SUGOCA

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SUGOCAが使える自動改札機
(鹿児島本線博多駅
ICカード専用の自動改札機
(筑肥線九大学研都市駅
SUGOCAの簡易カードリーダー
(鹿児島本線長洲駅
SUGOCA対応の自動券売機
(日豊本線帖佐駅
SUGOCA対応のチャージ機(長崎本線長崎駅
SUGOCAのロゴが入ったカードリーダー
(主にコンビニなどの店舗用R/Wとして使われている)
「タッチ&ゴー」の動き

SUGOCA(スゴカ)は、九州旅客鉄道(JR九州)が2009年平成21年)3月1日から導入したサイバネ規格ICカード乗車券である。

本項では、SUGOCAのオートチャージ機能に対応したJR九州のクレジットカードである『JQ CARD』についても記す。

概要[編集]

JR九州が2009年3月1日に導入した在来線用ICカード乗車券で、JRグループのICカード乗車券としてはSuica東日本旅客鉄道:JR東日本)、ICOCA西日本旅客鉄道:JR西日本)、TOICA東海旅客鉄道:JR東海)、Kitaca北海道旅客鉄道:JR北海道)に次いで5番目。

SUGOCAとはSmart Urban GOing CArd の略称であり、「凄い」を意味する肥筑方言「凄か」にかけた名称でもある。CMなどでは「スッ!とゴー!でSUGOCA」といった表現も使われている。

発行枚数は導入約1ヶ月後の2009年4月5日に10万枚、2009年11月11日に20万枚[1]、2011年3月23日に50万枚を突破し[2]、2012年10月末には78万枚に達している[3]

カードの裏面の右下に記載の番号は「JK」で始まる15桁の英数字であるが、この「JK」はJR九州の英語表記「JR Kyushu」の頭文字を採ったものである。

キャラクター[編集]

ロドニー・グリーンブラットのイラストによる「カエルくんと時計くんの組み合わせ」を採用している。ロゴは黒色で、「SUGOCA」のOの右側と続くCの色を白色に反転させ、「IC」カードであることを表している。ちなみに、ロドニー・グリーンブラットはかつてJR九州の特急回数券「2枚きっぷ・4枚きっぷ」のイメージキャラクターを務めていたPUFFYのCDジャケットのデザインも手がけていた。カードに描かれているカエルくんと、ポスターやグッズなどに描かれているカエルくんとでは、絵のタッチが微妙に異なっている。

種類[編集]

SUGOCA乗車券およびSUGOCA定期券は、新規購入時には500円のデポジット(預託金)が必要で、払い戻し時に返却される。鉄道乗車及び電子マネーでのストアードフェア(SF)に利用できる残額の、チャージできる上限は20,000円である。

