京浜急行電鉄
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| 種類 | 株式会社 | ||
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| 市場情報 |
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| 略称 | 京急、京浜急行、京急電鉄 | ||
| 本社所在地 | 108-8625 東京都港区高輪二丁目20番20号 |
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| 設立 | 1948年(昭和23年)6月1日(注1) | ||
| 業種 | 陸運業 | ||
| 事業内容 | 旅客鉄道事業 他 | ||
| 代表者 | 取締役社長 石渡恒夫 | ||
| 資本金 | 347億円(2005年9月30日現在) | ||
| 売上高 | 1,232億円(単独) 3,119億円(連結) どちらも2005年度 |
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| 従業員数 | 1,892人 (2005年9月30日現在) | ||
| 主要子会社 | 川崎鶴見臨港バス | ||
| 関係する人物 | 立川勇次郎 雨宮敬次郎 望月軍四郎 五島慶太 田中百畝 |
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| 外部リンク | http://www.keikyu.co.jp/ | ||
| 特記事項:注1:当時の東京急行電鉄から分離する形で、新設の当社が陸上交通事業調整法による合併前の旧京浜線を引き継いだ。なお、当社鉄道事業を創業した会社の設立(創立)は1898年(明治31年)2月15日(大師電気鉄道株式会社) | |||
京浜急行電鉄株式会社(けいひんきゅうこうでんてつ、英称:Keihin Electric Express Railway Co.,Ltd.)は、東京都港区に本社を置く大手私鉄である。
東証一部に上場し、芙蓉グループを構成する企業の一つで、京急グループの中核企業である。通称京浜急行(けいひんきゅうこう)、略称京急(けいきゅう)。パスネットの符丁は KQ。グループ全体でのコーポレートスローガンは、「あんしんを羽ばたく力に」。
目次 |
[編集] 概要
東京都港区から品川区、大田区、神奈川県川崎市、横浜市、横須賀市さらに三浦半島へ至る鉄道路線を運営している。近年は羽田空港へのアクセス鉄道としても利用されている。また都営地下鉄浅草線、京成電鉄押上線・本線・東成田線、北総鉄道北総線と相互乗り入れを実施しており、千葉県北部の千葉ニュータウンや成田空港まで乗り入れている。交通事業の他に流通事業・サービス事業・不動産事業なども経営する。
公式略称は「京浜急行」としていたが、2007年(平成19年)12月1日より「京急電鉄」に変更した。それに伴い駅掲出のポスター・チラシ類などにおいて略称表記を順次「京急電鉄」に変更している。かつては英語略称として、K.H.Kを使用していた。
1987年6月1日には、同年に民営化した 東日本旅客鉄道(JR東日本)との差別化を意識し、コーポレートアイデンティティ (CI) の一環として、それまで「京浜-」としていた10駅の駅名を「京急-」に改称した。
近畿日本鉄道、京阪電気鉄道、西日本鉄道などとは羽田からのアクセスPRなど相互の旅客誘致運動を推進している。
[編集] コーポレートスローガン
- 「めざす未来へ ふれあい京急」 1988年~
- 「新しい出会いに夢のせて」 1998年~
- 「あんしんを羽ばたく力に」 2007年~
[編集] 歴史
現在の京浜急行電鉄の元となったのは、旧東海道川崎宿に近い六郷橋から川崎大師まで標準軌で開通した、大師電気鉄道である。同社は日本で三番目、関東では最初の電気鉄道会社であった。
