オリックス (企業)

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オリックス株式会社
ORIX Corporation
ORIX
ORIX Honmachi Bldg 20110328-002.jpg
大阪本社(オリックス本町ビル)
種類 株式会社
市場情報
東証1部 8591 1973年2月1日上場
東証2部 8591 1971年4月10日 - 1973年1月31日
大証1部(廃止) 8591 1973年2月1日 - 2013年7月15日
大証2部(廃止) 8591 1970年4月1日 - 1973年1月31日
名証1部 ' 1973年2月1日 - 2004年10月
名証2部 ' 1972年3月 - 1973年1月31日
NYSE IX 1998年9月16日上場
本社所在地 日本の旗 日本
105-6135
東京都港区浜松町二丁目4番1号 世界貿易センタービル(東京本社、登記上本店)
〒550-0005
大阪府大阪市西区西本町一丁目4番1号 オリックス本町ビル(大阪本社)
設立 1950年(昭和25年)3月28日(注1)
業種 その他金融業
事業内容 法人金融サービス事業
不動産関連ファイナンス事業
不動産事業
代表者 井上亮(取締役 兼 代表執行役社長・グループCEO)
浦田晴之(取締役 兼 代表執行役副社長・グループCFO)
資本金 1940億3,900万円
(2013年3月31日現在)
発行済株式総数 1,248,714,760株
(2013年3月31日現在)
売上高 連結:1兆656億3,800万円
単独:3,166億6,100万円
(2013年3月期、注2)
純資産 連結:1兆6,875億7,300万円
単独:6,846億7,600万円
(2013年3月31日現在、注2)
総資産 連結:8兆4,397億1,000万円
単独:3兆9,213億9,700万円
(2013年3月31日現在)
従業員数 連結:19,043人
単独:2,861人
(2013年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 日本トラスティ・サービス信託銀行(株)(信託口) 10.03%
日本マスタートラスト信託銀行(株)(信託口) 8.59%
日本トラスティ・サービス信託銀行(株)(信託口9) 4.13%
SSBT OD05 OMNIBUS ACCOUNT - TREATY CLIENTS 3.27%
(2013年3月31日現在)
主要子会社 オリックス生命保険(株) 100%
オリックス銀行(株) 100%
オリックス野球クラブ(株) 100%
オリックス不動産(株) 100%
外部リンク http://www.orix.co.jp/
特記事項:注1 1969年10月に株式額面変更目的の合併を実施。この合併以前の旧法人(創業時点の「オリエント・リース株式会社」)の設立は1964年(昭和39年)4月17日
注2 米国会計基準適用のため、連結売上高欄は営業収益、連結純資産欄は株主資本。
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オリックス株式会社 (ORIX Corporation) は、東京都港区に本社を置く、総合リース日本国内首位企業。グループで信託銀行保険証券会社など金融業務を中心に多角化。個人ローン分野で三井住友フィナンシャルグループと資本提携。

ブランドスローガンは、「ほかにはないアンサーを。」。

概要[編集]

1964年4月17日、日綿実業(現双日)と三和銀行UFJ銀行を経て、現三菱東京UFJ銀行)を主体に、当時まだ日本には珍しかった(日本リースが1963年8月に創業している)リース会社、オリエント・リース株式会社として大阪府大阪市にて設立。資本金1億円、社員13人、初代社長は福井慶三

1969年10月に株式額面変更目的での合併を経て、1970年4月1日に大阪証券取引所第二部上場(証券コード:8591)、1971年4月10日に東京証券取引所第二部上場、1972年3月に名古屋証券取引所第二部上場。1973年2月1日には、東京・大阪・名古屋証券取引所第一部に指定替え。

1972年12月、本社を大阪府から東京都港区に移転。

1986年以降、他企業の買収による事業の多角化(リース部門だけでなく信託銀行・保険・証券・消費者金融)が活発となる。

1988年10月、阪急ブレーブスを買収し、プロ野球界に参入。現在は、オリックス・バファローズの親会社。

1989年4月1日、CI導入により、商号をオリエント・リース株式会社からオリックス株式会社に変更。1998年9月16日にはニューヨーク証券取引所ティッカーシンボルはIX、日本の金融業としては三菱UFJフィナンシャル・グループ〈当時:三菱銀行〉に次いで2番目)に上場を果たす。

