高松空港

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高松空港
Takamatsu Airport
IATA:TAK-ICAO:RJOT
概要
国・地域 日本
設置場所 香川県高松市
空港種別 商業
運営者 国土交通大臣
標高 185 m・607 ft
位置 34°12′51″N, 134°0′56″E
ウェブサイト
滑走路
方向 ILS 全長×全幅(m) 表面
08/26 ? 2,500×60 舗装
リスト
国際空港の一覧日本の空港

高松空港(たかまつくうこう、Takamatsu Airport)は、香川県高松市にある第二種(A)空港である。滑走路・誘導路の一部は綾歌郡綾川町に属する。

目次

[編集] 沿革

  • 1958年 - 高松市林町にある軍用飛行場を縮小し、供用開始。滑走路長1200m。地元では「林の飛行場」という通称が閉港まで使われていた。
  • 1979年 - 新空港建設候補地を香南台地と決定。
  • 1983年 - 第三種空港に指定。
  • 1989年12月16日 - 新高松空港供用開始。滑走路長2500m。旧空港廃止。
  • 1991年 - 新高松空港を高松空港に改称。
  • 1992年 - 国際線旅客ターミナルの供用を開始。
  • 2006年1月10日 - 市町村合併により、空港ターミナルビルの所在地が香川郡香南町から高松市になる。

[編集] 航空管制

高松空港管制塔
TWR 118.3MHz,126.2MHz,135.9MHz,261.2MHz
APP 120.4MHz,121.2MHz,261.2MHz
DEP 120.4MHz,261.2MHz
TCA 119.025MHz,315.8MHz
ATIS 127.45MHz

[編集] 航空保安無線施設

局名 種類 周波数 識別信号
高松 VOR 117.5MHz TZC
高松 TACAN TZC
香川 VOR 108.4MHz KTE
香川 DME KTE
小豆 VOR 114.4MHz STE
小豆 DME STE

[編集] 就航路線

[編集] 国内線

かつては新千歳空港仙台空港信州まつもと空港小松空港名古屋空港大阪国際空港関西国際空港福岡空港熊本空港へも就航していた。

(高松空港発)就航路線別旅客数/順位
行き先 旅客数 国内線順位
東京国際空港 約127万人 上位16位

国土交通省 平成19年度航空運輸統計速報(平成20年6月26日)、上位50位までを記載。

[編集] 国際線

航空会社名が2社以上の場合、最前の航空会社の機材・乗務員で運航する共同運航便

[編集] アクセス

本数・所要時間・料金等の詳細は、該当項目や公式サイトで最新情報を確認されたい。

[編集] 特徴

高山航空公園から見た滑走路。高台にあることがわかる。

標高185mの高台にあるため、低温・降雨時にはが発生しやすく、到着便の降着地変更や出発地引き返しとそれに伴う出発便の欠航がしばしば起きる。雨天に関しては、高松市の中心部が小雨でも視界不良となる場合がある。

ターミナルビル内の2階出発ロビーには、2004年4月東京モノレール2007年8月24日京浜急行電鉄自動券売機が設置された。

[編集] 旧空港から現空港の変遷

1989年末までは現在の空港から10km程度北の市街地に、旧高松空港があった。戦時中に設置された軍用飛行場の設備を改装して設置された空港だったが、以下の問題があり、以前から何度も新空港を設置し空港機能を移転することが提案されてきた。

  • 滑走路が1,200mと短く、市街地にあったことから用地買収が難しく滑走路の延長工事も不可能であった(四国地方のほかの空港は、1980年代初頭までにすでにジェット化のための滑走路延長を終えていた)。
  • 滑走路が短い影響で、長年YS-11を中心としたプロペラ機しか就航できなかった(ジェット機に対してプロペラ機は輸送力の面で不利であった)。主力だった羽田空港線も、1980年代になると離発着能力の限界から増便が見込めなくなった。
  • 上記の輸送不足もあり、山陽新幹線が開業した後は新幹線に乗客が大量に移行した(ただし、瀬戸大橋が開通する1980年代末までは、新幹線に乗るためには宇高連絡船など何回もの乗換えを余儀なくされた)。
  • ジェット機と比べ、スピード面でもプロペラ機は圧倒的に不利だった。現在新空港から発着する羽田空港線は1時間弱で羽田に到着するが、YS-11が就航していた旧空港時代の羽田空港線は羽田まで2時間弱かかっていた(そのため、プロペラ機に2時間余り缶詰になるのを嫌い、乗継ぎの時間を考慮すれば、大した時間の短縮にはならないにもかかわらず、大阪国際空港(伊丹)乗継ぎで羽田空港へ向かうお客もかなりいた)[1]
  • 市街地に位置していたため、離着陸時の騒音が問題となっていた。空港化する前には航空自衛隊の練習機が着陸に失敗し、滑走路の手前にある民家に墜落するという事故もあった。[2]
  • 市街地に隣接している一方で、空港南側には田畑が広がり、野焼きの煙が滑走路を覆いつくし、YS11が滑走路を確認できず、引き返す事態になったこともあったという[3]

以上のような問題があり、早急に新空港への移転が望まれたが、用地選定は難航した。結局、1980年代の末に香南町(現・高松市)の高台に新空港が設置され、空港機能が移転された。現在、旧高松空港の跡地は産学施設が立地する「香川インテリジェントパーク」となっており、コンベンションホール「サンメッセ香川」や、香川県立図書館のほか、企業の研究所などが設置されている。

[編集] 現状

かつては国内線も様々な都市に就航しており、最盛期の1999年には11路線が発着していた。しかし、新幹線や高速バスに乗客が移行した結果、関西方面や九州方面の便は次々と運休となっている。鹿児島線は離島への乗り継ぎがいいこと、那覇線は観光需要があることから利用率も良好だが、新千歳線は羽田で乗り換えて新千歳まで向かう乗客が増えたため2007年度をもって廃止された[4]ほか、唯一の国際線であるソウル線も韓流ブームが一段落し利用率が低迷しているなど、予断を許さない状況である。現在は羽田空港線が利用客に占める割合が大きく、2007年度は総利用客約150万人中133万人で89%となっている[5]

[編集] 周辺施設

空港の北側、西側に隣接。催し物広場などの広場、グラススキー場、スカイゾーン、アドベンチャーゾーンなど。
空港南側に隣接。わくわく児童館、航空機(YS-11)野外展示など。
ヘリコプターや航空機(T-2練習機)の野外展示、遊具、多目的ルームなど。

[編集] その他

映画「世界の中心で、愛をさけぶ」や、映画「UDON」では、撮影場所のひとつとして使われた。

[編集] 脚注

  1. ^ 旧高松空港は1968年の東宝映画社長繁盛記の冒頭に登場する。羽田から全日空B727で伊丹へ、乗継いでフォッカーF27フレンドシップで高松という描写がある。もっとも、これは当時、羽田からの直行便が1日1便しかなかったためで、劇中にも、直行便が1便しかないことを嘆くシーンもある。ちなみに、その直行便1便(1往復)とは、日本国内航空の羽田~高松~大分便(YS11使用)のことと思われる。
  2. ^ 『香川県大百科事典』 四国新聞 1984年
  3. ^ YS-11にちなむエピソードとして『無敵のスッチー』(ソフトバンククリエイティブ社。著者は客室乗務員であったkeiko)に登場 。
  4. ^ 全日空・高松―那覇線通年便に 来年度から - 四国新聞(2008年4月6日付)
  5. ^ 2年ぶり減の150万人-高松空港07年度利用客数 - 四国新聞(2008年6月11日付)

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 外部リンク