東京市電との相互乗り入れを目論み、軌間を開業時の標準軌から一旦は1372mmの馬車軌間へ改軌を行うが、後に子会社となる湘南電気鉄道による三浦半島方面の延伸線への乗り入れを行うために、再度標準軌に改軌された。
1942年には陸上交通事業調整法に基づく戦時統合により東京急行電鉄(いわゆる大東急)に併合されるが、1948年に京浜急行電鉄、小田急電鉄、京王帝都電鉄(現:京王電鉄)の3社に分離し、現在に至る。
- 1898年(明治31年)2月15日 大師電気鉄道株式会社設立。
- 1899年(明治32年)1月21日 六郷橋~大師間 (2.0km) 営業開始。
- 1899年(明治32年)4月 京浜電気鉄道株式会社に社名変更。
- 1901年(明治34年)2月1日 大森停車場前~八幡(現・大森海岸)~六郷橋間開業。
- 1902年(明治35年)6月28日 蒲田(現・京急蒲田)~穴守間開業。
- 1902年(明治35年)9月1日 六郷橋~川崎(現・京急川崎)間開業。
- 1904年(明治37年)3月1日 全線を標準軌から馬車軌間に改軌。
- 1904年(明治37年)5月8日 品川(現・北品川)~八幡間開業。大森停車場前~八幡間が大森支線となる。
- 1905年(明治38年)12月24日 品川(現・北品川)~神奈川間開通。
- 1913年(大正2年)12月31日 (旧)穴守~穴守間開業。1914年に(旧)穴守駅付近に羽田駅(後の稲荷橋駅、現・穴守稲荷駅)開業。
- 1925年(大正14年)3月11日 高輪~北品川間開業。
- 1927年(昭和2年)8月27日 自動車事業開始。
- 1930年(昭和5年)2月5日 高輪~横浜間開通。
- 1931年(昭和6年)7月4日 大船~片瀬間にて日本初の有料道路事業開始(京浜急行線)。
- 1933年(昭和8年)4月1日 高輪駅を廃止し品川駅乗り入れ。全線を標準軌に改軌。湘南電気鉄道連絡が完成し、品川~浦賀間の直通運転開始。
- 1937年(昭和12年)3月8日 大森支線 大森停車場前~大森海岸間を廃止。
- 1941年(昭和16年)11月1日 京浜電気鉄道と湘南電気鉄道、湘南半島自動車が合併し、この時に現在の路線網の骨格がほぼ完成した。
- 1942年(昭和17年)5月1日 小田急電鉄と共に東京横浜電鉄へ合併。東京急行電鉄(東急)が発足。
- 1945年(昭和20年)1月7日 大師線桜本まで開通。
- 1948年(昭和23年)6月1日 東京急行電鉄の第二会社として京浜急行電鉄株式会社(当社)が設立。東京急行電鉄から現在の当社線を譲り受けて営業開始。
- 1949年(昭和24年) 東京証券取引所に株式上場。
- 1952年(昭和27年)1月1日 大師線塩浜~桜本間を川崎市交通部(現・川崎市交通局)に譲渡。
- 1956年(昭和31年)4月20日 穴守線穴守稲荷~(旧)羽田空港間開業。
- 1963年(昭和38年)11月1日 穴守線を空港線に改称。
- 1968年(昭和43年)6月21日 品川~泉岳寺間開業。都営浅草線と直通運転開始。
- 1974年(昭和49年)5月26日 横浜駅下り専用ホームを撤去し島式1面2線に(→2006年7月22日に再設置)。
- 1975年(昭和50年)4月26日 久里浜線三崎口まで開通。
- 1984年(昭和59年)7月1日 大船~片瀬間の有料道路事業廃止。
- 1985年(昭和60年)3月2日 逗子線京浜逗子、逗子海岸を廃止し、新たに新逗子駅を開業。
- 1986年(昭和61年)12月26日 東京~弘前間に夜行高速バス「ノクターン号」運行開始。
- 1987年(昭和62年)6月1日 「京浜-」と名の付く10駅を「京急-」に改称。
- 1991年(平成3年)1月15日 空港線穴守稲荷~(旧)羽田空港間休止(1993年廃止)。
- 1993年(平成5年)4月1日 空港線穴守稲荷~羽田(現・天空橋)間開業。