SUGOCA乗車券
乗車券機能と電子マネー機能のみで、定期券機能が付加されていないSUGOCA。一般用には無記名式のほか記名式がある。小児用(記名式のみ)もあり、使用期限(小学校卒業の年度の末日)が記される。いずれも新規購入時の発売額は2000円で、うち500円がデポジットで、残りの1500円がSFとして利用できる。
カードデザインは通常デザインと特別デザイン(記念SUGOCAを含む)がある。特別デザインカードは無記名式限定となり、記名式やSUGOCA定期券としての新規発売や変更扱いは出来ない[4][5]
SUGOCA定期券
記名式SUGOCA乗車券に定期券の機能を付加したもの。通常の定期券機能を付加した狭義のSUGOCA定期券のほか、特急列車自由席が利用できるエクセルパス在来線特急定期券)の機能を付加したSUGOCA特急定期券(SUGOCAエクセルパス)もあり、他のJR各社では発行されていないICカードによる在来線特急定期券である。子供用は通常のSUGOCA定期券のみで、SUGOCA特急定期券の子供用は発行されていない。いずれもSUGOCA利用エリアのみでの利用である。新規購入では定期運賃相当額やエクセルパスの運賃・料金の合計の相当額にデポジットの500円を加えた額、SUGOCA乗車券からの変更では定期運賃相当額等のみが発売額となる。磁気定期券からの変更ではデポジットの500円が必要になる。
SUGOCAエクセルパスについては、紛失した際などには乗車券部分の再発行は可能だが、特急券部分の再発行はされない。これは、技術上の問題からSUGOCAエクセルパスのカード自体に記録されている情報が乗車券の情報のみで、特急券としての情報は記録されておらず、特急券としての情報があくまでも券面に表示されているだけのものであるために、紛失・再発行の申告をして乗車券としての利用を停止させることができても、特急券としての効用を無効にすることができないからである。
JQ SUGOCA
JR九州のクレジットカードである「JQ CARD」との一体型カード。国際ブランドのや提携カードの組み合わせなどにより複数のブランドがある。詳細は後述
AOYAMA マスターカード SUGOCA
青山商事(洋服の青山)のハウスカードである「AOYAMAカード」にSUGOCA機能を付与した一体型カード。2013年3月1日発行開始[6]青山キャピタル発行で、九州内の洋服の青山店舗での申し込みのみとなる。国際ブランドはMasterCardが付帯し、SUGOCAのオートチャージに対応。定期券機能の追加は不可。
イオンSUGOCAカード
イオングループのクレジットカードであるイオンカードにSUGOCA機能を付与した一体型カード。2013年4月1日発行開始[7]イオン銀行発行で、九州内のイオングループ各店舗店頭またはイオンフィナンシャルサービスの専用サイトからの申し込みのみとなる。国際ブランドはVISAが付帯し、SUGOCAのオートチャージに対応。定期券機能の追加は不可。
arecore SUGOCA
ふくおかフィナンシャルグループ傘下の福岡銀行熊本銀行親和銀行の発行するクレジット一体型キャッシュカードである「arecore カード」(アレコレカード)に、SUGOCA機能を追加したカード。2013年9月2日発行開始[8]。福岡・熊本・親和の3行の窓口での申し込みのみとなる。国際ブランドはVISAが付帯し、SUGOCAのオートチャージに対応。定期券機能の追加は不可。

サービス・機能[編集]

ICカード乗車券[編集]

利用可能エリア[編集]

JR九州管内の利用可能エリアは下記の通り[9]。2009年3月1日に福岡県佐賀県内を中心とする124駅[注 1]で導入され、2012年12月1日以降に利用可能エリアが拡大された。

利用可能エリアは「福岡・佐賀・大分・熊本エリア」「長崎エリア」「鹿児島エリア」の3つに分けられており[10]、各エリアをまたがっての利用は出来ない。

宮崎県内ではSUGOCAを乗車券として利用出来る駅が無く、JR九州では費用対効果が期待出来ないとして導入予定も無いとしている[11]。また、九州新幹線でも乗車券としては使用できない。

系列のJR九州バスもSUGOCAを導入していないが、2013年4月1日より直方線と駅バスふくま〜るでnimocaを導入し、相互利用としてSUGOCAも利用可能になっている[12]

福岡・佐賀・大分・熊本エリア
長崎エリア
鹿児島エリア

運賃計算の特例[編集]

SUGOCA利用可能エリアでSUGOCAのカード残額を利用して乗車した場合、乗車経路にかかわらず最も安い運賃で精算される[13]

次の区間はSUGOCAの利用可能エリアではない(区間内でSUGOCAを利用しての入出場は出来ない)が、SUGOCAの「運賃計算の特例に使用する路線」として運賃計算上の『最短経路』に組み込める区間であり、福岡・佐賀・大分・熊本エリア内の駅からSUGOCAのカード残額を利用して乗車した場合にこの区間を通過することのみが可能である[13]

なお、折尾駅で本駅舎(鹿児島本線・若松線)と鷹見口(福北ゆたか線)の間で乗り換える場合、自動改札ではなく、係員がいる窓口でその旨告知して指示に従う必要がある。これは、自動改札機にタッチすると乗車駅から折尾駅までの運賃が一旦精算されてしまい、本来の運賃である最終目的地までの通し運賃と差異が生じるためである[13]

