ニッポンレンタカー

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ニッポンレンタカー仙台駅前ターミナル営業所

ニッポンレンタカー (Nippon Rent-A-Car) は、ニッポンレンタカーサービス株式会社が展開するレンタカーカーリース事業のブランドである。スローガンは「みんなに乗ってもらいたいから、レンタカーを変えていきます。」 2009年(平成21年)3月に創業40周年を迎えた。

概要[編集]

保有車両数は国内約33400台・営業拠点は国内約912箇所。グアム・ハワイの空港にも拠点を置いて日本人観光客向けにサービスを行っている。

1999年(平成11年)頃から都市部営業所の24時間営業化を進め、業界に先がけて乗用車のカーナビ標準装備の推進、インターネットによって1時間前まで予約できるオンデマンド予約の導入を行っている。

1990年代までは店舗数・保有台数で業界首位であったが、業容を拡大したトヨタレンタリースオリックスレンタカーに次いで業界3位である。

ニッポンレンタカーサービスはアメリカの同業者・ナショナルレンタカーの日本総代理店であり、電話予約センターで同社の予約を受け付けている。1988年まではハーツレンタカーと提携しており、ニッポンレンタカーの店舗にHartzのロゴが掲げられていた。

テレビCMの展開を継続的に行っており、実写ではレンタカーとしてわナンバーのホンダ車が登場することが多い。近年のイメージキャラクターとして2003年(平成15年)10月から2007年(平成19年)3月までクレヨンしんちゃん野原一家を、2009年(平成21年)4月から2014年(平成26年)3月まで皆藤愛子を起用。2014年(平成26年)4月から鈴木ちなみを起用している。1980年代には山田由紀子が起用されていた。

チーム・マイナス6%運動・エコファーストに参加している。2009年(平成21年)9月19日から神奈川県の「EVシェアリング事業」の一環として電気自動車プラグインステラの取り扱いを開始した。

沿革[編集]

運営形態[編集]

ニッポンレンタカーサービス株式会社(以下NRS)を統括本部として、実際の車両貸渡業務は直系のニッポンレンタカーアーバンネット(東京・東都、神奈川)と東武鉄道名古屋鉄道阪急電鉄近畿日本鉄道南海電気鉄道といった鉄道会社・バス会社資本などによる運営会社によって行なっている(NRS自体では車両貸渡業務は行なっていない)。

各フランチャイジーの社名は「ニッポンレンタカー東武」「ニッポンレンタカー阪急」など大都市圏では出資元の私鉄名がつくことが多く、沿線の駅敷地内や貨物ヤード跡地、高架下などに営業所が設置されている場合もある。また店舗名に「東急○○営業所」など会社名を冠する場合もあるが、営業所そのものは駅レンタカー形態ではない。近畿圏は設立母体の違いから複数のフランチャイジー会社の店舗が同じ地域に混在している。

特定の大都市以外の地域は「ニッポンレンタカー北海道」「ニッポンレンタカー沖縄」など地域名を用いる場合が多いが、地場企業の資本が入っている場合が多い。

運営会社各社とNRSの関係は基本的にはフランチャイズ方式で、NRSはフランチャイザー、各運営会社はフランチャイジーである。一方で、フランチャイジーの親会社である私鉄・バス会社もNRSに出資するという特殊な相互関係である。

車両に関しては各運営会社ごとの保有である。乗り捨て等で他の地域に行った車両は、原則として従業員や回送業者によって出発元の店舗まで引き取りを行なっている。

なお、ニッポンレンタカー四国は親会社の琴平参宮電鉄2009年(平成21年)に経営破綻し(2013年(平成25年)8月特別清算終結)、同社のバス事業を引き継いだ琴参バスやその親会社の大川自動車がニッポンレンタカー四国の株式を引き継がなかったため、NRSの完全子会社となった。

会員制度[編集]

NO.1CLUBという独自のメンバーカード制度がある。

  • 個人会員のスーパーレッドメンバー (SRM) カード

法人会員は3種類

  • ABMカード(地域限定/現金精算)
  • ACMカード(地域限定/後日請求)
  • NBMカード(全国共通/後日請求・一部現金精算やチケットタイプもある)

また、NBMカードはの場合は全国営業所で法人専用の特別料金が適用される他、 業界最先端の各種サービス(ファストパス・Web情報提供・e-コミット)を利用することができる。

ポイントサービス・マイレージプログラム[編集]

個人会員のSRMは、レンタ・マイレージ制度があり、一定ポイントを貯めると割引クーポンを都度、郵送してくるポイントサービスがある。但し、事故返却となった場合は積算マイルが無効となり、次回はふりだしの0マイルから積算となる。これは無事故での返却を促す施策でもある。

ANAマイレージクラブ(通常100円=1マイル積算、全種メンバーカード併用可)か、TSUTAYAティーポイント(ABM、ACM、NBMとの併用不可)をSRMのレンタ・マイレージと併せて積算する事ができる。ANAとの提携によって2003年(平成15年)以降、国内空港周辺とアーバンネットと中心とした営業所から順次楽天Edy(当時:Edy)を導入し、現在は全営業所で利用可能である。

店舗運営会社[編集]

(順不同)

  • ニッポンレンタカー北海道株式会社(じょうてつとの合弁 東急グループ
  • ニッポンレンタカー東北株式会社
  • 株式会社ニッポンレンタカー信州(NRS完全子会社)
  • ニッポンレンタカー新潟株式会社
  • ニッポンレンタカー山交株式会社(山梨交通との合弁 国際興業グループ)
  • ニッポンレンタカー茨城株式会社(NRS完全子会社)
  • ニッポンレンタカー千葉株式会社(NRS完全子会社)
  • ニッポンレンタカー東武株式会社(東武鉄道との合弁 東武グループ
  • ニッポンレンタカー西東京株式会社(元は伊豆急行系の会社であるが、2010年(平成22年)にニッポンレンタカー東急から事業譲受し営業地盤を移転)(NRS完全子会社)
  • 株式会社ニッポンレンタカー東海(NRS完全子会社)
  • ニッポンレンタカー名鉄株式会社(名古屋鉄道との合弁 名鉄グループ
  • 株式会社ニッポンレンタカー福井(NRS完全子会社)
  • 近畿ニッポンレンタカー株式会社(近鉄グループ
  • ニッポンレンタカー阪急株式会社(阪急グループ
  • ニッポンレンタカー南海株式会社(南海グループ
  • ニッポンレンタカー中国株式会社
  • ニッポンレンタカー四国株式会社(前述の通り、元は琴参系の会社であったが、現在はNRS完全子会社)
  • ニッポンレンタカー九州株式会社
  • ニッポンレンタカー沖縄株式会社(株式会社白石(那覇市)子会社)
  • ニッポンレンタカーアーバンネット株式会社(NRS完全子会社)
  • 神奈川ディビジョン
  • 東京/東都ディビジョン(東京の西部は東京ディビジョン、東部は東都ディビジョン)
  • 埼玉ディビジョン⇒2010年(平成22年)10月よりニッポンレンタカー埼玉株式会社として分離独立(NRS完全子会社)
  • 京都ディビジョン⇒2010年(平成22年)10月よりニッポンレンタカー京都株式会社として分離独立(NRS完全子会社)
  • ニッポンレンタカーハワイ
  • ニッポンレンタカーグアム
※ なお北海道函館市を拠点とする株式会社日本レンタカー、岡山県岡山市に本社を置く有限会社日本レンタカー岡山とは読み方が違う上、資本・人材を含め一切無関係(いずれも「にほん」レンタカーと読む)。

外部リンク[編集]