- 1994年(平成6年)4月1日 「ルトランカード」によるストアードフェアシステム導入(パスネット普及に伴い2002年10月使用停止)。
- 1998年(平成10年)11月18日 空港線天空橋~羽田空港間が開業し、現在の路線がすべて開通。
- 2000年(平成12年)12月20日 パスネット導入。
- 2003年(平成15年)10月1日 自動車事業を京浜急行バス株式会社に継承し、分割する。
- 2005年(平成17年)10月7日 久里浜線三崎口~油壺(仮称)間の免許を廃止。
- 2006年(平成18年)6月16日 品川、平和島、京急蒲田、羽田空港、京急川崎、川崎大師、神奈川新町、横浜、日ノ出町、上大岡、金沢文庫、追浜、横須賀中央、京急久里浜、三浦海岸の各駅に 自動体外式除細動器 (AED) を設置。
- 2006年(平成18年)11月14日 全駅へのAED設置を完了。
- 2007年(平成19年)3月18日 PASMO(パスモ)を導入、Suicaとの相互利用開始(その後、在庫僅少により横須賀中央・上大岡・横浜・品川の各定期券センターを除き発売中止、10月1日より全駅で発売再開)。
- 2007年(平成19年)3月31日 京急初のステンレス車両である新1000形6次車が営業運転を開始。
- 2008年(平成20年)2月25日 会社創立110周年の一環として駅係員、乗務員の制服を一新。
[編集] 路線
- 現有路線 総延長キロ数 : 87.0km
- 廃止路線
- 未成線
[編集] 速達列車
京急各線は歴史的に京浜間・三浦半島への輸送を東海道線・京浜東北線・横須賀線・東急東横線と、また近年では空港連絡輸送で東京モノレールと競合していることもあり、料金不要の速達列車である快特・特急を中心としたダイヤを組んでおり、速達性を前面に出して列車を運行している。また、平日の夕ラッシュ時には本線・久里浜線でホームライナーに相当する有料列車「京急ウィング号」を設定している。同列車は乗降客の多い横浜駅をあえて通過するなど快特よりも停車駅が少なく、品川駅からの乗車に際して200円の着席整理券を要する(上大岡以南から乗車する場合は料金不要)。詳しくは列車記事を参照。
本線の品川駅~横浜駅間では、数億円を投じた線路施設改良工事によって、関東の私鉄ではつくばエクスプレスに次ぐ最高 120 km/h 運転を実現している(曲線区間が多い横浜以南は最高 110 km/h)。最も停車駅が少ない快特は、泉岳寺~三崎口の表定速度が約 60 km/h、通過運転を行う品川~堀ノ内に限れば同じく約 70 km/h となっている。これはつくばエクスプレスの快速などと比較すれば劣るが、小田急電鉄快速急行や東武鉄道快速と並び、首都圏の私鉄列車では速い部類に入る。
しかし、京急の路線は高速運転を行うことを前提に計画されたものではなく、路面電車や地方鉄道が発祥である(「#歴史」参照)。現在でも速度制限を受ける曲線が多数存在するため、走行中に細かな加減速を繰り返し、可能な限り制限速度一杯で走ることでこの速度を実現している。このため、起動加速のみならず高速域での加速性能にも優れた車両を開発・投入している。普通列車も速達列車の運行を妨げないよう車両の走行性能一杯で走る場合が多い。
その一方で曲線部での高速走行や急な加減速の連続がたたり、他社路線と比べよく揺れる印象がある。また慣れない乗客が乗り物酔いを起こすといった問題は新型車両の増備に伴い改善されてきた。JRとは揺れの方向が異なり、JRは主に横揺れ、京急は縦揺れである。
京急は大幅な遅延や運行見合わせが少ないのが特徴で、JRなどに比べて定時運転に信頼を持たれている。また、事故・故障等の障害が発生した際には、規定ダイヤの回復よりも輸送力の確保を優先する傾向が強い。その際は状況に応じて列車種別や行先が随時変更されるため、通常通りの接続が行なわれなかったり車庫のある駅で突然運転が打ち切られることもある。運行状況が乱れた場合は振替輸送も実施されるが、並行するJR各線と比較して長時間運転を見合わせることは少なくなっている。また、JRからの振替輸送が行われると利用者が急増し列車が遅れ、逆にJRへの振替輸送を実施する場合がある。