利用エリアの拡大[編集]

相互利用関係(2014年3月24日現在、クリックで拡大)

2015年秋の予定で、北九州モノレールがSUGOCAを導入する見通しである[15]

他のICカード乗車券との相互利用については、JR九州と導入当初からSuicaを導入しているJR東日本、nimocaを導入している西日本鉄道(西鉄)、はやかけんを導入している福岡市交通局の4事業者で準備作業が進められ、JRグループ2010年春のダイヤ改正に合わせて、2010年3月13日より乗車券機能・電子マネー機能ともに相互利用を開始した[16]

またこれに加えて2011年3月5日からはICOCA・TOICAとの乗車券機能および電子マネーの相互利用が開始された[17]。これに合わせて、同月12日より博多駅小倉駅でも新幹線IC乗継サービスが利用可能になった。

2013年(平成25年)3月23日にSUGOCAを含む日本全国のIC乗車カード10種の相互利用を開始し[18]、すでに相互利用を開始しているSuica、ICOCA、TOICA、はやかけんnimocaに加え、KitacaJR北海道)、PASMO(関東の民鉄・バスなど)、manaca名古屋市交通局名古屋鉄道)、PiTaPa(主に関西の民鉄・バスなど)が新たに相互利用可能となった(一部に対象外の事業者あり。電子マネーはPiTaPaを除く。)。

他社ICカードとの相互利用[編集]

相互利用により、以下のICカードの各エリアでもSUGOCAの利用が可能である。各エリア内でのチャージはそれぞれのカード対応の自動券売機、自動精算機、簡易入金機で可能である。

()内は主な利用可能エリアを指す。詳細は各ICカードの頁を参照。

新潟交通りゅーと[19]静岡鉄道LuLuCa[20]札幌市交通局ほかのSAPICA(2013年6月22日より:電子マネーは対象外)など、相互利用可能なICカードが片方のみ利用可能となっている各ICカードのエリアもSUGOCAの利用が可能である(例:静岡鉄道などのLuLuCaエリアでSUGOCAは利用可能だが、SUGOCAのエリアでLuLuCaは利用できない)。おサイフケータイサービスを利用した、携帯電話等にSuicaの機能を追加したモバイルSuicaについては、乗車券機能とSuicaショッピングサービスがSUGOCAエリアで使用可能である。

相互利用可能な他社カードのサービスにおいてSUGOCAを利用する場合に一部制限がある。

Suicaエリア
  • グリーン車Suicaシステムを利用できない(Suica・PASMO・TOICA・Kitacaでのみ利用可)。改札外の自動券売機でSUGOCAのチャージ額を利用して磁気券のグリーン券の購入は可能。
PASMOエリア
PiTaPaエリア
manacaエリア
nimocaエリア
  • 鉄道・バス利用時のポイントサービスおよびバス乗継割引サービスは相互利用の対象外であるため適用されない。
はやかけんエリア
  • 福岡市地下鉄路線のみを利用した場合のポイントサービスは相互利用の対象外であるため適用されない。

新幹線IC乗継サービス[編集]

新幹線・在来線乗換口でのIC乗継サービスでは、東海道・山陽新幹線ではSUGOCAエリアの博多・小倉の両駅、ならびに首都圏のSuicaエリア(東京 - 熱海)、東海地区のTOICAエリア(三島 - 名古屋)、関西・山陽地区のICOCAエリア(米原 - 広島)の各駅で、東北・上越新幹線ではSuicaの首都圏エリア(東京 - 那須塩原大宮 - 高崎)、仙台エリア(郡山 - 仙台)、新潟エリア(長岡 - 新潟)の各駅で利用可能である。

なお、九州新幹線の駅では、九州新幹線そのものがIC乗継サービスに非対応であることから、博多駅を除いてSUGOCAを利用して乗換口を通過することはできない。

電子マネー[編集]

