SUGOCA
SUGOCA(スゴカ)は、九州旅客鉄道(JR九州)が2009年(平成21年)3月1日から導入したサイバネ規格のICカード乗車券である。
目次 |
[編集] 概要
JR九州が2009年3月1日に導入した在来線用ICカード乗車券で、JRグループのICカード乗車券としてはSuica(東日本旅客鉄道:JR東日本)、ICOCA(西日本旅客鉄道:JR西日本)、TOICA(東海旅客鉄道:JR東海)、Kitaca(北海道旅客鉄道:JR北海道)に次いで5番目。
SUGOCAとはSmart Urban GOing CArd の略称であり、「凄い」を意味する福岡周辺の方言「凄か」にかけた名称でもある。CMなどでは「スッ!とゴー!でSUGOCA」といった表現も使われている。
発行枚数は導入約1ヶ月後の2009年4月5日に10万枚、2009年11月11日に20万枚[1]、2011年3月23日に50万枚を突破した[2]。
カード裏面右下に記載されている番号は「JK」(JR Kyushu)で始まる。
[編集] キャラクター
ロドニー・グリーンブラットのイラストによる「カエルくんと時計くんの組み合わせ」を採用している。ロゴは黒色で、「SUGOCA」のOの右側と続くCの色を白色に反転させ、「IC」カードであることを表している。ちなみに、ロドニー・グリーンブラットはかつてJR九州の特急回数券「2枚きっぷ・4枚きっぷ」のイメージキャラクターを務めていたPUFFYのCDジャケットのデザインも手がけていた。カードに描かれているカエルくんと、ポスターやグッズなどに描かれているカエルくんとでは、絵のタッチが微妙に異なっている。
[編集] 種類
いずれの種類のSUGOCAも、新規購入時には500円のデポジット(預託金)が必要で、払い戻し時に返却される。鉄道乗車及び電子マネーでのストアードフェア(SF)に利用できる残額の、チャージできる上限は20,000円である。
- SUGOCA乗車券
- 乗車券機能と電子マネー機能のみで、定期券機能が付加されていないSUGOCA。一般用には無記名式のほか記名式がある。小児用(記名式のみ)もあり、使用期限(小学校卒業の年度の末日)が記される。いずれも新規購入時の発売額は2000円で、うち500円がデポジットで、残りの1500円がSFとして利用できる。
- カードデザインは通常デザインと特別デザイン(記念SUGOCAを含む)があり、特別デザインカードは無記名式限定となり、記名式やSUGOCA定期券としての新規発売や変更扱いは出来ない[3][4]。
- SUGOCA定期券
- SUGOCA乗車券に定期券の機能を付加したもの。通常の定期券機能を付加した狭義のSUGOCA定期券のほか、特急列車自由席が利用できるエクセルパス(在来線特急定期券)の機能を付加したSUGOCA特急定期券(SUGOCAエクセルパス)もあり、他のJR各社では発行されていないICカードによる在来線特急定期券である。子供用は通常のSUGOCA定期券のみで、SUGOCA特急定期券の子供用は発行されていない。いずれもSUGOCA利用エリアのみでの利用である。新規購入では定期運賃相当額やエクセルパスの運賃・料金の合計の相当額にデポジットの500円を加えた額、SUGOCA乗車券からの変更では定期運賃相当額等のみが発売額となる。磁気定期券からの変更ではデポジットの500円が必要になる。
- SUGOCAエクセルパスについては、紛失した際などには乗車券部分の再発行は可能だが、特急券部分の再発行はされない。これは、技術上の問題からSUGOCAエクセルパスのカード自体に記録されている情報が乗車券の情報のみで、特急券としての情報は記録されておらず、特急券としての情報があくまでも券面に表示されているだけのものであるために、紛失・再発行の申告をして乗車券としての利用を停止させることができても、特急券としての効用を無効にすることができないからである。
[編集] JQ CARDとオートチャージ
JQ CARDは、JR九州グループの各クレジットカードを統合したものである。JQ CARDと記名式SUGOCAを紐付けることで、オートチャージが利用できる。オートチャージはSUGOCAエリアでのみ有効で、相互利用の他社エリアでは使えない。設定は「オートチャージ設定自動券売機」で行う。なお、このカードの発行開始に合わせて、アミュプラザ小倉などで発行していた「AMU CARD」など、他のJR九州系カードは全廃された。発行はクレディセゾン(セゾンカード・JCB/VISA/MasterCard/アメリカン・エキスプレス)と三菱UFJニコス(UFJカード・VISA/MasterCard)[5][6]。三菱UFJニコスのVISA付帯のみ、ゴールドカードの設定がある。