[編集] 車両
京急の車両はすべて東急車輛製造および川崎重工業製で、ほぼ半々の割合で製造されている。2006年4月1日現在、758両を保有する(事業用車・緊急予備車・休止車両・保留車を除く)。各形式の詳細、使用線区、運用などについてはそれぞれの記事を参照されたい。
[編集] 外観
経営・技術面等多方面から範としたアメリカのパシフィック電鉄の影響から、創業以来の伝統として車体広告車等の例外を除いて車体は赤く塗装されており、会社のイメージカラーにもなっている。塗色のパターンは幾度か変遷があり、現在では、窓下に白帯が入るもの、窓周りが白く塗られているもの(800形で初めて採用され、現在では3代目600形、2100形、新1000形で採用)がある。2007年3月に登場した京急初のステンレス車両・新1000形6次車では車体幕板・腰板に赤色のラッピングを施し、更に窓下に白帯を入れアクセントとした。
車輌設計についても独自の哲学を持ち、他の大手私鉄では1970年代には両開き式側扉、前面下部2灯の前照灯が主流となっていた中、1980年代まで通勤形電車に片開き式側扉や前面上部1灯の前照灯を採用していた。このほか前面下部にアンチクライマー(乗り上げ止め)を遅くまで採用、長らく非塗装ステンレス車を採用せず、アルミ製車体であっても普通鋼製車体と同様の塗装を施すといった特徴が見られる。また、車外の灯具にはLEDを使用していたが、当初導入したLED灯具の経年輝度低下が問題になったことから交換コストや簡便性を検討し、現在では順次電球に戻している。
[編集] 種別・行先表示
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600形の黒地方向幕
行先が2行表示されている1500形の白地方向幕
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視認性の問題から行先表示に3色LED表示器は導入しなかったが、フルカラー・白色LEDが実用化され視認性に特に問題なかったこと、多くの色を表現でき種別案内が色で可能になったこと、行先の増加や運転系統の変化に伴い幕交換が多数発生している現状を踏まえ、2005年以降製造車両から本格採用した。
方向幕搭載車は、以前は黒地に白抜き文字の表示であったが、近年、白地のローマ字入り幕が採用され、交換が進んでいる。かつては行先板を使用していた名残から「新町(神奈川新町)」「文庫(金沢文庫)」など省略駅名を表示していたが、現在は大半の車両が正式な駅名を表示するようになっている。また、特殊な表示形態として以下のものがある。
- エアポート快特と快特を区別するため、エアポート快特には「快特」の文字の前に飛行機のマークを表示する(他社局の車両も同様)。京成線内から羽田空港へ向かうエアポート快速についても同様に「(飛行機マーク)快速」の表示を行う。
- 泉岳寺駅行き上り快特は品川駅まで「品川方面泉岳寺」と表示する(搭載車に限る)。
- 「京急ウィング号」の種別表示「Wing」は横幅の広い行先表示箇所に表示され、行先が種別表示箇所に表示される。
- 京成線への直通列車のうち、京成佐倉駅で成田空港駅行きに接続するエアポート快特・快特は京急線内で「成田空港方面 佐倉」と表示する。また、京成線内でも表示することがある。
- 北総線への直通列車は品川駅まで「品川・日本橋方面 印西牧の原」・「品川・日本橋方面 印旛日本医大」と2行に分けて乗り入れ先を強調した行先を表示する。なお、N1000形のLED車は、前面は「品川方面 印西牧の原」・「品川方面 印旛日本医大」と2行に分けて、行先を強調した表示がなされ、側面は、1行で同じように表示する。
[編集] 仕様