電子マネーとしての利用エリアについては、先行していた西日本鉄道の「nimoca」が自社系の商業施設から導入していたため、SUGOCAスタート時にエリア内にあるJR九州系の商業施設[21]を中心にビックカメラ天神1号館・天神2号館、洋服の青山ベスト電器福岡本店・小倉本店などで先行導入した。また、JR関連の鉄道路線が存在しない沖縄県においても、JR九州沖縄支店等でSUGOCAが販売されており、沖縄県内における電子マネーとしての利用可能店舗の拡大も順次進められている。

尚、前述の交通系ICカード全国相互利用サービスの開始に伴い、全国の交通系ICカード相互利用各社の加盟店等(ポストペイ方式のPiTaPa加盟店を除く)でも、決済手段としてSUGOCAの利用が可能である。

SUGOCAが利用可能な店舗・施設等については、公式サイトの「SUGOCAでお買い物」を参照のこと。

2014年7月22日からWii Uの支払い決済に、他の交通系電子マネーと共に利用できるようになった[22]

オートチャージ[編集]

記名式SUGOCAを利用している場合にはオートチャージが利用できる。引き去り対象となるカードはJR九州で取り扱っている「JQ CARD」(詳細後述)のみで、その他のクレジットカードには対応していない。オートチャージはSUGOCAエリアでのみ有効で、相互利用の他社エリアでは使えない。事前に書類での申し込みが必要で、設定は承認後に「オートチャージ設定自動券売機」で行う。

2013年春から発行されるSUGOCA一体型クレジットカード「JQ SUGOCA」(詳細後述)や、その他のクレジット一体型SUGOCAもオートチャージに対応している。

SUGOCAで乗車券を購入[編集]

SUGOCAを含む相互利用各社のICカードの入金残額を利用し、SUGOCA対応自動券売機で普通乗車券・回数券・特急券等が購入できる。[23]。自動券売機で利用する場合は、ICカードを自動券売機のホルダーもしくはカード挿入口に入れて使う。

なお、SUGOCA自体を入場券としては使えない。

ポイントサービス[編集]

2010年2月1日から鉄道乗車と電子マネー利用の双方でポイントサービス『SUGOCAポイント』が導入された。

これはJR系ICカード乗車券としては初めて、クレジットカード不要で鉄道乗車の際に一律にポイントが付与されるサービスの導入となった[24]

ポイント付与の条件は以下の通り[25]。なお、パーセント計算の場合、1ポイント未満の端数は切り捨てで算出する。

  • JR九州の在来線普通列車・快速列車をSUGOCAで直接利用した場合に、自動改札機で引き去った運賃の1%分のポイント(100円につき1ポイント)を付与。
    • 自動改札でのSUGOCA残高の引き去りを伴わない利用(自動券売機にてSUGOCA決済で乗車券を購入した場合や、乗り越し精算時、不足額を窓口等で精算した場合、SUGOCA定期券で区間内乗降した場合など)にはポイントは付与されない。ただし、SUGOCA決済での特急券購入時にはポイントが付与される(後述)。
    • SUGOCA以外の他社のICカードの利用、およびJR九州以外の他社線をSUGOCAで利用してもポイント付与はない(SUGOCAで唐津線・筑肥線と福岡市地下鉄を直通利用した場合を除く。後述)。
  • SUGOCAエリア内着となる自由席特急券を、SUGOCA対応券売機にてSUGOCA決済で購入した場合は、特急料金の5%分のポイント(20円につき1ポイント)を付与。
  • 唐津線・筑肥線と福岡市地下鉄をSUGOCAで直通利用した場合には、福岡市地下鉄の乗車区間にかかわらず、JR線運賃分のSUGOCAポイントと別に10ポイントを付与(ポイントアップサービス)。
    • SUGOCA残高でJR線分の決済を行わない場合(SUGOCA定期券での乗り越しなど)はポイントが付与されない。
    • SUGOCA残高で地下鉄分の決済を行わない場合は、ポイントアップサービスの対象とならない(JR線分のポイントのみが付与される)。
    • 福岡市交通局発行の「はやかけん」にも同様の制度がある。
  • SUGOCA加盟店等でのショッピングやサービス料金等の決済にSUGOCAを利用した場合に、おおむね支払金額の0.5%のポイント(200円につき1ポイント)を付与。
    • 一部、ポイント付与率の異なる加盟店があるほか、SUGOCA決済に対応するのみでポイント付与がない加盟店もある。
    • 相互利用先の他社ICカード加盟店では決済対応のみで、SUGOCAポイントの付与はない。

