コードシェア便
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コードシェア便 (Code sharing) とは、一つの定期航空便に複数の航空会社の便名を付けて運航される便を指す。事実上は同一便の複数社による販売形態といっても差し障りない。共同運航便とも呼ばれる。
この運行形態は、複数社による座席の販売強化や、運航効率の向上を狙って実施される。
仮に、実際に運航する会社をA社、提供座席の一部の分割を受ける会社をB社とすると、A社111便、B社222便のような形で、それぞれの便として航空券が販売され、マイレージサービスについては、それぞれ購入した会社のサービスが受けられる。
しかし、実際にはA社の飛行機や乗務員によって利用客へのサービスが行われるため、A社が外国でB社が日本の会社の場合、日本人乗務員が搭乗していなかったり、搭乗受付や荷物の受け取りなどの手続きは、B社ではなくA社の窓口に出向く必要があり、利用客に対して混乱やトラブルが発生する原因にもなっている。
したがって、コードシェア便を利用する場合には、成田国際空港・東京国際空港など航空会社によってターミナルが分かれている空港では、受付カウンターの場所などをきちんと確認しないと、ターミナルを間違えることもあるので注意する必要がある。
表記上の違いとして、自社が運用し他社の販売分の席があるものを「共同運航便」、他社が運用し自社の販売分の席があるものを「共同運送便」と区別されていることがある。この例は、一般には鉄道時刻表として有名なJTB時刻表(JTBパブリッシング発行)に見られる。
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[編集] こぼれ話
- 他社から席の提供を受けているコードシェア便をマイレージの特典として認めているケースはほぼ無いため(全日本空輸に対するエアーニッポン等の自社子会社は除く),コードシェアでカバーしている地域への特典航空券が取得出来ないケースが発生することが多い。この時には提携航空会社としてマイレージによる特典航空券を取得することになるが,国内接続線が認められず別途手配が必要等で必要マイレージ数が割高になるケースが多い。
- 往々にして提供元の航空会社の便名の切符を買った方が安くなりがちである。自社手数料を卸値に上乗せしているケースが多いのに対し、提供元は卸値で一般販売しているケースが多いためである。
[編集] アライアンスによるねじれ問題
2007年4月1日付でワンワールドに加盟した日本航空であるが、ワンワールド加盟以前からスターアライアンスメンバーのタイ国際航空、ニュージーランド航空や、スカイチームメンバーのエールフランス、アリタリア航空、大韓航空とコードシェアを行っており、現在でも継続されている。 このうちタイ国際航空は、スターアライアンスメンバーの全日本空輸とも成田国際空港発着便を中心にバンコク線のみならず日本国内線、タイ国内線、北米線でコードシェアを実施している為「紛らわしい」と言う声もある。
[編集] 厳密な意味での「共同運航便」
現在では呼称が多少異なろうとも、運航乗務員、客室乗務員、機材はあくまでも単一航空会社での運航であり営業上複数の会社が便名を付けているに過ぎないという形態がもっぱらであるが、以前は(数は少ないながらも)運航面においても"共同運航"となっていたケースがあった。
- 1967年に開設されたモスクワ-羽田線はアエロフロート・ソビエト連邦国営航空と日本航空との共同運航便。機材(ツポレフTu-114)と運航乗務員はアエロフロートのみであったが、客室乗務員はアエロフロートと日本航空がそれぞれ半数ずつ乗務していた。経費負担と運賃収入についても両者で折半となっていた。この形態での運行は1969年まで続けられ、以降はそれぞれでの単独運行となった。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- ANA・スターフライヤー 北九州行き共同運航便をご利用のお客さまへ(日本空港ビルデング株式会社)
- コードシェア便の利用に絡んだ苦情防止の留意点(社団法人日本旅行業協会)