[編集] サービス・機能
[編集] ICカード乗車券
[編集] 利用可能エリア
利用可能エリアは下記の通り[7]。【駅名】は利用可能な他路線に接続する駅で、駅数カウントには含まない。
2011年現在、福岡県ではSUGOCAに対応している駅が多いが、佐賀県では佐賀駅以東の各駅と唐津駅・西唐津駅のみ、大分県及び熊本県は福岡県に接する1駅(中津駅・荒尾駅)のみ対応、長崎県、宮崎県及び鹿児島県では対応している駅がない。西日本旅客鉄道(JR西日本)の管轄下にある下関駅でも自動改札機扱い・チャージのみだが利用可能。
下表の他、筑豊本線(原田線)の桂川駅 - 原田駅間、および日田彦山線・後藤寺線の城野駅 - 田川後藤寺駅 - 新飯塚駅間は運賃計算上の『最短経路』に組み込める区間として、同区間の通過のみが可能(田川後藤寺駅を含めた途中駅での乗降不可)である[8]。
| 路線名 | 利用可能区間 | 駅数 | 利用開始日 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 鹿児島本線 | 門司港駅 - 荒尾駅 | 60駅 | 2009年3月1日 | 九州新幹線での利用不可[7] |
| 日豊本線 | 【西小倉駅】 - 中津駅 | 17駅 | ||
| 筑豊本線 | 若松駅 - 【折尾駅】 - 桂川駅 | 20駅 | 福北ゆたか線・若松線の全区間 | |
| 篠栗線 | 【桂川駅】 - 【吉塚駅】 | 9駅 | ||
| 香椎線 | 西戸崎駅 - 【香椎駅】 - 宇美駅 | 14駅 | 全線で利用可能 | |
| 長崎本線 | 【鳥栖駅】 - 佐賀駅 | 6駅 | ||
| 筑肥線 | 姪浜駅 - 唐津駅 | 19駅 | 2010年3月13日 | ICOCA・TOICAによる利用不可[7] |
| 唐津線 | 【唐津駅】 - 西唐津駅 | 1駅 | ||
| 山陽本線 | 下関駅[9] - 【門司駅】 | 1駅 | 2011年3月5日 | 下関駅では自動改札機扱いとチャージのみ |
出発駅・到着駅が共にSUGOCA導入エリア内であっても、前述の特例区間を除くエリア外を通過しての利用は不可である(あらかじめ利用経路に応じた乗車券を購入する必要がある)。以下に例を示す。
- 唐津駅 - (久保田駅) - 佐賀駅(相互利用の福岡市地下鉄を経由し、博多駅で出入場すれば利用可)
- 城野駅 - (夜明駅) - 久留米駅(西小倉駅・鳥栖駅経由であれば利用可)
- 中津駅 - (大分駅・熊本駅) - 荒尾駅(西小倉駅・鳥栖駅経由であれば利用可)
[編集] 相互利用エリア
他のICカード乗車券との相互利用については、JR九州と導入当初からSuicaを導入しているJR東日本、nimocaを導入している西日本鉄道(西鉄)、はやかけんを導入している福岡市交通局の4事業者で準備作業が進められ、JRグループ2010年春のダイヤ改正に合わせて、2010年3月13日より乗車券機能・電子マネー機能ともに相互利用を開始した[10]。
またこれに加えて2011年3月5日からはICOCA・TOICAとの乗車券機能および電子マネーの相互利用が開始された[11]。これに合わせて、同月12日より博多駅・小倉駅でも新幹線IC乗継サービスが利用可能になった。
以下に2011年3月5日現在の相互利用範囲を示す。
- 福岡市地下鉄:全線(共同公式発表では姪浜駅はこちらにカウントされる)
- 西日本鉄道(子会社を含む)・昭和自動車・大分交通・大分バス・亀の井バス:nimoca・めじろんnimocaが利用可能な全ての鉄道・バス路線
- ただしSUGOCAでは上記各社の鉄道・バス利用時のポイントサービスおよびバス乗継割引サービスが適用されない。
- JR西日本のICOCAエリア
- JR東海のTOICAエリア
- JR東日本のSuicaエリア
なお、ICOCAとTOICAはSUGOCAサービスエリアの筑肥線・唐津線の姪浜 - 唐津 - 西唐津間では利用できない。
[編集] モバイルSuicaにおけるSUGOCAとの相互利用