なお、SUGOCAポイントは利用時には反映されず、鉄道利用・商業利用ともに利用日の翌々日以降、ポイント加算される。カードに蓄積されたポイントは、JR九州各駅に設置されたSUGOCA発売・ポイントチャージ機能付自動券売機でポイント残高を確認でき、100ポイント以上100円単位でポイントを入金残額に交換(ポイントチャージ)することができる。

SUGOCAポイントには有効期限があり、ポイント付与日の翌年度末(3月31日)までとなっている。

沿革[編集]

  • 2006年9月26日 - ICカード乗車券の導入を発表[26]
  • 2007年10月29日 - カード名称およびデザイン発表[27]
  • 2008年2月6日 - 西日本鉄道、JR九州、福岡市交通局、JR東日本で「九州IC乗車券・電子マネー相互利用に関する協議会」を発足[28]
  • 2008年4月18日 - 東日本旅客鉄道のSuica、西日本鉄道のnimoca、福岡市交通局のはやかけんとの相互利用開始を2010年春にすることを発表[29]
  • 2009年1月27日 - 利用開始日を2009年3月1日とすることを発表[30]
  • 2009年2月1日 - 公募によるお客様モニター試験開始[31]
  • 2009年3月1日 - 福岡県及び佐賀県内を中心とした124駅[注 1]で導入。
  • 2009年3月20日 - 発売枚数5万枚を突破[32]
  • 2009年4月6日 - 発売枚数10万枚を突破[32]
  • 2009年6月15日 - 九州地区のam/pm110店舗で、SUGOCA電子マネーの取扱い及びチャージサービスを開始[33]
  • 2009年11月25日 - JR西日本のICOCAと九州・山陽新幹線が繋がる2011年春を目処に相互利用を開始すること、鉄道・電子マネー利用に対するポイントサービスを導入することを発表。これはJR系ICカードとしては初となる鉄道利用対象かつカード保有者全員対象(つまり、初期登録不要かつクレジットカードと無関係)のポイントサービスである。
  • 2010年2月1日 - JR系ICカードとしては初めて、クレジットカード機能と無関係に一律にSFでの鉄道乗車の際に付与されるポイントシステムを導入。
  • 2010年2月18日 - 鹿児島中央駅のフレスタ鹿児島内の全42店が、SUGOCAに対応。
  • 2010年3月1日 - JR九州系各種クレジットカードを統合した上で、SUGOCA連動のクレジットカード「JQ CARD」を導入。
  • 2010年3月1日 - SUGOCA1周年を記念して伊藤園と共同で製作した記念商品「すごか茶」を96000本限定で発売[34]。JR九州系列の店舗や売店・リレーつばめの車内販売・イオン九州マックスバリュ九州の店舗でも発売。
  • 2010年3月13日 - ダイヤ改正実施に合わせ、筑肥線唐津線姪浜 - 西唐津間)及びこの日に開業する鹿児島本線新宮中央駅に導入。また、SUGOCAとnimoca・はやかけん・Suicaの相互利用開始[16]
  • 2011年3月5日 - 下関駅にSUGOCA対応改札機を導入し、山陽本線(下関駅 - 門司駅間)に利用エリアを拡大。西日本旅客鉄道ICOCA東海旅客鉄道TOICAとの相互利用を開始。ただし、この時点では筑肥線・唐津線ではICOCA・TOICA利用不可であった。
  • 2012年12月1日 - SUGOCA乗車券の対応エリアを拡大し、従来の利用可能エリアが大分・熊本地区まで拡大。また、長崎地区・鹿児島地区に新規対応エリアを設定。同年12月9日まで期間限定でSUGOCA乗車ポイント20%キャンペーンを実施。
  • 2012年12月1日 - ドラッグイレブン全店舗(調剤薬局の一部店舗を除く)にてSUGOCA電子マネーに対応[35]
  • 2013年3月1日 - 産業医科大学産業医科大学病院の売店と店舗などにSUGOCAを導入[36]
  • 2013年3月23日 - 北海道旅客鉄道Kitaca、首都圏の私鉄・路線バス・公営交通のPASMO名古屋鉄道名古屋市交通局などのmanaca、近畿圏の私鉄・路線バス・公営交通のPiTaPaを含む、10種類の交通系ICカードの乗車券機能、電子マネー機能(乗車券機能は全国10種類、電子マネー機能はPiTaPaを除く全国9種類)の相互利用を開始(乗車券機能については、一部に相互利用できない事業者がある)。これにより、ICOCA・TOICAが筑肥線・唐津線でも利用可能となり、Suica・nimoca・はやかけん以外の相互利用可能なICカードでも筑肥線・福岡市地下鉄西鉄貝塚線を跨いだ乗車が可能となった。
  • 2013年6月22日 - 札幌市営地下鉄で導入され札幌市と周辺部の北海道中央バスじょうてつバス・JR北海道バスにも導入されるSAPICAのエリアでSUGOCAを含むSuicaと相互利用している各カードが利用可能となった(電子マネーは対象外)[37]

