瓦町駅

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瓦町駅
駅ビル (旧高松天満屋)
駅ビル (旧高松天満屋
かわらまち - Kawaramachi
所在地 香川県高松市常磐町一丁目3番地1
所属事業者 高松琴平電気鉄道
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 3面5線
乗降人員
-統計年度-
12,904人/日
-2007年[1]-
開業年月日 1927年昭和2年)4月22日
乗入路線 3 路線
所属路線 琴平線
駅番号  K02 
キロ程 1.7km(高松築港起点)
K01 片原町 (0.8km)
(1.2km) 栗林公園 K03
所属路線 長尾線
駅番号  N02 
キロ程 0.0km(当駅起点)
N01 片原町 (0.8km)
(0.9km) 花園 N03
所属路線 志度線
駅番号  S00 
キロ程 0.0km(当駅起点)
(0.6km) 今橋 S01
正式駅名は「瓦町」であるが、ホームの駅名記載は「瓦町(天満屋前)
瓦町駅配線図

片原町駅今橋駅

STRg STRf STRrg ABZq+l
KRWgl KRWg+r STR+BSl STR+BSr
STR ABZg2 STRc3
STR+BSr
STR
STR+4 STR+BSl
STR+BSl STR+BSr STR+BSl ENDEe+BSel ENDEe+BSer
STR+BSr
STR+BSl
STR+BSl
STR+BSl STR+BSr STR+BSl
STR STR STR STRrg STRq ENDEeq
STR STR ABZlf ABZqr STRq STRq
STRg STRf STRlf ENDEeq

栗林公園駅花園駅

瓦町駅(かわらまちえき)は、香川県高松市にある、高松琴平電気鉄道琴平線長尾線の駅は常磐町一丁目志度線の駅は八坂町にある。

同社運営路線および子会社のことでんバスにおけるターミナル駅としての機能を有しており、高松琴平電気鉄道の3路線すべてが乗り入れる。1日の発着列車は373本が設定されている。

IruCa取り扱い窓口・IruCa定期券窓口がある。

利用可能な鉄道路線[編集]

駅構造[編集]

改札口(2014年4月)

1996年に完成した琴電瓦町ビルと一体化した構造になっている。琴平線と長尾線の乗降場はビルの1階部分にある。琴平線は島式ホーム1面2線(1・2番線)、長尾線は片面ホーム1面1線(3番線)である。長尾線は片原町側で琴平線に合流する。また、花園側には有効長6両分と4両分の留置線がある。2014年3月までは琴電瓦町ビルに高松天満屋がテナントとして入居していたことから、ホームの駅名表記は「瓦町(天満屋前)」となっていた。

志度線はビル東側の道路を隔てたところに頭端式ホーム1面2線(4・5番線)があり、ラッシュ時以外の列車の発着は4番線のみを使用する。琴平線・長尾線とは線路が繋がっていない。琴平線・長尾線乗り場とは地上2階の連絡通路で結ばれ、動く歩道が設置されている。 改札口は駅ビル2階部分と、志度線ホーム端地上部「志度線口」の合計2箇所である。双方の改札口からすべての路線が利用できる。改札には自動改札機が設置されているが、IruCa専用で普通券は磁気化されていないため、乗車券類の投入口はない。日本の鉄道事業者ですべての自動改札機をICカード専用として乗車券類の扱いをなくしたのは琴電のみである[2]。普通券などは、自動改札機の脇に設置されている有人通路で改札を受ける。

列車発車時には1番線で「Ob-La-Di, Ob-La-Da」メロディが、3番線(上り列車のみ)で「It's a small world」メロディが流れる。

瓦町駅改札内部
2014年04月

ビルの3階は天井の高さこそ他のフロアと同一だが、4階へのエスカレーターは他に比べて長い。これは当時香川県が計画していた琴平線と長尾線の高架化を考慮したもので、この部分に鉄道を敷設することが可能な構造になっている。高架化は財政難などの理由から香川県が2005年に事業凍結し、再検討委員会による見直しを経て、2010年に事業中止がほぼ確定した。

途中下車指定駅。

のりば[編集]

画面奥から1番線、2番線、3番線
1 琴平線 高松築港方面
2 琴平線 栗林公園仏生山滝宮琴電琴平方面
3 長尾線 高田平木長尾方面
高松築港方面
4・5 志度線 琴電屋島八栗琴電志度方面 (折り返し構造