モバイルSuicaはJR東日本が2006年1月28日から開始した、おサイフケータイにSuica定期券やSuica乗車券、Suicaショッピングサービスの機能を追加できるものである。乗車券機能とSuicaショッピングサービスについては、SUGOCAエリアでも問題なく使用可能である。
[編集] 新幹線IC乗継サービス
東海道・山陽新幹線のエクスプレス予約による、新幹線-在来線乗換口でのIC乗継サービスは、SUGOCAエリアの博多・小倉の両駅、ならびに首都圏のSuicaエリア(東京~熱海)、東海地区のTOICAエリア(三島~名古屋)、関西・山陽地区のICOCAエリア(米原~広島)の各駅で利用可能である。
[編集] 電子マネー
電子マネーとしての利用エリアについては、先行している西日本鉄道の「nimoca」が自社系の商業施設から導入しているため、エリア内にあるJR九州系の商業施設を中心に先行導入した。2010年11月末現在、SUGOCA加盟店舗数は約6,960店舗である 。
- 即時導入
-
- am/pmは、まずエキサイド博多店と博多駅筑紫口店で導入し、その後2009年6月15日に天神駅店[13]を除く九州の全店舗で導入した。
- その他駅に入居する一部テナント
- ドラッグイレブン一部店舗(JR九州グループ)
- ビックカメラ天神1号館・天神2号館
- 洋服の青山
- マイング博多駅名店街
- JR九州グループホテル小倉・博多
- ベスト電器福岡本店・小倉本店
- など。
- 2009年4月29日導入
- 2009年5月1日導入
- 2009年7月下旬導入
- 2009年10月23日導入
- 博多デイトス - リニューアル完了と同時に導入(一部テナント除く)。
- 2010年2月1日導入
- 2010年2月18日導入
- フレスタ鹿児島 - リニューアルオープンと同時に導入(一部テナント除く)。
- 2010年3月15日導入
- アミュプラザ鹿児島 - 一部テナントのみ対応。
- 2010年3月25日導入
- 2010年3月31日導入
- 2010年4月20日導入
- ローソン - 福岡・大分以外の佐賀・長崎・熊本・宮崎・鹿児島各県の全店舗(4月20日から順次導入)。店内でのチャージにも対応する。[19]福岡県と大分県はnimocaが対応するため、実質九州内のローソン全店で利用とチャージが可能。
- 2010年4月22日導入
- 2010年4月23日導入
- 2010年4月28日導入
- 海峡ドラマシップ(関門海峡ミュージアム展示ゾーン)・門司港レトロハイマート(門司港レトロ展望室)[20]
- 2010年6月7日導入
- 2010年7月1日導入
- 2010年7月23日導入
- 鶴の湯(香椎・新宮・南福岡)
- 2010年8月5日導入
- 2010年9月15日導入
- 2010年9月27日導入
- サンクス-福岡県の全店舗と熊本県・鹿児島県の一部店舗[25]。また同日から、事前の登録により、サークルKサンクス各店(SUGOCA、および相互利用可能な各種IC乗車カードの導入店舗)での利用金額に応じて、同社のポイント制度である「カルワザクラブ」の、「カルポイント」が付与されるサービスも開始した。
- 2010年11月1日導入
- 2011年3月1日導入
- リンガーハットエキサイド博多店
- 博多ステーションフード、汁吉、高田屋一兵衛(マイング博多駅名店街内)
- 2011年3月3日導入
- JR博多シティ - 博多阪急、アミュプラザ博多(博多1番街、東急ハンズ、T・ジョイ博多含む)の各店で対応。[27][28][29]
- キンコーズ - 博多駅周辺の3店舗
- ヨドバシカメラマルチメディア博多 - 3Fの専門店街、4F飲食街除く
- 2011年3月8日導入
- 南九州ファミリーマートが運営する鹿児島・宮崎地区のファミリーマートのうち19店舗。店内でのチャージにも対応する。[30]
- 2011年3月18日導入
- 2011年4月13日導入
- 2011年4月26日導入
- 2011年5月16日導入
- 第一交通産業のタクシー(久留米・熊本・鹿児島エリアの車両)[34]
- 2011年5月23日導入
- 2011年7月22日導入
- 2011年8月30日導入
- 沖縄ファミリーマート[37] -那覇市内のファミリーマート4店舗で導入、店内でのチャージは不可。
- 2012年2月1日導入
- 導入時期未定
- AMU PLAZA KOKURA(導入時は一部テナントが対応)
- FRIESTA(福工大前)
- その他JR駅近隣の商業施設
[編集] ポイントシステム
