国際興業

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国際興業株式会社
Kokusai Kogyo Co.,Ltd.
国際興業本社(東京・八重洲)
国際興業本社(東京・八重洲
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
104-8460
東京都中央区八重洲二丁目10番3号
設立 2012年(平成24年)11月1日[1]
業種 陸運業
事業内容 旅客自動車運送業、外車販売、旅行業
代表者 代表取締役会長 小佐野隆正
代表取締役社長 南正人
資本金 1億円[2]
売上高 130億8100万円
(2013年3月期)[2]
従業員数 2417名
(2013年11月現在)[2]
決算期 3月
主要株主 国際興業ホールディングス[3] 100%
主要子会社 北海道いすゞ自動車
花巻温泉
富士屋ホテル
関係する人物 小佐野賢治(創業者)
外部リンク http://www.kokusaikogyo.co.jp/
特記事項:2014年3月1日に国際興業グループ株式会社から社名変更した[4]
創業は1940年(昭和15年)5月15日とされている[5]
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国際興業管理株式会社
Kokusai Kogyo Kanri Co.,Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
104-8460
東京都中央区八重洲二丁目10番3号
業種 不動産業
事業内容 不動産売買、賃貸、管理及びホテル業他
代表者 代表取締役社長 小佐野隆正
外部リンク http://www.kokusaikogyo.co.jp/
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国際興業株式会社(こくさいこうぎょう)は、日本の総合商社である。東京都中央区を拠点に、バス事業、輸入自動車販売、旅行業、ゴルフ用品販売などを行っている。みどり会会員企業。

2004年(平成16年)に、アメリカの投資ファンドサーベラス・キャピタルマネジメント社の資本を受けていたが、2014年には創業家に経営が戻り創業家の資産管理会社国際興業ホールディングスの傘下となっている[6]

本項では不動産売買、ホテル運営などを行っている国際興業管理株式会社(こくさいこうぎょうかんり)についても述べる。

概要[編集]

実業家・小佐野賢治が、1940年(昭和15年)5月15日に興した自動車部品販売業「第一商会」を淵源とする。小佐野は翌1941年(昭和16年)、同じく自動車部品販売業である東京アメリカ商会の経営に参画、同社の実権を握ると第一商会を同社に合流させた。

戦時体制下において小佐野は軍需省の出入り商人として活動して大いに蓄財、大東亜戦争末期の1945年(昭和20年)2月には商号を「東洋自動車工業」に変更した。

日本の敗戦後に小佐野は、今度は駐留米軍を相手とする中古車の展示販売を行って大成功を収めた。1945年(昭和20年)12月20日には東洋自動車工業を「国際商事に商号変更、根津財閥から熱海ホテル、富士山麓電気鉄道から山中湖ホテル、東京急行電鉄から強羅ホテルをそれぞれ買収、主に駐留米軍を顧客とする観光事業に進出した。

次いで国際商事は東京急行電鉄から東京観光自動車・東都乗合自動車を買収。これらを用いて、駐留米軍のための送迎バス事業を請け負った。1947年(昭和22年)、現在まで続く社名「国際興業」に改称、さらにアメリカから中古車と農機具の輸入・販売を手がけ、在米事業の基盤を築く。
1960年(昭和35年)先に買収した大阪交通(大阪タクシーを源流とする大阪ハイタク界の大手)へ逆さ合併を行い、関西にも拠点を持つ事になる。

シェラトン・ワイキキ(左)とロイヤル・ハワイアン(右)

その後、山梨交通富士屋ホテル国民相互銀行日本電建などを買収・傘下に収めるなどして事業を拡大。ハワイでは1963年(昭和38年)にロイヤル・ハワイアンモアナ・サーフライダーシェラトン・プリンセス・カイウラニといった複数の名門ホテルを取得したほか、1973年(昭和48年)には大型ホテル、シェラトン・ワイキキを買収している。

2004年(平成16年)、UFJホールディングスUFJ銀行(現、三菱東京UFJ銀行)をはじめとする金融機関からの単体での有利子負債が3300億円に上り、経営不振に陥っているという情報が、大手新聞社を中心に一斉に流れた。同年11月30日米国投資ファンドサーベラス買収・傘下に収める。

2005年(平成17年)には資本金14億5050万円を大幅増強1030億1800万円としてサーベラス主導の再建がはじまっているが先行きは未知数である。2007年(平成19年)4月現在の資本金は1億円になっている。近年ではJR東日本のびゅうプランに国際興業グループの花巻温泉をつけたプランを共同で行っている。

2012年(平成24年)11月1日付で、運輸・交通事業および流通・商事事業を国際興業グループ株式会社(資本金1億円)として分社化した[7][8]

2014年にはサーベラスが投資金額を回収し終えたとしてサーベラスが保有する国際興業株を国際興業ホールディングス株式会社に売却。国際興業ホールディングスは国際興業の創業家である小佐野一族が経営しており、国際興業の経営は再び小佐野一族の手に戻る事となった。