2004年10月、名古屋証券取引所第一部上場廃止。

2009年5月29日、オリックスグループ(CPI2008投資事業組合)傘下(持株比率39.2%)の不動産業者ジョイント・コーポレーション会社更生法を申請した、とリリースされた。

2014年6月24日、宮内義彦が、当時の役職である取締役 兼 代表執行役会長・グループCEOを退任。新たにシニア・チェアマンに就任したが、1980年12月の社長就任以来担ってきた経営の第一線から退くこととなる。

所在地[編集]

社長[編集]

  • 初代(1964年4月17日 - 1967年):福井慶三
  • 2代目(1967年 - 1980年12月):乾恒雄
  • 3代目(1980年12月 - 2000年4月1月):宮内義彦
    • 1980年12月 - :代表取締役社長
    • - 2000年4月1日:代表取締役社長 兼 グループCEO
  • 4代目(2000年4月1月 - 2008年1月1日):藤木保彦
    • - 2003年6月25日:代表取締役社長 兼 グループCOO
    • 2003年6月25日 - 2007年6月22日:取締役 兼 代表執行役社長・グループCOO
    • 2007年6月22日 - 2008年1月1日:取締役 兼 代表執行役社長・グループCOO・グループCFO
  • 5代目(2008年1月1日 - 2011年1月1日):梁瀬行雄(取締役 兼 代表執行役社長・グループCOO)
  • 6代目(2011年1月1日 - ):井上亮
    • 2011年1月 - 2014年1月1日:取締役 兼 代表執行役社長・グループCOO
    • 2014年1月1日 - 2014年6月24日:取締役 兼 代表執行役社長・グループCo-CEO
    • 2014年6月24日 - :取締役 兼 代表執行役社長・グループCEO

村上ファンドとの関わり[編集]

通称村上ファンドことM&Aコンサルティングとは、同社設立時に母体となる法人を提供しただけではなく、今日でも大口の出資者としてその収益分配を受けているとも噂されるが、同ファンド代表の村上世彰証券取引法違反で逮捕された後、2006年6月22日衆議院財務金融委員会において、オリックスが村上ファンドへの拠出金のまとめ役になって、村上ファンド傘下の投資事業組合を組織していたことが明らかになった。

この拠出金の中には、日銀総裁・福井俊彦が以前に行なった1000万円も含まれている。宮内会長は小泉純一郎内閣の規制改革・民間開放推進会議議長となり、そこで示された規制緩和の恩恵を受けて村上ファンドが成長していったため、宮内は公職を利用して政府の政策を自分の会社の利益拡大につながるよう誘導したのではないかという批判が生まれた。これに対し、オリックスや宮内は、村上ファンドとの関係は民間企業同士の自由な商取引であり国会での説明にはそぐわず、政策決定とは無関係であると説明し、野党側が求めていた宮内の参考人招致は与党側の反対で見送られた。

かんぽの宿施設売却問題[編集]

プロ野球との関わり[編集]

旧社名時代にはオリエントファイナンス(現:オリエントコーポレーション)と混同されることが多かった。1988年10月19日プロ野球阪急ブレーブスを買収し、オリックス・ブレーブスが誕生した際の記者会見では、間違えてオリエントファイナンスに行った報道陣もいたという(両社間には人事・資本など何の関係もない)。

オリックス会長の宮内義彦は財界の中で野球好きとして知られる一方、ブレーブス買収は新社名「オリックス」の名称浸透のためという冷ややかな見方もされたが、新球団のオリックス・ブルーウェーブ1991年にブレーブスから改称)は1996年日本シリーズを制し、会社の知名度も大きく上昇した。

しかし、チームは以後停滞期に入り、2000年暮れにイチローがアメリカの大リーグへ移籍すると、オリックスは赤字を解消できない不人気球団を売却するのではないかという観測記事も生まれた。これに対し、オリックスは2004年6月13日大阪近鉄バファローズとの合併交渉を認め、同年シーズン後に正式にオリックス・バファローズとして合併し、唯一の関西パ・リーグ球団を引き続き経営する事を示した。これに端を発した一連のプロ野球再編問題で、オリックスは多くのプロ野球ファンやマスメディアから批判を浴びることとなった。