駅ビル建設工事が開始される1994年以前は、全路線の乗降場が現在のビルの敷地内に存在した。当時の駅構造は片面・島式ホーム3面5線で、片面ホームの1番線が琴平線上り、島式ホームのうち2番線が琴平線下り、3番線が志度線(上り下りとも同一ホーム、スイッチバックを伴う)、4・5番線が長尾線だった。ホームはカーブ上にあり、1番線は電車とホーム間の隙間が広かったため、1970年代から1980年代初期に購入された1050形・1053形・1061形(旧・阪神電気鉄道)と1063形(旧・三岐鉄道)は中央の客用扉を埋めていた。その後導入された1080形では中央扉の埋め込みは行われず、注意喚起のステッカーを貼って対処していた。


駅ビル内の施設[編集]

かつて存在した施設[編集]

  • 高松天満屋
  • 高松コトデンビル内郵便局(高松天満屋と同時に廃局)

瓦町駅前広場[編集]

駅前広場のペデストリアンデッキ

メインゲートの西口はフェリー通り(高松市道魚屋町栗林線)に面し、その瓦町駅前広場は面積3,970m²の都市型の駅前広場となっている。改札から連続する2階部分はペデストリアンデッキになっており、順に地上は瓦町駅前バスロータリー、地下1階は瓦町駅前地下広場と瓦町地下自転車駐車場、地下2階・3階は高松市立瓦町地下駐車場の5層構造になっている。

東口は高松市道瓦町松島線に面しているが、駅前広場などの施設は一切存在しない。この東口にも瓦町駅東再開発の一環で面積3900m²の瓦町駅東地区駅前広場の整備計画がある[3]。2014年3月に番町5丁目から朝日町に移転した香川県立中央病院行きのバス(今橋駅経由。全便土休日運休)はこの東口から発車している。

菊池寛通り・常磐町商店街方面から来た歩行者が、フェリー通りと瓦町駅を越えて東口へ抜けることのできる自由通路はペデストリアンデッキと地下道の二通りがある。そのうち特に地下通路は自転車の通行も可能で、地下駐輪場が併設されていることもあって西口・東口のいずれの入口にも階段脇に自転車用のエスカレーターが設置されている。

駅前のバスロータリーからの高速バスの発着はなく[4]空港リムジンバスも、現行の高松空港が開港して以来当駅を経由していなかったが、2008年(平成20年)6月1日より、高松空港行きの一部(8便)と、高松駅前行きの全便が発着するようになった。

先代駅舎時代にあった駅前広場の噴水は、JR高松駅花時計とともに待ち合わせの目印として知られていた。

利用状況[編集]

2007年(平成19年)度の一日平均乗降人員は1万2904人であり、ことでんの全駅の中で最も利用者の多い駅であった[1]
平成に入って以降、商業地の郊外化やモータリゼーションの進展などによって利用客の減少が続いていたが、琴電の経営改革の成果もあって、近年では利用客は横ばいか微増傾向となっている。

駅周辺[編集]

歴史[編集]

  • 1915年大正4年)4月22日 東讃電気軌道(現・志度線)の瓦町駅開業。
  • 1927年昭和2年)4月22日 瓦町駅に隣接して琴平電鉄(現・琴平線)の高松駅開業。
  • 1941年(昭和16年)8月 琴平電鉄高松駅を琴電高松駅に改称[5]
  • 1943年(昭和18年)11月1日 会社合併により琴電高松駅が高松琴平電気鉄道琴平線の駅に、瓦町駅が同志度線の駅となる。
  • 1945年(昭和20年)7月30日 志度線・長尾線が、廃止された出晴駅から延長され乗り入れ。志度線の瓦町駅廃止。
  • 1951年(昭和26年)12月26日 長尾線が旧出晴経由から南側分岐に経路変更。
  • 1954年(昭和29年)1月1日 瓦町駅に改称。
  • 1994年平成6年)6月26日 志度線ホームを現在地に移転。琴平線・長尾線と分離。
  • 1996年(平成8年)12月21日 駅ビル完成。
  • 1997年(平成9年)4月23日 誘致したコトデンそごう」が開店。
  • 2001年(平成13年)
    • 4月15日 コトデンそごう閉店。
    • 9月1日 コトデンそごうの後継テナントとして高松天満屋が駅ビルに入居。
  • 2014年(平成26年)3月31日 高松天満屋が閉店。

脚注[編集]

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  1. ^ a b 高松市中心市宣言書 (PDF)” (2009年3月4日). 2011年2月7日閲覧。
  2. ^ 高松築港駅、片原町駅も同様の形態である。
  3. ^ 高松市・新高松総合整備計画書
  4. ^ 当駅から西へ伸びる菊池寛通りを450m行った中央通りとの交差点近くの「県庁通り」バス停(香川銀行本店前)から乗車することになる。瓦町駅を経由しない空港リムジンバスも同様。ただし同バス停には夜行便は停車しない。
  5. ^ 大島一朗 『ことでん長尾線のレトロ電車』 JTBキャンブックス、2006年、32頁。ISBN 978-4533064128

関連項目[編集]