制空権

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制空権(せいくうけん、: air supremacy)または航空優勢(こうくうゆうせい、: air superiority)は、作戦空域の支配権またはその空域における航空部隊が行動可能な度合いをいう。

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[編集] 概要

制空権を確保すると、味方の空軍力からの援護を得やすくなり、敵の空軍力からの攻撃に晒される脅威が減り、戦況が有利に働く。ただし航空機の特性として燃料が切れれば基地に帰還しなくてはならず、(艦船による伝統的な制海権の概念と比較して)その空域を完全に支配するのは事実上不可能なので、最近では航空優勢と言われる[1]航空優勢はその空間的度合いから全般的航空優勢・局地的航空優勢、また優勢の度合いは絶対的航空優勢と区別される。

制空権を得るには、敵の航空機を撃墜するだけでは不十分で、敵の航空母艦空港滑走路・飛行機格納庫・弾薬庫・管制建築・レーダーサイト地対空ミサイルなど、さまざまな航空軍事力を壊滅させることで十分に達成される。そのための主役は爆撃機であるが、近年ではステルス機が脚光を浴びている。

[編集] 脚注

  1. ^ 同様のことは陸戦海戦でも成立する。陸上ではゲリラ戦があり、海洋では潜水艦があるので、いずれにしても領域を完全に支配することは困難である。

[編集] 参考文献

  • 防衛大学校・防衛学研究会編『軍事学入門』(かや書房、2000年)

[編集] 関連項目

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