ギャレー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
1905年ごろ、地中海を航海中のオーストリア客船、蒸気船アフリカ号のギャレー

ギャレー英語: galley)とは(含潜水艦)、列車飛行機などで、食べ物調理や準備をする場所である。地上にある海軍基地キッチンもギャレーと呼ばれる場合がある。

日本でのギャレーは旅客機内のキッチンが最も一般的だが、キャンピングカープレジャーボートヨットの用語としても使われており、鉄道車両の厨房を意味することもある。

機内での飲食のためにギャレーが設計された最初の飛行機はダグラス・エアクラフト社DC-3である[1]

ギャレー・キッチン[編集]

ギャレー・キッチンは、家庭の台所のデザインの一種で、限られたスペースを最大限に使えるよう、またユニットの間の動きを極力少なくするよう、テーブルを置かず、キッチンユニットが繋がった配列に組み込まれたタイプを指す。ギャレー・キッチンは高さ方向に作業することで収納スペースを増やすため、ぶらさがったラック天井から釣られた食器棚などが良く見られる。厳密にはキッチンユニットが対面二列に設置されたものをギャレー・キッチンと言うが、U字型キッチンも含むことが多い。

初めて大量生産されたギャレー・キッチンのデザインはフランクフルト・キッチンとして知られている。これはフランクフルトの住宅向けに1926年建築家 エルンスト・マイ(en)の指示によってマルガレーテ・シュッテ・リホツキー(en)が設計した。フランクフルト市内で1万ユニットが導入され、当時最も成功し、社会的影響力も持ったキッチン・デザインであった。

脚注[編集]

  1. ^ Delta Museum:Delta History Aircraft” Douglas DC-3”

関連項目[編集]