JQ CARD[編集]

JQ CARD(ジェイキュー・カード)は、JR九州が取り扱うクレジットカードである。

カード概要[編集]

JR九州では、それまでアミュプラザ小倉などで発行していた「AMU CARD」(クレジット機能付き)など、商業施設単位でクレジットカードを発行してきたが、SUGOCA発行(とオートチャージ機能の導入)に併せて自社扱いのクレジットカードブランドの統合を行ったものであり、他のJR九州系クレジットカードは新規申し込みを終了した。

外部のクレジットカード会社との提携カードとして発行され、カード発行はそれぞれのクレジット会社が行う(JR九州発行ではない)。以下の種類がある[38]

独自のポイントシステムとして「JQポイント」が設定されており、利用額に応じてポイントが付与され、貯まったポイントはJR九州旅行券やJR九州の各商業施設のお買物券に代えることが出来るほか、オートチャージ対応のカードはSUGOCA電子マネーとしてチャージすることも出来る。なお、各クレジットカードのポイントプログラム(永久不滅ポイント・スマイルポイントプログラム)は付与されない。

JQ SUGOCA[編集]

2012年9月19日に、JQ CARDとSUGOCAの一体型カード『JQ SUGOCA』を2013年春に発行する予定であることがJR九州から発表された[40]。2013年3月15日(ALL IN ONE JQ SUGOCAは同月1日開始、JMB JQ SUGOCAは同年9月20日開始)に募集開始となった。「ALL IN ONE JQ SUGOCA」「WAZZE JQ SUGOCA」以外はアミュプラザのサービスカウンターで会員募集を受け付ける。

SUGOCAとJR九州のクレジットカードであるJQ CARDが一体化した『JQ SUGOCA』と、JQ SUGOCAに他社(金融機関・小売店・航空会社)との提携機能が加わった『JQ SUGOCA提携カード』が発行される。いずれもオートチャージに対応すると共に、一部カードはJR九州・他社とのポイント相互交換にも対応する。

『JQ SUGOCA』はクレディセゾンまたは三菱UFJニコスとの提携カードである通常のJQ CARDと異なり、VISAおよびMasterブランドはイオン銀行、JCBブランドはジェーシービーによる発行となり、国際ブランド以外の提携機能はない。

『JQ SUGOCA提携カード』は以下のカードが発行されており、カードごとに発行元が異なる。

脚注[編集]

注記[編集]

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  1. ^ a b 鹿児島本線荒尾駅以北、日豊本線中津駅以北、長崎本線佐賀駅以東、筑豊本線桂川駅以北と篠栗線・香椎線の各全線
  2. ^ 他に、クレジット機能のないJMB一体型交通系ICカードとしてICい〜カード(JMB伊予鉄い〜カード)がある。

