1枚板のHUDとLANTIRN-HUDを装備する機体が混在している。アビオニクスの更新、RACR AESAレーダーの搭載などの改修が行われる予定[111][112]
F-16IQ
イラク空軍が導入したBlock 52アドバンスド。イスラエルとの関係を配慮してダウングレードが施されており、AIM-120の代わりにAIM-7を運用し、AIM-9も最新型のXは運用されない。[113]

F-16E/F[編集]

アラブ首長国連邦空軍のF-16F Block 60
Block 60/62
Block 50/52の発展型新造機。初号機のF-16Fは2003年に初飛行した。当初の名称はF-16C/D Block 6Xであったが、搭載装備品や能力などで相違が大きくなったことから、新規のマイナーコードを割り当てた[114]。なお、開発費にはアラブ首長国連邦から30億ドルの資金供給がされている。
基本的な特徴はBlock 50/52アドバンスドと同じだが、AN/APG-80 AESAレーダー、AN/ASQ-28前方監視赤外線装置・目標指示システム(IFTS)[115]の装備、大推力型のF110-GE-132(Block 60)もしくはF100-PW-232(Block 62)へのエンジン換装、精密誘導兵器の運用能力付加など、改修点は広範囲に及ぶ[114]
コックピットは従来のF-16から一新されて完全なグラスコックピットとなっており、タッチパネル式の大画面カラー液晶ディスプレイ3基、新型アップ・フロント通信/航法/識別操作パネル、大型HUD暗視ゴーグル対応の照明を備え、ディスプレイには状況認識に優れたカラーマップを表示可能にしている[114]
現在、採用したのはアラブ首長国連邦のみで、「デザート・ファルコン」の通称でBlock 60を80機(E型:55機 F型:25機)導入している[116]。なお、F-16E/Fは装備面では現在最強のF-16といえるがこの機体が輸出されたことは"米国が自国より優れた戦闘機を海外へを販売した初めての例"として、フライトグローバルによって報じられた(ただし実際には、アメリカ空軍で採用されたF-104A-Dよりも、性能面で優れたF-104Gを西ドイツをはじめ当時の西側各国に輸出した例もあり、類似の事例は過去に皆無ではない)。
Block 61
[117]
F-16V
2012年2月に発表された近代化改修型。AESAレーダーの装備やコックピット・アビオニクスのアップグレードによってF-16E/Fと同等の能力を得るとされる。また、F-16Aなどの初期型からの改修も可能とされ、F-22F-35といった5世代戦闘機との相互運用性も優れているとしている。なお、形式番号の「V」はF-16の非公式名称である「バイパー」に由来する[118]

採用されなかった派生型機[編集]