都営地下鉄線に乗り入れる列車は、片側3扉で、貫通扉を備え火災等の非常時に運転室正面から脱出可能な編成に限定される。現在、この条件を満たすのは、1000形、1500形、600形、新1000形である。
形式呼称は京成電鉄や東京都交通局同様、「~系」ではなく「~形」を使用し、形式番号が乗り入れている3社局と重複しないように2000番台より若い数字を用いる(ちなみに、大東急時代は5000番台が振られていたが、分離独立時に5000を引いて一斉に改番した)。また京急では必ずしも編成を固定しておらず、1500形を中心に現在でも編成替えが多く行われていることから編成を表す「~F」等の呼称は用いない。
営業車両の先頭車両(制御車)はすべて電動車となっており、他社局の乗入れ車両についても先頭台車は重量の重く安定している電動台車に限定している。これは京急線内では脱線事故等の際に転覆事故へと被害を拡大させないこと、軌道回路の正確な検知を行うことで素早く確実な分岐器の転換・信号の開通・踏切の動作が求められているためである。過去には京成3500形や京成3000系列などの先頭付随台車の車両や、当時先頭車が電動車でなかった北総7000形電車が例外的に入線した時期もあったが、早期に制御電動車化改造を行う事を条件としていた為で、現在は一切の例外を認めていない。ただし、事業用車には制御車を付随車としたものも見られる。
また、ボルスタレス台車は、安全性の問題から現在に至るまで採用せず、軸受支持についても600形で一旦軸梁式が採用されたものの、2100形以降走行安定性確保から円筒案内式へと戻され、現在では新幹線以外の新車で同方式を採用する国内唯一の事業者となっている。
一見保守的ともいえる一方で、独シーメンス社製主制御器やノルウェー製座席、スウェーデン製座席カバーを使用するなど、他社に見られない独自の特徴も見られる。また、起動加速度は全車両で3.0~3.5 km/h/s と高めに設定されている一方、直流モーターを使用する車両は弱め界磁制御の領域を広く取るなどして高速性能も確保している。
かつて運行していた週末座席指定特急では禁煙プレートに号車札を差し込み、灰皿を置いて喫煙可能にしていた名残で、現在の600形まで独特の形をしていた禁煙プレートを採用していた。
[編集] 現役車両
[編集] 乗り入れ車両
[編集] 過去の車両
この他、開業期から京浜急行電鉄成立以前までに在籍した木造車両が各種存在していた。
[編集] 過去の乗り入れ車両
- 東京都交通局
- 京成電鉄
- 北総鉄道
[編集] 設備
運転保安装置は全線で乗入先各線と共通の1号型ATSを採用(C-ATS に更新予定)。検車区は久里浜の車両管理区を中心に金沢検車区、新町検車区を加え計3か所を有する。
[編集] 土木設備
路線はかつての軌道線や地方鉄道に由来するため地上を走行する区間が多かったが、各所で立体交差化が進んでいる。近年は弘明寺~上大岡の高架化や空港線の一部地下化が行われた。しかしながら、関東南部の大手民鉄では珍しく東京都区内においても主要道路に踏切が存在する。特に京急蒲田周辺では第一京浜や環状八号線に跨るため慢性的な交通渋滞の要因となっており、2017年の完成を予定して連続立体交差化工事が行われている。
[編集] 旅客案内施設
大規模な駅には発車時刻・行き先等を表示する LED式表示装置、反転フラップ式案内表示機が導入され、品川駅、横浜駅などでは自動放送装置も導入されている。ドア数、車両数の違いや分割併合の多さ、先着などの案内が複雑なため主要駅への自動放送装置導入には消極的だったが、詳細なアナウンスができるシステムが構築され、駅員によるアナウンスと遜色のない細やかな情報が提供されることが特徴である。
