Su-24 (航空機)
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Su-24(スホーイ24、スホイ24;ロシア語:Су-24スー・ドヴァーッツァチ・チトゥィーリェ)は、ソ連でSu-7やSu-17などの後継として開発された大型の戦闘爆撃機。現在ロシアやウクライナ、ベラルーシ等旧ソ連諸国の主力攻撃機となっており、一機の購入費に約5億円と戦闘機としては破格の安さで有名である。NATOコードネームはフェンサー(Fencer)。
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[編集] 概要
1973年に就役開始。可変翼と並列複座の座席が特徴で、低高度でも高速かつ安定した飛行ができ、大量の兵装を搭載できる。装備できる兵装も多種多様で、給油ポッドを装備すれば空中給油機として運用することも可能。優れた視界やコックピット内の行き届いた配置はパイロットにも好評で、「スーツケース」を意味する「チェマダーン」(чемодан)の愛称で呼ばれた。しかし搭載電子機器がやや旧式で信頼性に乏しいため、攻撃能力は西側のF-111やトーネードIDSより劣る。
西側に存在が知られたのは1974年だが、当初は誤って「Su-19」と呼ばれ、1981年まで訂正されなかった。
アフガニスタン紛争で初めて実戦に投入され、主にムジャーヒディーンの陣地などの静止目標に対する攻撃に使用された。対空火器による損害はなかったが、整備上の不具合によって何機かが失われている。湾岸戦争では多くのイラク空軍機がイランに逃げ込み、イラン空軍に接収されている。
既に後継機となるSu-34が登場しているが、開発・配備が大幅に遅れているため、今後もしばらくは運用される見込みである。
[編集] 派生型
- T6-1
- 試作初号機。主翼には可変翼ではなくSu-15のようなダブルデルタ翼を採用していた。
- T6-2I
- T6-1に続く試作機。この型から可変翼が採用された。
- Su-24(Су-24)
- 前期量産型。細かな改良により3種類に分類されるが、特に形式番号では区別されない。NATOコードネームではフェンサーA/B/Cと区別される。
- Su-24M(Су-24М)
- 後期量産型。電子機器を更新し、機首を76cm延長。引き込み式の空中給油プローブも追加。NATOコードネームはフェンサーD。
- Su-24MK(Су-24МК)
- Su-24Mの輸出型。
- Su-24MR(Су-24МР)
- 偵察機型。機関砲や胴体下のハードポイントを外し、偵察用カメラを搭載。ロシアやウクライナなどでは偵察機の主力となっている。NATOコードネームはフェンサーE。
- Su-24MP(Су-24МП)
- 電子戦機型。電子戦装備を搭載しているが、機関砲は残されている。NATOコードネームはフェンサーF。
- Su-24M2(Су-24М2)
- アップグレード型。詳細は不明だが、Su-34に搭載される一部の電子機器を導入し、GPSなどを追加すると見られる。
[編集] 運用国
ソ連:Su-24/M/MR/MP
ロシア:Su-24/M/MR/MP/M2 ВВС России Су-24М #09, 2005 ВВС России Су-24М #15, 2003 ВВС России Су-24М-2 #38, 2005
ウクライナ:Su-24/M/MR/MP ВПС України Су-24 #56 ВПС України Су-24М #33 & Су-17УМ3 #68, 2002
ベラルーシ:Su-24/M/MR ВПС і ПВО Беларуси Су-24М #01&03, 2005
カザフスタン:Su-24M/MR ВВС Казахстана Су-24М #11, 2005
ウズベキスタン:Su-24M/MR UzbekAF Su-24M & Su-27 UzAF Su-24M #23
アゼルバイジャン:Su-24
イラン:Su-24MK IRIAF Su-24MK
イラク:Su-24MK
リビア:Su-24MK
シリア:Su-24MK
アンゴラ:Su-24
アルジェリア:Su-24MK/MR l'AAF Su-24MK #KX-73
[編集] 仕様(Su-24M)
寸法
- 乗員: パイロット2名
- 全長: 24.59 m
- 全幅: 17.64 m
- 全高: 6.19 m
- 翼面積: 51.02 m²
重量
- 空虚重量: 22,300kg
- 運用時重量: 33,500kg
- 最大離陸重量: 39,700kg
動力
性能
- 最大速度: 1,700km/h
- 航続距離: 2,850km
- 最大運用高度: 11,000m
武装
[編集] 関連項目
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