F-16/79
ヴォートモデル1600/1601/1602英語版
海軍航空戦闘機(NACF)計画への提案の為に、ジェネラル・ダイナミクスとLTVの航空機事業部(現:ヴォート・エアクラフト・インダストリーズ)の合同チームにより設計された艦載機型で、ジェネラル・ダイナミクスが空母艦載機の設計を殆ど行った事がないため、当初マクドネル・ダグラスに提携を持ちかけた[119][21]
VFAXの中止により、VFAX提出案であるモデル263の採用の可能性が無くなったマクドネル・ダグラスは、両企業と提携し、どの企業がNACFの勝者であろうと利益を上げる事ができる態勢を整えようとしていたが、ジェネラル・ダイナミクスが計画の主導権を強く主張したため物別れに終わった[120][121][122]
ノースロップには当初からマクドネル・ダグラスから共同開発の打診が有ったが、LTVとの共同開発の道を模索していた。それと同時期にジェネラル・ダイナミクスからもLTVに共同開発の話が持ち込まれ、ノースロップ側の契約条件がLTVにとって有利な物であったにも拘らず、LTVはジェネラル・ダイナミクスと提携し、F-16をベースとしたモデル1600/1601/1602の三案が提出したが、計画提出期限日に発生した、LTV社幹部と提出用の図面を乗せた航空機が離陸途中にアヒルの養殖池に滑り込んだ事による海軍の印象悪化、空母への着艦の難しさとフライ・バイ・ワイヤへの電波干渉による誤作動の恐れ、バックアップの機械式操縦系統が無い事により被弾時にフライ・バイ・ワイヤの損傷で機体の制御が不能になる事が指摘された事から海軍側の評価は低く、マクドネル・ダグラスが設計変更を行ったノースロップF-17の発展型であるP630がF/A-18として採用された[120][122][123][124][125]
F-16Bワイルド・ウィーゼル型
ジェネラル・ダイナミクスの自社企画として製作され、この種の航空機を必要とする幾つかの国が興味を示したほか、アメリカ空軍F-4G後継ワイルド・ウィーゼル機取得計画に提案も行われ、対抗馬としてトーネード ECRF-15AF-15 FOWW、F-4G近代化、ATF採用機転用、ATA採用機転用も提案されていたが、予算状況から単一任務機の新規導入計画が破棄されたため、受注を得られなかった。並行する形でイスラエルのF-16Dブラキートや他に任務と共にワイルド・ウィーゼルにも対応できるBlock 50D/52Dなどが開発されている[126][127]
F-16XL
ジェネラル・ダイナミクスの自社企画として開発の始まった派生型の1つである。F-15Eとの競合に敗れた。
F-16AgileFalcon(アジャイルファルコン)
改良と共に重量増加によって低下していた機動性をF-16Aレベルに改善する為に計画されていた、主翼の大型化計画で、NATO参加国のF-16ユーザー向けに提案されていた[128]。愛称のアジャイルとは敏捷なという意味。
F-16/79
1977年カーター政権の「NATO諸国とイスラエルにのみF-16の輸出は許可される」という武器輸出政策に対して国防総省の資金により輸出仕様として規制対象のF100エンジンを輸出実績のあるJ79の発展型J79-GE-119に換装したダウングレードモデルで、性能はF100搭載のF-16とF-5の間とされ、限定的ながらマルチロール能力も持つはずだった[71]
オーストリアヨルダンマレーシアナイジェリアシンガポール台湾タイに対して売り込みが行われ、シンガポールが一旦は採用を決定したが、武器輸出規制の緩和によって、F-16A/Bの全ての導入希望国への販売が可能となり、F-16A/Bの発注に切り替えられた為、試作のみで終わった。この規格の機体が採用されていた場合、形式名はF-16E(単座)/F(複座)となる予定であった[129][71]
A-16(F-16 CAS)
アメリカ空軍の主導で、A-10後継の近接航空支援型として開発されていたが、湾岸戦争の戦績によるA-10の再評価や冷戦終結に伴う軍縮による部隊数削減、A-16向けに開発された通信機材であるCP-1516/ASQやATHS(自動目標伝達装備)やGAU-8の派生型であるGPU-5/AガンポッドFLIRの在来型への搭載による、在来型F-16の近接航空支援対応により、A-7F共々計画自体が立ち消えとなってしまった[130]
この形式の機体は、アメリカ軍が保有していたF-16Cからの改造と、Block 5X新造機に生産段階で対応装備を搭載したBlock 6Xの製造を予定していた。
RF-16
アメリカ空海軍の統合先進航空偵察システムの空軍側運用機として、Block 4X/5X導入により余剰となったBlock 3XにA-16と共通の視線追従/ヘルメット投影型FLIRの搭載[131]や他の偵察機U-2E-8無人偵察機)との地上局を中心としたネットワーク化を計画していた[132]
偵察専用型が実際に開発されることはなかったものの、アメリカなど一部の保有国ではF-16に偵察ポッドを搭載して偵察任務に使用している。なお、ベルギーやオランダでは偵察ポッドの運用を可能にした機体をRF-16あるいはF-16(R)と呼称していた[95]
F-16IN
インド空軍MiG-21後継機選定計画(MMRCA)の候補機。インド向けにF-16E/Fをベースとして各種機能を若干発展させている。機首にFLIRの代わりAN/AAS-42 IRSTを装備し、エンジンはF110-GE-132が搭載される予定であった。愛称は「スーパーヴァイパー」で、F-16 Block70ともいわれる。
F-16ES
ESは「戦略作戦能力強化」の略。イスラエル空軍での採用を狙って開発された形式で、コンフォーマル・フューエル・タンクと内装式FLIRを初めて採用した。機体そのものはイスラエルには採用されなかったが、コンフォーマル・フューエル・タンクと内装式FLIRは後にBlock 50/52アドバンスドやF-16E/Fで実用化された。
F-16 Block 40/42 SX-1/2/3
航空自衛隊F-1支援戦闘機後継機選定に提案されていた形式。SX-の後に続く数字が大きくなる程、原型機からの改造度が上がり、SX-3は主翼の大型化等、アジャイルファルコンに近い内容が盛り込まれていたほか、一部ではF-16の双発機型である、SX-4まで改造プランが存在したとされている[133]。なお、F-1の後継としてはF-16をベースとし、機体の大型化や主翼構造の変更などを行ったF-2が採用された。
F-16AT ファルコン 21
F-16XLから派生した、アメリカ合衆国のATF計画計画を念頭に代替案として設計された機体。F-22の技術を取り入れて機器を更新した上で、主翼を台形のクリップトデルタ翼に変更、機体を延長して航続距離、搭載量の倍増を図ったもの[134][135]。後に1/15サイズの模型が超音速飛行の空力研究に用いられている[136]
F-16X ファルコン 2000

実験機[編集]

YF-16 CCV
試作初号機をベースに、空気取り入れ口下部にカナード翼を装備したCCV実験機。
F-16/FSW
X-29ジェネラル・ダイナミクス案。計画のみ[137]
F-16AFTI
NF-16A AFTI
大角度運動制御へのデジタル技術の応用を目指して開発された実験機。空気取り入れ口下部にカナード翼と、背部に電子機器を収めるドーサルスパインを装備。
NF-16D VISTA
F-16D Block 30をベースにした実験機。VISTAは「可変安定性飛行模擬試験機」の略語。飛行操縦コンピューターを搭載し、他の航空機が持つ動的特性や角度を模擬できた。その後推力偏向ノズルを搭載したMATV(多軸推力変更)仕様へと改装された後、元のVISTA仕様に戻された。
F-16/101
F100エンジンのスタグネーションストール問題に対する保険として計画の始まった、エンジンをB-1Aに搭載されているGE F101の発展型に換装したテストベッド機。F101そのものが搭載されるF-16は量産されなかったが1980年代末からアメリカ空軍の導入したF-16の大部分は、F101の発展型であるF110系列のエンジンを搭載している[71]
F-16 LOAN
統合打撃戦闘機計画向けの研究用に、ステルス性を持たせたエンジン排気口を装備した実験機。LOANは「低被発見性非対称排気口」の略。
F-16 DSI
統合打撃戦闘機計画向けの研究用に、ステルス性を持たせたDSIインテークを装備した実験機。DSIはダイバータレス超音速インレット:Diverterless Supersonic Inlet)の略。
F-16D 'CK-1'
ロッキードによって製作されたF-16D Block40をベースとした試験機。
F-16 GCAS
Block 25をベースとした自動衝突回避システムの試験機。スウェーデンとアメリカが共同開発している。
F-16 STOL
エンジンノズルを二次元推力偏向ノズルに変更した実験機。計画のみ。