出典[編集]

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  1. ^ SUGOCA スッ!とゴー!!で20万枚! JR九州プレスリリース 2009年11月12日
  2. ^ SUGOCA おかげさまで50万枚! JR九州プレスリリース 2011年3月24日
  3. ^ ICカード乗車券、県内32駅に拡大 JR九州 - 熊本日日新聞 2012年12月2日
  4. ^ 特別デザインのSUGOCAを発売します! JR九州プレスリリース 2009年11月25日
  5. ^ JR九州[SUGOCA] | 購入方法 | ご購入・発行替え 「SUGOCA」の新規購入→無記名式SUGOCA乗車券を参照。
  6. ^ ICカード「SUGOCA」と「AOYAMAカード」が一体となったカードを発行します! (PDF) JR九州プレスリリース 2013年2月28日
  7. ^ ICカード「SUGOCA」と「イオンカード」が 一体となったカードを発行します! (PDF) JR九州プレスリリース 2013年3月28日
  8. ^ “ふくおかフィナンシャルグループ傘下3銀行と九州旅客鉄道との提携カード『アレコレSUGOCA』の発行について” (PDF) (プレスリリース), ふくおかフィナンシャルグループ・九州旅客鉄道, (2013年8月16日), http://www.fukuoka-fg.com/news_pdf/20130816_arecore.pdf 2013年8月16日閲覧。 
  9. ^ SUGOCA ご利用可能・発売エリア
  10. ^ “SUGOCAがご利用いただけるエリアを拡大します〜長崎・大分・熊本・鹿児島でSUGOCAがご利用可能に〜” (PDF) (プレスリリース), 九州旅客鉄道, (2010年6月23日), http://www.jrkyushu.co.jp/sugoca/pressrelease/pdf/20100623.pdf 2010年10月23日閲覧。 
  11. ^ 宮崎日日新聞 2013年4月13日
  12. ^ [1]
  13. ^ a b c d SUGOCA公式サイト内SUGOCAは、エリア内のご乗車であれば最も安い運賃で減額しますより。
  14. ^ “下関駅でSUGOCAサービスを開始します” (プレスリリース), 西日本旅客鉄道, (2010年10月20日), http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1175021_799.html 2010年10月20日閲覧。 
  15. ^ “SUGOCAがご利用いただけるエリアを拡大いたします〜北九州モノレールでSUGOCAがご利用可能に〜” (PDF) (プレスリリース), 九州旅客鉄道、北九州高速鉄道, (2013年7月19日), http://www.jrkyushu.co.jp/sugoca/pressrelease/pdf/130719_kakudai_press.pdf 2013年10月29日閲覧。 
  16. ^ a b SUGOCA、nimoca、はやかけん、Suica相互利用サービス開始日の決定について (PDF) 、西日本鉄道、2009年12月22日。なお発表内容は各社で同一。
  17. ^ “TOICA・ICOCA⇔SUGOCAの相互利用サービスを平成23年3月に開始します” (プレスリリース), 西日本旅客鉄道, (2009年11月25日), http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1175101_799.html 2010年12月13日閲覧。 
  18. ^ 交通系ICカードの全国相互利用サービスがいよいよ始まります!”. 北海道旅客鉄道株式会社、PASMO協議会、東日本旅客鉄道株式会社、名古屋市交通局、名古屋鉄道株式会社、東海旅客鉄道株式会社、スルッとKANSAI協議会、西日本旅客鉄道株式会社、福岡市交通局、西日本鉄道株式会社、九州旅客鉄道株式会社 (2012年12月18日). 2012年12月20日閲覧。
  19. ^ “新潟交通路線バスにおける「Suica」等のサービス開始について” (PDF) (プレスリリース), 新潟交通・JR東日本新潟支社・新潟市連名, (2012年12月19日), http://www.niigata-kotsu.co.jp/ryuto/release/121218_ryutosuica.pdf 