ポイントシステムは開始当初にはなかったが、2010年2月1日から鉄道乗車と電子マネー利用の双方で導入された。JR系ICカード乗車券としては初めて、クレジットカード不要で鉄道乗車の際に一律にポイントがつくサービスの導入となる[39]。
列車の利用に際しては、SUGOCAで自動改札を通りJR九州の利用可能路線に乗った場合に、運賃100円につき1ポイントを付与する、単純な分かりやすいシステムとした。「nimoca」は利用回数によってポイント付加率が変化し、計算が複雑となるため、福岡市地下鉄の「はやかけん」(一律2%)の方式を採用したものとみられる。前提条件は前記の場合のみであり、券売機や窓口でSUGOCAを使って乗車券等を購入した場合は対象外となっているが、2011年4月1日より自動券売機で一定の自由席特急券を購入した場合はポイントが加算されるようになった[40]。SUGOCAで相互利用の他社線に乗っても原則として加算の対象外であるが、例外的に姪浜駅を経由して福岡市営乗車券にまたがって乗車した場合はJR九州(筑肥線)内のポイントとは別にポイントが加算される(「はやかけん」にも同様の制度あり)。ちなみに、他社カードでJR九州線に乗った場合もポイントは加算されない。1ポイントを1円に換算して残額にチャージできるが、累計で100ポイント以上で100円単位でのみポイントを残額にチャージできる。
- 基本ポイント - 1ヶ月間乗車料金額×ポイント付与率(2%)
- ボーナスポイント - 1ヶ月間乗車料金額によって異なる。1,000円~3,000円までが30ポイント、3,000円~5,000円までが150ポイント、5,000円~10,000円までが300ポイント、10,000円以上が500ポイント。
ショッピングポイントについては、付与率もポイントサービスを行なう店舗も異なり、「nimoca」同様、導入店舗ごとの個別対応となる。
[編集] SUGOCAで乗車券を購入
SUGOCAを利用してSUGOCA対応自動券売機で通常の乗車券等を購入することもできる。 自動券売機で購入できる乗車券・特急券等が購入できる。なお、乗車券等の購入額はSUGOCAポイントの対象外となる[41]。なお、自動券売機で利用する場合は、自動改札機のようにタッチ&ゴーではなく、ICカードを取り出して自動券売機のホルダーもしくは差込口に入れる必要がある。
この方法で、SUGOCAの残額により、SUGOCA対応自動券売機で、JR九州内の特急等や九州新幹線の乗車券・特急券等を購入できる。JR九州以外の路線(山陽新幹線・博多南線など)の乗車券・特急券等は購入できない。
SUGOCA自体を入場券としては使えない。
[編集] 沿革
- 2006年9月26日 - ICカード乗車券の導入を発表[42]。
- 2007年10月29日 - カード名称およびデザイン発表[43]。
- 2008年2月6日 - 西日本鉄道、JR九州、福岡市交通局、JR東日本で「九州IC乗車券・電子マネー相互利用に関する協議会」を発足[44]。
- 2008年4月18日 - Suica・nimoca・はやかけんとの相互利用開始を2010年春にすることを発表[45]。
- 2009年1月27日 - 利用開始日を2009年3月1日とすることを発表[46]。
- 2009年2月1日 - 公募によるお客様モニター試験開始[47]。
- 2009年3月1日 - 福岡県内を中心とした124駅で導入。
- 2009年3月20日 - 発売枚数5万枚を突破[48]。
- 2009年4月6日 - 発売枚数10万枚を突破[48]。
- 2009年6月15日 - 九州地区のam/pm110店舗で、SUGOCA電子マネーの取扱い及びチャージサービスを開始[49]。
- 2009年11月25日 - JR西日本のICOCAと九州・山陽新幹線が繋がる2011年春を目処に相互利用を開始すること、鉄道・電子マネー利用に対するポイントサービスを導入することを発表(これはJR系ICカードとしては初となる鉄道利用対象かつカード保有者全員対象(つまり、初期登録不要かつクレジットカードと無関係)のポイントサービスである)。
- 2010年2月1日 - JR系ICカードとしては初めて、クレジットカード機能と無関係に一律にSFでの鉄道乗車の際に付与されるポイントシステムを導入。
- 2010年2月18日 - 鹿児島中央駅のフレスタ鹿児島内の全42店がSUGOCA対応となる。これは鹿児島県初導入となるが、鹿児島中央駅自体の導入予定は2012年である。