特殊用途機[編集]

QF-16
QF-4の更新用として、1997年からロッキード・マーティンとトラコーフライトシステムによって開発されている、無人標的機型[59]
GF-16
整備教育用の教材機。

F-16をベースに設計された機体[編集]

F-16をベースとした戦闘機練習機の開発が行われたことも特筆すべき点である。 ※詳細は各項目を参照のこと。

F-CK-1(経国戦闘機)
台湾が、アメリカからのF-16の輸入を当初認められなかったことから、F-16の開発元ジェネラル・ダイナミクスと共同で開発した戦闘機。両者の案を合併したため、機体が小型化しエンジンが双発になるなど大きな違いが見られる一方、全体的なデザインやフライトシステムなど、設計の随所に影響が見られる。F-16の輸出が許可されたため、製造数減少。130機。
ラビ
イスラエルがF-16をベースに開発していた戦闘機。イスラエルが独自戦闘機の製造に入って中東の軍事バランスが崩れることを懸念したアメリカの圧力により開発は中止された。ラビで開発された技術は中華人民共和国J-10に移転されたと噂される。
F-2
日本航空自衛隊が運用するF-1の後継として、F-16を元にし、防衛庁技術研究本部(現:防衛省技術研究本部)が主契約会社を三菱重工業に認定してロッキード・マーティンと共同開発した支援戦闘機。生産数は試作機4機、量産型94機の計98機。シルエットはF-16に酷似しているが、機体各部の拡大、素材ならびに構造変更によって原型機とは著しい差異がみられる。
T-50
ロッキード・マーティンの支援を受けKAIが開発した高等練習機。派生型として軽攻撃機A-50が計画され、軽戦闘機F-50も検討されている。

運用国[編集]

採用[編集]

F-16を採用した国。青色は50機以上、水色は50機以下。黄色は検討中またはキャンセル


南北アメリカ[編集]

導入
機数
備考
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2,244機 空軍の採用経緯は『開発史』を、装備形式は『派生型』を、海軍アグレッサー部隊運用機については、『F-16C/D』の『F-16N/TF-16N』および『運用国』の『パキスタン』を参照
ベネズエラの旗 ベネズエラ 24機 1982年に導入を決定し、1983年から機体の引き渡しが行われた。機体の引き渡し計画の名称は「ピース・デルタ」で、Block 15 OCU 24機(A型18機/B型6機)が引き渡された。反米的な言動を行っているウゴ・チャベスの大統領就任後は部品供給が途絶えており、現在の運用状況は不明である[138][139]
チリの旗 チリ 46機 1990年代に、同国空軍が保有する航空機の更新を目的としたProyecto Caza 2000でミラージュ50F-5E/Fハンターをすべて新型の戦闘機で更新する計画であったが、経済情勢の悪化により、ハンターをベルギーから購入した中古のミラージュ5で置き換え、保有するミラージュ50とF-5E/Fをアップグレードするにとどまった。しかし、ミラージュ5/50は2010年にはすべて引退するため、Proyecto Caza 2000は規模を縮小して継続する事となった。

この計画に対して、グリペンミラージュ2000Su-27F/A-18なども売り込まれたが、2001年にF-16C/D Block 50アドバンスドの採用を決定、「ピース・ピューマ」として2006年から10機(C型:6機 D型:4機)が引き渡された。しかし、ミラージュ5/50を更新するには機数が足りないため、2005年オランダから中古のF-16AM/BM18機(AM型:11機 BM型:7機)をピース・アムステルIとして購入し、2009年のピース・アムステルIIでさらに18機のF-16AMを追加した[140][141][142][143]

ヨーロッパ[編集]