グループ会社[編集]

  • オリックス・アセットマネジメント株式会社(東京都港区
  • オリックス・インシュアランス・プランニング株式会社(東京都港区)
  • オリックス・インテリア株式会社(大阪府大阪市北区) - 内装工事、不動産賃貸業。
  • オリックス・インベストメント株式会社(東京都港区)
  • オリックス・エアクラフト株式会社(東京都港区)
  • オリックス・エステート株式会社(大阪府大阪市北区)
  • オリックス・エム・アイ・シー株式会社(東京都立川市
  • オリックスM&Aソリューションズ株式会社(東京都港区)
  • オリックス環境株式会社(東京都港区)
  • オリックス・キャピタル株式会社(東京都港区)
  • オリックス業務支援株式会社(東京都立川市) - 特例子会社
  • オリックス・クリエイト株式会社(東京都港区)
  • オリックス・クレジット株式会社(東京都新宿区
  • オリックス・コールセンター株式会社(沖縄県那覇市
  • オリックス・ゴルフ・マネジメント合同会社(東京都港区)
  • オリックス債権回収株式会社(東京都港区)
  • オリックス資源循環株式会社(東京都港区、事業所は埼玉県大里郡寄居町
  • オリックス・システム株式会社(東京都港区)
  • オリックス自動車株式会社(東京都港区)
  • オリックス人材株式会社(東京都港区)
  • オリックス水族館株式会社(東京都港区)
  • オリックス銀行株式会社(東京都港区) - 旧称:オリックス信託銀行。
  • オリックス生命保険株式会社(東京都新宿区)
  • オリックス電力株式会社(東京都港区)
  • オリックス徳島株式会社(徳島県徳島市) - 旧称:徳銀オリックス。旧徳島銀行(現トモニHD)及び子会社との合弁で設立。
  • オリックス不動産株式会社(東京都港区)
  • オリックス不動産投資顧問株式会社(東京都港区)
  • オリックスホールセール証券株式会社(東京都港区)
  • オリックス保険サービス株式会社(東京都港区)
  • オリックス保険コンサルティング株式会社(東京都港区)
  • オリックス・マリタイム株式会社(東京都港区)
  • オリックス野球クラブ株式会社(大阪府大阪市西区) - オリックス・バファローズ。元親会社の旧阪急電鉄(現阪急阪神HD)から買収、更に近鉄グループだった球団(大阪近鉄バファローズ)を吸収合併。
  • オリックス・リビング株式会社(東京都港区) - 旧称:オリックス・インテリア。
  • オリックス・レンテック株式会社(神奈川県横浜市) - 運送、レンタル事業。オリックス・レンテック株式会社と阪急カーゴサービスは取引と委託をしている。
  • オリックス・ローン事務センター株式会社(東京都港区)
  • エヌエスリース株式会社(東京都千代田区) - 旧称:日鐵リース。元親会社の旧日鐵商事(現日鉄住金物産)から買収。
  • 株式会社キューコーリース(福岡県福岡市中央区) - 元親会社の九電工から買収。
  • クロスホテルズ株式会社(大阪府大阪市中央区
  • 株式会社大京 - 東京証券取引所市場第一部上場、2014年2月27日に連結子会社化。
    • オリックス・エンジニアリング株式会社 - 大京傘下。
    • オリックス・ファシリティーズ株式会社(京都府京都市下京区) - 大京傘下。
  • 筑波リース株式会社(茨城県土浦市) - 元親会社の筑波銀行から買収。
  • 株式会社フリール(群馬県高崎市
  • ブルーウェーブ株式会社(東京都港区) - ホテルブルーウェーブインチェーン。ブルーウェーブの名称はオリックス・バファローズの旧称に因む。
  • 株式会社ユビテック(東京都品川区
  • ONEエネルギー株式会社(東京都港区)
  • 株式会社KRフードサービス(大阪府大阪市中央区) - 元大阪ガスグループ。
  • OAファーム株式会社

その他[編集]

かつてのグループ会社[編集]

関連項目[編集]

企業
人物
  • イチロー:元オリックス・ブルーウェーブ選手、2011年10月よりイメージキャラクター。
その他

脚注[編集]

外部リンク[編集]