- 2010年3月1日 - JR九州系各種クレジットカードを統合した上で、SUGOCA連動のクレジットカード「JQ CARD」を導入。
- 2010年3月1日 - SUGOCA1周年を記念して伊藤園と共同で製作した記念商品「すごか茶」を96000本限定で発売[50]。JR九州系列の店舗や売店・リレーつばめの車内販売・イオン九州やマックスバリュ九州の店舗でも発売された。
- 2010年3月13日 - ダイヤ改正実施に合わせ、筑肥線・唐津線(姪浜 - 西唐津間)及びこの日に開業する鹿児島本線新宮中央駅に導入。また、SUGOCAとnimoca・はやかけん・Suicaの相互利用開始[10]。
- 2011年3月5日 - 下関駅に導入。ICOCA・TOICAとの相互利用開始。
[編集] 今後の予定
[編集] 利用可能予定エリアの拡大
- 2012年度以降、利用可能エリアを長崎・大分・熊本・鹿児島の各県に拡大する予定[51][52]である。但し、利用可能エリアは、熊本・大分地区については現行エリアの拡張となるが、長崎・鹿児島地区はそれぞれ独立したエリアとなるため、これらの各エリアを跨っての利用はできない。また、九州新幹線を含むすべての新幹線及び博多南線ではSUGOCAを乗車券として利用可能とする予定はない。
今後導入対象となっている区間を下表に示す。【駅名】はSUGOCA導入済みの駅。
| 路線名 | 利用可能区間 | 利用開始予定日 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 福岡・佐賀・大分・熊本地区 | |||
| 鹿児島本線 | 【荒尾駅】 - 八代駅 | 2012年度以降 | |
| 日豊本線 | 【中津駅】 - 幸崎駅 | ||
| 久大本線 | 【久留米駅】 - 善導寺駅 | ||
| 向之原駅 - 大分駅 | |||
| 豊肥本線 | 熊本駅 - 肥後大津駅 | ||
| 中判田駅 - 大分駅 | |||
| 長崎地区[53] | |||
| 長崎本線 | 諫早駅 - 市布駅 - 長崎駅 | 2012年度以降 | |
| 浦上駅 - 長与駅 - 喜々津駅 | |||
| 大村線 | 諫早駅 - 竹松駅 | ||
| 鹿児島地区 | |||
| 鹿児島本線 | 川内駅 - 鹿児島駅 | 2012年度以降 | |
| 日豊本線 | 鹿児島駅 - 国分駅 | ||
| 指宿枕崎線 | 鹿児島中央駅 - 喜入駅 | ||
[編集] 他社ICカードとの相互利用
- 2013年(平成25年)春を目処に、日本全国の11団体が発行する交通系ICカードの間で相互利用サービスを行うための検討を開始したとの発表が2010年12月20日に行われた[54]。検討対象となるのはSUGOCA、および相互利用が可能であるSuica、ICOCA、TOICA、はやかけん、nimocaのほか、Kitaca(JR北海道)、PASMO(関東の民鉄・バスなど)、manaca(マナカ)(名古屋市交通局・名古屋鉄道)、PiTaPa(スルッとKANSAI協議会)を加えた交通系ICカード10種類となっている。そして、2011年5月18日にこれらの11者で平成25年春からの相互利用サービス(電子マネーサービスはPiTaPaを除く)を実施することで合意した[55]。
- 2013年度内を目標に、札幌市営地下鉄で導入され札幌市と周辺部の北海道中央バス・じょうてつバス・JR北海道バスにも導入されるSAPICAのエリアでSUGOCAを含むSuicaと相互利用している各カードを利用可能とすることが発表されている[56]。
[編集] 運賃計算の特例
SUGOCA利用可能エリアでSUGOCAのカード残額を利用して乗車した場合、乗車経路にかかわらず最も安い運賃で精算される。また、筑豊本線(原田線)の桂川 - 原田間及び日田彦山線・後藤寺線の城野 - 田川後藤寺 - 新飯塚の区間は、SUGOCA利用可能エリアに含まれないためSUGOCAを利用した入出場はできないが、「運賃計算の特例に使用する路線」として扱われる[8]。
- 折尾駅での乗換え時の注意
- 折尾駅で本駅舎と鷹見口の間で鹿児島本線と福北ゆたか線を乗り換える場合、自動改札ではなく係員がいる窓口でその旨告知して指示に従う必要がある。自動改札機にタッチすると折尾駅までの運賃として一旦精算するため、最終目的地までの運賃を折尾駅で打ち切って計算するためである[8]。