導入機数 備考
ベルギーの旗 ベルギー 160機 採用の経緯は『開発史』を参照。SABCAライセンス生産されたBlock 1/5/10/15を116機(A型:96機 B型:20機)導入、1983年にはBlock 15 OCU 44機(A型:40機 B型:4機)を追加発注した。現在残っている機体は全てF-16AM/BM仕様に改修されている[144]
オランダの旗 オランダ 213機 採用の経緯は『開発史』を参照。フォッカー1996年倒産)でライセンス生産されたBlock 1/5/10/15を102機(A型:80機 B型:22機)導入、1983年には111機(A型:97機 B型:14機)を追加発注した。現在残っている機体は全てF-16AM/BM仕様に改修されている[145]
ノルウェーの旗 ノルウェー 74機 採用の経緯は『開発史』を参照。フォッカーでライセンス生産されたBlock 1/5/10/15を72機(A型:60機 B型:12機)導入。その後損耗補充用としてBlock 15 2機(B型のみ)を追加発注したが、これらはアメリカ製である。現在残っている機体は全てF-16AM/BM仕様に改修されている[146]
デンマークの旗 デンマーク 67機 採用の経緯は『開発史』を参照。SABCAでライセンス生産されたBlock 1/5/10/15を58機(A型:46機 B型:12機)導入。1984年にはBlock 15 12機(A型:8機 B型:4機)を追加発注し、その後損耗補充用としてアメリカ空軍の余剰機7機(A型:6機 B型:1機。A型はBlock 15、B型はBlock 10)が1994年と1997年に引き渡された。現在残っている機体は全てF-16AM/BM仕様に改修されている[147]
ギリシャの旗 ギリシャ 170機 キプロス島の領有権を巡り、トルコと対立関係にあるギリシャは、1984年にF-16の導入を公表、1987年にピース・ゼニアIとして導入が確定し、1988年からBlock 30が40機(C型:34機 D型:6機)引き渡された。その後もトルコ側のF-16増強と歩調を合わせる形で、ミラージュ2000の導入と共にF-16の追加購入も続けられ、1993年4月の契約されたピース・ゼニアIIでBlock 50を40機(C型:32機 D型:8機)、2000年3月のピース・ゼニアIIIではBlock 52アドバンスドを60機(C型:34機 D型:16機)導入、2005年には一旦は導入する事を公表していたユーロファイター タイフーンの採用を導入コストの問題から白紙化し、ピース・ゼニアIVとしてBlock 52アドバンスドを30機(C型:18機 D型:12機)導入した[148][149]
ポルトガルの旗 ポルトガル 45機 1990年に20機のBlock 15 OCU(A型:17機 B型:3機。実際はADFとほぼ同仕様)の導入を決定し、ピース・アトランティスIとして1994年から引き渡しが行われ、1997年にはピース・アトランティスIIとしてアメリカ空軍で余剰化したBlock 15が25機(A型:21機 B型:4機。引き渡し前にエンジンをF100-PW-220Eに換装)追加導入された。ピース・アトランティスIIで受領した機体の内20機がF-16AM/BM仕様に改修されている[150]
イタリアの旗 イタリア 34機 タイフーンの配備とF-104の退役のタイムラグで生じる防空能力の低下を補うために、1993年からトーネード ADVを10年間リースしていたが、リース終了後もタイフーンの配備が追いつかない事が確実となったため、2003年からピース・シーザーとしてF-16 ADFを5年契約(その後さらに5年延長)でリースした。機数は30機(A型:26機 B型:4機)とされたが、機数が揃わなかったためA型の内4機はBlock 10、B型の内3機はBlock 1/5/10が1機ずつとなっており、この他に4機が部品取り用として引き渡された[151][152]2012年5月にタイフーンとの交代を終え全機運用を終了した[153]
ポーランドの旗 ポーランド 48機 従来から配備しているソビエト戦闘機の更新を目的に、F-16、ミラージュ2000グリペンの三機種で比較選考を行い、2002年にF-16の採用を決定。2006年11月9日からピース・スカイとして、Block 52アドバンスド48機(C型:36機 D型:12機)の引き渡しが開始された[154][151]

アジア・アフリカ[編集]

導入機数 備考
イスラエルの旗 イスラエル 362機 A/B(新造機と中古機)/C/D/I(全て新造機)の各形式を保有、IAIラビの原型。A/B型はネッツ(Netz)、C型はバラク(Barak)、D型はブラキート(Brakeet)、I型はソウファ(Sufa)の愛称で呼ばれる。

1978年8月15日にF-16を導入する事を公表したが、当初公表されたのはイラン向けに製造が始まっていたBlock 10 75機(A型:67機 B型:8機、内A型18機とB型全機はBlock 5からの改修機)のみで、採用理由は、イラン向けの機体がキャンセルされたため早期に機体を受け取る事ができるためとしており、第二次発注分である75機(後述)の存在は隠匿されていた。このピース・マーブルIでの機体引き渡しは1980年から開始されたが、バビロン作戦で2週間、レバノン侵攻で11ヶ月の禁輸措置を受けた。1994年のピース・マーブルIVでは湾岸戦争時にイラクスカッド攻撃に対して反撃を行わなかった見返りとして、アメリカ空軍で余剰化したBlock 1/5/10が計50機(A型:36機 B型:14機)引き渡された[155][156][157]

F-16の導入は、既に作戦立案が始まっていたバビロン作戦にも影響を与え、コンフォーマル・フューエル・タンクを装備したF-15による原子炉への攻撃は、原子炉攻撃を受け持つF-16と護衛のF-15で編成されたストライクパッケージによる攻撃に変更された[158]

1986年から始まったピース・マーブルIIでBlock 30が75機(C型:51機 D型:24機)、ラビの開発中止により発注されたピース・マーブルIIIでは、Block 40が60機(C型:30機 D型:30機)が引き渡された[154]

敵国中枢部への攻撃能力向上を目的とした航空機選定でロッキードが提案したF-16ESは、F-15Eイスラエル仕様であるF-15Iに敗北したが、1999年の発注では再びF-16が選定された。このピース・マーブルVで導入されたF-16IはBlock 52アドバンスドの複座型で、当初は50機の正式採用に加え、50機のオプション契約であったが、オプション契約分も正式に発注された[154]

エジプトの旗 エジプト 220機 +
20機(予定)
1979年キャンプ・デービッド合意後、旧東側製の航空機の更新を目的に1982年のピース・ベクターIでBlock 15が42機(A型:34機 B型:8機、内B型1機はオランダ製)、1986年のピース・ベクターIIでBlock 32が40機(C型:34機 D型:6機)、1991年のピース・ベクターIIIでBlock 40が47機(C型:35機 D型:12機)引き渡されたのに続き、1994年のピース・ベクターIVでは、トルコ製のBlock 42を46機(C型:34機 D型:12機)を導入した。Block 4X系の増強はその後も進んだが、1999年のピース・ベクターV(C型21機)と2001年のピース・ベクターVI(C型:12機 D型:12機)では再びアメリカ製のBlock 40を導入した[159][139]。なお、1997年の時点で残っていたBlock 15/32は全機Block 42仕様に改修されている[160]

