熊本空港

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熊本空港
Kumamoto Airport
20140516熊本空港.jpeg
熊本空港空撮(2014年5月) En-Kumamoto Airport 2007.jpg
IATA:KMJ-ICAO:RJFT
概要
国・地域 日本の旗 日本
設置場所 熊本県益城町
空港種別 商業
運営者 国土交通大臣
運営時間 7:30 - 21:30
標高 196 m・642 ft
位置 北緯32度50分14秒
東経130度51分18秒
座標: 北緯32度50分14秒 東経130度51分18秒
ウェブサイト
滑走路
方向 ILS 全長×全幅 (m) 表面
07/25 III b 3,000×45 舗装
リスト
空港の一覧
熊本空港周辺の空中写真。(1974年撮影の10枚より合成作成)。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
エプロン

熊本空港(くまもとくうこう、: Kumamoto Airport)は、熊本県上益城郡益城町にある空港。国際航空輸送網又は国内航空輸送網の拠点となる空港として空港法第4条1項5号に該当する空港として政令で定める空港[1]に区分されている。愛称は阿蘇くまもと空港[注 1]

概要[編集]

熊本市から北東へ約20kmの阿蘇山の山麓にある。空港ビルは益城町にあるが、滑走路のほとんどは菊池郡菊陽町にある。

空港周辺が霧の多い場所であるため、ILSカテゴリーIIIb(CATIII-b)で運用しており、(規定以下の横風・機体側の装備・操縦士の保持資格が整えば)自動着陸が可能である。

年間利用客数は、国内3,009,611人、国際45,826人(2013年度)[3]福岡空港鹿児島空港に次ぐ九州3位となっている。

国の一般会計からの繰り入れを考慮しない営業損益は、2011年度より黒字に転じた[4][5]

陸上自衛隊高遊原分屯地を併設し、また民間機と滑走路を共用しているため、自衛隊機の発着も見ることができる(CH-47J(A)OH-6DUH-1などのヘリコプターが多い)。

歴史[編集]

  • 1960年4月1日 - 熊本飛行場(熊本市健軍町)供用開始(滑走路長1,200m)。
  • 1971年4月1日 - 現在地に移転。熊本空港供用開始(滑走路長2,500m)。
  • 1972年12月 - 全日空熊本乗員訓練所開所。
  • 1977年 - 滑走路長3,000mに延伸、供用開始。
  • 1983年4月1日 - 国際線ターミナル供用開始。
  • 1995年9月 - カテゴリーIIIa運用開始(釧路空港とともに日本初)。
  • 1999年8月1日 - くまもと未来国体にあわせて国内線ターミナル増築オープン。
  • 1999年9月30日 - 全日空熊本乗員訓練所閉所。
  • 2006年4月13日 - カテゴリーIIIbへ運用移行。
  • 2007年4月 - 「阿蘇くまもと空港」の愛称使用開始。
  • 2008年2月 - 新管制塔の運用開始。
  • 2012年10月 - 国内線ターミナルリニューアルオープン。
  • 2013年12月20日 - YS-11(JA8712)の展示開始。

就航路線[編集]

航空会社名が2社以上の場合、最前の航空会社の機材・乗務員で運航する共同運航便(コードシェア便)となる。

国内線[編集]

航空会社 就航地
日本航空 (JAL) [6] 東京国際空港大阪国際空港
全日本空輸 (ANA) 東京国際空港、中部国際空港、大阪国際空港、那覇空港
スカイネットアジア航空 (SNA) ・ 全日本空輸 (ANA) 東京国際空港
天草エアライン (AMX) 大阪国際空港、天草飛行場
フジドリームエアラインズ (FDA) ・ 日本航空 (JAL) 名古屋飛行場[7][8]
ジェットスタージャパン(JJP) 成田国際空港関西国際空港、中部国際空港(3路線ともに2014年10月26日就航予定)

かつての定期就航路線

(熊本空港発)就航路線別旅客数/順位[9]
行き先 旅客数 国内線順位
羽田空港 約202万人 上位6位

国際線[編集]

アクセス[編集]

運行本数・所要時間・料金等の詳細は、該当項目や公式サイトにて最新情報を確認されたい。

空港リムジンバス

道路[編集]

旧熊本空港(健軍空港)について[編集]

三式戦闘機「飛燕」の停まる健軍飛行場(1945年10月15日)

熊本空港が現在地に移る以前の旧空港は現在の熊本市北東部(長嶺・月出地区)に存在した。この空港は戦時中に陸軍の飛行場(東町に存在した旧三菱重工熊本航空機製作所に付属)として建設された後、1960年に民間転用された。当時は住居表示実施前であり、空港敷地の地名は健軍町(滑走路の一部は熊本市合併前の飽託郡託麻村)であったので一般的には「健軍空港(健軍飛行場)」と呼ばれ、広く熊本県民に親しまれていた。滑走路の総延長は1200mであり、当時の東京までの所要時間(途中経由地あり)はプロペラ機で5時間15分であった。 市街地にも近く立地的には便利であったが、周辺の宅地化が進み騒音問題に悩まされるようになったうえ、ジェット化に対応することが難しかったことから1971年に現在地(高遊原)に移転した。

現在、空港ターミナルの跡地は熊本県立大学のキャンパスとなり、滑走路の南側の一部は片側一車線の道路として転用されたが、のちの1999年に「国体道路」の一部として取り込まれた際に片側二車線に拡幅された。現在でも当時の滑走路部分(旧免許センター跡・ジョイフル熊本帯山店 - 市営長嶺団地・なか卯長嶺店の場所)までは道路が一直線に伸びている。また、滑走路跡を公共用地として転用したことから、国体道路のこの部分の北側には道路に沿って旧免許センター・熊本県赤十字血液センター・熊本赤十字病院・日赤熊本健康管理センター・熊本県身体障害者福祉センター・熊本県児童福祉相談所・RKKカルチャーセンター・市営長嶺団地と、公共の施設や公営団地が帯状に連なっている。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 第一種空港としての国際空港には指定されていないが、しばしば国際空港と呼ばれる場合があり、熊本県の公式な議事録でも「国際空港」の呼称がしばしばみられる[2]

出典[編集]

  1. ^ 空港法施行令
  2. ^ 平成21年度阿蘇くまもと空港国際線振興協議会緊急役員及び幹事会議事録
  3. ^ “管内空港の利用状況概況集計表(平成25年度速報値)” (PDF) (プレスリリース), 国土交通省大阪航空局, http://www.ocab.mlit.go.jp/about/total/report/pdf/riyou_h25d.pdf 
  4. ^ “国管理空港の9割が赤字 黒字は熊本・新千歳・小松だけ”. 朝日新聞デジタル. (2013年9月11日). http://www.asahi.com/politics/update/0911/TKY201309110008.html 2014年7月27日閲覧。 
  5. ^ “国管理24空港が営業赤字=12年度収支試算結果-国交省”. 時事ドットコム. (2014年7月18日). http://www.jiji.com/jc/zc?k=201407/2014071801023&g=eco 2014年7月27日閲覧。 
  6. ^ ジェイエアJALエクスプレスの機材・乗務員で運航する便あり
  7. ^ FDA便名に限り青森空港花巻空港への乗継運賃が設定される。熊本=青森 乗継 運賃
  8. ^ フジドリームエアラインズ 熊本=いわて花巻 乗継 運賃
  9. ^ “平成25年度の航空輸送統計の概況について” (PDF) (プレスリリース), 国土交通省総合政策局, (2014年6月3日), http://www.mlit.go.jp/common/001041866.pdf 上位50位までを記載

外部リンク[編集]