[編集] 脚注
- ^ SUGOCA スッ!とゴー!!で20万枚! JR九州プレスリリース 2009年11月12日
- ^ SUGOCA おかげさまで50万枚! JR九州プレスリリース 2011年3月24日
- ^ 特別デザインのSUGOCAを発売します! JR九州プレスリリース 2009年11月25日
- ^ JR九州[SUGOCA] | 購入方法 | ご購入・発行替え 「SUGOCA」の新規購入→無記名式SUGOCA乗車券を参照。
- ^ JR九州とクレディセゾン、三菱UFJニコスが提携 クレジットカード「JQ CARD」発行 (PDF) JR九州プレスリリース 2009年10月30日
- ^ JQ CARD | JQ CARDの種類
- ^ a b c SUGOCA ご利用可能・発売エリア
- ^ a b c SUGOCA公式サイト内SUGOCAは、エリア内のご乗車であれば最も安い運賃で減額しますより。
- ^ 西日本旅客鉄道 (2010年10月20日), “下関駅でSUGOCAサービスを開始します”, プレスリリース 2010年10月20日閲覧。。なお、下関駅はJR西日本の管轄駅だが、ICOCAエリアには含まれておらず、JR九州のSUGOCAのみが導入されている(SUGOCAの新規販売は行っていない)。
- ^ a b SUGOCA、nimoca、はやかけん、Suica相互利用サービス開始日の決定について (PDF)、西日本鉄道、2009年12月22日。なお発表内容は各社で同一。
- ^ 西日本旅客鉄道 (2009年11月25日), “TOICA・ICOCA⇔SUGOCAの相互利用サービスを平成23年3月に開始します”, プレスリリース 2010年12月13日閲覧。
- ^ JR線と他の鉄道会社線の乗換改札口の利用、冒頭になお、Kitaca、TOICA、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけんはご利用になれません。とあり、Pasmo・Suica以外は利用できないことが明記されている。
- ^ 2010年8月10日のファミリーマートへのリニューアル時に導入。
- ^ 「松屋」でSUGOCA電子マネーがご利用いただけるようになります。[リンク切れ] JR九州プレスリリース 2009年7月27日
- ^ JR九州ビルマネジメント 平成22年2月1日導入店舗 (PDF) JR九州プレスリリース 2010年1月27日
- ^ 唐人町商店街にSUGOCA電子マネーが導入決定![リンク切れ] JR九州プレスリリース 2010年3月3日
- ^ SUGOCA電子マネーがイオンのお店でご利用いただけるようになります (PDF) イオン九州、2010年3月29日
- ^ JR九州のSUGOCA(スゴカ)九州エリアのイオンで利用可能に データマックス、2010年3月29日
- ^ 「ローソン」でSUGOCA電子マネーがご利用いただけるようになります JR九州プレスリリース 2010年4月6日
- ^ 門司港レトロ地区においてSUGOCA電子マネーがご利用いただける箇所が拡大いたします JR九州プレスリリース 2010年4月27日
- ^ ファミリーマートで「SUGOCA」スタート! JR九州プレスリリース 2010年6月4日
- ^ 平成22年7月1日より ミニストップで「SUGOCA」がご利用いただけるようになります。 福岡県・大分県・佐賀県の全店舗 JR九州プレスリリース 2010年6月23日
- ^ 「デイリーヤマザキ」でSUGOCA電子マネーがご利用いただけるようになります。 JR九州プレスリリース 2010年7月27日
- ^ SUGOCA電子マネーが第一交通タクシーでご利用いただけるようになります (PDF)
- ^ サンクス店舗でSUGOCA電子マネーがご利用いただけるようになります
- ^ SUGOCA電子マネーがドン・キホーテでご利用いただけるようになります
- ^ JR博多シティ「博多阪急」でSUGOCA電子マネーがご利用いただけるようになります。[リンク切れ]
- ^ JR博多シティ「博多1番街」でSUGOCA電子マネーがご利用いただけるようになります。[リンク切れ]
- ^ JR博多シティ「アミュプラザ博多」でSUGOCA電子マネーがご利用いただけるようになります。[リンク切れ]
- ^ 鹿児島・宮崎地区のファミリーマート店舗でSUGOCA電子マネーがご利用いただけるようになります