2010年にはBlock 52アドバンスドを20機発注している[161]が、2013年に発生したクーデターの影響で輸出停止処置を受けている[162]

インドネシアの旗 インドネシア 12機 +
24機(予定)
1989年から1990年にかけてピース・ビマセナとしてBlock 15 OCU 12機(A型:8機 B型:4機)が引き渡された。防空能力向上のためにパキスタン向けに引き渡されなかった完成機の導入も検討していたが、スハルト政権下での人権問題を理由とした売却差し止めやアジア通貨危機による同国政府の資金難により、Su-27Su-30と言ったロシア軍用機を導入した[163][164][165]。しかし、2011年に中古のBlock 25 30機をBlock 52相当に改修して導入することを発表[166]。機数は24機となったが2014年7月14日に引き渡しを開始し、2015年末までには引き渡しを完了する予定[167]
台湾の旗 台湾 150機 1970年代から導入を希望していたが、敵対国へ新型戦闘機を売却した事で発生する中国の抗議をかわすための代案として、F-16/79かF-20の売却を持ちかけられたが、これらの機体では台湾空軍の要求性能を満たせなかった事に加え、レーガン政権による台湾への高性能兵器の輸出禁止により、GDとの共同開発による台湾製戦闘機F-CK-1の採用およびフランス製のミラージュ2000を導入する事を決定した。

ミラージュ2000という戦闘機市場でのライバルの出現により、アメリカ政府は方針を転換し、1992年にF-16の売却を決定したが、中国の反発を防ぐため、Block 15の機体にMLU仕様相当の艤装を行ったBlock 20 150機(A型:120機 B型:30機)の輸出を承認した。このピース・フェンファンによるF-16の導入によりF-CK-1の配備予定数も下方修正された[168]

2006年、台湾は売却を拒否されたF-35の代わりにF-16C/D 66機の追加購入意向を発表したが[169]2011年にアメリカ政府は台湾が保有するF-16A/Bの改修用にフェーズドアレイレーダー、GPSなどの部品を売却する方針を連邦議会に通告したため、追加購入は見送られた。しかし、2012年になってアメリカ政府は中国の軍備増強を踏まえて台湾へのF-16C/Dの売却を「真剣に検討する」としている[170]

韓国の旗 韓国 170機 F-16C/D Block 32の完成機、完成機及び自国内でのノックダウン生産/ライセンス生産したKF-16(F-16C/D Block 52 CCIP相当)を保有、T-50のベース機。

アメリカからの援助による、防空システムの近代化の一環として1981年12月に導入が決定し、防空システムの近代化が終了した1986年2月からピース・ブリッジIとしてBlock 32 30機(C型:20機 D型:10機)の引き渡しが行われた[171][172]

1989年のKFP I(韓国戦闘機計画 I)選定では、韓国国内でのライセンス生産を前提に、一旦はレガシーホーネットの採用を決定したが、アメリカ側が難色を示した事と韓国の経済情勢から白紙化され、1994年にF-16 Block 52の採用が決定した。このピース・ブリッジIIで120機(C型:80機 D型:40機)導入されたF-16のうち12機がロッキード製、36機がキット組み立て、72機がライセンス生産機で、2000年にピース・ブリッジIIIとして契約されたKFP II(韓国戦闘機計画 II)で、さらに20機(C型:14機 D型:6機)が生産された[173]

オマーンの旗 オマーン 12機 +
12機(予定)
2007年からピース・アサマ・アサフィアとして、F-16C/D Block 50アドバンスド12機(C型:8機 D型:4機)の引き渡しが開始された[151]2011年には、さらに12機(C型:10機 D型:2機)を追加発注した[174]
バーレーンの旗 バーレーン 22機 F-15F/A-18トーネード ADVミラージュ2000・ソビエト製戦闘機との比較検討の上で、1987年にF-16採用を決定し、1990年5月から引き渡しが始まった[175][176]

同年7月のイラクのクウェート侵攻で始まった湾岸戦争に、導入されたばかりのF-16も実戦参加を行ったが、この作戦行動には、アメリカ空軍退役後バーレーン空軍の指導を行っていた人物が、アメリカ大使館関係者から「国務省が(アメリカの法律違反に対する)調査の準備を行っている」と言う警告を受けるまで、バーレーン空軍のパイロットとして参加していた[177]

湾岸戦争終結後に保有するF-5の置き換えにF(TF)-16Nの斡旋を受けたが、実戦投入可能な状態するには手間がかかる状態であったため、1998年に新造機の導入を決定し、2000年から引き渡しが行われた。同国が保有するF-16はすべてBlock 40で、1990年のピース・クラウンIではC型8機とD型4機が、ピース・クラウンIIではC型10機が引き渡された[176]

パキスタンの旗 パキスタン 40機 +
62機(予定)
1983年のピース・ゲートI/IIで、Block 15が40機(A型:28機 B型:12機)引き渡され、1985年に引き渡しは完了した。