国際興業株式会社[編集]

運輸事業を中心に複数の事業を行っている。グループとしてのキャッチコピーは「身近な暮らしのパートナー」。

運輸・交通事業[編集]

自動車教習所事業・町田ドライヴィングスクール
  • 乗合バス事業 - 国際興業バス
    路線バスは、東京では城北・城西地区、埼玉では県南部などに路線を持つ。
  • 観光(貸切)バス事業 - 国際興業観光バス
    2013年8月16日付で国際興業グループ株式会社に統合された。
  • ハイヤー事業 - 国際興業ハイヤー
  • 自動車教習所事業 - 町田ドライヴィングスクール

流通・商事事業[編集]

観光事業[編集]

  • トラベル業務 平成24年11月1日の国際興業グループ株式会社への分割時は国際興業株式会社直営事業であったが、後に国際興業グループ株式会社に業務移管された。

ホテル・レジャー事業[編集]

  • かつては帝国ホテルの筆頭株主(39.58%保有)であったが、2007年(平成19年)10月に約33%にあたる持分を三井不動産へ売却
  • ゴルフ場事業 - 傘下の紫興業富士屋ホテル十和田観光電鉄が行っている。
    勝沼ゴルフコースは長らく直営事業で行っていたが、企業分割を行い国際興業100%子会社の(株)勝沼ゴルフとしてとして独立し、2013年(平成25年)4月1日付けで和洋菓子企業のシャトレーゼに売却した。三島ゴルフ倶楽部は勝沼ゴルフと同様に国際興業100%子会社として独立し、2013年(平成25年)10月1日付でPGMホールディングスに売却された。これにより国際興業の直営ゴルフ場はなくなった。

その他[編集]

運輸・交通事業および流通・商事事業は、国際興業本体から分社化する目的で2012年11月1日に設立された国際興業グループ株式会社に継承された。その後、同社は2014年3月1日に国際興業株式会社に社名変更された。

国際興業管理株式会社[編集]

観光・レジャー事業[編集]

開発・不動産事業[編集]

関連会社[編集]

過去の関連会社

その他[編集]

  • 国際興業」の名の由来は、上記の通り戦後駐留米軍を相手に活動してきた事からと思われがちだが、実は小佐野が戦前関与していた「国際自動車」(Km)の「国際」の響きが気に入って自分の会社名にも採用してしまった事によるものである。
  • 国際興業の観光バスのカラーリングも、大阪交通と共に買収した神戸タクシーが運行していた、日野・ブルーリボンのカタログ塗装がベースとなったものを、やはり小佐野が気に入って以来国際興業グループ全社で採用される事になった。
  • 小佐野賢治の生存中は、「KKK」と略されていたが、2000年以降では年配の人以外ほとんど使わない。「KKK」とは「KokusaiKogyoKabushikigaisya」の略であり、関係の深かった東京急行電鉄の「TKK」等に倣った物で、採用した昭和20年代当時は、社名をローマ字三文字に略して呼ぶことが流行していた(今でも航空会社やテレビ局などに残る)。以前はバス車体にローマ字略称が記されていたが、のちに使われなくなった。現在は公式にはローマ字の略称は用いられていない(ただし、国際興業バスの一部バス停に「KKK」のロゴが残っている所がある)。
  • 金丸信東京佐川急便事件脱税を起こした1993年には東京地検により家宅捜索を受けている。
  • 小沢一郎と親密で新進党自由党本部は国際興業が所有するビル内にあった。現在は国際興業の経営が一族から離れた時期があったこと、小沢の政界における影響力減少もあり関係は希薄化している。

脚注[編集]

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  1. ^ 国際興業 BMW. “会社概要” (日本語). 2014年9月13日閲覧。
  2. ^ a b c 国際興業. “会社概要” (日本語). 2014年9月13日閲覧。
  3. ^ 創業家の資産管理会社
  4. ^ 国際興業 BMW. “お知らせ☆” (日本語). 2014年9月13日閲覧。
  5. ^ 国際興業. “会社概要” (日本語). 2014年9月13日閲覧。
  6. ^ サーベラス、国際興業株を創業一族へ売却へ=関係筋
  7. ^ 国際興業公式サイト・会社概要
  8. ^ Kokusai-Kogyo BMW 公式サイト・会社概要
  9. ^ 中古バスドットコム公式HPより
  10. ^ 国際興業が保有していた山梨交通の株式は同社の役員に売却されたため、国際興業直系のグループ会社ではなくなっている。
  11. ^ 鈴木文彦「Bus Corner」、『鉄道ジャーナル』第575号、鉄道ジャーナル社、2014年9月、 151頁。
  12. ^ a b c d e f g h i j k l m 岩手県交通・秋北バス・十和田観光電鉄および各社の子会社は、2013年に地元資本の国際興業東北株式会社に売却されたため、国際興業傘下から離脱している。国際興業の東北地区バス事業売却について言及された記事

外部リンク[編集]