その他、接近する列車の種別が表示される簡易案内装置が多くの駅で導入されている。あくまで接近列車の種別を示すもので、JRのATOSのように、次発列車の時刻・種別を案内するものではない。当初機械式だったが、現在は LED式となっている。また、あわせて列車接近自動放送(通過・停車別)が導入されている駅も多い。品川駅・京急蒲田駅では発着の多い羽田空港行きの列車について、羽田空港駅での出口の案内も合わせて行う。
ホームで駅員が監視業務をしていない駅ではワイヤレスマイクを通じて車掌が駅ホームスピーカーを使い、種別、行先、ドア閉めの告知をしており、笛や発車ブザーによる発車案内は主要駅を除き省略されている。通過待ちをする列車の乗務員はホームに立ち通過監視を行うほか、車掌による発車時のホーム監視は8両編成以下の場合乗務員室扉を開けて行う(12両編成の場合は他社と同様に乗務員室扉を閉じ窓から顔を出して行う)。
駅自動放送の男性アナウンスは関根正明(※ただし横浜駅のみ村山明)、女性アナウンスは大原さやかが担当している。また、禁煙・携帯などの啓蒙放送も大原が担当。
[編集] 駅務施設
自動券売機は、PASMO 導入にあわせ PASMO 対応タッチパネル式多機能券売機への更新が進んでいる。多機能券売機の一部には定期券発行機能(新規含む)が搭載され、利便性向上を図っている。1994年4月1日には独自のストアードフェアシステムを導入し、対応するルトランカードの販売・利用が開始された。一方でパスネットの利用開始は機器更新が間に合わず、2000年10月14日のサービス開始時には導入せず2001年以降の予定としていたが、羽田空港駅開業に伴う乗客増加に対応すべく同年12月20日に前倒しで導入した。
[編集] 運賃
大人普通旅客運賃(小児半額・10円未満切り上げ)。2004年12月1日現在。
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キロ程 運賃(円) 初乗り3km 130 4~6 150 7~10 190 11~15 230 16~20 270 21~25 300 26~30 350 31~35 410 36~40 470 41~45 550 46~50 620 51~55 690 56~60 760 61~65 830 66~67 900
- 特定運賃
- JR線との競合のため、品川~横浜で290円、品川~京急川崎、京急川崎~横浜で220円の特定運賃を設定。
- これに伴い、品川~神奈川・仲木戸、北品川・新馬場~横浜などの区間でも特定運賃を適用。
- 加算運賃
- 羽田空港発着の運賃は170円を加算。
- 天空橋~羽田空港のみの利用は加算運賃なし。
- 糀谷・大鳥居・穴守稲荷~羽田空港は300円、京急蒲田~羽田空港は330円(特定運賃)。
- 加算運賃減額区間があるため、下に挙げる割引運賃適用区間以外への運賃は天空橋駅で乗車区間を分割したほうが安くなる。
- 割引運賃
- 羽田空港~都営線各駅の運賃は、大人60円、小児30円の割引。
- 都営線を経由して東京メトロ各駅との運賃は、都営線・東京メトロ線間の連絡特殊割引(大人70円)を適用。
- 羽田空港~都営線・京成線経由で北総鉄道北総線各駅までの運賃は、大人80円、小児40円の割引。
- 羽田空港~京成線空港第2ビル・成田空港の運賃は、大人90円、小児50円の割引。
- 品川~新馬場の各駅と、泉岳寺を経由して都営浅草線大門~五反田、泉岳寺・三田を経由して都営三田線白金高輪~芝公園の各駅との運賃は、大人20円、小児10円の割引。
- 子安~日ノ出町の各駅(横浜を除く)とみなとみらい線新高島~馬車道の各駅との運賃は、大人20円、小児10円の割引。
[編集] 割引切符
京浜急行線は沿線に三浦半島、横浜といった有名観光地や羽田空港を擁し、観光客を始めとする利用者に向けてフリーパスなどの割引切符を発売している。
- 三浦半島1DAYきっぷ/三浦半島2DAYきっぷ
- 京急本線金沢文庫駅~浦賀駅、逗子線・久里浜線全線及び三浦半島エリアの京浜急行バス指定区間乗降自由、三浦半島の各種施設の優待特典がつく。各々1日ないし2日間有効。
- 東京1DAYきっぷ