1989年にはピース・ゲートIII/IVとしてBlock 15 OCUを71機発注し、前払金65,800万ドルの支払いも済ませていたが、核開発疑惑により引き渡しが停止され、既に完成していたA型13機とB型16機はアメリカ国内に保管される事となった。行き先を失ったこれらの機体はインドネシアニュージーランドが導入を検討したが諸般の事情によって断念し、2002年アメリカ軍が引き取った。しかし空軍ではシステムコマンドで2、3機のみの使用に終わり、多くはアメリカ海軍アグレッサー部隊で使用されている[178][175]

2005年にはアフガニスタン紛争への協力の見返りとしてF-16の導入が再開される事となり、ピース・ドライブとしてBlock 52アドバンスド36機(C型:12機 D型:6機、オプションで18機。オプションは後に正式契約となった模様)を導入の上で保有しているA/B型のMLU改修を決定した。ピース・ゲートIII/IVで未引き渡しとなっていたA/B型についても、26機をMLU仕様に改修して引き渡す事で合意されている。これらの引き渡しは2010年から開始されている[179]。2014年には、ヨルダンからA型12機とB型1機を購入した[180]

トルコの旗 トルコ 240機 +
30機(予定)
1983年に採用とライセンス生産を行う事を公表し、ピース・オニックスIとしてBlock 30を43機(C型:34機 D型:9機)、Block 40を117機(C型:101機 D型:16機)装備した。1987年に初めて引き渡された8機のBlock 30はアメリカ製の機体であったが、それに続く機体はトルコ国内での製造キットの組み立て(ノックダウン生産)であった。製造が進むとトルコ製部品の比率は高くなり、Block 40からはトルコ航空宇宙工業の完全なライセンス生産機に切り替わった。

1996年のピース・オニックスIIと1998年のピース・オニックスIIIではBlock 50が合計80機(C型:60機 D型:20機)受領された。このトルコ製F-16は、契約上アメリカ軍への売却のみ認められており、近隣の米軍基地でタッチ&ゴーを行い、形式上いったん米軍に納入した機体をトルコ政府が米軍から対外有償軍事援助(FMS:Foreign Military Sales)形式で購入している。トルコ航空宇宙工業エジプト向けの完成機体とアメリカ製機体向けの部品供給も行った[181][148]

2007年にはピース・オニックスIVとしてBlock 50アドバンスドを30機(C型:14機 D型:16機)発注し、2011年に初号機が引き渡された。また、従来の保有機の内165機を同仕様に改修する作業も発注済みである[182]

シンガポールの旗 シンガポール 70機 1985年に一旦は8機のF-16/79を発注したが、武器輸出規制の緩和によりBlock 15 OCU(A型/B型4機ずつ)に変更、ピース・カービンIとして1989年に引き渡された。そのほとんどは後にタイへ譲渡されている[183]

1998年のピース・カービンIIと2000年のピース・カービンIIIでは合計30機のBlock 52が引き渡されたほか、1999年には訓練用にリースしていた機体も12機購入した。これらの内訳はC型が22機、D型が20機で、D型の大部分はイスラエルのF-16Dブラキートと同様のドーサルスパインを持つ。2003年のピース・カービンIVでは20機のBlock 52アドバンスドが引き渡されたが、これらは全てD型である[184]

タイ王国の旗 タイ 61機 1984年にF-16A/B導入を表明したが、アメリカ政府はASEAN諸国や中華人民共和国の急速な軍備増強による地域の不安定化を理由に、F-16/79の売却のみ認めていたが、1987年にアメリカ政府の方針が変更され、Block 15 OCUの売却が認められた。このピース・ナレアンIで12機(A型:8機 B型:4機)の導入契約が結ばれた。しかしタイの財政状況悪化から一旦A型6機の追加契約がオプション契約に切り替えられたが、1987年12月にオプション契約分もピース・ナレアンIIとして正式に発注された。

1995年のピース・ナレアンIIIでは大きなトラブルは発生せず、Block 15 OCUを18機(A型:12機 B型:6機)導入した。1997年により高性能の航空機の導入を決定し、F-16を含む複数の候補の中からF/A-18C/Dを選定したが、アジア通貨危機によりこの導入計画は白紙化された。この計画の代案として2000年7月(一部の書籍では1999年3月としている[183])にF-16の増強を決定し、ピース・ナレアンIVとしてアメリカからF-16 ADF 16機(A型:15機 B型1機)と部品取り用のA型2機を導入した。その後もF-16の増強が行われ、シンガポールからBlock 15 OCU 7機(A型:3機 B型:4機)を寄贈された[183][185]

アラブ首長国連邦の旗 アラブ首長国連邦 80機 1994年から1998年にかけて選考を行い、F-16の採用を決定した。この選考で比較対象とされた機種はラファールであった。2003年6月に80機(E型:55機 F型:25機)を発注し、2004年4月から引き渡しが開始されている[154]
ヨルダンの旗 ヨルダン 55機 +
9機(予定)
保有機の更新用にF-16の導入を希望している事を表明していたが、隣国であるイスラエルと対立関係にあった事から、アメリカ政府はF-16を売却する事に難色を示していた。しかしイスラエルと和平合意に達した事と、ロシアMiG-29を購入するための交渉を始めた事から、1996年にピース・ファルコンIとしてF-16 ADF 16機(A型12機/B型4機)が5年契約のリースで引き渡された[186]