  20. ^ “トイカやスイカなどICカード利用可 3月から静鉄など”. 静岡新聞. (2012年12月20日). http://www.at-s.com/news/detail/474551949.html 
  21. ^ JR九州リテール運営のファミリーマートKiosk・ミニコンビと博多駅構内のam/pm、JR九州グループのドラッグイレブンの一部店舗、JR九州グループホテル小倉・博多、マイング博多駅名店街など。
  22. ^ “家庭用ゲーム機「Wii U」でSuicaがご利用いただけるようになります” (プレスリリース), 任天堂, (2014年7月18日), http://www.nintendo.co.jp/corporate/release/2014/140718.html 2014年7月29日閲覧。 
  23. ^ SUGOCAでできること - SUGOCA公式サイト内
  24. ^ ICOCAではクレジットカード対応のSMART ICOCAでのみポイントがつき、Suicaポイントシステムでは鉄道乗車は除外され、Suicaショッピングサービス利用時のみとなる
  25. ^ SUGOCAポイントサービスとは? - SUGOCA公式サイト内
  26. ^ JR九州 ICカード乗車券を導入 - 交通新聞(交通新聞社) 2006年9月28日付
  27. ^ JR九州ICカードの名称とデザインが決定!! (PDF) JR九州プレスリリース 2007年10月29日
  28. ^ 「九州IC乗車券・電子マネー相互利用に関する協議会」の発足について。 (PDF) JR九州プレスリリース 2008年2月7日
  29. ^ SUGOCA、nimoca、はやかけん、Suica 2010年春相互利用スタート (PDF) JR九州プレスリリース 2008年4月18日
  30. ^ 「SUGOCA」は3月1日デビュー! JR九州プレスリリース 2009年1月27日
  31. ^ ICカード乗車券 SUGOCA お客さまモニター募集について JR九州プレスリリース 2008年12月9日
  32. ^ a b 「SUGOCA」は10万枚突破![リンク切れ] JR九州プレスリリース 2009年4月17日
  33. ^ 〜九州のam/pm110店舗でSUGOCA電子マネーの利用とチャージサービス開始〜 JR九州の駅以外でもSUGOCAのチャージが可能に! JR九州プレスリリース 2009年6月11日
  34. ^ SUGOCA1周年記念「すごか茶」を発売します[リンク切れ] JR九州プレスリリース 2010年2月23日
  35. ^ 「九州・沖縄で展開するドラッグストア「ドラッグイレブン」の全店舗で 電子マネー「SUGOCA」「楽天Edy」の利用開始」 (PDF) JR九州、ドラッグイレブン、楽天Edy合同プレスリリース 2012年11月29日
  36. ^ “SUGOCA電子マネーを使える場所がますます拡大” (プレスリリース), JR九州, (2013年2月26日), http://www13.jrkyushu.co.jp/newsreleaseweb.nsf/9dd28b8cb8f46cee49256a7d0030d2e6/7afc8a371851326b49257b1e00314cb1?OpenDocument 2013年3月2日閲覧。 
  37. ^ “バス・市電でのSAPICAのサービス開始及びSAPICAエリアにおけるKitaca・Suica等の利用サービス開始について” (PDF) (プレスリリース), 札幌ICカード協議会, (2013年3月14日), http://www.sapica.jp/view/docs/2013031401_press.pdf 
  38. ^ JQ CARD の種類 - JQ CARD公式サイト
  39. ^ 「UFJカード」のブランド変更に関するお知らせ 〜「UFJカード」は「MUFGカード」に変更になります〜
  40. ^ 「JQ SUGOCA(仮称)」、「JQ SUGOCA提携カード(仮称)」を発行します! - 九州旅客鉄道プレスリリース 2012年9月19日
  41. ^ 「JMB JQ SUGOCA」の募集を開始します。 - 九州旅客鉄道プレスリリース 2013年9月12日
  42. ^ 「WAZZE JQ SUGOCA」の募集を開始します。 - 九州旅客鉄道プレスリリース 2013年10月7日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]