- 京急線乗車駅~品川駅の往復乗車券とフリー区間となる京急線泉岳寺駅~品川駅及び東京都交通局(都営地下鉄・都営バス・都電)の乗降自由。1日間有効。
- 横浜1DAYきっぷ
- 京急線横浜駅~上大岡駅及び横浜市営地下鉄横浜駅~上大岡駅(但し、阪東橋~弘明寺では途中乗降不可)、みなとみらい線全線、横浜市営バス(一部区間)の乗降自由。1日間有効。
- 平和島温泉クアハウスきっぷ
- 乗車駅~平和島駅の往復乗車券と「平和島温泉クアハウス」の入場割引券。2日間有効。
- 弘明寺みうら湯きっぷ
- 乗車駅~弘明寺駅の往復乗車券と「みうら湯弘明寺店」の入場割引券。2日間有効。
- 東京湾フェリー往復きっぷ
- 京急線乗車駅~久里浜駅及び久里浜駅~久里浜港の京急バスと、久里浜港~金谷港の東京湾フェリー往復乗車券。4日間有効。
- 京急羽田・ちか鉄共通パス
- 京急線羽田空港駅~泉岳寺駅の片道乗車券と都営・東京地下鉄共通一日乗車券。羽田空港駅でのみ発売。
- 空の旅おでかけキップ
- 京急線羽田空港駅~東武本線各駅(一部除く)の割引乗車券。1日間有効。羽田空港駅でのみ発売。
- 羽得キップ
- 関東地区を除く近畿日本ツーリストでのみ発売。京急線羽田空港駅~泉岳寺又は横浜駅の往復割引乗車券。9日間有効。
[編集] 広報誌
- なぎさ (奇数月発行)
- 京急線普通電車の旅 (偶数月発行)
[編集] 関連会社
京急グループを参照。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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| 大手私鉄・準大手私鉄 | 小田急電鉄・京王電鉄・京浜急行電鉄・京成電鉄・相模鉄道・新京成電鉄・西武鉄道・東京急行電鉄・東京地下鉄・東武鉄道 |
| 中小私鉄・第三セクター等 | 埼玉高速鉄道・首都圏新都市鉄道・東京臨海高速鉄道・東葉高速鉄道・箱根登山鉄道・北総鉄道・横浜高速鉄道 |
| 公営地下鉄 | 東京都交通局(都営地下鉄)・横浜市交通局(横浜市営地下鉄) |
| モノレール・新交通システム | 多摩都市モノレール・舞浜リゾートライン・ゆりかもめ |
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|---|---|
| 大手私鉄・準大手私鉄 | 小田急電鉄・京王電鉄・京浜急行電鉄・京成電鉄・相模鉄道・新京成電鉄・西武鉄道・東京急行電鉄・東京地下鉄・東武鉄道 |
| 中小私鉄・第三セクター等 | 伊豆箱根鉄道・江ノ島電鉄・関東鉄道・北総鉄道・埼玉高速鉄道・首都圏新都市鉄道・東葉高速鉄道・箱根登山鉄道・横浜高速鉄道 |
| 公営事業者 | 川崎市交通局・東京都交通局・横浜市交通局 |
| モノレール・新交通システム | 多摩都市モノレール・千葉都市モノレール・舞浜リゾートライン(導入予定)・ゆりかもめ・横浜新都市交通 |
| バス(幹事事業者のみ) | 朝日自動車グループ・伊豆箱根バス・江ノ島電鉄・小田急バス・神奈川中央交通・川崎鶴見臨港バス・関東バス・京王電鉄バス・京成バス・京浜急行バス・国際興業バス・相模鉄道・西武バス・立川バス・千葉交通・東急バス・東武バスグループ・西東京バス・箱根登山バス・東野交通グループ・日立自動車交通・富士急行・船橋新京成バス・平和交通・山梨交通 |
| 相互利用 | Suica(ジェイアールバス関東・埼玉新都市交通・仙台空港鉄道・東京モノレール・東京臨海高速鉄道・東日本旅客鉄道) |
| 関連項目 | 首都圏ICカード相互利用サービス |
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|---|---|
| 東日本 | 小田急・京王・京急・京成・相鉄・西武・東急・東京メトロ・東武 |
| 西日本 | 近鉄・京阪・南海・西鉄・阪急・阪神・名鉄 |