1999年にはピース・ファルコンIIとしてさらにF-16 ADFを17機(A型:16機 B型:1機)購入し、全機にMLU仕様への改修を施している。リース期間が満了となったピース・ファルコンIの機体はそのまま供与されたが、MLU仕様への改修は施されていない。その後さらにヨーロッパから中古のF-16AM/BMを導入する事を計画し、2006年からピース・ファルコンIIIとしてベルギーから16機(AM型:12機 BM型:4機)を、ピース・ファルコンIVとしてオランダから6機(BM型のみ)を購入した。今後、ピース・ファルコンVとしてさらに9機のF-16AMがベルギーから引き渡される予定[187]

モロッコの旗 モロッコ 24機 1991年に一旦は中古のF-16A/Bの導入を決定したが、フランスがミラージュ2000の販売と保有するミラージュF1のアップグレードを提案したため再検討となった。しかしこれらはどちらも実現せず、最終的にフランスが提案したラファール/ミラージュ2000の組み合わせとの検討の末、2008年にF-16C/D Block 52アドバンスド24機(C型:18機 D型:6機)の導入を決定した。引き渡しは2011年から開始されている[188]
イラクの旗 イラク 18機(予定) 2011年9月に18機を導入するFMS契約を結んだ[189]。導入するのはBlock 52アドバンスドに準じたF-16IQで、2014年6月6日に初号機が引き渡された[180]

採用決定・納入待ち[編集]

導入機数 備考
ルーマニアの旗 ルーマニア 48機(予定) 2008年5月20日MiG-21 ランサーの後継機としてF-16C/Dの導入を決定し、新造のBlock 50/52アドバンスド24機と中古のBlock 25再生改修機24機がFMSで引き渡されることになっていたが[190]実現せず、2012年8月22日にポルトガル政府と中古のF-16A/Bを9機購入するための交渉を進めていることを発表した[191]

採用検討中・検討後不採用・採用取り消し[編集]

採用検討中[編集]

備考
ブルガリアの旗 ブルガリア [139]
スロベニアの旗 スロベニア [139]

検討後不採用・採用取り消し[編集]

備考
サウジアラビアの旗 サウジアラビア F-5E更新F-Xとして検討していた[178]
スペインの旗 スペイン F-16の量産機が視界外交戦能力を実装していなかったため、F-18A/TF-18(現:F/A-18B)をC.15/EC.15として採用した[192]
カナダの旗 カナダ F-16の量産機が視界外交戦能力を実装していなかったため、F-18A/BをCF-188A/Bとして採用した[192]
オーストラリアの旗 オーストラリア F-16の量産機が視界外交戦能力を実装していなかったため、F-18A/Bを採用した[192]
南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国 サーブ 39 グリペンを採用。
日本の旗 日本 F-104後継F-Xで提案が行われたが、F-15を採用した[193]F-2原型機。それぞれの経緯は該当項目を参照
ニュージーランドの旗 ニュージーランド A-4更新用F-Xとしてパキスタンに引き渡されなかった機体のリース取得を予定していたが、空軍の戦闘機部隊解散が決定したことによりキャンセルされた[178][138]
ブラジルの旗 ブラジル F-5後継F-X2にF-16BRの仮称で提案されていたが、一次選考で脱落[194]
チェコの旗 チェコ グリペンを採用[139]
ハンガリーの旗 ハンガリー グリペンを採用[139]
イランの旗 イラン NATO4ヵ国に続く採用決定国であったが、同国のゴム州ゴム市で発生した暴動を発端とする国内情勢悪化により発注自体を取り消し、イラン空軍仕様で製造されていた機体は、既に組み立てが始まっていた機体も含めてイスラエルが取得した[195]

このイラン向けの機体はアメリカ海軍標準の武装での運用を前提に製造されており、対地攻撃時に使用する爆弾はMk83低抵抗1,000lb爆弾が標準武装とされていた[196]

インドの旗 インド MiG-21更新F-Xに対してF-16INの仮称で提案されていたが、一次選考で脱落。最終的にラファールを採用した。
フィリピンの旗 フィリピン 2011年12月に中古のF-16C/Dを1個飛行隊分導入すると発表した[197]が、翌年一転して断念する意向を明らかにした[198]

仕様[編集]

GENERAL DYNAMICS F-16 FIGHTING FALCON.svg

機体仕様[編集]

参考文献(脚注を除く)