- ^ セブン&アイ・ホールディングス (2011-03-09), “セブン‐イレブン全店で交通系電子マネーが利用可能に” (PDF), プレスリリース
- ^ JR九州プレスリリース (2011-04-13), “SUGOCA電子マネーがBOOKOFFグループでご利用いただけるようになります” (PDF), プレスリリース
- ^ 沖縄県のローソン店舗141店舗で交通系電子マネー「SUGOCA」サービス開始!~平成23年4月26日(火)より~JR九州プレスリリース 2011年4月22日
- ^ SUGOCA電子マネーが第一交通タクシーでご利用いただけるようになります(鹿児島エリア・熊本エリア・久留米エリア) - JR九州プレスリリース 2011年5月12日
- ^ ヤマト運輸でSUGOCA電子マネー利用可能に!!~5月23日(月)よりスタート~ - JR九州プレスリリース 2011年5月16日
- ^ SUGOCA電子マネーがイオン琉球のお店でご利用いただけるようになります 沖縄エリア 316店舗へ導入 (PDF) 九州旅客鉄道、2011年7月15日
- ^ 沖縄地区のファミリーマート店舗でSUGOCA電子マネーがご利用いただけるようになります (PDF) 九州旅客鉄道、2011年8月25日
- ^ すかいらーくグループのお店でSUGOCA電子マネーが利用可能に!! JR九州プレスリリース 2012年1月31日
- ^ ICOCAではクレジットカード対応のSMART ICOCAでのみポイントがつき、Suicaポイントシステムでは鉄道乗車は除外され、Suicaショッピングサービス利用時のみとなる
- ^ 特急券でもポイント貯まるSUGOCAポイントサービス
- ^ http://www.jrkyushu.co.jp/sugoca/about/about_can.html
- ^ JR九州 ICカード乗車券を導入 - 交通新聞(交通新聞社) 2006年9月28日付
- ^ JR九州ICカードの名称とデザインが決定!! (PDF) JR九州プレスリリース 2007年10月29日
- ^ 「九州IC乗車券・電子マネー相互利用に関する協議会」の発足について。 (PDF) JR九州プレスリリース 2008年2月7日
- ^ SUGOCA、nimoca、はやかけん、Suica 2010年春相互利用スタート (PDF) JR九州プレスリリース 2008年4月18日
- ^ 「SUGOCA」は3月1日デビュー! JR九州プレスリリース 2009年1月27日
- ^ ICカード乗車券 SUGOCA お客さまモニター募集について JR九州プレスリリース 2008年12月9日
- ^ a b 「SUGOCA」は10万枚突破![リンク切れ] JR九州プレスリリース 2009年4月17日
- ^ 〜九州のam/pm110店舗でSUGOCA電子マネーの利用とチャージサービス開始〜 JR九州の駅以外でもSUGOCAのチャージが可能に! JR九州プレスリリース 2009年6月11日
- ^ SUGOCA1周年記念「すごか茶」を発売します[リンク切れ] JR九州プレスリリース 2010年2月23日
- ^ 九州旅客鉄道 (2010年6月23日), “SUGOCAがご利用いただけるエリアを拡大します〜長崎・大分・熊本・鹿児島でSUGOCAがご利用可能に〜” (PDF), プレスリリース 2010年10月23日閲覧。
- ^ JR九州の管理エリアでは、宮崎県のみ導入予定がない。
- ^ 佐世保地区への導入予定はない。
- ^ 西日本旅客鉄道他 (2010-12-20), “交通系ICカードの相互利用サービスの検討を開始しました”, プレスリリース 2010年12月21日閲覧。
- ^ 九州旅客鉄道他 (2011-05-18), “交通系ICカードの相互利用サービスを実施することに合意しました”, プレスリリース 2011年5月19日閲覧。
- ^ 札幌市交通局・JR北海道・JR東日本連名 (2011-1-25), “SAPICAエリアにおけるKitacaおよびSuicaの利用サービスの開始について” (PDF), プレスリリース
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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