  • Block 25/50:『航空情報 No.789』
  • Block 42/F-16E:『戦闘機年鑑 2009-2010』 ISBN 978-4-86320-157-6
F-16C Block 25
  • 全幅:9.45m
  • 全長:15.03m
  • 全高:5.09m
  • 翼面積:27.87m²
  • 自重:8.27t
  • 最大離陸重量:19.19t
  • 発動機:プラット・アンド・ホイットニー F100-PW-220(A/B使用時 10,809kg)1基
  • RCS:約2m²
  • FCSAN/APG-68[104]
  • レーダー警戒装置:ALR-69[199]
  • 燃料搭載量:
  • 最大速度:マッハ2.02
  • 上昇率:15,240m/m
  • 実用上昇限度:15,240m
  • 離陸滑走距離:260m
  • 着陸滑走距離:600m
  • 最大搭載量:7,070kg
  • 航続距離:4,200km
  • 乗員:1名
  • 機体寿命(各種派生型共通):4,000時間
F-16C Block 40(F-16CG)
  • 全幅:10.00m(翼端AAM含む)
  • 全長:15.03m
  • 全高:5.09m
  • 翼面積:27.9m²
  • 空虚重量:8,627kg
  • 全備重量:10,780kg
  • 最大離陸重量
    • 制空任務:12,331kg
    • 最大装備:19,187kg
  • 発動機:ゼネラル・エレクトリック F110-GE-100(A/B使用時 128.9kN)1基
  • FCS:AN/APG-68(V)[104]
  • レーダー警戒装置:ALR-69もしくはALR-56[200]
  • 燃料搭載量:3,896l(機内搭載)+1,402l×2(増槽
  • 最大速度:マッハ2.0+(2,414km/h)
  • 実用上昇限度:15,240m+
  • 機外搭載量:5,443kg
  • 戦闘行動半径
    • Hi-Lo-Hi:740nm
    • Hi-Lo-Lo-Hi:340nm
    • 迎撃任務:710nm
  • 航続距離:2,000nm+
  • 乗員:1名
F-16C Block 50(F-16CJ)
  • 全幅:9.45m
  • 全長:15.04m
  • 全高:5.09m
  • 翼面積:27.9m²
  • 自重:8.27t
  • 全備重量:12t(空戦時)
  • 最大離陸重量:19.19t
  • 発動機:ゼネラル・エレクトリック F110-GE-129(A/B使用時 13,154kg)1基
  • 推力重量比:0.69
  • FCS:AN/APG-68(V)5
  • レーダー警戒装置:ALR-56M[201]
  • 最大速度:マッハ2.0
  • 上昇率:15,240m/m
  • 実用上昇限度:15,240m
  • 翼面荷重:687.7kg/m²
  • 翼福加重:236.9kg/m²
  • 最大搭載量:7,070kg
  • 戦闘行動半径:1,759km
  • 航続距離:約3,982km
  • 乗員:1名
F-16E

武装[編集]

固定武装
空対空ミサイル
空対地ミサイル
空対艦ミサイル
その他兵装


登場作品[編集]

外部リンク[編集]

出典・脚注[編集]

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  1. ^ 『JWings』No114 イカロス出版 2008年 54頁
  2. ^ 『JWings』No166 イカロス出版 2012年 84頁
  3. ^ 航空ファン別冊 航空ファンILLUSTRATED』10号、1982年、文林堂、140頁
  4. ^ a b ビル・ガンストン 『F-16 ファイティングファルコン 最先端テクノロジー機のすべて』 浜田一穂訳、原書房、1996年(新装版 第2刷)ISBN 4-562-02764-9、12頁
  5. ^ ビル・ガンストン 『F-16 ファイティングファルコン 最先端テクノロジー機のすべて』 浜田一穂訳、原書房、1996年(新装版 第2刷)ISBN 4-562-02764-9、4頁
  6. ^ 『航空ファン』558号、文林堂、1999年、44頁
  7. ^ a b 『航空ファン別冊 航空ファンILLUSTRATED』10号、1982年、文林堂、130頁
  8. ^ ベン・リッチ『ステルス戦闘機—スカンク・ワークスの秘密』増田興司訳 講談社 1997年 ISBN 4-06-208544-5 407頁
  9. ^ a b 『航空ファン』558号、文林堂、1999年、45頁
  10. ^ a b 『航空ファン別冊 航空ファンILLUSTRATED』10号、1982年、文林堂、131頁
  11. ^ a b エアワールド』Vol.333号 、エアワールド社、2004年、50頁
  12. ^ ベン・リッチ『ステルス戦闘機—スカンク・ワークスの秘密』増田興司訳 講談社 1997年 ISBN 4-06-208544-5 388-389頁
  13. ^ エアワールド』Vol.13 6号 、エアワールド社、1989年、69頁
  14. ^ ジェイ・ミラー『最強戦闘機F-22ラプター』石川潤一訳 P27
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  16. ^ 後のユーロファイター タイフーンとは全く関係がない
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  31. ^ 飛行機は本来、主翼後縁には内側にフラップ、外側にエルロンの2つの操縦翼面が取付られているが、それを1つの操縦翼面とし、フラップとエルロンの両方の役目を持たせたもの
  32. ^ 本来は、低速飛行や離着陸時での高揚装置(より多くの揚力を発生させる)として使用されていたものだが、本機は機動性向上のために使用されている
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  195. ^ ビル・ガンストン 『F-16 ファイティングファルコン 最先端テクノロジー機のすべて』 浜田一穂訳、原書房、1996年(新装版 第2刷)ISBN 4-562-02764-9、218頁
  196. ^ ロジャー・クレイア 『イラク原子炉攻撃!』 高澤市郎訳、並木書房、2007年、ISBN 4-89063-215-8、112頁
  197. ^ 『JWings』No163 イカロス出版 2012年 93頁
  198. ^ フィリピン 米国製戦闘機の購入 断念 ロシアの声 2012年5月18日
  199. ^ 以下の点から、F-16N/TF-16Nを除いたBlock 1からBlock 4Xまで、出荷段階ではALR-69を装備していると判断した。 1.『F-16 ファイティングファルコン 最先端テクノロジー機のすべて 』の110ページに記載された、量産前のアビオニクス整備システム開発で名称があげられている。2.『戦闘機年鑑 2005-2006年度版』35ページで、F-16N/TF-16Nは従来搭載されていたALR-69を装備していない、Block 4Xは後日Block 5Xと同様のALR-56Mに交換されたと記述されていた
  200. ^ 『戦闘機年鑑 2005-2006年度版』 イカロス出版 2005年 ISBN 4871496325 35頁
  201. ^ エアワールド』Vol.14 12号 、エアワールド社、1990年、69頁
  202. ^ 『戦闘機年鑑 2005-2006年度版』 イカロス出版 2005年 37頁